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2013年03月29日 メールマガジン 所感 【第176回】徹底解説!このメルマガをさらに読みやすくするために

2014年02月04日掲載開始

 





こんにちは。




ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz





桜が咲きました。



本日、ビズアップは残業をなるべくしないで
夕方からお花見をやることになっています。



実は、昨年の夏ころまで
ビズアップではこういった社内レクリエーション的なものが
忘年会程度しかありませんでした。



個人的にはイヤだなと思っていましたが
社内の雰囲気や結束力は恥ずかしながら決してよくなく。。。



それが、
昨年夏以降にスタッフが数名入れ替わってから、
もともといたスタッフも新しく入ったスタッフも
とても気が合うのか雰囲気もよくなり、結束力も強くなり、



結果的に
今日のお花見のようなイベントが増えるようになり、
自分のイメージしていた「いいな」と思える組織が
少しずつですができあがってくるようになりました。



本当にうれしいし、ありがたいことです。



夕方から近所にある大きな公園で
おそらく今週で最後であろう今年の桜を見ます。
みんなで楽しんで4月からさらに良い雰囲気で
仕事ができるようにしたいと思います。



さて、今日のお話です。



今日は、
このメルマガで度々登場する言葉の解説をしたいと思います。



過去にも書いていますが
新しくメルマガ登録してくださった方も増えていますし、
このあたりで一度まとめさせていただくと
今後このメルマガが読みやすくなるのではないかと思っています。



言葉は私が考えたものもあれば、
調べて「すばらしい」と思ったもの、
私の師匠が提唱しているものなどいろいろあります。



まずはこれです。



●「メリコの法則」



メリコの法則は私のデザインの師匠である
伊吹卓先生が考案されたものです。



「良いデザイン」というものが何かを
考えるときのフレームワーク(枠組み)として
とてもわかりやすく便利に使えます。



「メリコ」の3文字は
それぞれある頭文字をくっつけてできたものです。



・「メ」は目立つこと。


デザインは、
その存在を知らせなければ意味がありません。



より目立つこと、
例えば、スーパーの売り場で、
商店街の看板の中で、様々なシーンで目立ち
その存在を知らせることが重要になります。



目立たないデザインは、
それだけで役割を果たしていないと言えます。



・「リ」は「理解できること」


その商品が、どんな商品なのか、
そのサービスがどんなサービスなのか、
そのお店が何屋さんなのか、



これらが理解できることが重要です。
「~~っぽい」というイメージで直感的に伝える場合もありますし、
デザイン上の「適切な」言葉で理解されるようにする場合もあります。



・「コ」は「好感が持てること」


「メリコ」の中で一番重要なのが
この「好感が持てること」です。



目立って、理解されても
好感を持たれなければデザインの効果はあがりません。
誰も嫌いなものにポジティブな反応はしませんからね。



●「ゴールデン・サークル」「why」



サイモン・シネックという方人が、
TEDというプレゼン動画サイトで
プレゼンテーションしていた考え方です。



私はこの動画が大好きです。



ゴールデン・サークルは3つの同心円からできていて
内側から「why」「how」「what」にわかれます。
そして、この3つの同心円は脳の構造ともリンクします。



この中で最も大切なのが「why」。



アップル製品が売れるのも、
ライト兄弟が飛行機を世界で初めて飛ばせたのも、
この「why」の力のため、とサイモンは言っています。



動画を見ていただくのがわかりやすいですね。



サイモン・シネック
「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」(20分弱あります)
http://bit.ly/bYZTMF



●「スペック」「イメージ」


これは私が考えたブランディング理論で登場する言葉です。



人は、
スペックとイメージの両方の観点から
バランスを取りながらものやサービスを購入しています。



これは無意識的に行われている場合もありますし、
意識的に行われる場合もあります。



ものすごくざっくりした分け方をすると、
スペックは定量的なもの(≒数値化したり言語化しやすいもの)、
イメージは定性的なもの(≒言葉にしづらかったり、
言葉にした時に画が浮かんだり、場合によっては感じ方が
人によって違うもの)などです。



