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Logo column

2009年03月16日 お客さま事例 ロゴ作成お客さま事例:和桜折衷焼き鳥亭SaCURAさま

東京都目黒区にある「和桜折衷 やき鳥亭 SaCURA」オーナー丸尾真佐樹さんに、オリジナルロゴ作成についてお聞きしました。

目黒通り沿いにあるモダンな店構えのSaCURAには、丸尾さんのこだわりが随所にちりばめられていました。 ロゴには、どのようなこだわりや思い入れがあったのでしょうか?

目  次
  1. きっかけは領収書
  2. 看板を出さないお店にしたかった。だから、ロゴも必要ない。
  3. デザイナーとのやりとりの電話でロゴへの愛情を感じた。
  4. 焼き鳥屋っぽくない焼き鳥屋を。
  5. 店の雰囲気を知ってもらうなら店主の顔よりもロゴでしょう。

きっかけは領収書

――本日はよろしくお願いします。入り口の看板にあったのが、ビズアップで作成されたロゴですね?

はい、そうです。 よく見ると桜の形になっていて、店名ともあっているし、お客様にも好評なんですよ。

――ロゴは看板以外では、どんなものに利用されているんですか?

ビズアップさんに、ロゴとほぼ同時進行でオープンの際のフライヤーもデザインしてもらいました。あと、ショップカードや名刺もそうですね。

そうそう、お願いしていた領収書が、ついこの間でき上がったばかりなんですよ。すごくいい感じにしあがりました。ロゴを作ろうと思ったそもそものきっかけは、実はオリジナルの領収書を作りたかったからなんです。

――看板ではなくて、領収書を作りたかったんですか?

ええ。

普通の領収書にお店のハンコを押されているものが多いじゃないですか。 僕が知っているところで、1店だけ、オリジナルの領収書を使っているところがあったんです。そのお店は、領収書だけでなくて、細かい所にまで気配りが行き届いていて、料理もおいしいんですよ。SaCURAもそんなお店にしたかったんですよ。

看板を出さないお店にしたかった。だから、ロゴも必要ない。

――では、領収書を作るためにロゴ作成会社を探したんですね?

そうですね・・・でも、最初はロゴを作るつもりはなかったんです。看板も出すつもりはなくて、隠れ家的な雰囲気の店にしたかったんです。だから、ロゴはなくてもいいかな・・・って。

ロゴに対して、そんなに思い入れがなかったというのが正直なところですね。

――では、どうしてロゴを頼もうと思われたんですか?

オリジナルの領収書を見たとき、こういうのはいいな、と思ったんです。でも、それでもまだ、あまりロゴを作ろうという気持ちはなかったんですよ。そんなときに、友人からインターネットでロゴを作ってくれる会社がいろいろあると聞きました。それで、ちょっと話を聞いてみて、駄目ならそれでもいいかな、くらいの気持ちで、インターネットで調べました。検索した中から3社ほどピックアップして連絡をしてみたんです。

――その3社の中から、ビズアップを選んだのはどうしてですか?

3社に同じ日に来てもらって直接会って話しをしました。

日を置くといろいろ考えてしまいそうだったので、同じ日に時間をずらして会ってみたんですよ。その中で、ビズアップの津久井さんとの話が一番気持ちよかった。親身になってくれましたし、とにかく話していて楽しかったんです。

他の会社よりも、ビズアップさんの方がちょっと値段が高かったとしても、たぶんビズアップさんに頼んでいたと思います。

――実際に依頼するにあたって不安はありませんでしたか?

インターネットで頼むのは、ちょっと怖い印象がありました。相手がどんな人かわからないですし。その点、ビズアップさんのホームページには、社長の津久井さんがあらゆるところに載っていて、実際に会ったら「あ、見たことある人だ」って、急に親近感が沸きました。

それに、他の会社だと、料金を払わないと何も動かないですが、ビズアップさんは、作ってみてよかったら支払いというシステムだったので安心でしたね。申し訳ないんですけど、元々はロゴを作るつもりじゃなかったので、試してみようかなという気持ちでした。

―――完成後の料金発生というシステムは安心でしたか?

