ロゴ専門
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イシハラ リキ

Riki Ishihara

『デザイナーが言ってるからこのロゴでいいかな…』ではなくて、納得するまで何でも言ってほしい。真面目で丁寧、でも堅過ぎない傾聴系デザイナー!


代表作

株式会社Novelさま

覚えやすくて印象的なネーミングをストレートに表現しています。ノヴェル=本が開かれている状態を、イニシャルのNと重ねて描いています。わかりやすい名称をシンプルにシンボル化する事で、独自性と強さのあるロゴにしました。
開かれたページにはしおりが挟まれており、1ページ1ページが貴重な事=1つ1つの物事を丁寧に積み重ね、濃い内容にしていく理念を表しています。
社名の書体についてはシンプルで読みやすいデザインにしました。均一な線で描かれたようなゴシック系の書体を制作し、業種やサービスに合わせた先進的なイメージにしています。

株式会社スズヒロさま

ウェブサイトのイメージや和食系の飲食業である事、キャッチコピーや社風から、当初伝えられていた「カッコよさ」や「シャープさ」といったような表層的なデザインではなく、温かみや安心感のあるロゴが適していると考え制作致しました。
幸せや豊かさ、豊かな食文化、温かな食事の原点として「家庭の食卓」をテーマとして設けました。一汁三菜をモチーフとして円と四角形のみで記号的にデザインし、覚えやすく印象的で温かなイメージにしています。

株式会社ベルシステムさま

社名に「ベル」という誰もが知っているような具体的な物が入っている事から、それをモチーフとしたデザインにする事で社名との関連性を強め、わかりやすいロゴにしました。ベル(鐘)の共鳴という性質を利用し、2つの鐘を組み合わせたデザインにしました。
円をつける事で二人の人のようにも見えるようにし、手と手を繋ぎ合っているようなイメージ、共鳴し合っているようなイメージを描いて共存共栄を表しています。
また、人が向き合うデザインにする事で「直接お会いして対面でのコミュニケーションを大切にしている」という理念やこだわりを象徴しました。
よく見ると上側の濃い緑はB、中央の白抜き部分はSにもなっています。

ニコタマ大腸・肛門クリニックさま

シンプルに大腸をモチーフとしたデザインです。手書きのような温かみがありながら、崩しすぎないデザインにする事で、ポップになり過ぎず信頼感を感じられるロゴとなっています。明るいオレンジで親しみやすい印象を持たせ、濃い茶色を組み合わせる事で信頼できるクリニックとして落ち着いた印象も表しています。
ご依頼当初の内容としては「タマ=猫もいいかな」という指示もありましたが、クリニックのロゴとして業種をストレートにわかりやすくアピールするためには猫は不要と考え、大腸のみのシンプルなデザインを提案しました。

ニチエツ株式会社さま

日本と越(=ベトナム)を繋ぐ企業様のロゴデザインです。
往復するようなイメージや「仲間」「絆」といったテーマをご希望されていたため、線が何度も往復したり循環するような流れを描いたデザインを制作しました。
また、左側はEの形になっていて、右側はそれを反転させた形であり、全体がNになっています。デザイン自体は均一なラインのみで描き、シンプルで先進的な印象にしました。

株式会社first Innovationさま

社名イニシャルであるFとIを向かい合わせたシンメトリックなデザインです。明朝体のようなフォルムをベースに、高級感とモダンな印象のあるデザインを制作しました。均一なラインではなく、縦と横のラインの太さに強弱をつける事で洗練された格調高い印象にしています。
このデザインでは、細かなモチーフや込められた意味を重視するのではなく、ロゴを見たときに確かな技術感やサービスのクォリティの高さを感じるような、視覚的印象や感覚を大切にして制作しています。


デザインの信条

――イシハラさんのデザインの信条を教えてください。

「良いロゴを作る」という事です。
「良いロゴ」とは、自分の好みを押し付けるのではなく、またクライアント様の好みを盲信する事でもなく、「目的や出すべきイメージに適したロゴである」という事だと考えています。
ロゴを作る目的に対し最も適切な形で、なおかつそのクライアント様だけのデザインでもあり(独自性)、しかも美しい(クオリティ)、そして永く使用できるという事を追求しています。。毎回難しいですが。


ロゴ制作にあたって、気をつけていること

――ロゴ制作を行うにあたって、気をつけていることはなんですか?

