ロゴマークに込める意味づけは必要なのか?
というテーマは、
意味付けなしでもロゴマークはその役割を果たせるのか?
と言い換えることもできると思います。
当然意味付けなしでも
十二分にロゴマークとしての役割が果たせるならば、
それは不要かもしれないわけです。
それではロゴマークの役割とはなんでしょうか?
ビズアップではその役割を、大分類として2つ上げます。
https://www.biz-up.biz/contents/matrix/ビズアップホームページより
・【信念の象徴】:理念やミッションとった「想い」を表す
・【ビジュアルコンパス】:信頼感や統一感を出すなど「ビジュアル」の方向づけをする
※「ビジュアルコンパス」は、ビズアップ代表津久井が造った造語です。
さらに、これらはそれぞれに「対社内」「対社外」に分けることができます。
図にすると、このようになります。
良いロゴとは、これらのA・B・C・Dをより満たしているものだと私たちは考えます。
ということは
役割を果たすためには、単純に次のようなことが問いかけとなります。
A 帰属意識を高めるためにはどんなロゴがいいか?
B 自社の想いを社外に知ってもらうにはどんなロゴがいいか?
C ビジュアル面での統一感をだすにはどんなロゴがいいか?
D 企業、店舗、商材の信頼度を高めるにはどんなロゴがいいか?
そして対社内、対社外でどうバランスをとるのか?
これらを考えながら完成したロゴには
想いとしての意味付けも
ビジュアルの方向性としての
意味付けも
すでになされているのではないでしょうか。
別の角度からみると
そもそもデザインたるものには
ミッションがあります。
そしてデザインを載せるツールにも
ツールとしてのミッション、ツールミッションがあります。
名刺には名刺としてのミッション
チラシにはチラシの
パンフレットにはパンフレットの
ホームページにはホームページのミッションがあります。
簡単に言うと、
どういう目的でホームページを作るのか
どういう目的のチラシなのか。
どういう目的のパンフレットなのか。名刺なのか。
それぞれの目的に応じて作成されていかないと
役割を果たせません。
それぞれが担う役割に応じて
ミッションが決まってきて
ミッションに応じてデザインが決まってきます。
簡単な例で考えてみます。
たとえば、今度の日曜のお昼に
たくさんの方にご来店いただき
安くておいしい料理をたくさん食べてもらうことで
地域における自社のお店の認知度を上げるということが目的なら
そんなサービズタイムを宣伝するための
チラシ、パンフレットを作ることになります。
その集客のためのものとなりますから
デザインもそれに応じたものとなります。
作成する側は、
日曜お昼の集客のため
というミッションに応じて
チラシやパンフレットに意味付けをするわけです。
この事例だと
ツールやデザインのミッションが
だれの目にもあきらかで、くっきりしていますね。
さてロゴマークにも当然ミッションがあります。
するとロゴマークを作るにあたっては
自分たちはなんのためにロゴマークを作るのか?
ロゴマークはどういう役割をもつべきなのか?
こういった問いから離れることはできないと思うのです。
そしてロゴマークの役割は
社内外に想いを発信し
社内外の信頼を得るデザインであること
そうである以上
それは意味付けなくしては作成できないのだと思っています。
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