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2018年07月20日 デザイン メールマガジン 法則・ノウハウ 【第439回】パンフレットやチラシをつくるときにものすごく重要なたった1つのこと

こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz









ワールドカップが
フランス代表の優勝で幕を閉じました。



今回のワールドカップは
とてもおもしろかったという声を
まわりのサッカー関係者からよく聞きます。



個人的にはクロアチアに
優勝してほしかったですが、



決勝トーナメント進出国を見たときから
フランスが優勝すると思っていたので
予想通りっちゃ予想通りでした。



そんなワールドカップ決勝戦が行われた3連休も
日中は子どものサッカーのコーチですべて終わりました。



朝から夕方まで、です。



何が辛いって、
もう顔面が真っ黒になるんですよ、日焼けで。



日かげがほとんどないグランドに
朝から1日じゅういるわけですからね。
日焼け止めとかもはや気休めにもならない。



今、私に会っていただくと
松崎しげるかテラフォーマーかという
黒光りぶりです。




テラフォーマーはマンガに出てくる
火星で突然変異したヒト型のゴキブリです。



さて、
そんな夏真っ盛りの中、
お知らせがあります。



ビズアップのお盆の休業についてです。



今年は悩んだ結果、
8/13~8/17とさせていただきます。



その前後が土日ですから、
実質は8/11~8/19までとなります。



基本的には9連休はとらない主義でしたが、
今年はいろいろ考えて試してみようとなりました。



仕事のほうではお客さまに
ご迷惑をかけないよう最善を尽くしますが、
また各担当からも改めてご連絡させますが、



「ロゴをお盆前までに完成させたい!」
「お盆前に名刺が切れそう!印刷してほしい!」



などなどがありましたら、
どうぞお早めにご連絡くださいませ。



さて、本日のお話です。



私は毎年、
盆も正月もヨメの実家の
愛知県豊田市に帰省します。



ヨメは三姉弟の長女で一番上、
下の二人は弟です。
私も含め家族は仲良しです。



私はヨメと結婚してから
独立を決意しました。



結婚してからどころか、
結婚後1ヶ月でヨメが妊娠したことがわかり、
そこからひとまず会社を辞めて、



で、
何で独立しようかと考えてつくったのが
このビズアップという会社です(汗)。



そんな状況ですから、
弟2人もさすがに私のことを当時は



「こいつイカれてんな。。。」
「ねえちゃんはやばいやつと結婚したな。。。」



ときっと思ったことと思いますが、
会社をはじめて12年も経つとさすがに
そのあたりの不安はもうないどころか、



むしろいろいろと相談されます。



2年前のお盆もそうでした。
豊田に帰ったときに義理の弟に
仕事の相談をされました
(居酒屋で呑みながら)。




本日はそのときのお話をしてみます。
ちなみにデザインに関するお話です。





義弟は介護福祉施設で働いています。



その中でも
「デイケア」と言われるところです。



義弟が勤めているデイケアは
病院が経営しています。



入院していたご老人が
退院はできるけど「要介護」と
認定された場合にはデイケアに入所します。



このデイケアはキャパシティは30人。



「要介護」のお年寄りだけで
30人埋まることはなかなかないため、



稼働率の問題から
「要支援」と言われる「要介護」までいかない
お年寄りも受け入れています。



しかし、
要支援と要介護では職員のスキル=給与も違い、
いただける報酬も当然要支援のほうが安いため、
30人のキャパシティで要支援まで受け入れるのは
経営的にはとても厳しいということでした。



