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2017年07月28日 メールマガジン 所感 【第391回】共感してほしい想い「生き様だけはパクれない」

2017年09月29日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
このメルマガも
391回を迎えました。
あと10回で400号。
400号というのは、
期間でいえばおよそ8年間つづけている、
ということになります。
思えば2009年。
ロゴをつくってくださったお客さまと
どんな形でもいいからつながっていたい。
そのためには、
読んでくださる方々に少しでも
役に立つ話を書きつづけなければ。
そんな想いでスタートし、
ここまでやってきました。
本当にそうなっているか、
自信がない部分もあるのですが、
ありがたい言葉をくださる方も
たくさんいらっしゃいました。
メルマガのバックナンバーを読んで
「この人にロゴを頼みたい」と
感じてくださりご依頼くださった方、
バックナンバーを
すべて読破しましたと言ってくれる方、
そういった方々に
支えられてつづけてこれたと思います。
本当にありがたいと思います。
私自身微力ながら、
たしかにそこにお客さまとの
絆をつくることができたと感じています。
これからの時代は
絆や共感でビジネスが行われる、
ということが最近よく言われます。
本当にそうだと私も感じます。
だからこそ、
お客さまとの接点のひとつひとつを
大切にしていかなければならない。
メルマガは
そんな大切な接点のひとつであり、
私自身のアイデンティティに
なりつつあります。
でも、
共感というのはどうしたら
生まれるのでしょうか。
価値観は人によって違います。
すごく平たく言ってしまえば、
この価値観を合わせる、というのが
共感を生む方法のひとつです。
だから、
自分がどんな信念を持っていて、
どんなことに感動するのか、
ということは
家族であろうと友人であろうと
それこそビジネスの場であろうと
伝えていくことが大切だと思います。
このメルマガで何度も登場する
「心の師匠」サイモン・シネック氏が言う、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分の提供するものを欲しがる人と
ビジネスするのではなく、
自分の信じることを信じる人と
ビジネスするのを目標とするべきなのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というのは、
まさにこのことを物語っています。
では、
そもそも私はどんなことに感動をし、
どんな価値観を持っているのか。
今日はそんなお話をしたいと思います。
ちなみに今日のメルマガは
「あかんやつ」です。
どういうことかというと、
おそらく涙なしには見れないと思います。
なので、
人前で泣くのが苦手な方は、
ぜひ誰もいないところで
こっそりとお読みください。
人前で泣くことができない私は
とても会社では書けませんので、
すでに喫茶店に避難しております。
が、
ネタ集めのために見た
いくつかの動画ですでにヤバイです。
幸いにも喫茶店には
他のお客さんがほとんどおりません。
さて、突然ですが
私は尊敬されるカッコイイ男に
なりたいと思っています(照)。
サクッと言いましたが、
おそらくこれは自分の中で
かなり根源的な欲求だと思います。
これに気づくのに
それなりに時間を要しましたから。
では、
カッコイイ男の定義ってなんでしょう?
・頭がいい
・仕事ができる
・結果を出せる
・すごい実績を持っている
・女性にモテる
・部下がたくさんいる
・お金をたくさん稼いでいる
・いい車に乗っている
・すごい家に住んでいる
かっこよくないとは言いませんが、
これらは個人的に別にカッコイイと
あまり感じません。
私の中のカッコイイは、
その「生き様」にあります。
ビズアップのサービスは
競合他社にさんざんパクられてきました。
新しくパクリの競合が出るたびに
おどおどしているみっともない自分が
過去にいたことは否定できません。
しかし、
そういった会社はどんどん消えていきました。
出てきたときは心配でも、
特に何もするでもなく消えていきます。
そのときに感じたことがあります。
「生き様だけはパクれない」
ホームページには出ていない、
さまざまなノンバーバルな情報を
お客さまは感じてくださり、
ビズアップに
依頼くださっていると思っています。
意識的か無意識的かはわかりませんが、
そうだと感じています。
サービスを通して、
ホームページを通して、
私やスタッフの想いや
人間性を感じてくださる。
想いや人間性は私の生き様を通して
私の言葉やスタッフの対応に表れる。
そう思っています。
こう書くと、
「津久井の生き様すごいでしょ」感が
ハンパないですが(汗)、
それが言いたいわけでも
自分の生き様がすごいと思っている
わけでもございません。。。
さて、
「生き様」というと少し抽象的です。
ここをもう少し深掘りしてみると、
私が思うにそこにあるのは
「挫折と覚悟」
なのではないかなと思います。
挫折があり、
新たな覚悟を持ってそれを乗り越えていく。
もしくは、
