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2014年07月25日 ターゲティング ブランディング メールマガジン ロゴデザイン 【第241回】ブランディングを確かめる魔法の質問とは?

2014年10月17日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
このメルマガは
毎週金曜日に発行していますが、
本日はその2日前、
23日(水)に執筆しています。
現在、
沖縄に出張中でして、
明日(24日)は
一日中お客さま訪問、
25日は朝から
飛行機に乗りっぱなしなので
前もってホテルにこもって執筆。
それにしても
自分で会社をやるようになってから
3年前に25年ぶりに沖縄に来たのですが、
思い返せば28年前、
バブル真っ盛りのころに
会社を経営する両親のおかげもあって、
小学生で沖縄に何度か旅行に連れて
行ってもらっていました(今思うと贅沢です)。
当時の沖縄にはいろいろ想い出が。
アメリカ人の子どもとビーチで友達になったり、
クラゲに刺されてモチベーションがダウンし、
その日は半日以上怖くて海に入れなかったり。。。
今は自分の家族を
沖縄に旅行に(出張ではなく)連れてきて
そういう想い出をつくってあげたいと思いつつも、
仕事以外でなかなか沖縄に来るタイミングがなく。。。
それどころか、
ヨメの誕生日に間違えて
今回の沖縄出張を入れてしまう始末。。。
ヨメには
「は?意味が不明」と一蹴され、
さすがに
昨日(22日)埋め合わせしました。。。
さて、
いつも前置きが長くて恐縮ですが、
先日テレビで見て知ったのですが、
山形県にこんな水族館があるのを
ご存知でしょうか?
→ http://bit.ly/1nne6b4
そうです。
クラゲ専門の水族館です。
私は
もともとクラゲのキレイさに惹かれ、
携帯の待ち受け画像もクラゲにしています
(ただ、それほどクラゲに詳しくはありません)。
そんな経緯もあり、
テレビでクラゲ水族館が出た時に
反応したわけですが、
なぜ
このクラゲ水族館がテレビに出たかというと、
専門特化しているから、と言えます。
●
ブランディングができているかどうかは
見込み客や既存客にある質問をすることで
わかります。
「◯◯と言えば?」
この答えに
自社の社名やブランドが出てくれば
おおむねブランディングできていると言えます。
では、
どうすれば質問の答えとして
自社や自社のブランドを言ってもらえるか。
それには
「絞る」「尖らせる」ことが大切です。
「戦略」とはよく言ったもので、
何を加えるか(プラスするか)ではなく
何を略すか(マイナスするか)というのが
本来の意味合いです。
「絞る」
「尖らせる」
というのは、
逆に言えば余計なものを捨て、
「略す」ことです。
こうすることで、
見込み客や既存客の
・頭の中(=イメージ)のシェア
を拡大、占領しやすくなります。
では、
どんな点で「絞る」「尖らせる」
ということをすれば良いのか?
ひとつは、
「エリア」です。
ランチェスター戦略や
ドミナント戦略などに代表されるように、
とにかくエリアを絞ることで、
そのエリアの
見込み客や既存客にとっての
「◯◯と言えば」
をつくっていく方法です。
昔はほとんどがこれでした。
地元の小さい商店も
その地域ではブランディングが
(結果的に)できていたわけです。
「この商店街でうどん屋といえば◯◯屋だよ」
とか、
こういったことができていたわけですね。
これによりいろいろな事業主が共存共栄できていました。
今は、
移動手段や物流、情報ネットワークの発達などで、
エリアを絞るだけで商売を成り立たせることが
難しくなってきました。
もちろん今も不可能ではありません。
難易度が上がってきた、ということです。
次に、「エリア」の他に
何で絞る、尖らせるかですが、
「ターゲット」で
絞ったり尖らせたりする方法もあります。
・20代女性のターゲットしかお客さまにしない
などなどですね。
そして、
お気づきのことと思いますが、
今回のクラゲ水族館のように
種類、カテゴリ、ジャンルなどを
絞る、尖らせる方法もあります。
クラゲ水族館は他の海洋生物は捨てて
「クラゲ」という種類に特化しました。
我々で言えば、
「デザイン」という広いカテゴリではなく
「ロゴマーク」に特化しています。
私たちのお客さまには
「お酢」に専門特化され
「酢ムリエ(お酢のソムリエ)」として
テレビにもよく取り上げられている方もいらっしゃいます。
これを
「専門特化」と言ったりします。
もちろん、
上記に上げた
