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【第459回】エベレストに登ろうとする人、稲荷山公園に行こうとする人

2018年12月21日掲載開始

こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz







いよいよ12月も大詰めです。



忘年会対応していたら
いつのまにか残り1週間、
という感じです(汗)



このメルマガは
来週は



・ロゴマークオブ・ザ・イヤー2018 結果発表!



となりますので、
私の長ったらしい文章が読めるのも
2018年は今回で最後!!



くどいメルマガを十分ご堪能ください。



ちなみに今更ながら
弊社の年末年始休暇の日程を
念のためお伝えします。



・12月29日(土)~1月6日(日)



となりまして、
年内は28日まで営業します。



29日に大掃除と納会をして
2018年のお仕事を終えることになります。



1月4日は金曜日ですが
メルマガは休刊となります。



さて、今回のメルマガは
2018年の(というかここ数年の)
個人的な振り返りという、
どうでもいい内容になっていますので、



お時間があるときに
暇つぶしとしてお読みいただければ幸いです。




ビズアップは
2016年に創業から丸10年を迎えました。



そこで、
次の10年に向けてさまざまなチャレンジを
しようと考えました。



ところが2018年末現在、
そのチャレンジのことごとくが失敗しています。



あまり公の場で弱音を吐きたくないのですが、
実はこの2年は本当にしんどかったです。



「企業は10年でピボットしないとその後はない」



という話を聞いたことはありますか?



大企業などは必ずしも当てはまらないでしょうが、
ベンチャー企業や中小企業などは実は
10年で一度限界が来るという説があります。



そこでピボットできなければ生き残れない、
ということです。



ピボットとは
「回転軸」という意味の英語らしいのですが、
そこから転じて企業経営においては



・方向転換
・路線変更



という意味合いで
使われるようになった言葉だそうです。



ここ数回メルマガでお話している
NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」でも
似たような表現が出てきました。



主人公の旦那さんである立花萬平
(日清食品安藤百福氏モチーフ)は
塩業を営みながらも栄養食品の開発に
新規事業として着手します。



失敗の連続、そんな最中、
萬平含む社員全員が進駐軍に逮捕されます。



誤解が解けずに何日間も拘束され、
ビジネスは開店休業状態に。



そしてやっと疑いが晴れたころには
塩の専売局(=お役所)が
「塩を買わない」と言い出します。



進駐軍に逮捕されるような会社と付き合うのは
お役所にとってはリスクがあるからです。



そこで主人公で萬平の奥さんの福子は
塩業をやめて失敗つづきだった栄養食品の
事業一本に絞ることを提案します。



はたしてこのとき萬平の会社が創業して
10年だったかはわかりません(たぶん違う)。



萬平は悩みに悩みます。



1話15分のお話ですから
ドラマ時間で何分間も悩むような
描写はされていませんでしたが、



自分と家族と社員をここまでにしてくれた
塩業を手放すことに踏ん切りが付きません。



ここは経営者であれば
本当に共感するポイントだと思います。



しかし決断します。
塩業を手放します。



これはドラマの話であり
一例に過ぎないかもしれませんが、
これに近い話は実際の経営においてもかなり聞きます。



では
ビズアップがロゴの仕事を手放すかというと。。。
うーん、答えは出ません。



ただ、
大きな方向転換が必要なのは間違いない。



2016年に次の10年に向けて
それをやろうとして失敗したわけですが、



・その程度ではピボットとは呼べない
・まだまだ失敗が足りない(諦め早すぎ)



