ロゴ専門
デザイン会社biz up!ビズアップ

0120-65-37-65

Logo column

2025年09月26日 イベント開催 ブランディング メールマガジン 法則・ノウハウ 【第786回】ご報告「温泉とブランディング」のツアーに6社7名のお客さまと行った話

東京はだいぶ過ごしやすい季節になりました。

私は夏よりも冬のほうが好きなんですよね。なんとなくですが。。。たぶん、はるか昔のロシア経由のユダヤの血を受け継いでいると思うんですよ(いきなり 笑)。

急に都市伝説の話になりますけども、そもそも原始ユダヤって縄文人説がありましてね。縄文人が長年かけて地球を2周したくらいに出てきたのがユダヤ人だと思ってます。

で、紀元前の10〜8世紀ころに土地を追われて散り散りになったユダヤ人たちの一部は、ロシア経由で日本を目指したと思うんですね。それが私の祖先(または前世)なんじゃないかと(気持ち悪いでしょ 笑)。

実際、寒いところに対応できるように体毛が濃く進化したのではないかと思いますし(私も比較的濃いほう)、なにせ私は嫌われ者の「B型」なんですが(笑)、B型は大陸からきた血液型、なんて言われているわけです。

ちなみにA型は弥生系で、「いや、弥生だって朝鮮半島から来とるやんけ」ということで、どちらかというとB型が縄文人古来(もともと日本に住んでいた)の血液型だと勝手に解釈しております(何がどっちでもいいんですけど)。

このあたりの血液とか遺伝子とか世界何周とか、そういう話をファンタジーにしたのが漫画「ワンピース」だと私は主張してます(56巻までしか読んでないけど 爆)。

なお、これらの話は「都市伝説」であり、「陰謀論」とは違うという棲み分けが私の中ではできています。

「都市伝説」は基本的に「支配者」の都合は関係なく、「陰謀論」は支配者の都合が大いに関係すると思ってます。「支配者って誰よ?」という話なんですけどね(笑)。

今回の縄文うんぬんはざっくりと都市伝説。ファンタジーの域をほぼ出ない話(その後の研究とかでファクトだった都市伝説ももちろんあります)。

書き出しで何を書いていいかわからず、いきなりキモい都市伝説の話をしてしまいましたが、とにかく人間は「進化」してきたということで、「じゃあ企業は進化しないの?」という強引な問題提起をしたいがための書き出しでした(私の陰謀です 汗)。

ん〜どうでしょう?進化、してますか?(セコム、してますか?的な)

会社としての成長を「進化」といっていいかは少し定義が難しそうですが、業界や商品は「明らかに成長というより進化だよね」というものがあります。

このコラムで何度かご紹介していますが「〇〇の進化系」と呼ばれるものがそれです。

本日のコラムは「旅館の進化系」をご紹介。9月の前半に、お客さま6社7名の方々と「旅館の進化系」でブランディングを学ぶ研修ツアーに行ってきたときのお話を絡めて。

ちなみに研修ツアーの名前は、

  • 第2回 経営とブランディングが学べる研修ツアー(仮称)

です。

ではまず、「進化系」についてお話をしていきましょう。

 

そもそも進化系とは?

このコラムの熱心な読者さんであれば「進化系」をご存知かもしれませんが、改めて説明します。

今までも、

  • コインランドリーの進化系
  • おせんべいの進化系
  • コーラの進化系
  • 床屋の進化系
  • 靴磨きの進化系
  • 食パン(店)の進化系

などをこのコラムで紹介してきました。

「進化系」とは旧態依然とした業界や商品に新しいイメージ、他にはないイメージを取り入れてバージョンアップさせたものです。

時代は繰り返すといいますが、洋服や音楽も一周回って、みたいなことはよくありますよね。たとえば私が高校生のころはベルボトムのズボンが流行りましたが、それを見た父親に「パンタロンがまた流行っているのか?」と聞かれたことがあります。

実はこれ、ただ単に1周しているのではありません。ちょっとずつ形を変えている、つまり進化しています。考え方としては螺旋です。真正面から見るとただ単に1周したように感じますが、立体でとらえると少し進んでいるわけです。

