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2020年12月25日 ブランディング メールマガジン 所感 【第557回】ブランディングとは、逆説的には本質を見抜く力を養うこと

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz

 

年内最後のメルマガとなりました。今年もみなさま、1年間ありがとうございました。

新型コ□ナや大統領選挙や都市伝説的な話など、デザインやブランディングと少しかけ離れたお話をしすぎたかなという反省もあります。

しかし、本当のことを知りたがるクセが強い私は、今のメディアのウソを知ってしまうと本当らしきことを調べずにはいられません。

その中で今の世界的危機、日本の危機を感じてしまい居ても立っても居られなくなってしまった。

来年はどんな年になるかかなり不安を感じていますが、多くの人が自分で考え判断する力を持ち、声を挙げることができればまだ救える未来があるのではないかと考えています。

昨日、取引のある銀行の担当者さんと話しました。

実は今は経済的には思ったほど落ち込んでいないということでした。

飲食業、旅行観光業の方は新型コ□ナなんかよりよっぽど深刻な被害を被っていることは間違いないですが、不動産業やそれに付随して建設業の方々の業況は悪くなさそうというお話でした。

たしかに我々もこの2業種の方々のロゴのご依頼は増えている印象です。

ただ、これからどうなるかわからないということです。

実は、新型コ□ナウィルス対策としてできた持続化給付金などの制度を受けていると「廃業できない」そうです。これは知らなかった。

そして給付金だけでは当然足りません。新型コ□ナウィルスの融資を受けているところも当然多いです。

新型コ□ナウィルスの融資は最長5年元本据え置きが可能です。多くは2〜3年据え置きのようです。そのときに果たしてお金が返せるようになっているか。担当者さん的には「もはや時限爆弾のスイッチが押されているようなものなのではないか」と言っていました。つまりあと2〜3年で経済は崩壊する可能性があると。十分あり得る話だと感じました。

本日は、「本質を見極める力を養わないと、ブランディングで騙されるよ」というお話をしてみたいと思います。ちょっと話の振り幅が大きくなりそうですがご容赦を。

 

●ブランディングをネガティブに言い換えるならば・・・

先々週の土曜日のことです。我が家に自分の両親がきました。

私は東京の練馬区にある大泉という街の出身でして、今も実家はそこにあります。それでも頻繁に帰るというわけではなく。。。で、お正月は毎年恒例のごとくヨメの実家(愛知県豊田市)に行ってしまうので、年内ラストくらいのつもりで食事をしたんですね。

食事の最中に、新型コ□ナの話やアメリカ大統領選挙の不正疑惑の話になったのですが、父親が私の話を一向に信じませんでした。それどころか、「トランプを応援している」と言ったら「お前本当か?本気で言ってるんじゃないだろうな?」と言われ、まるで精神に異常でもきたしているのかという扱いをされてしまいました。実の親子なんですけどね。

ではオヤジがどのくらいの情報を得ているかと言えば、テレビの情報ばかり。

新型コ□ナウイルスの存在は確認されていない、あのWHOですらそこはそう明言している、大統領選挙では中国やイランから選挙システム(ドミニオン)に不正にアクセスされた形跡があるし、死んだはずの人から何万票もバイデンに投票されていた、中には行きていたら170歳になる人までいた、こんなことを情報提供しても

「難しいことはわからんが、お前は間違っている!」

といってはぐらかされます。なので昔父親から散々言われたことを言ってやりました。「テレビばっかり見てんじゃねえ!」と(笑)。

地球温暖化もウソだよ、と伝えたときは「こいつもう頭おかしくなってるわ」という顔をされました(汗)

武田教授が暴く、「地球温暖化」が大ウソである13の根拠
本当に地球温暖化はしているのか?—徹底検証

このようなデータ、検証、論文は枚挙にいとまがないです。

今週のコ□ナ情報も一応お伝えしましょう。以下、ご覧ください。

元のツイートはこちら

第1波、第2波、第3波を起こしたのは感染ではなくPCRの検査数だということがよくわかると思います。

ではこれらが本当に「正しい」情報なのかどうか。それはたしかにわかりません。でも、今はすべての情報が本当かわからないからこそ真逆の意見も取り入れて自分で判断する、結論を出す、ということが重要なはずです。

それができる人が今は本当に減っているなと感じます。だからメディアが出してくれた本当らしきウソを考えもせず答えだと思い込みます。言うなれば、メディアという「媒体力」=ブランディング(の一部)に騙されているわけです。

自分の商売のことを悪く言うように聞こえるかもですが、ブランディングをネガティブに言い換えるならば「印象操作」です。その会社が、その商品が、そのサービスが、その人が、その情報が選ばれるようにするための印象操作なんです。

だからこそ大切なことがあります。

 

●中身がクソのイケメン

野菜の本質はなんでしょうか?

いくつかあると思いますが、私が野菜を選ぶ基準は「おいしいかどうか」と「健康的かどうか」です。多くの人も同じ考えだとしたら、野菜としてより本質的なのは以下の2つのうちどちらでしょう?