のいずれかなのかな、
とぼんやりと考えたりしています。



ひとつ言えることは、
おそらくではありますが、



・起業するかどうするか



と同じくらい悩み、
そして重い決断をする必要がありそうです。



会社が今後なくなってしまうかもしれないくらいの
大きいチャレンジをするかしないかジャッジする、



とも言いかえられそうです。



怖いですねー。
起業当初よりも守るべきものも
守りたいものも増えましたし。



まあ、
この怖さに向き合うのが大前提なのでしょう。



起業当初は今ではあまり覚えていませんが、
やはりかなり悩んだ記憶はあります。



なにせ起業するか悩んでいたときは
結婚1ヶ月でヨメの妊娠が
発覚した状態でしたから(汗)。



そう思うと2年前はそこまでの覚悟や悩み、
ある種の重さみたいなものを持つほど
考えていなかったかもしれません。



まだ起業して間もない方は
会社がつづけばご自身にもそういうタイミングが
来るかもしれないということを、



すでに起業してかなり経つ方は
もう間もなくそんなことになるかも
しれないということを、



なんとなく頭の片隅に
入れておいていただくといいのかなと思います。





この2年のさまざまな失敗から、
ちょっと言い訳っぽいですが
最近目標を見失っていました。



なんで仕事しているんだろう、
なんで会社やっているんだろう、



みたいなことに対しての
明確な答えがわからなくなったというか、



もちろん
会社をやる理由みたいなものはあるのですが、
本当に心からそれをしたいと思っているのか、
とかいろいろと考えていました。



いえ、
「考えていました」は正確ではないですね。



考えるというのは答えを出すための手段ですが、
答えが出ないというか出そうとできないというか。



つまり迷っていたわけですね。



お金はたくさんほしいですが、
お金のために仕事したいとは思っていない、
そしてお金の悩みも尽きない。



「お金があればアレやコレやができるのに」



と考えてみたり、



「お金がないからやらない程度の情熱なのか?」



と自問してみたり。。。



お金と仕事の理想的な関係というかには
自分なりの持論があります。



何年か前のメルマガでも書きましたが、



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もし自分にこれ以上稼ぐ必要がないほどの
お金があったとしても、その仕事をつづけるか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



この質問に「YES」と答えられる仕事を
やることを目指すべきだと考えます。



もちろん私は
今の仕事に対して「YES」なんですが、
でも私も含めわりと多くの経営者が



「お金がないから~~できない」



と考えていると思います。



おそらくですが、
足りないのは「お金」じゃなくて
「覚悟」なんだろうと思いますが。。。



これはピボットの話とも大きく関係していて、
やはり「覚悟」の強さ、「why」の強さが
ピボットの内容と質、成否をわかつ気がします。



自分も含めて
同じレイヤーで悩んでいる経営者は
ここに思い至る必要がありそうです。



言い得て妙だなと思うのが、
以下の格言(?)です。



出典を忘れてしまいましたが。。。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
頭がいい人はお金を持っている人に使われる
お金を持っている人は夢がある人に使われる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私は周りからよく「頭がいい」と言われますし
自分でもおそらく頭がいいほうだろうと思います。



しかしこれは自慢でも何でもありません(本当に)。



なぜならこの格言どおりなら、
頭がいいって一番レベルが低いですよね。



頭の善し悪しと
ビジネスを成功させられるかどうかも
おそらく相関関係はないです。



頭が良ければビジネスがうまくいくなら、
この世は東大京大出身経営者の会社だらけのはず。



しかし
高卒でも中卒でもめちゃめちゃ成功している社長の
ひとりやふたりくらいは自分たちの周りにいます。



そう考えると
頭の良さって本当に価値があるのでしょうか。



なんとなくですが、



頭の良さには勉強が必要
お金にはお金が必要
夢には覚悟が必要



なんてキレイにまとめてみたりして。。。



とにかく
自分が頭が良いと思っている人は要注意。
これは自戒の念も込めています。



頭の良さは覚悟がなくても発揮できますが、
夢を叶える行動には覚悟が必要です。



頭の良さやそれを認められたことを
成功体験にするのはとても危険です。



やっぱり結果しかないでしょう。
私たち経営者が生きているのは
そういうフィールドなんだという、



極めて
当たり前のことを再認識せざるを得ません。




その結果を出すために、
どんな手段を取るのか。



多くの経営者が
人を雇って仲間を増やして
結果を出そうとします。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
早く行きたければひとりで行け。
遠くへ行きたければみんなで行け。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