「進化系」は主にコンセプトやそれに伴うデザイン(見た目)を今までにないものに変えるという「クリエイティブ」を通して、その商品、業界が今までとは違った認識をされヒットします。

「知っているのに新しい(概念)」
「知っているのに今までと違う(概念)」

と思わず人が感じてしまうことにより、「MAYA段階(最適レベルの新しさ)」をちょうどいいところに持っていけるため、ヒットしやすいわけです。

このコラムで何度も登場する、私のデザインの師匠伊吹卓先生が考案した「メリコの法則」を使ってもう少し具体的な解説をしてみます。

  • メ:目立つこと
  • リ:理解できること
  • コ:好感が持てること

まず目立つかどうかといえば圧倒的に目立ちます。すでに知っているモノ、コトが新しくなって登場する。その際にまだまだ旧モデルが残っていれば残っているほど相対的に目立ちます。ギャップを感じさせることができるからです。「え?これがおせんべいなの?」「こんなコインランドリー見たことない!」となります。

理解できるかということに関してもアドバンテージがあります。すでに知っているから、「what(そもそも何なのか)」が一発でわかります。

そして好感が持てるかどうか。進化系では「今までと違う」ということと「ステキだ」ということを表現するのがデザインであることがほとんどです。たとえば、平たく言ってしまえば「おしゃれだと感じる」とか。

このように進化系では好感をもってもらうことが大前提ですから、メリコの「コ」に関しては当然ながら備わっています。

まさに売れる商品の条件「最適レベルの新しさ(MAYA段階)」に見事に合致します。

また、「今まであったものが新しくなって目立って洗練された」、こうなるとメディアで取り上げられる確率は格段に上がります。そうすると時流を生み出すことができます。進化系が強いのはこの「時流を生み出せる」ことと言い換えてもよいです。

ただ単にデザインをおしゃれにしただけではない進化を遂げた進化系も、もちろんあります。

コインランドリーの進化系「Baluko Laundry Place」はただ単にコインランドリーのイメージチェンジをしただけではありません。コインランドリーを使う人のニーズやウォンツを良く考えて、カフェやクリーニング店を併設したりしています。

この「進化系」で注意しなければならないのが、「ほぼ早いもの勝ち」という点です。進化系のポイントは、「知っているけど違う」という点であり、言い換えるならまだ誰もやっていないということです。

「すでに知っている」では相対的に目立つことはできません。いち早く進化系として業界の「元祖」になり、消費者の脳内シェアを奪えるかどうか。二番煎じだと「パクリ」という評価をされてしまうことすらあります。

なので今お持ちの商品が「進化系」になれるならばすぐにでも行動を起こすべきです。

その商品(業界)が「陳腐化」の傾向にある商品(業界)なら、そして誰も「進化系」の可能性に気づいていないなら超チャンス。

たとえば「銭湯」とかはどうでしょう。

一家に必ずお風呂がある時代になって久しいですが、数多あった銭湯はそのほとんどがなくなりつつあります。「銭湯」は家庭のお風呂の登場で陳腐化したわけです。

そこで、「体を清潔に保つ」以外の価値を提供する形で進化系として登場したのが「スーパー銭湯」でした。例としてはちょっと古いですが、これはわかりやすいと思います。

重要な注意点として、基本的にはBtoCの業界、商材であることが多いという点です。もちろんBtoBで成立しないわけではないと思いますが、今のところ事例で見かけるもののほとんどがBtoCです。

そして、前回につづき今回も訪問させていただいた佐賀県嬉野温泉の「和多屋別荘」さんは、まさに「旅館の進化系」というわけです。

 

経営とブランディングが学べる研修ツアー(仮称)とは?