今まで持っていた覚悟を信じぬき、
挫折があったとしても、
ゆらぐことのないその覚悟で
活路を見出していく。
そういう生き様が
私が思う「カッコイイ」です。
その結果、
・頭がいい
・仕事ができる
・結果を出せる
・すごい実績を持っている
・女性にモテる
・部下がたくさんいる
・お金をたくさん稼いでいる
・いい車に乗っている
・すごい家に住んでいる
という「what」を
手に入れた人もいっぱいいると思います。
でも個人的に
これらを直接的に目指すことが
カッコイイと思えないのは、
これらが「what」であり、
「結果」に過ぎないからです。
そこにたどり着くまでの
プロセスこそ生き様であり、
そこにあったであろう
「挫折と覚悟」のほうに
かっこよさを感じる、
これが私の価値観です。
今日は、
そんな男たちの生き様を感じることが
できるであろうストーリーを、
3本の動画を紹介しながら
お話してみたいと思います。
●
私は子供のころから
サッカーをやっています。
いまだにつづけていて、
なんなら自分の子どもの
サッカーチームのコーチまで
やっています。
「ドーハの悲劇」
が起こったのは
そんな私が高校2年生のときでした。
ドーハの悲劇はサッカー日本代表が
史上初のワールドカップ出場をかけた
アジア最終予選の最終試合で起きました。
当時のメンバーは
ラモス瑠偉、三浦知良、ゴン中山など。
最終戦は対イラク。
イラクに勝てば
日本は悲願のワールドカップ出場。
引き分けでは予選落ちが確定する、
という状況で迎えました。
イラクはすでに
予選落ちが決まっていたのですが、
ウワサによると、
「日本に負けたらムチウチの刑」と
当時のフセイン大統領が通達したらしく、
それはもうすさまじい試合になりました。
深夜でしたが
私ももちろん生でTVを見ていました。
ご存知かもしれませんが、
試合はロスタイムにイラクに
同点ゴールを決められてしまい、
ワールドカップ初出場の夢は
ついえました。
そのときのことを紹介した
バラエティ番組がYou Tubeに
ありましたのでご紹介したいと思います。
こちらです。
→ http://bit.ly/2eS0J7F
地面に崩れ落ちる
ゴン中山の映像をいまだに
はっきり覚えています。
この動画の面白いところ、
感動するところは、
当時ピッチに立っていた選手、
ベンチにいた選手たちが何を話していたか、
読唇術を使って紐解いているところ。
「そうか、こんなことを話していたんだ」
ということがわかり、
選手たちの挫折がまざまざと
伝わってきます。
そしてその4年後でした。
「ジョホールバルの歓喜」
が起きます。
これは、
日本がワールドカップ初出場を
決めたアジア最終予選の試合のことです。
ロスタイムに
ゴールデンゴール(サドンデス)で
日本が点を入れて出場が決まりました。
私は大学生のときでしたが、
ドーハの悲劇を知っているだけに、
夜中にこの試合を見て
ひとり暮らしのアパートで
号泣しながら叫んだのを覚えています。
こちらの動画も
おそらくYou Tubeにあると思います。
しかしながら、
日本サッカー界の立役者であった
キングカズこと三浦知良選手は、
このあとの代表選考で
日本代表を落とされてしまいます。
つまり、
ワールドカップにカズ選手は
出られなかったのです。
サッカー界のヒーローだった
三浦知良が代表に落ちた。
当時は私は
「いい判断だ!!」と思っていました。
なぜなら、
彼のプレーにとても不満だったから。
普通の人間ならここでサッカーを
辞めてもおかしくないかもしれません。
カズ選手にとって、
それくらい大きい挫折だったと思います。
しかし、
そんなカズ選手が今でも最年長選手として
Jリーグでがんばっている。
試合の出場機会も
もちろん減ってきています。
それでもサッカーをつづけている、
プロにこだわっている。
私はその生き様と覚悟に
感動せずにはいられません。
同じように
ボクサーの辰吉丈一郎も
大好きなスポーツ選手のひとり。
当時、
国内最短の8戦目で世界王者になり
それはもう強いボクサーでした。
でも、
その強さをカッコイイと思うよりも、
やはり彼のその後のボクサー人生のほうに
私は個人的に共感を覚えます。
世界王者を陥落し、
引退がささやかれながらも返り咲く。
一度引退表明するものの
やはりボクサー人生をまっとうしたいと
またリングに戻ってくる。
王者返り咲きを果たした試合など、
鳥肌が立ってめっちゃ感動します。
カズ選手と同じようなものを
感じるのは私だけでしょうか。
●
「プロジェクトX~挑戦者たち~」
というNHKの番組があったのを
ご存知でしょうか。
さまざまな
プロフェッショナルを紹介する番組で、
「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の前身のような番組でした。
とても人気がある番組でした。
そしてこれは
アラフォー世代の人なら
覚えていると思いますが、
子どものころにやっていたドラマに
「スクールウォーズ」というものがあります。
荒くれ者だらけの高校で、
不良たちのたまり場となっているラグビー部。
そんなラグビー部を変えようと、
ひとりの高校教師が立ち上がり、
チームを全国優勝へと導く、
という
いわゆる「スポ根ドラマ」です。
しかし、
