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2011年09月02日 メールマガジン 商標・著作権 【第100回】:記念すべき100号目(丸2年)にみなさまと共有したいこと

2014年01月20日掲載開始






こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz






今号は、なんと記念すべき100号目です!




しかも、
ビズアップは8月末で5年目が終り、
昨日から新しい期が始まっています。



さらにさらに、
メルマガをはじめてからちょうど丸2年が経ちました!



節目が3つも重なりびっくりしていますが、



「面白いよ」
「ためになる」
「津久井さんの人柄がわかる」



など、
みなさまからの感想に勇気づけられて
続けられたと心から感じております。




本当にありがとうございます。



また、
本日は先週に続きメルマガの配信時間が
大幅に遅れ申し訳ありませんでした。



今週はちょっとしたメールのトラブルと
外出が重なりこの時間になってしまいました。






さてさて今日は、
そんな記念すべき回にふさわしく
「裁判」の話をしようと思います
(全然ふさわしくない・・・笑)。




先日、
ビズアップの仕事の関係で裁判をしました。




法律関係のお仕事の方には
なんら珍しいことではないと思いますが、



多くの方があまり知らない世界だと思いますし、
私もはじめてのことで、
ある意味良い経験だったので共有したいと思います。




●ことの発端、あらすじ



簡単にいえば、
弊社で作ったロゴの代金を支払わずに、
勝手にロゴを使っている会社があり、
警告したにもかかわらず対応しないため訴えを起こしました。



その会社は、
3案件分を同時に提案してほしいという
要望を持っていたのですが、



弊社ははじめてのお付き合いのお客さまの場合、
基本的に複数案件同時に進行することはありません。



このような言い方はたいへん失礼なのですが、
やはりこちらも依頼者がどんな方々かわからない中で
無料提案をしていますので、



信頼関係が築けるまでは
慎重に行動させていただいております。



今までの経験上、
「同時に複数の案件を発注したい」
というお客さまとはうまくいかないケースが多く、



そういった経緯から現在では、
まずは1案件しっかり対応させていただく、
そのあとで継続してお仕事をするか決めさせていただく、
という(ある意味)生意気なやり方をしております。




