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2014年05月09日 メールマガジン 財務 【第230回】国から助成金50万円をもらう方法を徹底解説

こんにちは。 




ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です! 
https://www.biz-up.biz 








連休明け、 
お仕事バタバタされていないですか? 



私はゴールデンウィークが明けた 
7日、8日と出張でした。 



7日:大阪→京都→名古屋 で各1件打ち合わせ 
8日:名古屋で打ち合わせ後東京で3件打ち合わせ 



なかなかの過密スケジュールで、 
連休明けのバタバタ感が最高潮です。 



しかし、 
このメルマガだけは外せないと 
すべての細かい仕事を後回しにして 
今パソコンのキーボードを叩いています。 



本日のネタは、 
タイトルにあるとおり【助成金】のお話です。 



本当は 
昨日出張先のホテルで仕事しながら見た 
とある相撲部屋のお話を書こうと思ったのですが、 



今日ご紹介する助成金、 
期限が迫ってきています。 



そのため 
一刻も早くお伝えしたほうが良いだろうと思い、 
火曜日のお客さま紹介メルマガでもなく 
今日のメルマガに書かせていただくことにしました。 



ちなみに、 
このお話は私も昨日聞きたてホヤホヤの話で、 
本日急いで申請書類を書こうと考えています。 



で、 
そもそも【助成金】と縁遠い方も多いと思いますので 
こんなお話からさせていただきます。 



● 
助成金の問題点 



なぜ助成金と縁遠い経営者が多いのか、 
それは助成金の申請がわかりづらさ満点だからです。 



それに加え、 
小さい会社は社長が忙しい。 



わけがわからない書類の作成に 
何時間も使えるほどヒマではないわけです。 



では、 
小さい会社じゃなければ 
助成金はもらいやすいのか? 



おそらくもらいやすいです。 



会社によっては 
そういう専門のスタッフがいたり 
部署があるほどでしょう。 



資金が潤沢にある大企業ほど、 
助成金を疎かにせず行政からしっかりもらい、 



資金的体力のない小さな会社ほど 
忙しくてわかりづらくて助成金をもらいづらい。 



これが助成金の本質だと思っています。 



※それに 
大企業じゃないともらえない助成金もあると思います。 



私も今まで 



「助成金なんて面倒くさいばかりでもらえない」 



と思ってきました。 



しかし、 
昨年従業員に関する自民党のバラマキ政策 
ともいえる助成金の情報を聞き、 



苦労に苦労を重ね申し込みました。 
もらえる金額のインパクトは相当なものです。 



小さい会社こそ、 
「もらえるものはもらっておく」 
ということの大切さを知りました。 



今回は、 
ビズアップのお客さまであれば 
もらえる可能性が高い助成金を 
ご紹介させていただきます。 



※必ずもらえるとはお約束できません。 
あしからず。 



また、 
書類の作り方なども 
なるべくわかりやすく解説させていただきます。 



● 
ご紹介する助成金はどんなもの? 



助成金は基本的には 



★かかった経費の何割かを負担してあげます 



という前提があります。 
もちろんそうでないものもありますが。 



たとえば、 

・設備投資費の2/3まで助成 

であれば、 
300万に対して200万まで 
お金がもらえるので、 



設備投資の実質負担は100万円で済む、 
こんな感じになるのが多いです。 



今回もまさに 
そのような形なのですが、 



問題は 
助成金のテーマです。 



・誰を(どんな会社を) 
・どんな名目で(内容で) 



助成するのか。 



今回ご紹介する助成金は 



・誰を(どんな会社を) 
→小規模事業者を 



・どんな名目で(内容で) 
→販路拡大等の取り組みに対して 



助成します。 



小規模事業者とは 
今回の助成金については 
以下のように定義されています。 



【卸売業・小売業】 
常時使用する従業員の数  5人以下 

【サービス業(宿泊業・娯楽業以外)】 
常時使用する従業員の数  5人以下 

【サービス業のうち宿泊業・娯楽業】 
常時使用する従業員の数 20人以下 

【製造業その他】 
常時使用する従業員の数 20人以下 



ちなみに、 
上記の人数にパートさんや 
アルバイトさんは含まれるのか、 



この助成金の事務局に 
電話をして聞いてみました。 



基本的には含まない、 
ただし、正社員の就労時間の3/4以上 
働く場合は人数に含めてほしい 



ということでした。 
「ほしい」という曖昧な表現でした。 



ビズアップの場合、 
従業員が5人以上ですから 
少し工夫が必要になります。 



次に、 
どんな名目(内容)に対して 
助成金をもらえるのかについてです。 



これが今回の特徴的なところだと 
私個人的には思っていますが、 



・販路拡大等の取り組みに対して 



となっています。 
ここでいう「販路拡大等の取り組み」は 
以下のようなものだそうです。 



《対象となる取り組みの例》 

(1)広告宣伝 
・新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布 

(2)集客力を高めるための店舗改装 
・幅広い年代層の集客を図るための店舗のユニバーサルデザイン化 

(3)商談会・展示会への出展 
・新たな販路を求め、国内外の展示会へ出展 

(4)商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更 
・新たな市場を狙って商品パッケージのデザインを一新 



