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2017年03月10日 メールマガジン 人間の能力 法則・ノウハウ 【第372回】商品のクオリティや異性との相性まで決めてしまう◯◯◯◯の恐ろしさ

2017年05月19日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz 
そういえばもう3月ですね。
早いですね。
そして3月もあっという間に
過ぎ去ることになると思います。
来週は福岡出張、
再来週は名古屋と大阪に出張。
そうこうしていたら最終週。
でもやることはいつもてんこ盛りです。
最近仕事が後手に回っていまして、
理由はカンタンで
・サッカーのコーチで土日に仕事できなくなったから
です。
そうです。
人のせいです(笑)。
しかしですね。
これは「働き方を変えなさい」という
合図なのではないかと思っています。
そうでもしないと現状に
甘んじてしまいますからね。。。
環境から先に変えてしまうわけです。
私の尊敬する方が
facebookで投稿していました。
「質を落とさずに手を抜くのがプロ」
しびれました。
まさにそのとおりだと思います。
少ない時間で
いかに今まで以上の効果を得るか、
忘れていた気持ちを思い出しました。
さて、
今日のお話です。
今日は第一印象のお話です。
ロゴをはじめ、
さまざまなデザインを活用するのは
ひとことで言えば
・印象を良くするため
です。
もちろん、
デザインの役割はそれだけではないのですが、
印象を良くするのはデザインの重要な役割で
あることは間違いありません。
印象はほぼ最初、
つまり第一印象でつくられていることが
最近の研究ではわかっているようです。
この「第一印象」、
思った以上に恐ろしいものなんです。
●
まずは人の印象について話してみます。
人間は多くの人が
見た目から直感的に何かを感じる
能力を持っています。
もちろん他の感覚(聴覚その他)も
何かを感じる力がありますが、
人間は目の動物と言われるとおり
その多くを視覚から得ていると言われています。
視覚情報は
情報の5割以上という人もいれば、
9割以上という人もいます。
その中でも第一印象は特に重要です。
汚い服装の人を見れば
近づきたくないと感じますし、
パンチパーマの人を見れば
怖い人だろうと感じます。
事実がどうかはひとまず置いておいて、
そう感じてしまうということです。
最近はインバウンドが騒がれていますが、
日本に旅行に来ている人の中で
同じアジアの人でもなんとなく
日本人ではないなとか、
もっと言えば
中国の人だなとか韓国の人だな、
ということも直感的にわかりませんか?
顔つき、服の好み、
何をしているところか、などから
言葉にしなくてもわかります。
「え?当たり前じゃん」
と思うかもしれません。
しかし、
これは鳥が空を飛べるように
すごい能力です。
人間からしたら当たり前でも
他の動物からしたら持っていない能力です。
これが人間が目の動物と言われる所以です。
では、
この第一印象は果たして正しいのか。
何をもってして
正しいかという問題はありますが、
直感だけで(第一印象だけで)
・その道のプロと同じ判断をする
ということを「正しい」とするならば、
第一印象での判断は「正しい」ということが
最近の研究ではわかってきたらしいです。
以下のような実験があったそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
求人応募者による20~32秒の
自己紹介動画を被験者
(面接のプロではなく素人)に見せて、
応募者の落ち着きや好感度などについて
点数をつけてもらいました。
すると驚いたことに、
被験者は面接に関しては
全くの素人であったにもかかわらず、
ベテランの面接官が
20分以上の面接をして得た結果と
ほぼ同じ評価を下したのだそうです。
たった30秒程度の動画で、
いったい何が伝わったのでしょうか?
