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2010年08月20日 メールマガジン 人間の能力 【第50回】:もっとも切なくて皮肉で重要なこと

2012年11月17日掲載開始

 

 

こんにちは。

 

 

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。

 

 

 

みなさま、
お盆はいかがお過ごしになられましたでしょうか。

 

今号は、デザインとは全く関係ないお話。

 

しかも少し辛気くさいというか暗い話です。
オチも何も無い、「だから何?」というただの所感です。

 

もしそういったお話がいやであれば、
今号は読まないでください
(このメルマガを初めて読まれる方はすみません)。

 

 

 

 

私の祖母は、もうすぐ死にます。

 

先日、入院先のお医者さんから、
そろそろまずいので会わせたい人には
今のうち会わせるように、と連絡が来ました。

 

両親と私の家族、数名の親戚で
病院まで見舞いに行きました。

 

祖母は、
意識はわりとはっきりしていますが、
体はもうどうにもならず。

 

父親は実母のその様子を目の当たりにして、
「見ちゃおれん」と病室を出ました。

 

ふっくらとしていた祖母の体はガリガリで、
手足を満足に動かすこともできない。

 

冷たくて少しむくんだ手を握っても、
力を感じません。

 

髪の毛も白く抜け落ちて、
目にも強さが感じられない。

 

病室のベッドに横たわる祖母が
もう昔のように戻ることはないということは
残念ながら明らかでした。

 

思えば、
祖母は決して幸せな人生ではなかったかもしれません。

 

戦争時代を生き抜き、
戦後も貧乏に悩まされました。

 

祖父はテキ屋で宵越しの金は持たない人で、
家に金をほとんどいれず、
私の父親は小学生のころから新聞配達をしていました。

 

その祖父にも25年前に先立たれ、
晩年はひとり暮らし。

 

決して贅沢できるような暮らしでは当然なく、
年に1度か2度、親戚が集まるのが唯一の楽しみ。

 

それすらも、自分の子どもが全員揃うことはなく、
私の父親の兄弟には、蒸発した伯父、金銭がらみの
親戚トラブルで姿を現さなくなった叔父もいます。
今回の見舞いにすら来ていません。

 

優しかったけど、
どこか寂しそうな表情をいつも浮かべている、
それが祖母でした。

 

私にとって、
4人いる祖父母の最後のひとり。
そのばあちゃんが、今天寿を全うしようとしています。

 

私が感じた気持ちは、
もちろん良くなってほしい、
まだ死なないでほしい、という思いもありましたが、

 

人間が生きるということの
意味の大きさ、深さ、言葉にしきれない何かでした。

 

病室でものを落として拾い上げた時に感じました。

 

その動作すら、
祖母にとってはもう二度ととることができないと。

 

パソコンで文字を打つとか、
家族そろって食事をするとか、
健康のためにスポーツをするとか、

 

あたりまえだと思っていたこういったことが
どれだけ大きな意味をもつことかと痛感し、
呆然としました。

 

実は、同じ病院の同じフロアに、
別の親戚(いとこのおじいさん、83歳)も入院していました。

 

私たちの家族も比較的お世話になった方で
そちらにもお見舞いに行ったのですが、

 

そちらのおじいさんの方が状況は深刻で、
「もってあと数日」
とお医者さんから宣告されていました。

 

肺はもう機能しておらず、
大きな酸素マスクをつけていました。

 

83歳の老体が、
苦しそうに体を大きく上下に揺らし、
手は本当におじいさんかと思うほど強く
ベッドのシーツを握りしめていました。

 

もう、
死なせてあげてほしいとすら思ってしまいました。

 

それでも生きている、
これも間違いなく「生」のひとつの姿でした。

 

そして1週間後、おじいさんは亡くなりました。

 

人間にとって、もっとも切なくて、皮肉で、
でも、もっとも重要なこと。

 

それは、

 

貧乏を知らないとお金のありがたみがわからないということ。
戦争がないと平和の大切さがわからないということ。
感動のストーリーには、誰かの不幸が必要なこと。

 

そして、死を知らないと生の重さを実感できないということ。

 

真実は、いつも反対側に隠れているということ。

 

成功者の中に死にかけた経験がある人が多いのは、
生の意味の大きさを深いところで体感したことがあるからです。

 

自分に何ができるかはまだわからないけど、
これを知らなければ何も無し得ないということだけは
はっきりわかります。

 

哲学的、宗教的になってしまいましたが
(断っておきますが、私は無宗教です)、

 

私にとって非常に大きな意味をもつできごとでしたので、
お伝えさせていただきたいと思い、
メルマガで書くことを決めました。

 

私の祖母は、もうすぐ死にます。

 

その祖母の姿を見れば見るほど、
自分の子供たち(3歳、1歳)の無邪気すぎる生が
強すぎるほど対照的だったことをはっきりと覚えています。

 

 

 

今回はここまでです。
またメールさせていただきます。

 

 

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津久井

 

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