ロゴ専門
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渡辺 俊吾

Shungo Watanabe

こだわりは形、色、そして質感。
思わず手を伸ばしてしまいそうなデザイン。
意表をついた提案でお客様を驚かせる。


代表作

中部インプラントアカデミーさま

歯科医師を対象に、講習会などを主宰している研修施設さまです。サッカーチームやイギリスの大学のように、エンブレムを取り入れたロゴにしたい、中部インプラントアカデミー(CHUBU IMPLANT ACADEMY)の略である「CIA」を含めたいとのご要望がありました。

ロゴはずばり口の中です(両サイドの枝葉が歯、盾が舌)。アイデアを出す段階で、施設の活動内容をわかりやすく表現する方法はないかと考えました。そこで思いついたのが、歯をモチーフにしたロゴです。お客さまのご要望とは違いましたので、驚かれましたが、大変気に入っていただきました。「意表をついたデザイン、120パーセントの出来」と評価いただきました。

修学塾さま

京都にある学習塾さまのロゴです。「塾らしさを感じさせつつ、業界の挑戦者としての勢いを出したい。10代のお子さんや保護者に、信頼でき、学力を高めることができそうだと感じてもらえるロゴにしたい。」というご要望でした。

頭文字の「S」に矢印を使用するのはありきたりなので、斬新なロゴをデザインするために、ずいぶんと時間をかけて考えました。中心に、どんと描いたのは、これから挑んでいく山。半円で表した空を突き破るほど高い山です。山の形は「S」の下半分を膨らませています。頭文字の「S」は隠しモチーフになっています。

廣橋税理士事務所さま

30代から60代の経営者をターゲットにした税理士事務所さまです。当初は「握手しているイメージ」「安心感」「メタリックな感じ」「柔らかい感じ」に「頭文字の『H』にハートマークを入れたい」等のご要望でした。お客さまの方でも考えがまとまっていらっしゃらなかったので、こちらからデザインを提出して、イメージを絞り込んでいきました。 最終的には、メタリックで重厚なデザインを採用していただきました。

真ん中に頭文字のHを置き、周囲の円に応じた丸みのある形に仕上げました。「H」は横のラインのところで、上下左右に四分割してあります。分割された横のラインが、重なり合い、つながることで、「握手」を表現しています。

J・Iさま

ビル総合メンテナンス、ハウスクリーニング、リフォーム業を主要事業とされている会社さまです。すでにロゴはお持ちでしたが、個人客向けのハウスクリーニングに注力するため、新しいロゴをご希望でした。

色や形の異なるラインを並べて、ハウスクリーニングのプロが住まいを整えていく様子を表現しています。 住まいがだんだんと美しくなっていく様子を濃紺から薄い青への変化で表現しました。また四角形の白抜きの部分が「J」と「I」に見えるようになっています。


デザインの信条

――渡辺さんのデザインの信条を教えてください。

しつこく、粘り強くデザインをすることでしょうか。お客さまの要望にはできる限り対応します。もちろん、お客さまの言うとおりにするだけではありません。

できる限り対応するのは、理論でお客さまを論破してもいい結果にならないと思うからです。中には、プロの立場として「よくならないな。」と思う要望もあります。その時に、簡単に「それはよくないですよ。」と言ってしまえば、お客さまが求めていることを流してしまうことになりかねません。

また、「ちょっと見たい」とおっしゃることをこちらの感性で判断して見せないままだと、お客さまも釈然としないでしょう。実際に見て、「言っていたとおりだね」とご納得いただかないといいデザインはできないと考えています。想像だけで仕事をしないことが私のデザインの信条です。

――お客さまの要望に応えていると、仕事が大変になりませんか?

