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2015年11月13日 デザイン メールマガジン 本の紹介 法則・ノウハウ 【第306回】御社でも使える!心理学的に活かすデザイン

2016年02月05日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
神出鬼没の私は
本日は札幌におります。
と言いましても
本日もう帰るのですが。。。
ここ1ヶ月半くらいの
出張ラッシュもこれで一段落(のはず)。
次回は12月に大阪に行って
年内の出張は終了の予定です。
そしてコレも
年内は今回で終了の予定です。
★ビズアップお客さま交流会 in 東京!!
来週です。
11月20日(金)です!
場所は渋谷で、
ビズアップでロゴをつくらせていただいた
お客さまのお店です!
ぜひ奮ってご参加ください!!
さて、
本日の話です。
先日、
ビズアップのナンバー2である
ディレクター板橋がある本を教えてくれました。
カンタンに言えば
デザインの効果を150個、
心理学的にアプローチして
紹介している本ですが、
この中にデザイン会社でなくても
きっと役立つであろうものが
いくつかありました。
本日は私なりの解釈を付け加えながら
その紹介をさせていただきたいと思います。
ちなみに先に本の紹介をしておくと、
★要点で学ぶ、デザインの法則150
→ http://amzn.to/1SIjDql
です。
メルマガを読んで興味がわきましたら
買ってみてください!
それでは行ってみましょう!
●美的・ユーザビリティ効果
デザインが美しいものは、
美しくないものに比べて
「使いやすい」
と認知されやすいそうです。
これを美的・ユーザビリティ効果と
呼びます。
そして
デザインが美しいものは
より効果的に人々から肯定的な
気持ちを引き出しやすいそうです。
また
問題が生じても許容されやすいらしいです。
美的に優れたデザインを目指すことは
単に外観を飾ることではなく
人々の指示や許容、満足を得ることが
できるというのがその本質だということですね。
いかがでしょうか。
御社の製品やサービスを
美的に改良することでお客さまから
さらに支持を得て売上改善に
つなげられそうでしょうか?
●魅力バイアス
見た目が魅力的な人ほど、
知的で、有能で、礼節をわきまえ、
社交的だと受け取られやすい傾向があるそうです。
これを「魅力バイアス」といいます。
ビジネスシーンでスーツを着たり、
髪型を整えたりするのは
この魅力バイアスを相手に
感じてもらうためなんですね。
ロゴをはじめとした
デザイン制作物もそうです。
よく、
「ロゴをつくってもらったら
 信頼度が上って初対面の営業が楽になった」
という声をお聞きしますが、
これはいわば「会社の身だしなみ」を
整えることで魅力バイアスを引き出している、
と言えるわけですね。
この本には面白いことが書いてありました。
アメリカの過去の大統領選で、
ケネディとニクソンの討論会が行われた時のこと。
ラジオを聞いた人々の大半は
ニクソンの勝利を確認し、
テレビを見ていた人々の大半は
ケネディの勝利を確信したそうです
(ケネディのほうがイケメン)。
ちょっと前のメルマガでもお話しましたが、
・経営者で
・仕事ができて
・お金持ちで
・いろいろな事業をしていて
などなど、
社会的なステータスが高い人のことを
思い浮かべる時、
その大半が高身長の男性を
イメージするそうで、
これも魅力バイアスの一種だと思います。
●
カテドラル効果
高い天井には抽象的思考や創造性を
活性化させる効果があるそうです。
逆に
低い天井には細部に向かう思考を
活性化させる効果があるんだそう。
つまり、
会社の未来や今後の方向性などは
広くて天井が高い場所で考えたほうがよく、
検品作業や細かい手作業など集中力が必要なものは
こじんまりとして天井が低いところでやると
ミスが減ったりする、ということです。
これはいいですね。
事務所の天井が低ければ、
考えごとをしたい時には
外に行ったり天井の高い喫茶店などに
いくといいということですね。
ちなみに同様にこんなことも
書いてありました。
お客さんに長く滞在してほしい場に
適しているのは高い天井、
逆に
お客さんの回転を早くしたい場は
低い天井が適しているんだとのこと。
カジノなどは天井を高くし、
ファーストフード店などは天井を低くすると
いいそうです。
●
認知的不協和
認知的不協和は
このメルマガでもたまに登場しますし、
マーケティングなどでよく使われる手法です。
カンタンに言えば
あえて不快感や違和感を与えることで
それを解消しようという行動を取らせることです。
たとえば
テレビ番組のCMマタギなどはこれです。
「その時、衝撃のできごとが!!」