  • おいしくて農薬などもあまり使われていない野菜、けど形は悪い
  • 見た目が美しくておいしそう、だけど残留農薬などがひどい

つい先日もネットの情報で学校給食に出るパンに入っているグリホサードという猛毒の農薬の残留濃度が、日本の場合はひどく海外の基準値よりもはるかに高い、というものを見ました。子どもたちはそれを食べています。農協などでは形の悪いものは「売れない」として農家さんから買いません。あなたはどちらを選ぶでしょう?

話すとめっちゃいいヤツがいるとします。でもめちゃめちゃシャイです。一方で、ものすごくイケメン、女性にもモテる、けど中身はクソ、こういう人がいるとします。どちらが親友としてふさわしそうでしょうか。

ブランディングをちょっと拡大解釈するならば、野菜にしても友人にしてもブランディングできていると言えそうなのは形の良い野菜であり中身がクソのイケメンです。

ブランディングそのものには良いも悪いもあまりありません。実はどちらのケースに対してもある一定の効果をブランディングで出すことができてしまいます。残念ながらそういうものです。

つまり、どんなにひどい商品でもある一定の条件さえ揃っていればブランディングで売ることはできてしまうということです。これは広い意味では詐欺です。

だからこそ、本質的な部分を大切にしていかなければいけません。

私たちビズアップは「見た目や雰囲気はイケてないかもしれないけど付き合ったらめっちゃいいヤツ(本質)」の友達をもっと増やしてあげるにはどうしたらいいかを考えたい。それを本当のブランディングと位置づけたい。どうすればその人の魅力をわかってもらい、友達を増やしてもらえるか。そいつが良いやつだからこそ力になりたい。幸せになってほしい。中身がクソのヤツをより魅力的に見せることはしたくない。そう思っています。

だから、一生懸命商品やサービスを磨いている会社さんを見るとなんとかしたいと思ってしまいます。

 

●ブランディングを知れば本質を見極める力が養われる

ブランディングのことがわかると、見た目や雰囲気がめっちゃイケてるけど中身がクソみたいな人を見抜く力も養われると考えています。どんな方法で魅せ方を考えているかがわかるからです。

ピーター・ドラッカーが言っているように、少し抽象的かもしれませんが、やはりブランディングの前に商品に対する誠実さや情熱があるかは重要な指標です。

こういった誠実さや情熱は「想い」とか「why」という言葉でこのメルマガでもお伝えしてきました。言葉だけ見ると本当に抽象的ですが、そもそも「本質的」というものが抽象度の高いものです。わかりやすい見た目などは本当は本質的なものではありませんし、「想い」とか「why」が兼ね備えられたものこそが本来であればブランディングされる資格があるということです。

ちなみに余談ですが、先ほどあげた新型コ□ナの検査数と陽性者数などの「わかりやすく具体的な情報」は抽象的ではありません。抽象的ではないからといって本質的ではないのか、という疑問が出そうですが、これらは「本質的」ではなくて「本質」です。

  • 表面的な情報に騙されてしまう
  • 本質的と本質の違いが理解できない

これらはとても危険なことで、だから「自分で考えて判断する力」を持たないといけないよ、とコ□ナ禍になってからメルマガで言いつづけてきました。これは今年一番大きなテーマの問いかけかもしれません。

日本人はブランド物に弱いと言われたりします。ネット情報なので本質かは検証が必要ですが(笑)、一説では、ある海外ブランドの売り上げの3分の1をそのブランド本家の国ではなく日本人が支えているそうです。

ブランディングには2種類あります。

  • 「これが最高」と伝えるブランディング
  • 「これなら失敗しないよ」と伝えるブランディング

日本人はおそらくですが圧倒的に後者でブランドを選んでいます。たとえばさまざまな飲食チェーン店が選ばれる理由もここにあり、そこよりおいしい店を探して外すリスクよりも、「これ以上の失敗はない」という理由で選ぶケースは非常に多いです。

私は今年のコ□ナ禍の問題と、こういったブランディングにおける現象とがオーバーラップして仕方ありません。その根底には前述のとおり自分で考えて判断するよりも、誰かに与えられた答えらしきものを選んでしまう、失敗したとしても自分だけではないのだから、という根深い問題があると考えています。

マスクにしてもワ◯チンにしても、このようにして日本人は選んでいる(選ばされている)のでしょう。

ブランディングの知見を持つことは、とっても逆説的なのですが、本質を見極める力を養うことにつながります。そしてその力を養わないと、来年以降はさらに恐ろしい世の中にいつの間にかなってしまうと考えています。

とても説教臭くて恐縮ですが、こんな言葉で2020年のメルマガを締めたいと想います。

最後に業務連絡となりますが、ビズアップの年末年始のお休みは以下のようになります。

  • 12/29(水)〜1/4(月)

それではみなさま、本年もメルマガにお付き合いいただきありがとうございました。

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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