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Logo column

2025年05月27日 お客さま事例 「人と人をつなぐ」~建築の枠を超えて未来を描くロゴへの想い〜

株式会社INPAT 代表取締役 佐藤 俊之さま、営業担当 位田 光司さま

札幌で塗装工事を手がける株式会社INPATさま。一級建築塗装技能士が複数在籍し、確かな技術と豊富な経験で顧客の信頼を獲得してきました。

そんなINPATさまは、個人事業主から法人化という転換期を迎え、今までの建築業の枠にとらわれない、新しいブランドイメージを目指していました。

人と人とのつながりを大切にする経営理念を体現し、将来の多角的な事業展開も見据えた新しいロゴ。ビズアップとの協働で生まれたデザインは、どのような想いが込められ、今どのように活用されているのでしょうか。INPATの代表取締役である佐藤さまと営業担当である位田さまに詳しくお話を伺いました。

目  次
    1. 建築の枠を超えたロゴを作りたかった
    2. INPATがロゴに込めた2つの想い
    3. 社員の家族やお客さまにも愛されるロゴ
    4. 人と人をつなぐロゴとして大活躍
    5. ロゴ作りを通して見えてきたもの
    6. ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

建築の枠を超えたロゴを作りたかった

――株式会社INPATは、どのようなことをされている会社ですか?

私たちは、塗装工事を中心に、シーリング工事、防水工事、足場・仮設工事など、建築業全般を請け負っています。マンションや一般住宅の改修工事はもちろん、最近札幌で増えている新築のRCマンション(鉄筋コンクリート造マンション)、コンクリートの打ちっぱなしのマンションなども手がけています。

他社との違いでいうと、ジョリパットやファンデーションという特殊な塗装も対応している点です。ファンデーション塗装は、打ちっぱなしの壁に左官職人が穴や欠けを補修した後、打ちっぱなしの風合いに色を付けていく特殊な技術です。また、エイジングという錆風の塗装なども扱っており、そういった特殊な技術が当社の強みになっています。

――ロゴ制作のきっかけとビズアップに依頼をした決め手を教えていただけますか?

元々、個人事業主として1人で塗装をやっていたのですが、会社を立ち上げる際に、最終的には塗装工事に限らず、幅広い事業展開を検討していました。そこで、良い意味で建築業らしくないようなロゴを作って、会社のイメージを構築していきたいと考えたのが最初のきっかけでした。

何社か候補があった中でビズアップさんに決めたのは、担当者とのやり取りを通じて、自分たちがイメージしているものに最も沿った提案をしてくれていたことが理由です。提案力という点で、一番信頼できると感じました。

――制作前から、具体的なロゴの完成イメージはお持ちでしたか?

やはり一番は建築業らしくないということ。アパレル業界での経験を活かして、建築業の堅いイメージを抑え、シンプルでおしゃれなロゴにしたいと考えていました。また、会社名の「INPAT」という文字を、誰が見てもはっきりとわかるようなロゴにしたいという希望もありました。

INPATがロゴに込めた2つの想い

――完成したロゴを初めてご覧になった時の印象はいかがでしたか?

最初に見た時は、良い意味で本当に建築業らしくないなと思いました(笑)。このロゴを使って、塗装業だけではない、もっといろんなことができそうだなという可能性を感じました。

また、ロゴに込められた2つの想いがとても気に入っています。1つは人を模したマークになっている点です。当社が仕事をする上で大切にしているのが「人」という部分で、人と人とのつながりを大事にしています。その想いをロゴのイメージとして入れたかったので反映されていてうれしいです。

そしてもう1つ、塗装で使う刷毛が逆さまになっているデザインが入っている点です。書体に関しては、できるだけシンプルさを追求し、従来の建築業のイメージを超えた洗練されたデザインにしてもらいました。

――ビズアップの対応はいかがでしたか?

単なるデザイン制作に留まらず、経営の本質に踏み込んで共に考えていただけた姿勢は、ビズアップさんならではのアプローチだったと感じています。特に企業理念の言語化という点が最も印象的でした。

当社では、それまで企業理念や行動指針を明確な形で表現できていませんでした。しかし、ロゴ制作の過程で行われた打ち合わせを通じて、ビズアップさんは私たちの想いを丁寧に汲み取り、それを端的な言葉として整理してくださいました。その上で、会社の想いがデザイナーの方に引き継がれ、素敵なロゴになったと思っています。

例えば個人のデザイナーさんにお願いしていたら、ここまでは聞いてくださらなかったかもしれません。どんなロゴにしたい、何色にしたい、どんな形が良いとか、そういった見た目だけのやり取りになってしまったのではないかと思います。その点、ビズアップさんは違いましたね。企業として大切にしている価値観を可視化できたことは、ロゴ制作以上の価値があったと感じています。

社員の家族やお客さまにも愛されるロゴ

――社内の反応はいかがでしたか?

社員たちは当初、ロゴのデザインそのものへの関心は控えめでしたが、ロゴを入れたグッズは非常に好評です。キャップやパーカー、アウターなどのユニフォームは日常的に愛用されており、社員のご家族の方々にも使っていただいているほどです。若い社員が多い中で、こういったおしゃれなデザインのロゴというのは、会社への親しみやすさにもつながっているように感じます。

――お客さまからの反応はいかがでしたか?