採用になればオッケー、という事ではなく、自分なりに完成度が高いデザインを追求する事です。
完成度が高いという事は、社会的・視覚的信頼感やサービスの質をより高く正しく伝える事に繋がると考え取り組んでいます。
また、現在はソフトや印刷技術も発達し複雑なデザインも簡単に制作できるようになりましたが、ロゴについてはなるべく簡潔な形、シンプルな表現が好ましいと思い(案件によりますが)、装飾的なテクニックに走らないように気をつけています。


プライベートについて

ヘタだけ、葉っぱだけでもリンゴに見える訓練

――プライベートのイシハラさんについて、ちょっとだけ教えてください。

僕は、動物が大好きで、図鑑や図録、蝶の標本などを趣味で集めています。ロゴは抽象的なので、抽象絵画から影響を受けることもあります。例えば、モンドリアンという抽象画家の作品のひとつに、赤と黄色のドット(点)を組み合わせただけのものがあるんですが、ドットだけで、リズムや音を感じたりするんですよ。
その図録や作品集に直接関係するわけではありませんが、日頃からある訓練をしています。例えば、リンゴをマークにしようとすると、どんな形があるのかな、と考えてみる。Macのマークはかじられたリンゴですが、ヘタだけでも、葉っぱだけでもリンゴに見えるかもしれない。どこがリンゴらしく見えるのか?ということを描いたりしています。
モノだけではなく、文字も。例えば「ふ」というひらがなは、どういうカタチであれば「ふ」に見えるのか。どれだけの要素が必要で、核となる部分、それらしく見せる部分はどこなのか。これは、「どういう会社だったら、どういうカタチにすればいいのか」というロゴデザインにつながってくるんです。


うーん、仲良くして下さってる方たちと美味しいものを食べる時間はとても楽しいなーと思います。
あとは、自己プロフィールにも書きましたが、知り合いの名前ロゴを勝手に作る事です。笑



お客さまへのメッセージ

――お客さまへのメッセージをお願いします。

デザインを制作する機会を頂いたからには、良いロゴが完成できるよう尽力致します。
ただ、時にはお客様やディレクターと意見が異なったり衝突する事もあるかも知れませんし、もしかしたら面倒なタイプのデザイナーかも知れません。
想定されていたようなイメージと異なるようなデザインを提案する事もあると思います。
しかし、エゴや個人的な感覚、アート的な作品意識で意見を押し付けようとしているのではなく、より良いロゴを完成させるために、「このクライアントさんにとって一番ふさわしいロゴはどういったものか」をいつも悩みながら制作しています。
自分が考えた事はちゃんと伝える事や、お互いの意見を擦り合わせていく過程はとても大切だと思っています。
一緒に良いデザインを創り上げていければと思いますので、よろしくお願い致します。


プロフィール

イシハラ リキ

Riki Ishihara

略歴
1982年生まれ、京都出身大阪在住。
地元京都のデザイン事務所に勤務した後、独立しロゴデザインの制作をメインとして活動しています。
個人的な趣味として、知り合った方の名前をモチーフとしたロゴを勝手に作る活動を行っています。

2003年 京都のデザイン事務所勤務
2010年 フリーのデザイナーとして独立
2011年 ビズアップ協力デザイナー

主な実績
個人〜企業までロゴデザイン制作、ブランディングを担当。
スポーツブランドのグラフィックデザイン、商品デザインや
化粧品等のパッケージデザイン制作等。
タイポグラフィ年鑑2013入選。

受賞歴
タイポグラフィ年鑑2013〜2019入選
タイポグラフィ年鑑2016 シンボルマーク部門ベストワーク


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