義弟は会社(大元の病院)に
企画書を出したそうです。



それは、
「要支援」のお年寄り専門の受け入れ施設、
「デイサービス」をつくることで、
デイケアとの住み分けをする、というものでした。



今までは病院からデイケアへ、
または逆にデイケアから病院へ、
という利用者の流れはありましたが、



デイサービスをつくることで
デイサービスからデイケアへ、
デイケアからデイサービスへの流れも
つくることが可能になります。



従事する職員とその給与の観点からも
義弟の企画は合理的なように感じました。



さて、
施設をつくるには金融機関から
お金を調達する必要があります。



ところが、
金融機関の回答は



「まずはデイケアの利用者を
MAXの30人にしてください」



だったそうです。



お金を借りるには
まずは既存のデイケアの利用者を
MAXにしなければならない。



はて、
どうしたものか。。。



頭を悩ませた義弟が考えた打ち手は、
パンフレットや名刺サイズのチラシを配ることで
デイケアの利用者を安定的にMAXにしたい、
というものでした。



そこで



「こんな内容のパンフレットを
つくろうと思うんだけどどうかな?」



という相談を呑みながらされたわけです。



しかし、
その内容はお世辞にも「いいんじゃない?」
と言えるようなものではありませんでした。



デザインの出来栄えの話ではなく、
その内容が、です。



名刺サイズのチラシに関しては



・施設名
・住所
・電話番号



ぐらいしか
スペースの問題で入れられないのではないか?



と言っていましたが、
その実、何を盛り込めばいいのか
わからないというのが本音だったようで、
通常のパンフレットに関しても同様でした。



「何を盛り込めばいいのかわからない」



これはさまざまなツールをつくる上で
多くのお客さまが持つ代表的な悩みです。



パンフレットのご依頼をいただいても
これが本当に多いです。



これは先週のメルマガのテーマになりますが、
自社を言語化できていないというのが
ひとつの原因としてあげられます。



ただ、
今日は違う観点からのお話。




さて、
ここで少しロジカルなお話を。。。



「ツールミッション」



という言葉を聞いたことはありますか?



ないですよね。
だって私が考えた言葉なので(汗)。



パンフレットにしろ、
名刺にしろ、ホームページにしろ、
販促のためにつくるツールには
ミッションを持たせるべきです。



これを「ツールミッション」と呼びます。



たとえば、
パッケージデザインであれば
ミッションは「売れる」ということになります。



名刺だったらどうでしょうか?



・名前を確実に覚えてもらう
・顔を覚えてもらう
・パーソナリティを理解してもらう
・社名を覚えてもらう



などなど
いろいろと考えられます。



大切なのは
このツールミッションによって、
どういうデザインにすべきかは変化する、
ということです。



先の名刺の例で言えば、



・名前を確実に覚えてもらう



であれば
名前は大きく目立つように
デザインするのはもとより、



「お願い!!名前だけでも覚えてください!!」



というキャッチコピーがあっても
良いかもしれません。



・顔を覚えてもらう



であれば
顔写真は必須ですし、



・パーソナリティを理解してもらう



であれば
プロフィールを盛り込む必要があります。



そして社名を覚えてもらうならば
ロゴの配置の仕方がとても大切ですし、
何よりロゴデザインそのもの、
さらには社名も大切になってきます。



さて、
このツールミッションは基本的には



・1ツール1ミッション



であるほうが良いです。



1つのツールには
1つのミッションしか与えない、
ということです。



こうすることで、そのツールの持つ
メッセージがとがり強くなります。



メッセージがとがって強くなれば、
相手に届く、響く確率は高くなります。



1つのツールに欲張って
あれもこれもとミッションを与えるのは
あまり好ましくありません。



メッセージがボケてしまうからです。
ピンぼけした写真が何の写真かわからない
イメージに近いですかね。



ただし、
現実的には1ツール1ミッションを
実現するのは難しいです。



それでも一番言いたい



・キーメッセージ



が何かはわかるようにすべきです。



ビズアップのホームページを
例に挙げてみましょう。



ビズアップのホームページの
ツールミッションは、



・とにかくロゴの無料提案に申し込んでもらう



となります。



ロゴデザインをビズアップで購入してもらう、
ではないということです。



とても微妙な違いですが、
ここはとても重要です。



なので、
そのキーメッセージがわかるように
TOPページのファーストビューに
デカデカと載せています。



しかしながら、
無料提案に申し込んでもらうには



「信頼できる会社かどうか?」



も伝わらなくてはなりません。



そうするとホームページには
副次的なミッションが発生します。



それは



・見た人に信頼感を感じてもらう



となります。



自ずと会社概要ページなどを
しっかりとつくり込む必要が
出てくるわけです。



これが
ツールミッションという考え方です。



さて、
デザインはツールミッションにより
変化する、と言いました。



では、
ツールミッションは
どう決めればいいのでしょうか?