取引先からも反響をいただいており、ユニフォームの購入希望が寄せられることもあります。また、社用車に掲出したロゴステッカーは、街中での認知度向上に大きく貢献しています。「INPATの車を見かけました」という声をよくいただくようになり、会社のアイデンティティとして確実に定着してきているように思えます。

人と人をつなぐロゴとして大活躍

――他にもロゴが活用されている例はありますか?

一般住宅の改修工事の際には、近隣の方々への事前説明として戸別訪問を行っています。工事に伴う音や臭気についてご説明する際、一般的には粗品としてタオルをお渡しすることが多いですが、当社ではロゴ入りのトートバッグを製作し、ご挨拶の品としてお渡ししています。

また、最近では高校生向けの職業体験イベントに参加した際に、当社のロゴを配した旗を掲げ、ブースの存在感を高めることができました。

興味深かったのは、塗装見本などの展示物と合わせてブースを構成したものの、多くの生徒から「初見では塗装会社とは気づかなかった」という感想をいただいたことです。これは当社が目指した、従来の業界イメージにとらわれないブランディングが、若い世代にも効果的に伝わった証だと考えています。

――このような反応をどのように感じますか?

一般的な塗装会社のイメージとは一線を画すデザインが、むしろ好評価につながっていることはうれしいですね。従来の建築業の枠を超えた斬新なデザインは、当社が目指す事業展開の可能性を象徴するものとなっており、今後、異業種への進出を考える上でも、このロゴは大きな強みになると感じています。

ロゴ作りを通して見えてきたもの

出典:株式会社INPAT 公式サイト

――今後の会社の展望についてお聞かせください。

建設業界全体が人手不足に直面しており、当社にとっても重要な課題となっています。現在は既存の案件対応に注力している状況ですが、中長期的には社員数を拡充し、事業領域の拡大を目指しています。

具体的には、まず建築業界内での事業拡大を考えています。現在の塗装工事を軸としながら、より幅広い建築関連事業への展開を検討しています。さらに将来的には、建築業の枠を超えた新規事業にも挑戦していきたいと考えており、例えば飲食業など、これまでとは異なる分野への進出も視野に入れています。

新しい挑戦に価値を見出し、柔軟な発想で事業を展開していくことが当社の方針なので、今回制作したロゴは、そうした多角的な事業展開の可能性を象徴するデザインとなりました。今後、このロゴとともに、さらなる事業機会の創出を目指していきたいと考えています。

――今後、新たなロゴ制作などの予定はありますか?

今のところ直近での予定はありませんが、従業員数が増えてきたり、新しい事業展開を始めたりする中で、可能性としては考えています。例えば、このINPATというロゴだけでなく、子会社に対してのロゴ制作も視野に入れています。その時には、ぜひまたビズアップさんにお願いしたいと思っています。

ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

――ロゴ制作を検討されている企業へのアドバイスをいただけますか?

ロゴ制作を単なるデザインの選択ではなく、企業の価値を再確認し、視覚化する重要な機会として活用することをおすすめします。ロゴ制作を検討している企業の多くは、自社の理念や大切にしている価値観を明確に言語化できていないケースが多いのではないでしょうか。その意味で、ロゴ制作のプロセスは、企業としての在り方や目指すべき方向性を改めて見つめ直す貴重な機会となります。

また、この過程は一時的なものではありません。創業の理念や業界参入の動機など、普段は立ち止まって考える機会の少ない本質的な部分を、改めて整理し直すきっかけにもなります。ビズアップさんの優れている点は、こうした企業の本質を丁寧に引き出し、印象的なデザインへと昇華させる力にあると感じました。

――最後に、ビズアップという会社を一言で表現していただけますか?

一言で言うと「伴走者」という表現が適切だと感じています。当社がロゴに込めた「人とのつながり」という理念の言語化から、将来の事業展開を見据えたデザインの選択まで、常に並走して進めていただきました。

単にロゴをデザインするだけでなく、企業理念の棚卸しを通じて当社の強みである特殊塗装技術や職人同士の協力体制を明確にし、建築業の枠を超えた事業展開という将来のビジョンまで、共に考えていただきました。

企業の想いに寄り添いながら、時に先を見据えたアドバイスをくださり、それを視覚的な形として昇華させてくれる。そんなプロフェッショナルとしての姿勢に、深い信頼を感じました。

今日はありがとうございました!

建築業の枠を超えた新たな挑戦を目指すINPATさま。人と人とのつながりを大切にする理念を、モダンで洗練されたロゴという形で表現できたことを、私たちも誇りに感じています。

また、今回のロゴ制作を通じて、企業としての在り方を見つめ直し、さらなる発展への道筋を描くお手伝いができたことは、ビズアップにとっても貴重な経験となりました。特殊塗装技術という強みを持ちながら、より広い視野で事業展開を目指すINPATさまの今後の挑戦を、心より応援させていただきます。

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