ロゴコラムLogo column
原田塗建株式会社 代表取締役 原田英晃さま |
埼玉県および関東全域で、外壁・屋根塗装をはじめとする建築工事をトータルに手がける原田塗建株式会社さま。
法人化をきっかけにロゴ制作のご依頼をいただいた時、原案として代表の原田さまご自身が作ったロゴがありました。ビズアップはそのロゴを受け継ぎながらも、さらに想いを込めたロゴデザインをご提案。会社の成長とともに10年以上大切に活用していただいています。
「ビズアップさんの担当者やデザイナーと話してイメージが膨らんでいくことが面白かった」とおっしゃる原田さまに、ロゴ制作当時のお話しを詳しく伺いました。
目 次 |
ビズアップの実績に安心感。引き寄せられるような魅力を感じて
ーーはじめに、原田塗建さまの事業内容を教えていただけますか?
埼玉県加須市で、住宅や工場、商業施設の外装・屋根塗装や防水工事、足場工事、リフォームなど建築工事をトータルで行っている建設会社です。エリアとしては埼玉県ほか関東全域をカバーしており、会社の成長とともに事業を広げてきました。
個人事業主として事業を始めて法人化し、2024年で11年目を迎えます。
ーーロゴを作りたいと考えたきっかけと、なぜビズアップを選ばれたのか教えてください。
2013年に個人事業主から法人化するタイミングで、何かしら行動を起こしたいと思ったことがきっかけです。
その頃、会社の設立やロゴ制作についての情報収集を行うなかで、ビズアップさんのウェブサイトを見つけて、自分から問い合わせしました。ロゴ制作については地元の企業にも相談したのですが、「なんとなく違うな」と思うところがありまして。ビズアップさんは、最初から3案無料で提案してくださるというお話でいろいろなロゴが検討できるのかなと思い、お願いしようと決めました。
また、ビズアップさんのロゴ制作の事例を見せていただいたら、大企業のロゴ制作の実績があったり、オシャレでちょっとびっくりするようなデザインのロゴが多々あったので、それも決め手になりましたね。
当時は、ビズアップさんの事例も今ほど多くはなかったと思うんですが、それでも「引き寄せられるような会社だな」と感じました。会社の存在自体に惹かれる、そんな印象でした。
その後、担当者やデザイナーさんとやりとりする中で、ビズアップさんに頼んでよかったなというのが徐々に増していきました。
自分が作ったロゴが「これしかない!」という納得のデザインに!
ーーロゴ作りは、どんな感じですすめていきましたか?
ビズアップさんにお願いする前に、自分で考えたロゴがあって使っていたんです。原田塗建のイニシャル「H」をモチーフに、男性と女性が互いに手を差し伸べるようなデザインにしていました。そのロゴをビズアップさんに渡して、そこからいろいろなご意見をいただきました。
そして、ビズアップさんから3パターンご提案いただいたなかで選んだのが今のロゴです。もともと赤と青の2色を使っていましたが、水、木、火をイメージした青、緑、赤の3色にしていただいて。それが、言葉でうまく言い表せないのですがとてもしっくりきました。
また、建設業なので上に伸びる、支え合うというイメージのデザインが、自分の描いた経営方針と一致すると思いました。ロゴとしてゴツすぎることもなく、華奢でもないという感じも好きでしたね。
「原田塗建株式会社」の会社名もデザインしていただき、原田の「田」にアクセントをつけてもらい、ロゴマークと同じように「壁をぶち破るぞ!」という感じで作っていただきました。
ーー「田」のアクセントになる部分は「壁をぶち破る」という想いがあるのですね。
そのように私は受けとめています。会社経営っていろいろな壁にぶつかっていきますよね。原田塗建のロゴマークの「H」の縦のラインに関しても1本じゃなくて2本じゃないですか。1人ではなく、パートナーたちと一緒に壁をぶち破っていくようなイメージと捉えています。
ーー完成したロゴや制作過程に対する満足度はいかがでしたか?
大満足でしたね。3パターン提案されたときにはかなり吟味しましたけど、今のロゴに対して最終的に「これしかないな」という気持ちになりました。
ロゴ制作の進行は、本当におんぶに抱っこという状態で安心感がありました。ビズアップさんから「〇〇はどうですか?」といろいろヒアリングしてくれて、2つ3つ逃げ口を作ってくれるような話し方なんです。気負いをせずに自分の想いを話しやすい雰囲気を作ってくださいましたね。
最近、ビズアップさんに会社パンフレットもお願いしたんですが、新しいデザイナーさんとやり取りしていても、以前のロゴ制作と同じような進め方で安心感がありました。ビズアップさんのこういった進め方が継承されてるのだなと感じました。
ビズアップと対話を重ね伝えた想いがロゴにしっかり込められている
ーーロゴ制作の過程で印象的なことはありましたか?