これは実は実際にあった話が
モデルとなっています。
今から紹介する動画では、
そのモデルとなった先生や生徒たちが
「プロジェクトX~挑戦者たち~」で
特集されたときのものです。
ちょっと長いですが、
お時間があるときにぜひご覧ください。
1〜5まで動画がありますが、
1のリンクのみ載せておきます。
こちらです。
→ http://bit.ly/2w5lCj1
私は
この動画を何度も何度も見ています。
「ああ、人ってこうやって変わっていくんだ」
ということを感じます。
そして同時に、
自分のリーダーとしての甘さを痛感します。
これはもう、
あまり多くを語るつもりはありません。
とにかく見ていただきたいと思います。
これだけお伝えしておくと、
私はこの動画のせいで、
番組のエンディング曲になっている
中島みゆきの
「ヘッドライト・テールライト」
を聞くだけで、
条件反射的に涙腺が崩壊するように
なってしまいました。
●
ここまで
サッカー、ボクシング、ラグビーと
なぜかスポーツで話してきましたが、
最後も実はスポーツです。
「最後のノック」
というものをご存知でしょうか。
「最後のノック」は
西武ライオンズの菊池雄星投手や
投手とバッターの二刀流で有名な日本ハム
ファイターズの大谷翔平選手を排出した
岩手県花巻東高校野球部の伝統行事です。
甲子園に出場するって
ものすごいことなんですよね
(ほとんどのスポーツがそうでしょうけど)。
それこそ、
人生の縮図のようなものだと思います。
才能だって必要だし、
努力するのなんて当たり前。
努力でカバーできる才能もあれば
努力ではどうにもならないことも
あります(体格とかもそうだし)。
そして、
どんなに努力をしても、
どんなにすごい才能を持っていても、
怪我などのアクシデントがあれば
選手生命を絶たれてしまいます。
だから運も必要。
そしてそして、
何よりもチームスポーツは
出場できる選手が決まっている。
社会人って、
ある意味全員レギュラーです。
仕事しなくても
仕事のための努力をしなくても、
スタメン落ちすることはありません。
ビジネスの場に出場できない、
ということはないんです。
自分も含め
多くの社会人はここに
甘えがあると思います。
花巻東高校では、
甲子園を目指す県大会の前に
ベンチ入りを果たせなかった
三年生たちが一足先に引退試合をします。
そこで、
甲子園出場の夢をある意味
絶たれてしまうのです。
「最後のノック」は
引退試合を終えた三年生たちが、
チームメイトや監督、
支えてくれた家族などに向けた
メッセージとともに、
1球だけ監督からノックを受ける、
というものです。
甲子園出場を目指すくらいですから、
小学生のころからずっと野球漬けの
生活を送ってきたのでしょう。
その夢を
ここで終えなければならないのです。
そんな選手たちのための
セレモニーが「最後のノック」なのです。
甲子園に出場するというのは
他校との戦いだけでなく、
チームでレギュラーを獲るという
仲間との戦い=自分との戦いもあり、
確率論でいえば
相当に狭き門なわけです。
だから、
花巻東高校野球部の佐々木監督は
選手に野球を通して徹底的に人間力を
鍛えることを目的にしているそうです。
それさえ磨くことができれば、
今後の人生で起こる苦労も
きっと乗り越えてくれるはずだ、
甲子園に出させてやれない子どもたちに
自分が与えてあげられる本当の力は
それ以外にない、と考えているのです。
「最後のノック」は
それを象徴するセレモニーなんですね。
こちらも感動なしには見られません。
お気をつけください。
こちら
→ http://bit.ly/2v2MgvO
さて、
いかがでしたでしょうか。
普段
小賢しいことを語っている津久井という人間が
意外と泥臭いということをご理解いただけたのでは
ないでしょうか(笑)。
でも、
こういったことに感動してもらえる人に
お客さまや社員や取引先になってほしい。
もしも会社が
伏見工業ラグビー部が全国優勝をした
ときのような感動を味わえる場だとしたら、
みんなで
目標達成のよろこびを味わえる場だとしたら、
十代の青春時代には味わえなかった人でも
今からでも遅くないと感じてもらえる、
会社がそんな場だったらステキだと私は思います。
そこにはきっと、
挫折と覚悟が必要なタイミングが
必ず表れると思います。
しかし、
それを乗り越えたときに、
誰にもパクれない生き様を手に入れ、
本当に人から尊敬されるカッコイイ人間に
なれるように感じるのです。
そして私自身は、
挫折を感じるほどがんばった人を
励ますことのできるような存在に
なりたいと感じています。
ベンチ入りを果たせなかった選手たちが
口々に感謝の言葉を伝えてくれるような人間に。
ボクシング名トレーナー
エディ・タウンゼントの名言
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勝った時には友達いっぱい出来るから
私いなくてもいいの。
誰が負けたボクサー励ますの?
私負けたボクサーの味方ね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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