ロゴコラムLogo column
こんにちは。ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
今週号はいきなりですが、2つほど連絡をさせてください。
先週もお伝えしましたが、4月10日に福岡でビズアップ主催のお客さま交流会を開催します。
福岡の方、
九州の方、
よく福岡に出張にいく方、
どれにも当てはまらないけど行きたい方、
ぜひビズアップのお客さま交流会でお客さま同士の横のつながりをつくっていただきたいと思います。
ご参加されたい場合は、このメルマガに「参加希望」とご返信ください!これがひとつ目です。
ふたつ目ですが、以前このメルマガでもお話した経営が学べるボードゲーム、
★戦略MG
のゲーム会兼セミナーにご一緒に参加しませんか。
戦略MGはソニー創業者の井深さんの秘書を務めた西順一郎さんが開発したゲームです。孫正義氏も2000年分の会社経営をこのゲームで疑似体験したと言います。
今週も2日間参加したのですが、もうほんとに毎回目からうろこです。自信を持って勧められます。騙されたと思って1回やってみてほしいです。
私が通っている主催者の会であれば初回は私の紹介で格安でご案内できますので、この機にやってみたいという場合はおっしゃってください。
ちなみに主催はこの会社です。
ただゲームをやるだけではなくしっかりとした座学もありものすごく勉強になります。これが2つ目です。
さて、というわけで今日のお話をすすめさせていただきます。
一昨日のことですが、電車に載っていた時にとある中吊り広告を見ました。それは2015年春のビール新商品の広告でした。
以前、2009年だったと思いますが、私は一度缶ビールの売れるデザイン売れないデザインの調査をしたことがあります。
そこで今回は、その時の調査結果を踏まえながら、2015年のビール新商品で各品が売れるか売れないかを大胆予測してみたいと思います!
画像をご覧いただきながら、売れるか売れないか、なぜ売れると思うのか、なぜ売れないと思うのか、などをデザインやブランディングの観点から説明します。
秋の新商品が出るころには私の予想(春の商品の売れ行き)がわかると思います。自分でもドキドキします。
ちなみに、大きなできごとが起こってから後出しするインチキ占い師のようで恐縮ですが、アサヒビールの「クリアアサヒ」のヒットは予想していました(笑)。
それではこの商品から。
●サントリー ラドラー
→ http://bit.ly/1M81qDd
電車の中吊り広告で見たのはこの商品の広告でした。
この商品、中ヒットくらいの売れ方はすると思います。
まず、緑色を使ったパッケージはビールでは意外と悪くないです。
また、
・モノの時代
↓
・デザインの時代
↓
・バリエーションの時代
で考えた時に、ビール(特に発泡酒)はこれからバリエーションの時代に入る商品だと考えています。
バリエーションの時代において、フレーバー系は定石です。タイミング的にマッチしていることからも売れると考えています。
しかし、バリエーションの時代の商品は王道ではなく、フレーバービールも王道とは考えづらいことから、大ヒットではなく中ヒットくらいと予想しました。
●サッポロクラシック
→ http://bit.ly/1yg7Ggs
売れません。
パッケージに青を使ったビールで売れているのはサントリーの金麦(青と金)とプレミアムモルツ(金と青)だけです。特に青の色は重め(濃いめ)のものを使っています。
このパッケージは白場が多く、青が軽い色に見えてしまいます。軽い青を使ったパッケージのビールは売れません。
●アサヒスーパードライ エクストラシャープ
→ http://bit.ly/1E7QqS1
売れません。上記と同じ理由です。
スーパードライのブランドを冠しているので初動は悪くないかもしれません。しかし時間の問題かと思います。
ブランディングの第一人者であるアル・ライズは売れているブランドの安易なヨコ展開はやってはいけない、と言っています。海外のビールメーカーでこれで業績不振に陥ったブランドがいくつかあります。
アサヒビールはチューハイのパッケージが下手くそだと個人的に思っているので、スーパードライ、クリアアサヒについでのヒット商品がそろそろほしいところ。
その焦りを安易なヨコ展開からなんとなく感じます。深読みし過ぎかもですが。
●ヱビス ロイヤル セレクション
→ http://bit.ly/1H2xB0g
うーん、難しいな。
でもあまり売れないと思います。ブランドヨコ展開の一種ですし。
個人的には少し呑んでみたいです。
しかし、私はちょっとひねくれたタイプで定番があまり好きではないです。日本人は定番が大好きです。