などのナレーションとともに
CMに入るアレですね。
これって、だいたいの人が
「どうせ衝撃っていうほどのことじゃないんでしょ」
と感じるのに、
ついついCM明けまで待って
本当に衝撃のできごとか確認してしまうわけです。
最近では多用されすぎて
テレビでは効果が薄れてきていると思いますが、
強力な手法でもあります。
マーケティング的には
「そんなのウソでしょ!」
というような提案(オファー)をする。
そうすると、
「ウソでしょ!」と思っていても
気持ち悪いから確認してしまう。
結果、
よくよくホームページを見回してしまう、
こんなふうに使われたりします。
●
期待効果
本人が何かを期待した結果、
認識や行動に変化が起きる現象を
期待効果というそうです。
具体的には、
生徒の成績は教師が示す期待に応じて
上がったり下がったりするそうです。
患者への治療効果も、
その患者が治療法を信じるか信じないかで
変わってくるとのこと。
本にはもうひとつ事例があります。
同じワインをパッケージだけ変えて
飲み比べした時の印象がどうなるか。
簡易な紙ボトルに入ったワインと
高級感漂う瓶のボトルに入ったワイン。
中身はまったく同じ。
答えはおわかりと思いますが
当然後者のほうが美味しいと評価されるそうです。
となると
やはり会社の身だしなみを整える必要性は
魅力バイアスだけでなくここにもありますね。
お客さまの期待値が高まるように
会社の身だしなみを整えるということは、
おのずとサービスも良いと判断されることに
つながるということですから。
病院なども典型ですね。
身だしなみを整えれば患者さんの治療効果が
上がる可能性があるわけです。
そうすれば
当然そのエリアで評判になりますね。
●
光沢感バイアス
これは役に立つかはわかりませんが、
個人的に「ほほ~う」と思ったので
挙げさせていただきました。
つやがなくくすんだ物体よりも
光沢感がある物体のほうが人に好まれる
傾向にあるそうです。
これを光沢感バイアスといいます。
わかりやすい例が
スマホの画面や車のボディです。
他にも女性のくちびるにうるうるしている
グロスが塗られていると人は魅力を感じます。
「天ぷら食ったの?」というツッコミを
入れる場合もありますが。
これはなんと、
人間のDNAに刻まれている
機能と言われています。
光沢感に惹かれるのは、
人類が水(水源)探しをしていたときの
名残だと考えられているそうなんです。
光沢感がある物体があれば、
その近くに水がある可能性が高い。
なので脳みそが光沢感に反応するように
進化していったということなんですね。
面白くないですか?
●
ヴェブレン効果
価格の高さが、
製品需要を増加させる傾向のこと
だそうです。
ある種の状況では
高価な製品ほど需要が増し、
安価な製品ほど需要が減る、
ということが起こります。
この効果が特に顕著にあらわれるのは、
美術品、宝飾品、衣類、車、高級ワイン、
ホテル、豪華客船などなど、
ステータスを象徴するような
アイテムやサービスが多いです。
本ではテスラモータースが
例として挙げられていましたが、
高級車やブランド品などはまさに
このヴェブレン効果が働いていると。
これは
「売れ残った宝石」の話が有名です。
ある宝石店で
いつまでたっても売れていかない宝石があり、
店主があきらめて二束三文でもいいから
売ってしまおうと、店員に値引きした値札を
つくるよう指示したところ、
その店員が間違えて
一桁多い値札をつくってしまったそうです。
その額は元の売価よりも
はるかに高かったそうなのですが、
結果的にすぐに買い手が見つかる、
ということが起こったそうなんですね。
まさに
このヴェブレン効果そのものですね。
●
黒の効果
黒は普遍的に悪や不吉なできごとを
連想させます。
これは暗闇や夜そのもの、
またはその時に活動する捕食者や略奪者への
恐れに由来すると考えられています。
当然、
「死」も連想させます。
スポーツで
黒を貴重とするユニフォームを着たチームは
明るい色のユニフォームのチームより
攻撃的で不正を働きがちだと受け取られるそうです。
他にも黒は高級、高価で流行に
左右されないと認識される、
と本には記載されていますが、
なぜそうなのかの
理由までは書いていませんでした。
これ、私の解釈をお伝えします。
黒は「重さ」を感じる色です。
もっとも重い印象の色です。
この重さが「左右されない」とか
「高価、高級」の印象をつくり出しています。
弊社の名刺印刷サービスでは
他社よりも厚めの紙をスタンダードにしていますが、
これは厚みや重さが価値を高める効果がある
という点からわざとそうしています。
セブン-イレブンのサンドイッチが
他のコンビニよりも爆発的に売れた時がありました。
何をやったか。。。
サンドイッチの包装フィルムを
通常より0,何ミクロンか厚くしたのです。