その答えは
脳が第一印象を作り出す
メカニズムにあります。
流暢な声やロレックスの時計、
無気力な握手、猫背などのヒントを
脳のなかで全て組み合わせると、
目で得られる以上の情報となって
第一印象が形成されるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(出典:http://www.men-joy.jp/archives/36651)
第一印象は2秒で勝負が決まる、
と言われていたそうですが、
最近では
条件によっては0.5秒で決まる
とも言われています。
例えば男女の関係については
自分にふさわしい異性かどうかは
0.5秒で判断できているそう。
これを受けて、
ネットでは
「合コンは0.5秒ですむ」
「0.5秒だけイケメンに見える練習しとこ」
などのコメントが寄せられている
サイトもありました(笑)
私も今日から
0.5秒だけイケメンになれるように
訓練したいと思います(キリッ)。
ここで注意しなければならないのは、
前述の「正しい」の基準です。
たとえば
私がものすごく汚い格好をしていて、
いつもペロペロキャンディ(古い)を
なめているような不思議な人で、
なんだか話もまともに通じなさそうなら、
私のことをはじめて見た人は
誰も社長だとは思わないでしょう。
遠山の金さん(古い)は
遊び人に見えるわけで、
誰もお奉行さまだとは思わないわけです。
なので、
実際はどうか、ではなく「そう感じてしまう」
ということが大切になるわけです。
●
これは何も人に限った話ではありません。
会社を表現する
さまざまなデザインにも当てはまります。
先ほどの
ペロペロキャンディを舐めている私や
遠山の金さんの例はわかりやすいです。
しかし、
気づくか気づかないかの
もっと微妙なレベルでのズレを
多くの会社が表現してしまっています。
とても良いものを商品として扱っているのに、
「そう見えない」「そう感じない」見た目の
会社さんも、お客さまの中に正直たくさんいます。
技術と伝統がものすごくあるのに
そう感じないロゴマークを使っている
会社もたくさんあります。
おいしいのにおいしそうに感じない
パッケージや見た目の食べ物も
たくさんあります。
これが、
いつもメルマガでお話している
「メリコの法則」の「リ」に
あたるところです。
「リ」は
「理解できるかどうか」
「〜〜っぽいかどうか}
の指標で、
ここにズレが起こると、
無意識に違和感を感じます。
無意識の違和感は、
脳の機能的には「危険察知」で、
不快を避ける行動を起こします。
毒キノコは見ただけで
食べたら危険そうなデザインです。
なので食べて試すまでもなく
「食べるな」という信号が脳から送られます。
そういったさまざまな情報が
何万年も経て遺伝的にインプットされていて、
第一印象で何かを判断する力が
人間についたのだと考えています。
なので
第一印象の重要性は人間に対してだけでなく、
「目に見えるすべてのもの」に対して
言えることなのです。
最近よく紹介している
脳科学マーケティング100の心理技術
→ http://amzn.to/2fdIFEg
という本があります。
余談ですが、
「知らない間に買っている」
という帯の付いたこの本を、
私は知らない間に2冊買っていました(笑)
この本の中では、
カールトン大学というところで
行われた実験についての記述があります。
あるウェブサイトが
魅力的かどうかを判断するのに、
人はどのくらい時間がかかるのか、
というものを調べる実験です。
どのくらいだと思いますか?
・数秒?
・数分?
・じっくり見てはじめて?
前述の話からも、
「数秒」だろうということは
推測がつくと思います。
なんと50ミリ秒、
つまり20分の1秒だそうです。
しかもさらに興味深いことに、
以下のこともわかったそうです。
1.
50ミリ秒で感じた視覚的魅力度は、
その後しばらく閲覧した後の印象と
大いに相関していた。
2.
視覚的魅力度は、
そのウェブサイトが興味深いか否か、
わかりやすいか否かといった、
ほかの要素とも大いに相関していた。
すごくないですか?
誤解を恐れずに言えば
御社の商材が優れているかどうかは
御社の商材を体験する前に決まっている
可能性すらあるというわけです。
そして
人間には確証バイアスという
心理的作用があります。
人はある意見をいったん形成すると、
それに合致する情報を疑いもせず受け入れ、
相反する情報は否定する、というものです。
つまり、
第一印象で感じた意見に
・合う情報は受け入れる
・合わない情報は切り捨てる
ということです。
これがいつもお話する、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見た目に力を入れて売上が上がる、ではなく
見た目をおろそかにしていて本来得られる
利益をドブに捨てているだけ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということです。
つまり「機会損失」だということです。
ちなみに
・美的ユーザビリティ
・期待効果
というものがあります。
これは、
人間は美しいものは機能的にも優れている、
と判断したり、美しいものは期待値が
上がったりするというものです。
●
では、
企業はどこまでデザインに力を
入れれば良いのでしょうか。
答えはカンタンで、
・すべての顧客接点
ということになります。
お客さまと接触するところすべてです。
しかしデザインというのは
制作側からすると完全労働集約型なので
なかなか安売りはできません。
法外な価格で
デザインを売るのはどうかと思いますが、
かと言って安くできないという事情もあります。
そこで大事になるのが私が提唱する
「入口デザイン」という考え方です。
「入口デザイン」という言葉、
お聞きになられたことはありますか?
