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2014年08月22日 メールマガジン 法則・ノウハウ 【第244回】超常現象?デザインのチカラ(夏っぽいタイトルにしてみました)

2014年11月07日掲載開始


こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
お盆が明けて早1週間。
今週は休み明けで
バタバタされたのではないでしょうか。
それにしても暑い。
うだるような暑さとはこのことです。
昨日なんて、
天気予報を見ていたら東京のほうが
鹿児島より気温が高くなってました。
東京の暑さはなんだか気温以上に
「悪意」を感じるんですよね。。。
誰かの陰謀でしょうか?(笑)
さて、
本日はデザインのお話です。
「デザインってそもそも重要なの?」
「商売に何か影響あるの?」
と聞かれると、
私はデザイン会社をやっていますので、
「重要です」
という
ポジショントークをするしかありません(笑)
では、
どうして重要なのか、
ということについて、
次の3つのお話をしてみたいと思います。
●デザインとは、「可視可」すること
●デザインの能力、特徴
●コーヒーの味の実験
●デザインとは、「可視可」すること
人間は、目の動物と言われています。
脳への情報の87%は
目から入ると言われており
(数値は様々言われていますが)、
これが目の動物と言われるゆえんです。
人間の歴史をひもといてみると、
「見えないものをどうやって見えるようにするか」
が重要なテーマだったと個人的に考えます。
たとえば、
・話している言葉を見えるようにする → 文字
・耳で聞いた音を見えるようにする → 音符や楽譜
・地球や宇宙の法則を見えるようにする → 数学や物理
これらが(可視化されたものが)、
文明や文化を創ったといえます。
福島の原発事故のあとで一躍脚光を浴びた
放射線量を計測するガイガーカウンター。
目に見えず無味無臭の
放射性物質からでる放射線量を
目に見えるようにしたい人が
ガイガーカウンターを
購入したりレンタルするわけです。
人間は目に見えないものに
不安を感じやすいんですね。
さて、
これらと同様デザインも
・伝えたいこと
・わかってほしいこと
を見えるようにしたものです。
●デザインの能力、特徴
デザインの能力というか、
特徴は大きく分けて3つあります。
ひとつ目は、
「言語の壁を越えやすい」
ということ。
超簡単にいえば、
この絵を見たらどんな国の人でも
ほとんどが何を表しているかわかります。
→ http://bit.ly/mdqJG0
ふたつ目の特徴として、
ひとつ目とも近いのですが、
「言葉で説明できないことができる」
ということがあります。
たとえば、
「『らせん』を言葉で説明して」
と言われても、難しいですよね。
これがイラストだったらどうでしょうか。
簡単に説明できます。
このように、
言葉で説明することが困難でも、
ときにデザインであれば簡単に
説明できることがあります。
みっつ目の特徴として、
「必ず何かしらのイメージを伝えている」
というものがあります。
これが実は
商業デザインでは最も重要です。
どういうことかというと、
たとえば
はじめて会った人で言葉を交わさなくても、
顔を見れば何となくその人がどんな人かわかるように、
人間は必ず、
目にしたものから何らかの情報を得ています
(その情報が正しいか間違っているかはさておき)。
もうひとつ例を出します。
旅行や出張に行った時の
お土産を考えてみましょう。
きれいな包装がされたお土産なら
工場で大量生産されたものだとわかります。
そこから感じる印象は、
大当たりもないがハズレもない商品=
一定のクオリティが保証されているのである意味安心。
なので、
お客さんやちょっとした知り合いへのお土産は
安全パイであるこういったお土産が選ばれやすいです。
逆に、
パッケージデザインもないような
ビニール袋かなんかに入った漬物だとどうでしょう?
産地の誰かが手作りしたんだろうなとか感じます。
さらに、
すっごい当たりのお土産かもしれないし
大ハズレかもしれないと感じます。
どちらかわからないので、
自分用や親しい人(家族など)用のお土産に
なる傾向が高いです。
大当たりを信じつつも、
外れてもOKの人に渡すのです。
このように、
見た目から何らかの印象を受けてしまう。
これを私は
「デザインの無拒否性」と名づけています。
ポイントは、
見た目から感じた印象が
本当に正しいかどうかではなく
それが合っていようと間違っていようと、
何かしらを「感じてしまう」というところです。
これで商品やサービスの売れ行きが変わったり、
求人募集の応募が変わったりするわけですから。
言葉がわからなくても、
相手に「かわいい」とか「おいしそう」
はたまた「怖い」とか「まずそう」という
イメージを与えられる(与えてしまう)、
これがデザインです。
これはコントロールが非常に難しいですが、
できたときに恐ろしいまでの力を発揮します。
●コーヒーの味の実験
このメルマガでは
何度か登場している話なので
もしかしたら知っているかもですが、
目にしたものが、
人間にある特定のイメージを与えることを
証明する実験結果があります。
アメリカの大学生に、
3つの紙コップに入ったコーヒーを飲ませた実験です。
学生には、
コーヒーの味の飲み比べをしてもらうという名目で、
それぞれ、赤、黄色、緑の紙コップに入った
コーヒーを飲んでもらいます。
しかし、実は中身のコーヒーは全部同じ。。。
紙コップの色で、
味覚にどのような影響がでるかを調べたのです。
その結果、
・赤い紙コップ・・・もっともおいしいコーヒー
・黄色い紙コップ・・酸味が強いコーヒー
・緑の紙コップ・・・苦みが強いコーヒー
このように感じ、評価する学生が
非常に多かったのです。
目にした紙コップの色でコーヒーの味がかわり、
しかも「苦い」「すっぱい」などの特定のイメージを
感じさせたわけです。
このことからも、
デザインはやはり人間が「感じる印象」に
影響を与えることがわかります。
まだまだ科学的に証明されきっていませんが、
デザインをないがしろにすると思わぬ
機会損失を生みます。
だって、
見ただけで人は何かしらの印象を
感じてしまうわけですから。
おろそかにしてはいけませんね!
今回はここまでです!
津久井
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