それは、
「戦略や戦術」によって決まります。



戦略、戦術により
そもそもどんなツールをつくるべきか決まり、
それによりツールミッションが決まり、
ツールミッションによりデザインが決まります。



・戦略/戦術

・ツール(ツールミッション)

・デザイン



になっているわけですね。



ちなみに
ここまで理解できているデザイナーは
ほとんどいません。



なので、
好き勝手なものをつくってしまう
デザイナーが多いわけですね。




さて、
ここで義弟にどんなアドバイスをしたかを
お伝えします。



これは
多くの介護福祉施設のお客さまのみならず、



・キャパシティが限られている
・利用のタイミングが読みづらい



という商売の方に
当てはまる方法だと思います。



介護福祉施設は、
施設の大きさや職員さんの人数により
当然キャパシティが限られています。



また、
いつ利用者の方が増えるかのタイミングは
とても読みづらいです。



飲食店や理美容室は
タイミングが読みやすいですよね。



しかし、
介護福祉施設の場合は、
いつ要支援や要介護の人が
現れるかわかりません。



稼働率がポイントになってしまうのは
これが理由の大半と言えそうです。



ということは、
利用者を増やせる枠ができたときに
すぐに新しい利用者さんを入れることが
できればいいわけです。



「そんな都合のよい方法なんて」



と思うかもしれませんが、
できる前提で考えることが
クリエイティブな思考には大切です。



私が義弟にアドバイスをしたのは
「予約表をつくる」ということです。



「予約表」とは順番待ちリストのこと。



近隣の見込み客となりそうなご家庭に、



「次に利用者の空きが出たら
アナウンスさせてもらいましょうか?
アナウンスさせてもらうだけですので、
その際にお断りいただいても構いません」



という形で
利用者の順番待ちリストをつくるわけです。



そうすると、
空きが出た際にリストの順に片っ端から
電話をすることができます。



「施設に空きが出ましたが、
今回はいかがされますか?」



これを順番にやっていきます。
空きが出るたびにこれを繰り返せばよいわけです。



そしてその順番待ちリストをいかに
たくさんの順番待ちの方で埋めるか、
ということと、



順番待ちの方々に忘れられないよう
接触を繰り返すかがポイント、
ということになります。



忘れられないよう、
順番待ちリストの方々には
定期的にニュースレターをお送りして
施設の様子や職員さんの紹介などを
していくといいですよね。



ここまで来ると、
義弟がつくるべきツールの
ミッションが決まります。



パンフレットにしろ
名刺サイズのチラシにしろ、



ツールミッションは



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「順番待ちリストにとりあえず載せてもらっておこう」
という人を増やす
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ことにほかなりません。



もっとドリルダウンするなら、



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
順番待ちリストがどういうものか、
興味を持った人からの問い合わせを増やす
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



であってもいいわけです
(こっちのほうがいいかも)。




こうすることで、ツールに
どんなキャッチコピー(キーメッセージ)を
入れれば良いかも明確になります。



さて、
御社では今何か販促物をつくることを
検討されていますか?



そんなときは一度立ち止まって、



「この販促物のミッションは何なのか?」
「なぜこのミッションになったのか?
(戦略、戦術は何か?)」



といった視点を持ってもらうと、
よりよい販促物をつくれると思います。



とにかく「ツールミッション」、
この言葉だけでも覚えてくださいね!







今回はここまでです!





津久井






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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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