これは包装フィルムを納入していた業者から
聞いた話なのであまり知られていません。
これを知っていたので
弊社の名刺の紙も厚くいしているわけです。
スポーツつながりでいけば、
ラグビーのオールブラックスは
黒いユニフォームで相手に「重さ」を
感じさせる効果があると考えます。
まとめると、
重さ、厚さは高級、高価、価値が高いと
認識され、黒はもっとも厚みや重さを感じる色、
ということになります。
●
青の効果
青は世界的にもっとも人気の高い色だそうです。
そう言われると確かにと思います。
友好的で平和を象徴するし、
開放性や創造性を感じさせ
意欲的な思考を促進するそうな。。。
本にはありませんが、
知的な色、知性を感じる色でもあると考えます。
食品に使うのは避けるべき、
と本にはありましたが、
食品だけでなく
堅すぎる印象がよくない業種なども
青はあまりおすすめしません。
なぜなら、
色というのはどんな色でも
ポジティブな意味とネガティブな意味の
二面性を持っています。
青は
「硬い」「冷徹」「人間味に欠ける」
というネガティブな意味合いもあります。
色の二面性にも注意したいものですね。
●
緑の効果
緑は例外なく、
安全や保安を想起させる色なんだそう。
それだけ人間や動物にとって
植物や自然が重要だということの
名残でもあるのでしょう。
世界中の信号機で
「進め」に緑が使われているとか。。。
緑はストレスや精神的な疲労を軽減し、
問題解決や創造的活動を促進するそうです。
面白いと思ったのが、
緑はアパレル製品に使われると、
身体的な魅力に対して不利な影響を
与えるそうです。
具体的には緑の服を着た人は、
黄色以外のあらゆる色の服を着た人よりも
魅力が劣ると評価されるそう。
緑の服、
いくつかもっているので
注意しようと思います。。。
●
赤の効果
赤は女性をよりセクシーに見せ、
男性をより優秀に見せるそうです。
また、
スポーツでは赤いウェアを身に着けたほうが
対戦成績がわずかながらよくなるとか。。。
単純な肉体労働では
赤は生産性を上げるそうですが、
問題解決や創造力を損なう色でもあるようです。
また、
競い合いを促進し、
協力しあう行動を妨げる。。。
総合的な魅力を高めたいとき、
他社と競い合う場面で優位に立ちたいとき、
こんな時に赤を使うと良いそうです。
●
白の効果
白は普遍的に
善や安全性を連想させるそうです。
これは白が昼間を連想させ
捕食者や略奪者に襲われる危険性が
少ないことから発展した印象だそう。
しかし、
この本を書いたのはアメリカ人の方々。
正確には色の印象は
国によっても地域によっても若干違う、
というのが我が師匠伊吹卓先生から
お聞きしたことです。
中国では白は「死」の意味があるそうな。
だから必ずしも安全性を表現できるかは
エリアによって違うと思われます
他にも本にはこうあります。
先ほどの黒と正反対で
スポーツチームのユニフォームで使われた場合、
そのチームは攻撃性が低く不正を働きにくいと
受け取られるそうです。
よって
ファールを取られにくいそうな。
●
黄の効果
黄色はもっとも視認性の高い色だそう。
これは熟した果物を見つけるために
視覚が進化した結果だと考えられているようです。
黄色い薬やサプリは
刺激性があってエネルギー源になると認識され、
黄色いメモパッドや付箋は
集中力や問題解決力を高めると言われているそう。
たしかに
ポストイットってうすい黄色が多いですね。
男女問わず黄色い服は
どんな色よりも着こなしづらいんだとか。
これも本に載っていない番外編ですが、
私が伊吹先生からお聞きしたのは、
日本の場合は
黄色は「死」を連想させる色なんだそうです。
「黄泉の国」という言葉があったり、
はたまた
木が枯れるとどうなるかというと、
色が黄色くなりますから木が黄色くなると書いて
「木黄」
つまり、
横になるというのは木がくちて倒れてしまう
=死を意味するわけで、ここにも「黄」が
含まれているわけですね。
ここからは個人的見解。
黄色はよく「お金の色」と言われます。
たしかにそうなんだと思います。
でも、
一方で日本人にとって
「死」の色でもあるわけです。
お金 = 黄色 = 死
という構図が
日本人のお金に対する罪悪感や
お金は悪いものだという、忌み嫌う感覚を
生んでいるのではないかと考えています。
伊吹先生は
日本人は黄色が好きではないと
言っていました。
いかがでしたでしょうか。
御社のビジネスに役立ちそうなネタは
ありましたでしょうか。
使えそうなネタがあれば
また提供させていただきますね。
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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