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2018年08月31日 デザイン ブランディング メールマガジン ロゴデザイン 心理学 法則・ノウハウ 【第444回】御社の商品やサービスは「高級料理」か「残飯」か?

こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz







8月最終日。



森山直太朗さんの
「夏の終わり」という曲が
頭の中にかかりそうな、



でも気候はまだまだ
夏真っ盛りな日々ですね。




ビズアップは実は8月末が決算です。



今日が終わると、
創業してから13年目、
法人化してから12年目に突入します。



思えば遠くに来たもんだ。



しかし、
実感としてはまだまだ成し遂げたいことの
100分の1も達成していません。



創業当初の純情な感情は
3分の1くらいになってしまったかも。
そして空回り。



それを
会社の節目である決算期にもう一度思い出し
先に進んでゆく強さに変えて行こうという、



私にとっては
そういう自分を見直す時期でもあります。



生きていればいろいろありますが、
辛いことがあったときは自分より辛い経験を
したことがある人を思い浮かべ
奮起するようにしています。



まあ、
シャクシャク余裕で暮らしたいものですけどね。



さて、
本日も小難しいお話をなるべく読みやすく
楽しく伝わるようなメルマガを
お届けしたいと思います。



先日、
私が大好きなBooks&Appsというサイトに
こんな記事が上がっていました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふろむださんの
「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で
決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である
→ http://bit.ly/2LJMJrr
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「ふろむださん」というのは著者さんのお名前です。




この記事の中で、
「勘違いさせる力」に見た目の力も
大いに関係するという記述がありました。




つまり私たちの仕事に関連します。




デザインを「勘違いさせる力」というと
とっても人聞き悪い感じではありますが(汗)
内容的にはもっともなお話でした。




今日はその記事と絡めて
見た目の力についてお話したいと思います。





記事の中では写真付きで
こんなことが書かれていました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例えば、
ネットでしばしば話題になる画像として、
採用試験に容姿が関係するかというものがある。



とあるTV番組では、
これを実際に検討してみたところ、
ほぼ全ての企業で美男美女が圧倒的に評価された。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




この「容姿」がふろむださんの言うところの
「勘違いさせる力」に該当します。



容姿と仕事の能力には因果関係がないことは
ちょっと考えればわかります。



それなのに
大企業の採用担当者も「勘違い」してしまうほど
見た目には強力な力があるという歴然とした
「事実」がそこにあることは注目に値します。




これを知って、



「おれはブサイクだからダメだ。。。」
「わたし、容姿に自信なんかちっともない!」




というのは早とちりもいいところなのですが
論点がずれますのでここでは特に触れません。




「そんなことないよ!」




とだけ言っておきます。




なぜ容姿がいい人を「能力がある」と
勘違いしてしまうのかの理由は
正直わかりません。



ただ、
前述のとおり「そうなってしまう事実」が
あることから目をそむけることはできません。



それぐらい人は見た目から
ある種の思い込みを持つ生き物だ、
ということです。



たとえば心理学では
「魅力バイアス」というものがあります。



見た目が美しい人は
知的で誠実で能力が高い人だと
思われる傾向にあるというものです。




また逆に
「仕事ができる人を思い浮かべてください」
という質問に対しては多くの人が




・身長が高くてシャキッとした人




を思い浮かべると言われています。
これも魅力バイアスです。




背が低くて猫背な人でも
めっちゃ仕事ができる人はいるはずなのに
誰もがそういう人を連想しないわけです。




なぜそうなるかわかりませんが、
これは事実なのです。




魅力バイアスを語る上で有名な話に
アメリカの元大統領ジョン・F・ケネディの
選挙の話があります。




対立候補であるニクソンとケネディの討論会を
ラジオで聴いていた人のほとんどが
ニクソンに投票し、



テレビ(当時はまだ普及しきっていなかった)で
見ていた人のほとんどがケネディに投票した、
というものです。




簡単にいえば
ケネディのほうがイケメンだったわけです。





ここで機会損失という考え方が出ます。



著書の中でふろむださんは
「容姿端麗」の人のほうがチャンスに
恵まれる確率が高いと言っています。



能力が同じ二人がいて、
チャンスの数が容姿によって
決まってしまうわけです。



たとえば
一部上場企業の社長さんがいて、



これだけ聞けば誰もが
一部上場企業の社長になる能力がある人、
だと感じると思いますが、




もしかしたらこれだって容姿によって
一部上場企業の社長になるチャンスの数が
違う可能性だってあるわけです。




多くの人が




・能力が高い → 一部上場企業の社長になれた




という因果関係を見出すと思いますが、




・容姿がよかった → 一部上場企業の社長になるチャンスが与えられた



という因果関係が
成立している可能性だってあるわけです。




もちろん、
ある一定以上の能力がなければ
そもそもそのチャンスはないわけですが、




同じように能力があるのに
見た目によりそのチャンスを
手に入れることができない人からしたら、




これは明らかに
チャンスロス(機会損失)なわけです。



これが
私たちがデザインが大切だという理由です。




その高い商品力を、
見た目をおろそかにすることで
活かしきれていないとしたら?