はい。それはすごくよかったです。ロゴは作る人によって、どんなものが出来上がるかわからないですし、それが本当に気に入るものになるとも限らないですよね。ビズアップさんの場合、自分自身で納得して代金を支払えますからね。

でも、このようなサービスを提供する側は怖いですよね。

たとえば、料理屋でいけば、食べておいしかったらお金をくださいって言ってるようなものですから。僕にはちょっとできないですね(笑)

デザイナーとのやりとりの電話でロゴへの愛情を感じた。

――「ロゴは必要ない」と思っていた気持ちはどのように変化したんですか?

ロゴの作成をお願いしてから、自然と他の店のロゴを気にして見るようになったんです。

そうしてみると、ロゴのないお店ってないんじゃないかな、と。チェーン店の立ち上げはやったことがあるんですが、チェーン店だとすでにロゴはあるので、気にしたことがなかったんです。

自分の店を立ち上げるのははじめてだったので、それに気づかなくて。やっぱり必要だな、と思うようになりましたね。それに、デザイナーさんと色々とやりとりしていくうちに、僕の中のイメージもどんどん固まっていった感じがします。

――デザインのやりとりは大変だったと思いますが、いかがでしたか?

デザイナーのハマさんは神戸の方でしたので、やりとりはほとんど電話でした。

最初は、店の名前とどんな感じが好きかというのを伝えて・・・あとは、インターネットで僕のイメージに近いものを伝えたりしました。そこから、デザイナーさんがいくつか提案を上げてくれたんです。

――デザインはすぐに決定したんですか?

何案が出してもらったんですけど、何かイメージが合わなかったんです。

僕が好きだと伝えていたものに近いものもあったんですけど、なんとなく違うな、と感じて。それを伝えたら、デザイナーさんから、もっとやわらかいラインにした方がいいんじゃないかと提案してくれたんです。

でき上がったこのロゴはすごくよくて、最初にこんな感じがいいと伝えていたものよりもよくなったように思いましたね。自分の店のロゴだというひいき目もあると思いますけど(笑)

このロゴマークは桜の模様でお店の名前ともマッチしていて、比較的早く決まりました。最初はロゴマークだけとも思ってたんですけど、やはり寂しいので、文字も入れました。

――店舗名の文字は、SaCURAのaが小文字ですね。どのようにして決まったんですか?

ロゴをローマ字にして欲しいといのは、僕が頼みました。 何度も実際に書いてみて、『SAKURA』だと堅いなと感じたんです。

そこで、最初のAを小文字にしたんです。

KUをCUにしたのも、そっちの方がやわらかい感じがでたのでこうしてもらいましたね。

フライヤーは御札のような感じにしたかったんです。作っているうちに、ロゴマークとSaCURAだけだと、何屋かわからないと感じて。カフェと勘違いされても困るな、とデザイナーさんに相談したんです。それで提案していただいたのが、この『和桜折衷 やき鳥亭』というのもです。モダンな感じの和洋折衷に桜を入れたんですが、デザイナーさんのセンスを感じました。僕ならこんなことを思いつかなかったです。

――デザイナーと相性がよかったようですが、丸尾さんが指名されたんですか?

いえ、どんな雰囲気にしたいかを津久井さんに伝えて選んでいただきました。

その時に、津久井さんが2名のデザイナーさんをピックアップされたんです。それが、今回デザインしてくれたハマさんともう一人だったんです。

同時に、今までに作ったロゴのサンプルを見せてもらって、何十とある中から、これが好きだな、というのを選んだら、本当に偶然なんですけど、ハマさんの作品だったんですよね。

僕の希望するイメージに合ったデザイナーさんをちゃんとマッチングしてもらえたので、気に入ったロゴを作ってもらうことができました。

――デザイナーとのやりとりは大変ではありませんでしたか?