ところが、その会社は
「絶対お金を払うから、頼むから同時に3件請けてくれ」
ということで交渉してきました。



ロゴを使いたいタイミングまでに時間がないためです。



結局断りきれず、
ある条件をもとに同時進行のOKを出しました。



その条件は、
ロゴマークのデザインが結果的に
3案件分でシリーズ(似たもの)になったとしても、
バラバラのデザインになったとしても、




絶対に3案件分合計15万円お支払いいただく、
というものです。



この段階では、
担当の方も比較的誠実に対応してくれていました。



ところが、
デザインが決まっても一向に予定したとおりに
料金を振り込んできません。



何度も確認した結果、
ヤマト運輸の代引サービスで送付してくれ、
ということになり、



15万円の商品の代引として送付しました。



が、受取拒否をされました。



どうしたものかと考えあぐねている中、
我々が作成したロゴを勝手に使っている写真を、
同社の社長がご丁寧にブログにアップしていました。




すぐに弁護士の先生に連絡し、
アクションを起こしたのです。




●アクション開始から裁判に至るまで



私たちがお願いしている弁護士の先生は、
弁護士の資格も持ちながら
弁理士の資格も持っています。



ですので、
知的財産系に強みを持っています。



こちらにはやり取りした際のメールや
提出したデザイン、勝手にロゴを使っている画像など
証拠になるものが多くありましたので、



先生も
「問題ないでしょう」というお墨付きをくれていました。




ただ、
ここで1点考えなければならないことがあります。




費用についてです。



私たちは今回の回収ができたとしても
当然デザイナーへの支払いがありますし、



そもそもこういった民事裁判で
100%どちらかが正しいという結論が
でることはあり得ませんので(満額回収は無理)、



弁護士の先生に裁判の依頼をすると
コスト割れしてしまいます。



コスト割れするならやらないのか、
訴えても利益が出るならやるのか、
ということではありませんが、



程度の問題はあります。



弁護士の先生に依頼すれば、
20〜30万の費用がかかります。



全額回収できない上に
デザイナーへの支払いを考えると、
さすがにそこまでは出せない
(出そうかとも思いましたが)。



その先生もとても良心的な方なので
(紹介してほしいという方は紹介できます)、



裁判に必要な書類の作成、当日の対応などは
先生の指導のもとビズアップが行う、という条件で、
相談料のみで対応していただきました。



書類の作成では、こちらの主張が正しい
(「正しい」という言葉を使って良いかわかりませんが)
といえるだけの証拠を、時系列に集めまとめていきます。



それらの書類をあらかじめ
裁判所に送付し、被告側にも届きます。



書類の送付等が終わってから
裁判が実際に行われるまでは
確か1ヶ月以上間があいていたかと思います。




●裁判当日



8月30日、
ちょっと早く会社を出て、
東京地方裁判所に向かいました。



裁判を行う場所が裁判所の中のどのあたりかわからず、
早めに出たはずが法廷についたのは予定の11時を
2〜3分過ぎたところでした。



所定の405号法廷に到着。



扉は左右に2つありますが、
窓などがあるわけではなく
法廷の中がどうなっているかはまったく伺えません。



重苦しい静寂の中で
裁判官や被告側が待ち構えていたら嫌だな、と
ちょっとした恐さを感じながら
重い扉を明けました。



意に反して中はにぎやかな雰囲気でした。



30平米程度の部屋には中心に円卓があり、
裁判官と書記官が座っていました。



傍聴席には裁判待ちの原告・被告が
たくさん待機しています。



高齢の裁判官がすごいスピードで
事件を処理していきます。



めまぐるしく原告・被告が出入りして
新しい事件を取り扱っていきます。



それにしても
人は争いごとが好きなのでしょうか。



2〜3分の遅刻でも慌てていたのに
私たちの裁判は一向にはじまる気配がありません。
そのぐらい裁かなければならない事件が多いのです。



法廷に入ると自分がどの事件で来たのかを
記入する紙が置いてあり、
自分の事件の紙の原告側に名前を記入するのですが、



被告側を見ると相手の社長の名前が
すでに記入されていました。



「来たんだ・・・」



当初、
私は被告側は来ないと思っていました。
どう考えても分が悪いからです。



しかし、
来たからにはなにか懐刀を持っているのか。。。



この傍聴席に座っている誰かが、
今日の裁判の相手。
あれかな、あっちかな、と傍聴席の
一番後ろから様子を伺っていました。



私たちの名前が呼ばれ
傍聴席からよくテレビで見る木の柵の向こう側へ、
円卓に座り裁判官が事件の資料を読み上げます。



被告は50歳前後の男性でした。



その後、裁判官の判断により、
私たちの裁判は円卓上で行われるのではなく、
「和解ルーム」なるところで、



裁判官ではなく「司法委員」と
呼ばれる人の主導で行われることになりました。



席に着くなり、
向こうの社長が携帯の写真を見せて



「この人達がつくったロゴと似ているロゴを見つけた」



という訳のわからない主張をしてきました。



似ているということについて、プロの視点から見て、
まったく意に介する必要のないレベルで、
しかもその携帯写真の出所もさっぱりわかりません。



おそらくネットから拾った
ワケのわからない画像なのでしょう。



勝ち目のない裁判でこの人は
この程度の懐刀で出廷してきたのか、
と思った時、正直戦慄が走りましたけど。。。



向こうの懐刀はもろくもボロボロと音を立てて壊れ、
私の主張がはじまります。



簡単にいえばプレゼンですから、
そこは全く緊張することもなく
たんたんと事実を時系列で述べていきました。



すべて話し終わったときには、
司法委員の方は完全にこちら派のようになっていて、
ほぼこちらの主張を信用してくれている様子でした。



で、
それではいくら支払うのか、
という段の話になった時に



被告側は5万円なら払う、と
訳のわからないことを言ってきたので、



到底納得できない、
ロゴを勝手に使っていて著作権を侵害しているのに
なぜそんなことが言えるのか、とことんやりますか?
と反論しました。



被告側は最後までせこく粘ってきました。



「10万円までなら出せる」
「11万円は無理」
「11万円+消費税?いや税込11万円なら仕方ないから出しますよ」



私は11万円+消費税で折れる気は断固としてなく、
「そんなゴネ得が通るわけがない、
被害を受けているこちらがここまで譲歩しているんだ」
ということを言い続けました。



結果、
11万円+消費税ということで和解をしました。



和解成立後、
もう一度法廷に戻り、
裁判官がこの事件を正式に落着させました。



そして
私と被告はあいさつすることもなく
バラバラに法廷を去りました。



所要時間約45分程度の裁判でした。




さて、
今回裁判をしてみて思ったことはこれです。



「誰も得しない」



基本的には後ろ向きな仕事です。



でも、
私たちはお客さまと同じくらい
デザイナーも大切にしています。



例え後ろ向き仕事でも
その大切な人たちを守るために
やらなければならないことがあることを
今回の一件で再認識したのでした。



いずれにしても良い経験でした。




今回はここまででです。





津久井




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