会社の容姿を整えていないために
営業マンが苦戦を強いられている
可能性があるかもしれないことに
経営者は目を向ける必要があります。



逆に、
会社の「身だしなみ」を整えることで
業績の振るわない営業マンに言い訳をさせない、
ということだってできるわけです。



しかしいずれにしても多くの場合、
会社の見た目をより良くするかどうかの
決裁権は経営者しか持ち合わせていません。



御社の商品やサービスが
良いものかどうかというのは
お客さまは体験してみないとわかりません。



しかし、
お客さまは体験する前に
その商品を買うか、サービスを受けるかを
決断しなければならないのです。



一部上場企業の社長としての能力があるかも
社長をやらせてみないとわかりません。



それでも選ばれなければならないわけです。
その判断に大きな影響を与えるのが
見た目だというわけです。




もちろん見た目だけではありません。
過去の実績や既存客の推薦、満足度なども
大いに影響します。



見た目を含め、
これらを総合的に「表現」して
選ばれるようにすることがブランディングです。



が、
ここでは見た目の話に主軸を置きます。




では、
会社の見た目をより良くする具体的な方法は
というお話もしておきたいと思います。



たとえば、
スーツの役割を考えてみましょう。



スーツを着る目的、
つまりスーツの一番の役割は



【相手に不信感、不快感を与えない】



だと考えます。



これは
ネガティブな理由で見た目をきちんとするケース。
悪い印象を払拭しようという試みです。



対して
ワイシャツの色や柄、襟の形、
ネクタイの柄や形などは思い思いのものを
選ぶ人が多いですね。



これは何をしているかというと、
各々が自分の好きなものを身に着け、
個性を出している、ということです。



つまり、



【個性(らしさ)を感じてもらう】



ということを
目的にしていると言えます。



これは
ポジティブな理由で見た目を整えるケースです。
より自分(らしさ)をわかってもらおうという。



これは会社の身だしなみである、
「デザイン」でもほとんど同じです。
つまり、



★ネガティブを払拭する → 相手に不信感、不快感を与えない
★ポジティブを表現する → 個性(らしさ)を感じてもらう



という2軸で考える必要があります。



先週のメルマガでもお話した、
「爬虫類脳」「哺乳類脳」に対応している
とも言えます。



・相手に不信感、不快感を与えないデザイン → 爬虫類脳を機能させない(危険を感じさせない)
・個性(らしさ)を感じてもらうデザイン → 哺乳類脳に訴える



御社のお客さまは、
どんな「会社の見た目」だと不信感を
感じないか、安心できるか。



そして、
どんな「会社の見た目」だと
「私はスキだわ」「ここはなんとなくいいな」
と感じてくれるか、ということを考えます。



見た目には「無拒否性」があります。



これを私は
「デザインの無拒否性」と名付けています。



素人がつくった料理でも
一流レストランのそれのように
盛り付けられていれば、



凄腕シェフがつくったのではないか、
と感じますし、



3つ星レストランの凄腕シェフがつくった料理でも
ビニール袋に無残に放り込まれていれば
「残飯」だと感じてしまうのが人間です。



この無拒否性
(何かしらの印象を持ってしまう)によって
前述の容姿端麗な学生が企業の採用担当から
優秀だという評価を引き出したわけです。




会社で言えば、



・ロゴ
・名刺
・封筒
・パンフレット
・ホームページ
・会社やお店の入り口
・営業マンの身だしなみ
・その他



こういったものから
御社の見込み客は何かしらの印象を持っています。



一流の人の料理だと思われるか、
残飯だと思われるか。



どちらを選びますか?



こう考えると、
商品力に力を入れればいれるほど、
デザインをおろそかにするのは
本当にもったいないことだとわかりますね。



ちなみにロゴについては、
やはりデザインの無拒否性から
それがプロにつくってもらったものか
わかってしまいます。




プロにつくってもらったロゴであること、
これは「不信感、不安感を払拭すること」です。




そして
どんなデザインのロゴを使っているかが
「個性(らしさ)」を表現することというわけです。



また、
ロゴはビジュアルコンパス(R)です
(商標とってます)。



会社の個性(らしさ)の中心にくるコンパスです。
このコンパスが、名刺やパンフレット、HPの
方向性を決めるということです。



自分の顔に合わせて
どんな色や形の服が似合うかを考えるのと同じで、
ロゴが「会社の顔」だと言われる所以です。
だからとっても大切なんですね。







今回はここまでです!





津久井

 

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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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