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2013年10月18日 WEBマーケティング メールマガジン 【第203回】今さら聞けない!ネットマーケティングの基礎知識

2014年02月09日掲載開始

 







こんにちは。



ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz





今週は福岡に出張です。



といってもですね、
お約束がある方にしかお会いする時間がない。。。



先日のメルマガで、
「1泊くらい余裕を持って出張に行く」



と書いたばかりなのに面目ないです。



18日から1泊し、
19日中に東京に戻ります。
20日には友人の結婚式があるためです。



ただ、
福岡には月末か11月頭に
また行こうと考えております。



それどころか、
まだ構想段階(妄想段階)ですが、



福岡はじめ九州のお客さまと
交流会(という名の呑み会)を
開催できないかと考えております。



週明けには九州のみなさまに
ご連絡できるようにしたいと思います。



さて、
日本一周中に感じたこととして、



インターネットを使ったマーケティング、
つまり「WEBマーケティング」に関しては



まだまだ
私の持つ知識でもみなさまのお役に
立てるのではないか、



ということがありました。



そこで、
本日はWEBマーケティングについて



・何を聞いたらいいかわからない!
・専門用語なども今さら聞けない!
・相談したら売り込まれそうでできなかった!



などのお悩みを持たれている方向けに
超初心者WEBマーケティング入門を行いたいと思います。




これだけは知っておきたい基本情報



インターネットは、
大前提として人々が



・知りたい情報
・ほしい商品
・受けたいサービス



を探すものとして発展しました
(今はFacebookやゲームをやるなどもありますが)。



どこで探すかというと、
基本的にはYahoo!やGoogleで探します。



Yahoo!のように、
検索のみならずニュースや
さまざまな情報を用意しているページを



・ポータルサイト(ネットの玄関となるサイト)



と呼びます。



また、
Googleのように、
検索することのみを主眼とするサイトを



・検索エンジン



といいます。



正確には、
ホームページではなく、
検索するシステムのことを
「検索エンジン」と呼びますので、



Yahoo!も実は
Googleの検索エンジンを使用しています。



つまり、



・Googleは検索エンジンのみのホームページ
・Yahoo!はGoogleの検索エンジンを搭載したポータルサイト



ということです。



また、
最近まではGoogleも
ポータルサイト化の動きをしていました。



つまり、
ニュース等の情報を流していました。



iGoogleというものでそれをやっていたのですが、
どうも収益性が悪いのか今月でサービス終了だそうです。



なぜ、
Googleはポータルサイト化の動きをしたのか。



それは、
Yahoo!もGoogleも、
その売上のほとんどが「広告収入」だからです。



広告収入が得られるスペースは
どんどん増やしたいわけですね。



で、ですね、
検索エンジンに関わる
マーケティング施策全般を、



・SEM(エスイーエム)



と呼びます。



「サーチエンジンマーケティング」の略です。



SEMにはいろいろあるのですが、
まず基本として以下の2つだけでも
覚えておいてください。



・リスティング広告
・SEO



どちらも聞いたことが
あるのではないでしょうか?