スペックは具体的である傾向が強く、
イメージは抽象的である傾向が強いです。



【スペックの例】
・価格(主に低価格)
・品質
・技術
・納期
・具体的なメリット(特典やプレゼントなど)
などなど



【イメージの例】
・会社のビジュアルイメージ(ロゴやパンフレット等から伝わる)
・商品のデザイン
・人柄(営業マンやテイン印)
・雰囲気(お店など)
・価格(主に高価格)
などなど



一般的に「ブランディング」と呼ばれているものは、
主に「イメージ」の話しかしていません。
私の考えるブランディングはその前段階から構築します。




●「言葉と画(え)」「具体と抽象のキャッチボール」


これも私がよくメルマガで使う言葉です。



人に何かを伝えるときには、
言葉だけでは足りないし画(え)だけでも足りない、
これが私の持論です。



脳の構造的にも両方大切で
言葉と画(え)が相乗効果を生むようになっている時、
「もっとも伝わる」ことになります。



これを「具体と抽象のキャッチボール」と呼んでいます。



本当に頭が良い人は、
左脳型の人でも右脳型の人でもなく、
左脳と右脳の行き来が上手(脳の脳梁という部分が
発達している)人だと私は考えています。



つまり、
「具体と抽象のキャッチボール」が上手な人。



で、大雑把にわけると
言葉は具体的で画(え)は抽象的です。が、
抽象的な言葉もあれば具体的な画(え)もあります。



何かを伝える(=表現する)時にはこれらすべて、つまり



・具体的な言葉
・抽象的な言葉
・具体的な画(え)
・抽象的な画(え)



を駆使して表現することが大切、ということです。
これを具体的な画(え)で表現するとこうなります。
http://bit.ly/ZE1RXU



●「モノの時代、デザインの時代、色の時代」


これはメリコの法則と同様、
私の師匠である伊吹卓先生が提唱されている理論です。



モノが不足していた時代は、
つくるだけで売れました。



自動車がはじめて発売された時、
洗濯機がはじめて発売された時、
冷蔵庫がはじめて発売された時などなど。



この時は
その「スペック」こそが求められており、
イメージ(この場合商品デザイン)はほとんど求められません。



なので、
デザイン性を持たずともモノが売れます。



次に、
スペックが満たされて飽和状態になってくると、
イメージが重要視されるようになります。



これが「デザインの時代」です。



一昔前は、
パソコンは何もデザインが施されていない
アイボリーの角ばった物体でした。



パソコンのスペックを持ったものは
他になかったからですね。



飽和状態になりかけたタイミングで
アップルがデザイン性に富んだ商品を出しました。
パソコンという製品はデザインの時代に突入したわけです。



デザインの時代の次に来るのが「色の時代」です。



松下電器は冷蔵庫がデザイン的な面でも飽和気味になった時に、
主婦が好きな色を選べる冷蔵庫、というものを発売したそうです。
他にもこの時期には色が多用される商品が多くありました。



今現在も、
パントーン携帯やPSP(プレイステーションポータブル)などの
商品のカラー展開が以前よりも進んでいます。



※注
ちなみにこの3つの時代は、
社会(経済)全体の傾向として現れる面もあれば、
商品や業界単位で現れる面もあり、
お互いに影響しあっていると考えています。



また、
「色の時代」というとちょっとピンとこないかもしれません。
私はこの「色」を「バリエーション」と解釈しています。



つまり、
若い女性が思い思いに携帯電話をデコレーションしているのも
この色=バリエーションに含まれると考えています。



現在は色(バリエーション)の時代にある、
というのが私の考えです。





さて、
思った以上に長いメルマガになってしまいました。
次回以降読みやすくなっていただけるとよいのですが。




今回はここまでです!




津久井







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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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