ヱビスビールは実は缶ビール市場ではそれほどシェアは大きくない上に、ゴールドのパッケージのものが定番化しています。
ヱビスビールがヨコ展開するたびに全部試してみるコアなファンはいますが、ビール市場全体から見たらインパクトが出る(売れてる!と感じる)とは考えづらいです。
●一番搾り 小麦のうまみ
→ http://bit.ly/1EZHCuY
売れません。結構断言できるレベル。
パッケージが全然イケてません。
前回の調査の時に発明したパッケージ診断方法があります。
・ダイレクトイメージブラインド法
と名づけたのですが、簡単にいえば、ビールであればビールだとわかるものをパッケージから排除した時に何に見えるか、を調べる方法です。
この場合、
・キリンビールのロゴ
・一番搾りのロゴ
・お酒のマーク
などを隠した時にビールをイメージできないデザインになっています。
女性にちょろっと売れるくらいでしょうか。
●アサヒクラフトマンシップ
ドライポーター/ドライペールエール
→ http://bit.ly/1Bt9WBn
売れません。上記と同じ理由です。
本質的なイメージは甘い飲み物です。
せっかくのポーター、エール商品で、時代的にはマッチしそうですがそれ以上にパッケージが悪いです。
●サッポロ 百人のキセキ 魅惑の黄金エール
→ http://bit.ly/1D3SquA
売れません。
これもビールのイメージから遠く、メリコの法則の「リ」、「理解できる、〜らしさ」がないからです。
●サッポロ生ビール黒ラベル The北海道
→ http://bit.ly/19WB460
売れません。
この色の缶ビールは売れません。プレミアムモルツが出る前のサントリーモルツがこれで失敗しました。
●サントリー クラフトセレクト
ペールエール/ブラウンエール
→ http://bit.ly/1M8fZXj
ちょっと悩みますね。定石からいくと売れる色使いではないです。
しかし、小ヒットくらいしそうな気がします。
バリエーションの時代にエールが合っていることと、色使いはダメでもパッケージトータルで見ると思いの外「らしさ」を殺しきっていないところでしょうか。
●キリン “地元うまれ”の一番搾り
→ http://bit.ly/1D3M7ai
これもわかんないんだよな〜。
でもまあ小〜中ヒットと予測します。
まず、各地のビールを試せるという仕掛けは確かにある程度の反応がとれると考えます。
パッケージのメインカラーも微妙なのですが、ギリギリ「らしさ」を殺していないかな。
少し専門的な話をしますと、アルミ缶のような銀色の素材のものにそのまま印刷を施すと、メタリックな色になります。
たとえば、銀色のアルミ缶に
赤をそのまま刷るとメタリックな赤に、
青をそのまま刷るとメタリックな青に、
緑をそのまま刷るとメタリックな緑に、
といった具合です。
メタリックにしたくない時は一度白いインクを印刷してからその上に色のついたインクを刷ります。
ポテトチップスのパッケージなどは銀色のアルミ素材のフィルムを使いますが、白を印刷してからカラーのインクをするのでメタリックになっていません。
で、ビールの場合はメタリックのほうが良いです。
この「キリン “地元うまれ”の一番搾り」は使うべきじゃない色をメインに使っていますが、メタリックにしている(と写真からは見て取れる)点、各地のビールが楽しめる点などから小〜中ヒットと予測しました。
メタリックになっていない前述の「サッポロ生ビール黒ラベル The北海道」を売れないと予測したのもこういった理由からです。
さてさて、新商品はまだあるようですがきりがないのでこれくらいにしておきます。
半年後どうなるか。。。
預言者と呼ばれるか
ウソツキと呼ばれるか(笑)
まあ、どちらに転んでも自分の勉強にもなります(と今から少し言い訳しておきます)。
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
担当:津久井・菊池・林
受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
津久井・菊池宛
24時間メール受付中
投稿者プロフィール
-
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
最新の投稿
カテゴリ一覧
関連記事
ご依頼・ご相談・
各種お問い合わせは
こちらです
インターネットの手軽さを最大限に活用しつつ、インターネットのデメリットである「顔が見えない・声が聞こえないやり取り」を極力排除した「出会いはデジタル、やり取りはアナログ」が私たちの目指すサービスです。ご依頼やお問い合わせは以下のフォーム、またはお電話で可能です。
-
フォームからのご依頼・
お問い合わせ24時間受付中