リスティング広告とSEO



この2つは
よく営業の電話がかかってきますよね。



「御社のリスティング広告の〜〜」
「SEO対策をすることで御社のホームページを✕✕✕✕」



後述しますが、
営業電話で来たSEOやリスティング広告の
売り込みには申し込まないでくださいね。



まず、
リスティング広告とSEOについてですが、
この画像を見ていただくのが一番わかりやすいです。



→ http://bit.ly/1fCcbMN



リスティング広告は、
「広告」とあるように、
GoogleやYahoo!にお金を払って掲載します。



そして、
人々が何かの検索をした時に、
そのキーワードにあった広告を表示します。



特徴は、
表示されただけでは料金は発生しない、
ということです。



検索している人が、
表示されている広告をクリックして
はじめて料金が発生します。



1クリックあたりの料金は、
広告が掲載される検索ワードによって違います。



この金額は入札制になっている
(自分で決められる)ため、
ライバルが多い業界では
1クリックの単価は高くなります。



例えば、



・生命保険
・損害保険



などの保険系で検索された場合、
そこは1クリックで500〜1000円も取られる
超競合過多の市場です。



逆に、
地名とともに検索されるようなワードは
1クリックの価格も安い傾向があります。



お店やクリニックなどは
これに当てはまりやすいですね。



・世田谷区 内科
・泉中央駅 美容室
・久留米市 動物病院



たとえば
こんなふうに検索された場合ですね。



このリスティング広告は
歴史としては10年弱くらいあり、
その中でさまざまな呼び方をされてきました。



・PPC広告
・検索連動型広告
・キーワード広告



などなどです。



ちなみに、
ブログやなにやらの、検索結果以外の画面に出る
似たようなテキスト広告もリスティング広告の仲間です。



対して、
SEOというのは



・サーチエンジンオプティマイゼーション



の頭文字をとったもので(覚えなくていいです)、
こちらは検索エンジンが自社のホームページを
より上位に表示したくなるように対策をすることです。



ですので、
先ほどの画像でブルーに囲まれた部分を
便宜上「SEO」と書きましたが、



あの部分は正式には
「オーガニックの検索結果」と呼び、



オーガニックの検索結果の
より上位に表示されるようにするための
対策のことをSEOと呼びます。



こちらは、
GoogleやYahoo!にお金を払う必要はありませんが、



上位表示されるためのSEO対策を
サービスとして提供している会社がたくさんあり、
そこにSEO代行費用として料金を払うケースが多いです。




SEOについてもう少し解説



SEOというのは
やるべきことが大きく分けて2つあります。



・内部対策
・外部対策



内部対策というのは、
ホームページの中身を対策することです。



たとえば、



・ページ数を増やす
・2週間に一度程度はホームページを更新する
・上位表示されたいキーワードを適切に盛り込む
・なるべく古いホームページアドレス(ドメイン)を使う
・ホームページのタイトルを適切なものにする
・ホームページの階層構造をキレイにする



などなどです。



細かいことを上げれば
他にもまだまだありますが、
ざっくりとこういったことをやります。



上記の例は適当に挙げましたが、
この内部対策も、よく見るとさらに2つに分かれます。



家に例えると、



・土台
・上モノ(建物)



