ロゴコラムLogo column
こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
1月から飛ぶように忙しく
「え?今週も空いてないの?」
など、
一部のお客さまやお知り合いに言われ
ご迷惑をおかけしております。
おかげさまでたくさんの方々から
新しいお仕事やご紹介をいただいており、
本当にありがたく感じております。
ご紹介をいただけるというのは本当にありがたいですし、
気持ち的にも「この仕事をやっていて良かった」と
心から思える瞬間です。
今後もご紹介をいただけるような
仕事をしていきたいと思います!
そしてそんな1月ももう終わり、
今年も早いもので残すところあと11ヶ月。。。
先生も走るという師走の勢いで坂道を走り降っていて
そのまま止まれなくなって1月に突入してしまった感じです。
ということで
あなたは2013年の目標設定をされましたか?
私は
言い訳ですがこんな調子なものでまだやっていません。。。
ぼんやり頭のなかにはありますが、紙に落とし込んでないです。。。
社員でみんなで目標についてミーティングしたいのですが
普段やっているミーティングの時間すら社員間でもできない始末。
みんな恐ろしい時間まで仕事をしてくれています。
そんな中、
「忙しい、忙しい」といっているくせに、
昨夜、急遽人に誘われて19時から2時間のセミナーに出てしまいました。
そこで、
講師のうちのお一人が目標設定について講義をしてくださいました。
その目標設定のお話は、
私もよく本で読む内容と同じでして良いお話だったんですが
ちょっと違和感を感じてしまったのです。
●
どんな目標設定の話だったか
その講師の方はさまざまな実績の持ち主で
その実績も申し分の無いとても素敵な方でした。
で、その方が言うには
目標設定には2つの要素があるということでした。
1.いつまでに(時期)
2.どうなる(状態)
これがより具体的になっている方が良いということでした。
例えば、
・2013年12月31日までに月商1000万円を達成している。
・3年後の誕生日までに年収1億円を達成している。1億円の内訳は・・・
といった具合ですね。
ここまではよくあるお話です。
実は何を隠そう、
私も昔やりました。
独立する前に入社した会社の研修で、
個人の目標を年齢含めて明確にして、
大きな模造紙に書き出す、というものがありました。
私はその前から
いわゆる目標設定について書かれた本なども読んでいたため、
年齢を含めて具体的な目標を書くべきだということも、
目標は紙に書きだしたほうが良いことも知っていました。
私がなんて書いたか知りたいですか?
少しお恥ずかしいのですが、
こんなことを書きました。
・年収1億円
いつまでに達成すると書いたかは忘れました。
どのように1億円を達成するかは覚えています。
会社を5社持つ。1社から役員報酬2000万円/年を
もらって1億円。
こんな感じでした。
すごく高いテンションで、
自分の中では達成する気満々でした。
さて、話を元に戻しますが、
昨日の目標設定の話をきいた時に感じたのは、
内容は当時読んでいた本とほとんど同じなのに
はっきり言って明確な「違和感」でした。
●
目標設定とwhy
さて、
その時立てた人生の目標「年収1億円」。
今、それに近づいているかといえば、
正直言って全く近づいていません。
もっと言えば
「年収1億円を目指しているか」と聞かれれば。。。
目指していません!(そりゃ、結果としてそうなればいいですが)
なぜ、
時期も明確で具体的にどういう状態になりたいかを
紙に落としたのに、目指していないどころか
よく覚えていない状態になってしまったのでしょうか。
それは、
モチベーション高く「目指すぞ!」と思ってはいましたが
実は心からコミットしたわけではなかったからでしょう。
表面的に自己暗示をかけていたような。
なぜ心からコミットできなかったか。
それは
「why」がなかったからです。
なぜそれを達成したいのか、すべきなのか?
※whyについては過去のメルマガをご覧ください
http://bit.ly/TFO8Og
年収1億円を達成するwhyは?
はっきり言って、なかったですね。
自分の欲求だけでしたし、その欲求すらも
人の影響を受けた妙にアイコン化されたものでした。
今日のお話もまさにwhyが抜け落ちたものでした。
違和感の原因はそれでした。
なので、
参加者の中で「あなたの目標はなんですか?」という質問に
「10兆円稼いで南の島で悠々自適に・・・」
と回答してしまうような人が出るのだと
思います(いたんです・・・)。
それに対して、
今は会社として何を達成したいか、
なぜそうすべきかのwhyがあります。
お客さまの存在感、存在価値を高め
デザイナーの存在感、存在価値も高め
最終的にデザイン業界をひっくり返し、
お客さまにとってもデザイナーにとっても
素晴らしい業界へと革命を起こすということです。
年収1億円はただのエゴですが、
whyのある目標はエゴであるとともに
誰かにとっての価値になっています。
●
whyがないと本当にダメなのか。
whyがないと本当にダメなのか、というと
人にもよりますが基本的にはダメだと思います。
自分のエゴのためだけに心からコミットして
高いモチベーションで達成できる人がいるのも事実ですが、
大抵の人は
自分のためだけでは続かず、「人のために」という面があって
はじめて目標をやり遂げる力を得ると私は考えます。
そのためにwhyが必要なのだと。。。
で、
whyがないと中身のない派手な目標を立てようとしてしまいます。
当時の私の年収1億円のようなものですね。
派手な目標にしないとカッコつかない、
目標設定が小さいと人として小さいと思われてしまう、
など余計なことを考えてしまう、という側面があると思います。
例えば、
・地域に愛される会社になる。地域の人さえ喜んでくれればいい。
こんな目標設定だと、
「小さくない?」と思われがちです。
「そんな『地域』なんて言わないでもっと大きな夢を持とうよ」的な。
しかし、
地域の人に喜んでほしいwhyが明確にあったらどうでしょう。
例えば、ですが
今から15年前、私の父が会社をやっていた時の話。
会社が火事になってしまいました。
その時、地域の人が父や私たち家族を助けてくれた。
今私たちがあるのは、当時私たちを助けてくれたみなさんのおかげです。
だから私の目標は地域の人に喜んでいただく会社になること、
とにかくこの地域の人に喜んでほしいんです。
こんなwhyがあったらどうですか?
その目標って小さいでしょうか。
私は少なくとも「年収1億円」よりよっぽどマシだと思うし、
自分のエゴのためだけではないのでよっぽど達成の可能性が高いと思うのです。
自分の喜ばせたい人とそのwhyが明確にある。
それだけでもすでに目標としてはすばらしく、
あとは達成するための具体的な手法として
状態や次期を明確にする、本来はこういうことのはず。
つまり、
状態や次期を明確にするのは「how」でしかないわけです。
「目標を明確に」だけでは
ちょっと想像力のある人ならできてしまいますが、
whyは心から思っていないとできないことです。
私のブランディングの理論もやはりwhyからはじめます。
理由はここまで書いたこととほとんど同じです。
昨日の講師の方もwhyは持っていると思いますが、
きっとそこが言語化されていない=気づききっていないため
講義の中では抜けてしまったのだと思います。
いずれにしても
whyの重要性を改めて考えさせられる機会となりました。
さてさて、
それにしても実は私は目標設定があまり得意ではないです。
高校生の時、性格診断のような、適性検査のようなテストで
「計画性」という項目の点数がものすごく低かったですから(汗
まあ、
私の幼馴染は「計画性」が満点でしたが
「目標達成力」が0点でしたので、
それよりマシかと思います(レベルの低い戦い)。
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
担当:津久井・菊池・林
受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
津久井・菊池宛
24時間メール受付中
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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