わかりづらいと思いますが、 
たとえば 



・ホームページをつくる 
・パンフレットをつくる 
・社用車にデザインを入れる 
・のぼりやPOPなどの販促ツールをつくる 
・展示会に出店する 
・パッケージデザインをつくる 
・ロゴをつくる 



などなど、 
こういったことに関する費用を 
助成してくれるのです。 



ホームページをリニューアルしようとしていたとか、 
営業用のパンフレットが必要だったとか、 
「ちょうど」というタイミングの場合はもちろんのこと、 



「今まで検討してなかったけど 
 助成金があるならこの際つくっておくか」 



というケースもあると思います。 



そして、 
問題は「いくらまで助成してもらえるか」ですが、 



・補助率 補助対象経費の2/3以内 
・補助額 上限50万円 
(雇用を増加させる取り組み、 
 または従業員の処遇改善を 
 行っている事業者は上限100万円) 



簡単にいえば、 
50万円まで出ます。 



たとえば、 
かかった費用が30万なら、 
その2/3の20万円がもらえ、 



かかった費用が 
100万なら、上限が50万なので 
50万円もらえます。 



これは大きいですよね。 



● 
どうやって申し込むのか 



前述のとおり、 
助成金の最大のネックは 



・どうすればもらえるのかわかりづらい 



ということです。 



ここでは、 
私の友人経営者である、 



・ポータルサイト集客のプロ 清水さん 
→ http://www.shingari.jp 
・この助成金に詳しい社労士 石関さん 
→ http://www.sr-ishizeki.jp 