私のメルマガを
昔から読んでくださっている方は
ご存知のことと思います。
そうではない方は
はじめてお聞きになる言葉かと思います。
なぜなら、
私が考えた言葉だからです!
「知ってる!」という方は
かなりの「津久井メルマガマニア」です!
前述のとおり、
本来お客さまと接触するすべての接点で、
自社の存在価値を伝えきるべく
きちんとしたデザインが施されているのが理想です。
しかし、
資金力が潤沢な会社であればそれもできますが、
そうではない会社が顧客接点のすべてにデザインを
施す予算はなかなかとれないことが多いです。
では、
どこから手をいれるべきかというと、
「お客さまと最初に接触するところ」です。
つまり、
「入口デザイン」とは
・御社のお客さまが、御社と最初に接触する場のデザイン
ということになります。
例えば
飲食店であればお店の入口である可能性が高いですし、
営業マンが最初の接点になるような会社であれば
営業マンそのもの、または名刺などが入口になります。
また、
同じ飲食店でも通りの多い場所に店があるか
住宅街などにあるかで入口デザインは変わります。
例えば住宅街の奥のほうにある店ならば
歩行者に気づかれづらいはずですから、
チラシなどが入口デザインになる可能性があります。
歌舞伎町などの超繁華街であれば、
ネットで検索して行く人(目的行動)もいます。
その場合は当然ホームページが入口デザインですね。
つまり、
業態が同じだからといって入口デザインが
同じとは限りませんので注意が必要です。
御社の入口デザインはどこか?
御社の新規客はどこから来ていますか?
・ホームページ?
・営業による開拓?
・店舗なのでファサード?
・紹介や口コミ?
・折込やポスティングなどのチラシ?
・野立て看板?
複数の場合もあると思いますが、
もっとも多い接触数はどこでしょうか。
お客さまにきちんと聞いてみないと
入口デザインを見誤ることもあります。
たとえば、
店舗をやっている場合、新規客は通行人、なので
入口デザインはファサード、と決めつけてしまうと
実は口コミだった、なんてことも起こります。
はじめてのお客さまには聞いてみましょう。
「何がきっかけで私たちを知ったのでしょうか?」
これがマジカルクエスチョンです。
・よく店の前を通っていたから
・◯◯さんに紹介されて
・ホームページを見て
・雑誌広告を見て
・チラシが入っていたので
などなど、
さまざまな回答があると思います。
そして複数の回答が出ると思います。
これらの中で以下のことを調べます。
・もっとも接触数が多いものはどれか?
・もっとも費用対効果が良いのはどれか?
・デザイン改善にかかるコストの順位は?
このようにして、
入口デザインを特定していきます。
ちなみに
さきほどのマジカルクエスチョンとあわせて
「いつ私たちを知ったのでしょうか?」
「知ってからすぐに接触
 (来店、購入、問合せなど)しましたか?」
「すぐに接触しなかったとしたら
 その理由はなぜですか?」
もあわせて聞いておくと非常に役に立ちます。
どう役に立つかというと
入口デザインの制作時に
何をどう伝えるかがわかるということです。
入口デザインこそ
企業の、商品の、サービスの第一印象です。
顧客接点すべてにお金はかけられないとしても、
入口デザインを無視するのは
「うちの会社はよくない会社です」
「うちの商品は品質が低いです」
「うちのサービスは使いづらいです」
と同義です。
なぜなら、
お話してきたとおり人は第一印象で、
つまり50ミリ秒〜2秒程度でその会社や商品や
サービスの価値を判断しているからです。
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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雑談レベルで構いません!
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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