デザイナーさんから、ロゴ制作の時には「原田さんは何を第一に考えてこのロゴを作りますか?」と、また、パンフレット制作の時も「どういう気持ちでこのパンフレットを見せたいですか?」と聞かれました。ロゴやパンフレットを見る人のことをまず考えて、私の意見を聞こうとしてくれましたし、作ったその先を考えたビズアップさんの意見をちゃんと言ってくれるんです。
ロゴやパンフレットって本当に様々な方が見るじゃないですか。その時に「原田さんはどういう気持ちでいたいですか」というのを聞いてくださるので、本当に自分の考えが広がるっていうか…。打ち合わせする度に「自分はこうしたい」という想いが増えてくるのが面白かったですね。自分のイメージが膨らんでくるような。
ーー対話のなかでイメージが膨らむのですね。原田さんがロゴにのせたい想いは何でしたか?
自分の人生は、ずっと人に支えられてきている人生だったので、ロゴにしても「支えられながら上に向かって伸びたいというイメージ」だとデザイナーさんにお話して。それが今のロゴになっているというのが率直な気持ちですね。
「支えられながら伸びていく」その想いを伝えたら、それがきちんとロゴのデザインに表現されている。だから、これだな!という納得感がありますよね。
後日談で面白い話があって、当社のロゴを作ってくれたデザイナーさんから、2023年に会社のインスタグラムにメッセージをいただいたんですよ。
「私は、原田塗建さんのロゴをデザインした〇〇です。原田さんがこうやって成長している姿をSNSで見られるのは嬉しいことです」と。そのメッセージで、当時ロゴをデザインしてくださったデザイナーさんは想いを込めてロゴを作ってくださったんだと、10年越しにあらためて感じることができました。そういう方が作ってくれたロゴなんだと、本当に嬉しい気持ちになりますね。
ロゴを変えたことで会社の成長を感じ、成長を伝えることができた
ーー法人化し、新しいロゴになって社内で変化はありましたか?
きちんとロゴを作ったことで、経営者としてやるぞっていう気持ちがものすごく膨れ上がりました。ロゴって目に見えて変化がわかるものですし、すごく愛着も湧きますね。
そしてまず、みんなで作業着を揃えました。ウィンドブレーカーやポロシャツなどの作業着の胸に新しいロゴと会社名を入れました。会社の作業着を作るのはお金がかかるのですが、個人事業主時代に各自用意した作業着で仕事していた時と意識が変わりましたね。
それはやっぱりロゴを作ったし、会社にしたし、ちゃんとロゴが入った作業着を用意してみんな揃いの作業着でチームで仕事をしよう、そんな想いが生まれたからだと思います。もちろん社員の反応は人によって違います。嬉しい、かっこいいって言ってくれる人もいれば、やっぱり自分が好きな作業着を着たいという人もいます。
それでも、社員のみんなに、会社で作った作業着に統一してほしいなと言葉かけた時に、ああそうだなと、みんなが徐々に変わってくる姿を見ることができたので。作業着を統一してもらうことによって、若い人たちが会社の一員として会社の想いや仕事の指示を聞いてくれるような成長をしてくれて、会社としても成長が感じられました。
ーーお取引先やお客さまからの反応はいかがでしたか?
名刺やウェブサイトのロゴを変えた時に「ロゴが変わったね」とおっしゃっていただくことが多々ありました。やっぱりロゴって変化として一番印象に残るのかなと。いろんな会社が自分たちの想いをロゴとして作るという気持ちがわかりましたね。会社のイメージアップにもつながりました。
私は幼少期から引っ越しが多かったのですが、仕事で自分が住んでいた土地に行ったときに、「もしかしたら原田塗建って原田のこと?」と言われることもたまにあるんです。ロゴと会社名でどんな会社なんだろうって、気になって調べてくれるのかもしれないですよね。
また、仕事の関係で疎遠になってしまった会社もありますが、ロゴが変わることによって、不思議とまた連絡が来て協力させてもらったりすることもありました。
だから、ロゴを作るということは、会社の成長ぶりを表すきっかけになるのかもしれないですよね。新しくロゴを作る時は、やはり会社として成長するタイミングだったりするので。
ロゴは安心感を伝える会社の顔であり、家族みたいなもの
ーーロゴはどのようなところに展開されていますか?