に登場いただきます。 



清水さんが 
説明のためにつくった資料がわかりやすいため、 
そのまま拝借するためにご登場いただきました。 



また、 
清水さんの説明のとおりにつくった書類を 
石関さんに渡せば、するするっと申請してもらえます。 



もちろん 
石関さんを紹介もできますし、 
このあたりの申請が得意な士業さんが 
まわりにいればその方に頼んでも構いません。 



まずはこちらにアクセスします。 
→ http://bit.ly/1hBdYPf 



今回の事務局のホームページです。 

※商工会議所の会員でなくても 
今回の助成金は受けられます。 



左の水色のバーの中に、 



「・様式1,2,3,5を一括」 



というメニューがありますので 
こちらをクリックください。 



すると、 
必要書類のWordファイルをダウンロードします。 



今から5ページ分の 
必要書類の書き方やポイントを解説します。 



★必要書類の1ページ目は 
こんな感じです。 

→ http://bit.ly/1gdNjrp 



このページは 
普通に会社の住所や社名など必要なことを書き、 
印鑑を押すだけです。 



「清水ヒアリング資料」 



と画像にありますが、 
清水さんがつくってくれたものという意味です。 



実際の書類には入っていませんので 
気にしないでください。 



★必要書類の2ページ目は 
こんな感じです。 

→ http://bit.ly/1j8kX1o 



ここがポイントとなります。 



1~4まで書き込む欄がありますが、 



・1~3は設けられた枠の大きさの倍くらいの量を書く 
・1~4まで一貫性を感じる(つながっている)ように書く 



というのが大事なんだそうです。 



★必要書類の3ページ目は 
こんな感じです。 

→ http://bit.ly/1ssJAgR 



「補助事業計画書」 



とあります。 
「補助事業って何?」と思い考えてもわからず 
問合せてみたところ、 



「今回補助(金)を受ける事業」 



ということでした。 



なので、 
普通に今のご商売に基づくことで 
空欄を埋めていくだけでOKだそうです。 



こういうところが本当にわかりづらいですよね。 



また、 
「みなし大企業」もわかりづらいですね。 



これは基本的に「なし」でOKだと思いますが、 
親会社等がある、他の会社の役員を代表がやっている、 
などがあれば気をつけてください。 



詳しくはこちらの31ページに説明があります。 
→ http://bit.ly/1ssJRQR 



「1.補助事業の内容 」の書き方見本も 
こちらの12ページに載っていますので参考にしてください。 
→ http://bit.ly/1ssJRQR 



それと、 
自社事業の正式な分類(何業か?)が 
わからないという場合は、こちらで検索可能です。 
→ http://bit.ly/1s8E94O 



★必要書類の4ページ目は 
こんな感じです。 

→ http://bit.ly/1gdRByU 



さあ、 
このページもわかりづらいです。 



まず、 
上の段の「2.経費明細表」は 
普通に今回つくるものごとに書き込むだけです。 



たとえば、 

・ホームページ TOPページ◯◯円+下層ページ◯ページ×◯◯円 合計◯◯円 
・パンフレット 基本デザイン◯◯円+◯ページ×◯◯円 合計◯◯円 


のような感じです。 



次に「3.資金調達方法」の部分。 
これがもうわけわかりませんでしたが、 
電話して聞きました。 



まず、 
左の枠は今回の制作物トータルにかかるお金を 
どのように工面するか、内訳を書きます。 



右の枠は、 
その中でも補助金の内訳、 
補助金がおりるまでどのように 
お金を用意するかを書きます。 



たとえば、 
ホームページやパンフレット、 
その他もろもろつくるのに 
全部で60万円かかるとします。 



その内の2/3を 
助成金でまかなう場合、 
左の枠は以下のようになります。 



<パターン1> 
自己資金+助成金のみでつくる場合 


自己資金 20万円 
補助金  40万円 
金融機関   0円  
その他    0円 
合  計 60万円 



<パターン2> 
自己資金+助成金+ 
金融機関から過去に借りたお金の一部を使う場合 


自己資金 10万円 
補助金  40万円 
金融機関 10万円  
その他    0円 
合  計 60万円 



こんな感じです。 



次に右の枠は 
補助金の内訳を書きますから、 



<パターン1> 
自己資金+助成金のみでつくる場合 
(補助金がおりるまで全部自己資金でまかなう) 


自己資金 40万円 
金融機関   0円  
その他    0円 
合  計 40万円 



<パターン2> 
自己資金+助成金+ 
金融機関から過去に借りたお金の一部を使う場合 
(補助金がおりるまで自己資金と借りた金で半々でまかなう) 


自己資金 20万円 
金融機関 20万円  
その他    0円 
合  計 40万円 



ちなみに、 
左の枠の合計金額は、 
上の段の「(1)補助対象経費合計」と 
同じ金額にならなくてはいけません。 



ふう、 
メルマガでこの説明は骨が折れます。 



なお、 
大事なことを書かなくてはいけません。 



上記の記入は 
見積りなど金額がわかるものがなければ書けません。 
業者との連携が不可欠ということです。 
見積の提出も必要な場合があります。 



なので、 
もしビズアップにご依頼いただけるものが 
ある場合は、見積作成などスピーディーに 
対応させていただきたいと思います。 



★必要書類の5ページ目は 
こんな感じです。 

→ http://bit.ly/SG875H 



ここは必要なことを 
普通に書き込んでもらえればいいと思います。 



「2.補助事業の開始日および完了予定日」は 
つくるものがざっくりいつくらいに完成するかを 
書いておけばいいそうです。 



以上が申請書類の書き方です。 



かなり 
複雑な内容のメルマガになってしまいました。 



最後に 
大事なことを3つほどご連絡して終えたいと思います。 



1.お金をもらえるタイミング 

お金をもらえるタイミングは、 
作業完了(つくるものが完成)後になり、 
何日くらいでもらえるかはわからない 
(成り行き)ということです。 



なので、 
作業完了してから1ヶ月以上かかるケースも 
あり得るということでした。 



2.お金をもらうための報告書が必要 

何を持って作業完了かというと、 
報告書の提出をもって、ということです。 



なので、 
さらに小難しい書類をつくり提出する必要が 
あることだけは覚悟しておいてください。 



ただし、 
前述の社労士、石関先生なら 
報告書の作成等も含め申請代行してくれると思います。 



3.期限があります! 

今回の助成金、 
申請書類の提出は 



【2014年5月27日まで】 



です! 
今回のメルマガで急いで紹介したのも 
デッドラインが決まっているからです! 



お急ぎください! 



4.毎年ある 

この補助金は国の予算がついた春先に 
毎年あるというウワサです。 



来年ももらえるよう、 
計画を立てておかれることを 
お勧めします。 



これを機に、 
助成金に慣れてもっともっと活用し、 
経営を安定させましょう! 




今回はここまでです! 




津久井 






【連絡先】 

・お電話:03-5876-8656 
   担当:津久井・菊池・林 
   受付時間:平日10:00~18:00 
・メール:support@biz-up.biz 
   津久井・菊池宛 
   24時間メール受付中

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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