・エリア
・ターゲット
・種類
をそれぞれ掛けあわせて
さらに絞り込んだり尖らせる方法も有効です。
●
さて、
専門特化すると何がうれしいのでしょうか。
ひとつは前述のように
「お客さまの頭の中のシェア」を
奪うことができます。
そうすることで
しかるべきタイミングで
まっさきに思い出してもらい
購入してもらうことができます。
リピート性のある商材の場合は、
「◯◯と言えばここ!」
の「ここ」になることによる
恩恵はかなり大きいです。
リピート頻度が多ければ多いほど、
習慣化しやすいからです。
人は
習慣からはなかなか抜けだせませんから、
ブランドスイッチ(他社への乗り換え)が
起こりづらくなります。
・行きつけの〜〜
を変えることが難しいのはこのためです
(もちろんお客さまの満足度を上げる努力は大切ですが)。
専門特化するメリットの2つ目は、
「メディアに取り上げられやすい」
ということが挙げられます。
前述のように
「酢ムリエ」のお客さまは
何度もメディアに取り上げられていらっしゃいます。
「お酢のことならこの人に聞け!」
となっているわけですね
(「酢ムリエ」のネーミングも秀逸です)。
クラゲ水族館の場合も、
「クラゲの専門家」ということが
メディア側にも一発で伝わりますし、
何よりも
日本にひとつしかないクラゲ専門の水族館ですから
メディアも新規性を感じて取り上げてくれます。
かく言うわれわれビズアップも
「ロゴの専門家」として
NHKをはじめとした様々なメディアに
取り上げてもらうことに成功しています。
そして、
専門特化することによる3つ目のメリットは
・コストがコントロールしやすい
ということが挙げられます。
多様な在庫を持つ、
多様な技術を必要とする、
多様な材料を調達する、
などなどの必要がありませんから、
・原価を抑えられる
・オペレーションを簡素化でき、
 結果人件費を抑えることができる
など、
コストに関してのコントロールを
しやすい体制づくりが可能になります。
●
専門特化することの
注意点を考えてみたいと思います。
専門特化することの注意点は、
購入、体験後の戦略があるかどうか、
と言えそうです。
たとえば、
リピート性のある商材を扱っている場合、
専門特化によりお客さまを獲得することは
とても有効だと考えられます。
継続して
お客さまが永く付き合ってくだされば、
その後の利益は安定的になりやすいからです。
しかし、
世の中はリピート性のある商材ばかりとは限りません。
クラゲ水族館であれば、
一度体験したら満足してしまうような
サービスしか用意していないとなると
中長期で見た時に
非常に苦しい経営になると考えられます。
そのため、
同じ人が何度足を運んでも
楽しめるような仕掛けなどが必要です。
ディズニーランドのように
「また来たい!」と思ってもらうには
どうすればよいか、を考えることが大切になります。
我々の「ロゴマーク」も同様です。
ロゴマークは一度つくれば
何度も変えるようなことはありません。
そのため、
ビズアップを何度も利用していたくために
ロゴ以外の商品を企画するなど、
永くお付き合いいただくための
戦略が必要となります。
もしくは、
一度ご利用いただいたお客さまが
他のお客さまをご紹介したくなる
にはどうしたらいいのか。
紹介を促すテクニック的な仕掛けも必要ですし、
もっと根本的なところでお客さまに
「大満足」していただくことも必要です。
一度お客さまになってくださった方に
永くお付き合いいただく仕組みがあるか、
永く付き合ってもいい、と思って
いただける満足を感じてもらえるかどうか。
商い(飽きない)とはよく言ったもので、
自社を飽きさせないお客さまとの関係づくりは
商売の永遠のテーマということなのですね。
さて、
「専門特化」について
今回のメルマガが少しでも参考になれば幸いです。
我々ビズアップも
今号のメルマガをお客さまとの関係づくりを
しっかりと見直していくきっかけにしたいと思います。
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
   担当:津久井・菊池・林
   受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
   津久井・菊池宛
   24時間メール受付中

																

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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