ロゴはウェブサイトや名刺、封筒などにも活用していますが、先ほどもお話ししましたが最近ビズアップさんにお願いして会社案内も作りました。会社案内を作ろうと考えたのは、企業や工場からのお問い合わせが増えて、ご挨拶に伺うと「会社案内のパンフレットないの?」と上層部の方や工場長から言われることが多くなったからです。
会社案内を作る前は、パワーポイントで作った自作の資料をお持ちしていたんですけど、これではアピールにならないなと感じまして。ビズアップさんには名刺もお願いしていたので、会社案内のご相談をしたところ「大丈夫ですよ」って言っていただいて、すぐ作成していただきました。
ーー会社案内を持ってご挨拶に行くようなお客様が増えていらっしゃるんですね。
そうですね、会社としてもとても嬉しいことだと思います。大手企業さまと何件かご契約していただいているんですが、ありがたいことにそのお客さまのご紹介でまた大手企業さまからご連絡をいただいたり。
そういう時にきちんとした会社案内があると自分自身も気持ちが全然違いますね!お客様からちゃんとした企業として見られているなと感じますし、雰囲気が全然違います。
ーーロゴが会社の顔として活かされているのですね!
はい、もうロゴは家族みたいなものですね。
笑顔あふれる会社を目指し、世界に通用する企業として成長したい
ーー原田塗建さんの今後の展望についてお聞かせください。
当社は塗装業を行っていますが、海外にも通用する塗料も多いので、海外拠点を作りたいと考えています。特に東南アジアや中東などの暑い国では、熱対策の塗料が推奨され始めていますので。
マレーシアへ行って、現地にいる沖縄の建設会社社長やマレーシアの方々と意見交換をしながら作業して人脈作りもしています。暑い沖縄での事業展開はもちろん、日本だけに留まらず海外での事業も視野に入れて、世界にも通用する企業として成長できればと考えています。
成長に向けてこれからも大切にしていきたいことは、社員たちが毎日笑える会社を作ること。そうでなければ会社が衰退してしまうと思うんですね。家族といる時間より仕事の時間って長いじゃないですか。その時間に笑顔でいられる時間が増えれば増えるほどストレスが減ると思うんですよ。そういう会社作りをしなきゃいけないなとずっと思っています。辛くても悲しい時でも、わざとバカやって社員を笑わせたい、そんな想いでいます。
会社って社員が育てるものなので、社長は縁の下の力持ちでいいと思うんです。社長が頑張っている姿、つらい姿を別に見せなくてもいいと思うので。心配させるぐらいなら「社長また遊んでいるよ〜」って思われたいですね(笑)。社員のお兄ちゃん的存在でありたいと思います。
ロゴ制作を検討している企業への「アドバイス」
最初に皆さん「どこにロゴ制作を頼んだらいいの?」となると思います。
でも、ビズアップさんは、どういう風に進めていけばいいのか、想い描いているイメージを話して笑われないか、などの不安になる気持ちを5分、10分でかき消してもらえるような担当者さんの対応です。悩んだらまず相談してみるのがいいと思います!
ビズアップさんは事例がたくさんありますし、安心して“おんぶに抱っこ”で相談できますよ。ロゴに対する意見を言ってくれたり、びっくりするようなデザインの提案をしてくれます。
1歩2歩先に言葉を出してくれる担当者やデザイナーの皆さんがいる、それが安心感があり一番心強いと思いました。
本日はありがとうございました!
原田さまが大切にしている「支えられながら伸びていく」という想いを込めたロゴは、これから大きく躍進する原田塗建さまの道、パワーに満ちあふれる今後がデザインで表現されています。
私たちの仕事は、ただ単にロゴを販売することでなく、お客さまのご要望、理念や想いを形にし、ロゴを通じてお客さまの事業の存在感、存在価値を高めること。成長を実現されている原田さまのように、これからもお客さまをロゴで支え続けたいと思います。
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投稿者プロフィール
- ロゴ専門デザイン会社、ビズアップの編集部です。ロゴに関する情報やビズアップのロゴづくりに対する想い、お客様の声をご紹介するコンテンツで、「ロゴをつくる体験」の素晴らしさを発信していきます。
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