オープンまで間がなくて忙しかったこともあって、結構遅い時間に電話をすることも多かったんですが、少しもいやな感じがなくて。すごく気持ちよく修正とかをしてもらえたんです。

電話だと、余計に不機嫌なのとかって伝わるじゃないですか。ハマさんはすごく親身になってくれたんですよ。電話で話していても、この人は本当にロゴをデザインするのが好きなんだろうな、とロゴへの愛情を感じました。

僕もオープンが近かったので色々と忙しくて、丸投げに近い状態になったこともあるんですが、ハマさんが気持ちよく受けてくれたので、本当に助かりました。

実は、お店がオープンした後に、津久井さんと一緒にハマさんもお店に食べに来てくれたことがあるんですよ。予告なく突然来て・・・でも、誰だかわからなかったんですよね。その時に初めてお会いしたんです。

焼き鳥屋っぽくない焼き鳥屋を

――ロゴもそうですが、お店も”焼き鳥屋”という感じではありませんよね?

ええ、 焼き鳥屋っぽくないでしょう?お店も暗いですし。

駅前だったら、赤ちょうちんがあるような”ザ・焼き鳥”という感じがよかったのかもしれませんけど・・・駅から離れていることと、家具屋さんが多くてオシャレな通りと言われている目黒通り沿いという立地から、結果的にモダンなお店になっていきました。焼き鳥屋だけど、焼き鳥屋っぽくない。でも、実際食べてみるとおいしい。そんなお店にしたんです。

――モダンな雰囲気のオシャレなお店ですよね。それに、照明も素敵ですね。光が花の形になるんですね。

そうなんです。あの照明のシェード部分は、桜の樹でできてるんですよ。照明デザイナーの作ったものなんです。最初は、天井は白かったんですけど、あの光の花が映えるように、黒くしたんです。

――照明も桜なんですね。店舗名も「SaCURA」で、ロゴも桜をモチーフにされていますが、桜に思い入れがあったんですか?

1店舗目は「桜」という名前にしようと決めていたんです。

花が好きというわけではないんですが、桜だけは特別なんです。桜には、スタートというイメージがあるんです。だから、僕は、一番最初に持つお店の名前は「桜」にしたいと決めていたんです。

店の雰囲気を知ってもらうなら店主の顔よりもロゴでしょう。

――こうしてロゴが完成して、今はどのように感じていますか?

ロゴを作って、本当によかったと思っています。

このロゴ、評判もとてもいいんですよ。女性のお客様に気軽に来ていただけるようにしたかったんですが、女性のお客様にも、ロゴがかわいいと言っていただけますし。今、考えると、ロゴがなかったら、名刺とかってどうしていたんだろう、と。全部手書きで書いてたのかな?

ロゴがあるので、このロゴを入れて、チラシとかに載せてみようかな、と考えられるようになりましたし。

――丸尾さんにとってロゴとは何ですか?

「顔」ですね。お店の顔は店主の顔よりも、ロゴだと思います。

インターネットなどにお店を紹介するものがありますけど、ロゴとか店内の写真とかが、お客様がどんなお店なんだろう、と感じてもらえるものだと思うんです。僕らの顔を見ても、どんなお店かなんて感じないでしょうし。大きな会社でもそうですよね。社長の顔や名前は知らないけど、ロゴは知ってるじゃないですか。

――最後になりますが、今後の展望をお聞かせ下さい。

来年くらいには、会社にできればと思っているんです。お店も2店舗、3店舗と増やしたいと考えています。その時には、ビズアップさんにロゴをお願いできればな、と思っています。いいお付き合いをさせてもらいたいですね。「こうしたいんだよね」と伝えれば、僕のイメージを具体化してくれるような・・・ ビズアップさんともそうした関係になりたいですね。

最初はロゴはいらないと思っていましたけど、今は本当に作ってよかったと思っています。“出会い”ってとても大切だと思うんです。ロゴの作成で、ビズアップさんといい出会いができて、デザイナーのハマさんとも出会えました。 そして、世界にただひとつのこのロゴとも出会えたんですよね。この店がつぶれたら、このロゴもなくなってしまいますから、10年、20年とずっと続けていけるように頑張ります。

丸尾さま、お忙しい中、貴重なお話を有り難うございました。

※ 取材日時 2009年3月
※ 取材 カスタマワイズ

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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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