アフリカのことわざらしいのですが、
とても良い言葉だと思います。



おそらくビジネスにおいて
ひとりで遠くに行くのは極めて難しい。



遠くに行こうと思ったら
仲間の助けは必要不可欠です。



しかし、
現実問題として企業のほとんどが
人の問題を起こしています。



一緒に行こうと思った仲間と
問題を起こすわけです。



ビズアップもご多分に漏れず、
この2年もこれ関係でいろいろありました。。。



こういった問題はあまりにも多いものですから、
常に「本当の仲間」みたいな人を探して
いつまでもさまよっている経営者もいれば、



もはやひとりのほうが遠くに行けるんじゃね?
ということで単独行動にでる経営者もいます。



会社の夢や目標よりも
自分の生活や趣味のほうが大切、
という人なんかゴマンといるわけで、



しかも採用力に乏しい中小企業であれば
そういう人が社員になる確率は高いです。



理想を思えば
悔しかったり悲しかったりします。



「おれの会社を生活のための金稼ぎ場と考えやがって!」
「会社がだめになっても転職すればいいやとか考えてんだろ!」
「なんでもっと会社に本気になってくれないんだよ!」



なんて言ったところで、
現実問題としてはしかたないですよね。
立場が違えば求めるものも正義もかわりますから。



そうすると、



「遠くへ行きたければみんなで行け。」



の「みんな」って誰のことを指すんじゃい、
ということを経営者は明確にする必要があるし、



遠くに一緒に行ってくれる「みんな」が
仮にうまいこと見つかったとしても、



そんな「みんな」だけで
会社を成長させることは現実問題として不可能
(「みんな」ではない他の人の力も必要)だ
ということをよくよく理解する必要がありそうです。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
早く行きたければひとりで行け。
遠くへ行きたければみんなで行け。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



良い言葉なのは間違いありません。



でも、
この言葉を鵜呑みにするのは
とても危険だというのが
この2年の感想であり教訓です。



これらのことを
私は登山に例えることにしました。



まずは
どんな結果を出すことを目標にするのか。



つまり、
登ろうとしている山を明確にする必要があります。



エベレストなのか、
マッキンリーなのか、
キリマンジャロなのか、
富士山なのか、
稲荷山公園なのか(マニアック)。



当然、
エベレストを目指すなら
それなりの「覚悟」が必要です。



富士山ならまあ1日で登頂下山できますし、
稲荷山公園ならハイキングレベルで行けます。



どの山を目指しているのか、
どのくらいの難易度の山を目指しているのか、



これはやはり経営者が
伝えつづけなければならないことなのでしょう。



その上で、
多くの経営者はエベレストやマッキンリーなどを
目指したいと考えていると思います。



その場合、
社員全員での登頂を目指すのは
やめたほうがいいと考えます。



これが、
「遠くへ行きたければみんなで行け。」の
「みんな」を誰にするかという話です。



「よっしゃ!エベレスト登るぞ!」



と社長が熱く語るかたわらで
「稲荷山公園しか行くつもりないっす」
と心の中で思っている社員だっています。



帰ってこられるかわからない山に登ろうとする人と、
出発して4~5時間後には帰宅できる山に
登るつもりで参加している人、



一緒に向かってうまくいくはずないのに
現実の会社ではこういう人たちが混在してしまいます
(もちろん仕方ないことです)。



私は最近
「エベレストを目指す」という話を
朝礼などで社員にするようにしています。



しかし、
「全員で一緒に行こう!」とは言わなくなりました。



エベレストに登るなら、
さまざまな中継地点を経由する必要があります。



自分がどのくらいの中継基地までなら
一緒に行ってもいいかを考えて教えてね、
というようにしています。



そういう人の支えも必要だからです。
十分ありがたく存在意義のあることだと思います。



そんな中で頂上にアタックする部隊を
少しずつ形成していければいいかな、
というのが今の私の気持ちです。



まあ、
「エベレスト」が今のビジネスのどんなことに
相当するのかがまだ明確になっていないので、



アタック隊に立候補したい
という人も明確には募集できませんし、



そのためにどんなふうにピボットすべきかも
どんな覚悟が自分や家族に必要かも明確に
なりきっていないというのが現状です。



ただ、
今よりも遠くに(高くに)行きたいのは間違いない。



「理由は?」と聞かれても。。。
もはや本能かもしれません。



さて、
2018年はどんな年でしたでしょうか。



冒頭のように
私にとっては辛く苦しい年でしたが、



それは覚悟を試されたりいろんなことに
気づかせるために起こった必然だろうと
今は受け入れようと考えています。



取り留めもない話になりましたが、
本年も1年ありがとうございました。



来週は冒頭でお伝えした、



・ロゴマークオブ・ザ・イヤー2018



がいよいよ発表です!
お楽しみに!!







今回はここまでです!





津久井






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