なります(笑)。
昔から、我慢強い性格なので何とかなっているのだと思います。正直、一発OKで仕事が済むにこしたことはないと思っています。しかし、ロゴデザインはお客さまの気持ちを表現するものです。

ですから、お客さまが釈然としないまま仕事を進めても、いいデザインはできないと思っています。また、お客さまの要望がデザイン上、よくないなと思っても、ベストを尽くしたものをお見せします。適当にやって、「ほら、よくないでしょ」ということはしません。ベストを尽くした上で、プロとしてもっといい別の提案を添えるようにしています。


ロゴ制作にあたって、気をつけていること

――ロゴ制作を行うにあたって、気をつけていることはなんですか。

もともとお客さまは、どうしていいのかわからないからデザイナーに依頼をするわけです。「ここをこうして、こんな色にして」という具合に、具体的に指示ができるなら、デザイナーは必要ありません。ロゴは、社名の意味を成すものです。

ですから、具体的なイメージがなくても、気軽に話していただける雰囲気を作るようにしています。業種、業態、社名、社名の由来、などをお話いただいているうちに、社名の意味を表現して、引き立たせるロゴのアイデアがわいてきます。

――実際の制作面で気をつけていることはありますか。

デザインはシンプルであるほどいいと思っています。シンプルでありながら、お客さまのご要望である意味を成すために、形と色にはこだわります。
さらに、質感にもこだわります。質感とは、触れそうな風合いのことです。

例えば、メタリック調のデザインの場合、「メタリック風」を「メタリック」に近づけることが、質感を出すことになります。ですから、形も複雑にはしません。

現実に作れる形にしておくことで、シンプルなデザインになると思います。 形、色、質感にこだわりますから、主にコンピュータで作業が多いですね。

「iphoneでアイデアをメモする」
お客さまの意表をついて感動していただくデザインをしたいと思います。 しかし、いつでも瞬時にアイデアが沸いてくるわけではありません。頭の中にないものはいくら考えても思いつきません。 ですから、外部の刺激を与えるために動き回ります。ファミリーレストランで仕事をすることもあります。ぼんやりと人間を観察していると、いいアイデアが浮かぶこともあります。あえて、オンとオフを切り替えていません。いつも遊んでいるし、いつも考えている状態ですね。

ロゴの神が降りてきた瞬間(イメージです)
それと、降ってきたアイデアを逃さないということも重要です。アイデアは何気ないときに降ってくることもあります。降ってきた瞬間を捉えないと、すぐに忘れてしまいます。

後から思い出そうとしたら、「いいアイデアを思いついた」ことしか思い出せないことになってしまいます。

そこで、iPhoneのアプリを利用しています。手書きでメモができて保存もできるので便利です。取りとめもなく手を動かしていると、不思議なことにアイデアが降ってきます。私は、「ロゴマークの神が降りてきた瞬間」と言っています(笑)。


プライベートについて

ゲームで適度に脳を刺激しておく

――プライベートの渡辺さんについて、ちょっとだけ教えてください。

夏はスケートボード、冬はスノーボードをしています。しかし、以前(若いころ)のイメージでやっていたら、そろそろ大けがをするなと(笑)。最近は回数が減りましたね。

他には、キャンプなどアウトドアが好きです。しかし、最近、焼肉(バーベキュー)を食べると胃が凭れるようになったので、行く回数は減っています。ということで、アウトドア好きといいながら部屋でゲームをしています。

もともとがプログラマーですから、最近のゲームのクオリティには目を見張ります。しかし、やるのは、複雑なゲームよりもパズルなどの単純なものが多いですね。適度に脳を刺激しておくことが大切だと思います。



お客さまへのメッセージ

――最後に、お客さまへのメッセージをお願いいたします。

がんばっていいロゴを作ります。時々、セオリーから外れることもあります。 しかし、「こんな考え方もあるのか」と柔軟に受け取っていただければ、お客さまの思考範囲も広がると思います。やさしい目でお付き合いください。できる限り、ご要望にはお応えしますので、ぜひ楽しく仕事をしましょう。


プロフィール

渡辺 俊吾

Shungo Watanabe

略歴
1999年フリーのWebデザイナーとして社会人デビュー。
その後、ゲームイベント運営スタッフとして会社員になる。
2009年ビズアップとの出会いをきっかけに再びフリーデザイナーとして活動開始。

主な実績
ロゴ、名刺デザインからWeb制作。 PHP等のコーディングもこなす。


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