と言えます。



ホームページを制作する時から
しっかりとSEOに適した制作をし(土台)、



ホームページが完成してからも
家をメンテナンスするように(上モノ)
定期的に(できれば2週に1回程度)
SEO対策をしていきます。



どちらも大切な作業です。



次に外部対策の説明をします。



外部対策とは、



自社のホームページのリンクを
他のホームページに貼ってもらう、



というものです。



細かい注意事項はありますが、
一応この認識で大丈夫です。



たとえば、
ビズアップのことを紹介してくれる
他のホームページがあったとして、



そのホームページの中に
ビズアップのホームページにジャンプする
リンクを貼ってもらう、などです。



これを「被リンク」といいます。



この被リンクの数が多いほど、
GoogleもYahoo!もより上位に
ホームページを掲載します。



世の中のSEO対策会社のほとんどが、
この外部対策のみを行っています
(一部内部をやる会社もありますが)。



今現在は、SEO対策の効果が高いのは



・外部>内部



と言われていますが、



結局は総力戦なので
どちらかだけでは良い効果を
なかなか得られないケースが多いです。




GoogleやYahoo!は
どういうホームページをより上位に表示したいか



GoogleもYahoo!も、
基本的には



・検索した人に役に立つホームページを上位にしたい



という
ミッションとも呼べるような考え方があります。



検索した人のほしい情報が
載っていないホームページを
目立つ位置に持ってきてしまうと、



「GoogleやYahoo!は役に立たない」



と思われてしまうからです。



ですので、
大事なのは



・ずるをしない(誠実である)
・検索者の役に立つ(検索者が求めている情報を載せる)
・インターネットを使う人みんなに支持されている



などなど、
こんな「王道」とも言えることを前提とした対策が必要です。
信頼されているホームページが上がりやすいんですね。



たとえば、
ホームページアドレスが古いと、



「このホームページは長いこと運営されている」=信用できる



というふうにYahoo!やGoogleは考えます。
なので、上位に上がりやすいです。



更新の頻度が多ければ、



「インターネットユーザーのために
 定期的に情報を発信している」
=ユーザーのことを考えた行動をしている



と考えられ、
順位が上がりやすくなります。



他にも、
前述の「被リンク」が貼られている数が多いサイトは



「多くの人から支持されている」=信用できる



と解釈されますので、
やはり上位にあがりやすいです。



ずるをしているサイトは



「ユーザーではなく自分たちのことを考えている」=信用出来ない



と考えられますので、
順位が下がります。



「ずる」とはいろいろありますが、
たとえば内容がまったく同じホームページを
複製しまくってホームページをたくさん持つ、



内容のほとんどないページを
自動で生成しまくるプログラムを入れて
ホームページのページ数を自動で増やしている、



などなどです
(この「ずる」を「スパム行為」と呼んだりします)。



さて、
GoogleもYahoo!も
こういったことを人の目で
チェックしているわけではありません。



「クローラー」と呼ばれる巡回ロボットのようなもので、
そのホームページが適切かを自動で見回っています。



この頻度が、
短いと2週間に一度と言われています。



なので2週間に一度ホームページを更新しておくと、
クローラーが「このサイトはよく更新されてるな」
と判断してくれるので上位にあがりやすいのです。



で、
このクローラーを動かしているプログラムがあります。
これを「検索アルゴリズム」と呼びます。



クローラーはこの検索アルゴリズムをもとに、
それぞれのホームページを自動で判断しています。



この検索アルゴリズムはヒミツにされており、
たまに変更されます。



小さい変更であれば年に数回、
大きい変更であれば1〜2年に1回程度です。



このアルゴリズムがかわるたびに、
検索結果の順位が大きく変動します。



きちんとしたSEO会社は
常にこのアルゴリズムの変更の情報収集と
分析に日夜力を入れています。



きちんとしていないSEO会社は、
きちんとしたSEO会社から情報を買ったり、
時間が経ってわかったりしてから再対策をします。



たとえば
前述の「被リンク」ですが、



これは
以前はどんなホームページからも
被リンクを貼られれば、
ある程度SEOの評価が上がりました
(よっぽど悪質なサイトに貼られなければ)。



個人で立ち上げたブログに
被リンクを貼ってもらう場合も
SEOの評価が上がったのです。



そこで、
多くのSEO会社がバイトを安く雇い、
社内で無料のブログを立ち上げまくり
お客さんのホームページのリンクを貼りまくることで
被リンクを増やしました。



こうなってくると
GoogleもYahoo!も望まない検索結果が
表示されてしまう可能性があります。



なぜなら、
お金をたくさん持っていて、
SEO会社にたくさんお金を払うことで
被リンクを増やしまくれる会社が上位表示されるからです。



それでは
「インターネットユーザーのためになるか」
という視点が欠落する可能性が大きくなります。



そこで、
GoogleもYahoo!も
検索アルゴリズムを大きく変更しました。
もちろん突然です。



これで
検索結果の順位が大きく変わりました。



このように、
基本的には検索アルゴリズムの変更は
「公平性を保つ」ために行われます。



しかし、
ここに書いたのは「キレイな話」だけで、
実際はGoogleもYahoo!もこんな理想だけで
検索順位を決めているわけではないと考えられています。



この章は少し専門的でしたが
いかがでしたでしょうか。




売り込み電話で
SEOやリスティング広告を頼んではいけない理由



売り込み電話をかけてくる
SEO会社やリスティング広告代理店は、
そのほとんどが大手企業です。



ここでは名前を挙げませんが、
一度は耳にしたことがあるような、
社長が「優秀な経営者」として
本を出しているような会社もあります。



こういった会社は
どのように集客をしているかというと、
ほとんどがテレマーケティング、
つまり電話営業です。



テレマーケティング会社に
外注している場合も多数あります。



同じ会社でも
「2年分の月額を一括請求」したり
「検索結果10位以内の成功報酬制度」にしたり
統一されていない場合すらあります。



つまり、
相手を見て(足元を見て)営業しています。



私のまわりの経営者でも
こういった会社にSEOやリスティング広告を依頼して



「まったく効果がなかった!」
「無駄金になってしまった!」




嘆く経営者が比較的多くいます。



彼らのターゲットは、
「ネットの知識があまりない経営者」
にほかなりません。



そして、
そういった会社からの依頼を多く取り付け、
たいした知識や技術がなくてもできるレベルの対策をし、



それでも
効果が出たお客さんだけ残し
月額をとりつづける、



というビジネスモデルだと考えられます。



つまり、
広く電話営業をかけまくり、
楽に結果が出る客先を見つけ、
その客だけ継続的につづけてもらう、



たいした技術がなくても結果が出る楽な客先を
テレマーケティングで探している、



こんなふうに言い換えられるわけです。



こんな考え方の会社が
みなさんのビジネスのことを
真剣に考えているでしょうか?



さて、
SEO会社にのみ有効ですが、
営業電話を追っ払う魔法の質問があります。



電話がかかってきたら



「うちのホームページが、
 ◯◯というキーワードで今何位か知っていますか?」



と聞いてください。
テレマで広く接触してくる人たちなので、
いちいち調べている暇もないため、
ほとんどの人が知りません。



「答えられないのはプロではないですね」



と言って電話を切れば完了です(笑)



ただ、
まれに答えられる会社がありますのでご注意ください。



また、
ご自身のホームページが、
現在何位かを調べることができる
無料のソフトがあります。



これを使っていただくと、
いろいろなキーワードで現在何位かを
一括で調べることができるため便利です。



ここからダウンロードしてください。



検索順位チェックツール GRC
→ http://bit.ly/16hvB16



「最新版GRCのダウンロード(GRCのセットアッププログラム GRCsetup.exe 1.1MB)」



と書いてあるところを
クリックするとダウンロードできます
(※Windowsしか使えません!)。



その後の設定はこちらを参照してください。
→ http://bit.ly/H5wK5c



ちょっと
とっつきにくい印象かもしれませんが
設定自体は難しくはありません。



はじめの設定さえしてしまえば、
一日一回ボタンをぽちっと押すだけで、
その日の検索順位が何位かわかります。



たとえば、
われわれであれば


「ロゴ」
「ロゴ 作成」
「ロゴ デザイン」


などのキーワードを
あらかじめ登録しておきます。



で、
一日一回ボタンを押すと、
もしこれらのキーワードで検索したら、
それぞれ何位にホームページが表示されるか、
ということが一覧でわかります。



さて、
だいぶ長い、
しかも専門的なメルマガになってしまいましたが



いかがでしたでしょうか。



ご不明点があれば
ご質問くださいね。



今回はここまでです!




津久井




【連絡先】

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   担当:津久井・菊池・林
   受付時間:平日10:00~18:00
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   津久井・菊池宛
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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