あまりネタバレになるとイヤなのですが、今回の研修ツアーがどんなものなのかをご紹介します。

2024年最後のコラムで、ある企画を告知させていただきました。それがこの「経営とブランディングが学べる研修ツアー(仮称)」です。

ことの発端としては、昨年12月の頭に経営者団体の研修旅行で佐賀県嬉野市にいったことでした。

「和多屋別荘」という超がつく老舗旅館に宿泊したのですが、なぜこの和多屋別荘だったかというと、どうやらここの経営者の話が面白いらしいぞ、ということで、他の経営者から紹介されたのがきっかけでした。

嬉野は温泉、お茶、焼き物の文化がある街です。中でも温泉の歴史は古いようで、ChatGPTいわく、「嬉野温泉の起源は、飛鳥時代(約1,300年前)とも言われています」とのこと。長崎空港から車だと40分くらい、博多からも電車で1時間ちょっとというアクセスです。

昨年12月に訪問した際、和多屋別荘の小原社長にはじめてお会いしました。館内を案内してもらったり、さまざまなアクティビティを体験したあと、小原社長のお話を聞きました。

この話がめちゃくちゃおもしろい。そしてそのお話の中で、館内の様々な仕掛けや私たちが体験したアクティビティは、そのほとんどを小原社長がプロデュースしていると知ったのです。

たとえば、和多屋別荘の中にはピエール・エルメが入っていたり、旅館なのに本屋さんが入っていたり、シェアオフィスが入っていたり。アクティビティも地元の名産である嬉野茶を盛り上げるために茶農家さんたちとブランディングを行っていたり。

和多屋別荘のホームページより―その1―

和多屋別荘のホームページより―その2―

和多屋別荘のホームページより―その3―

嬉野茶時のインスタグラムより

小原社長からいただいた資料より

今となっては嬉野一の旅館と言っても過言ではない和多屋別荘。

ちょっとネタバレ感があるかもですが、小原社長は「泊まる旅館」から「通う旅館」という新しいコンセプトに「進化」させることに成功されました。まさに「旅館の進化系」。

そんな順風満帆に見える和多屋別荘ですが、実はそのウラには2度の経営危機を乗り越えて復活したというストーリーがあるのです。

これら、

  • さまざまなブランディングを体感できること
  • どのように二度の経営危機を乗り越えてきたか

という2つを同時に知ることができるというのが、自分にとって非常に価値が高く、そしてこれはきっとビズアップのお客さまにとっても価値が高いだろうと直感しました。

私はその場ですぐに小原社長に「企画」の話をし、了承を得ました。それで、昨年12月のコラムでお客さまをお誘いし、今年の2月に第1回が、そして9月に第2回が行われたというわけです。

第2回の研修ツアーでは、6社7名のお客さま+弊社のブランディングパートナー田村(前期MVP)とともに、2月と同様、さまざまなアクティビティを体験したり小原社長のお話をお聞きしました。

そして参加してくださった方々の満足度が非常に高いということを感じることができました。

 

写真でツアーをご紹介 ー最後にアンケートにご協力ください!ー

今回のツアー、ネタバレにならない程度に写真でご紹介したいと思います。

ちなみに今回参加いただいたお客さまは、

  • 株式会社粉室製作所 田ノ室さま
  • ベイラインエクスプレス株式会社 森川さま/松崎さま
  • 有限会社参輪 鶴田さま
  • 株式会社アフレックス 樋口さま
  • すみだ精肉店 隅田さま
  • エンリベル株式会社 中尾さま

のみなさまです(みなさま、ありがとうございました!めっちゃ楽しかったです!!)

ツアー初日、お天気にも恵まれました。和多屋別荘のエントランスの動画です。

気づかれましたでしょうか?実は和多屋別荘の小原社長が粋なはからいでビズアップのノボリを飾ってくださっていました!

う、うれしい。ソッコーで写真をパシャパシャっと。

小原社長にお出迎えいただき、研修ツアースタート!!

小原社長は、今の和多屋別荘の現状を、良いところもそうでないところも包み隠さずお話してくださいます。

旅館の進化系「通う旅館」として、和多屋別荘にはシェアオフィスがあります。シェアオフィス入居者は温泉入り放題!

シェアオフィスのフロアの壁には、さまざまな人の夢や希望、座右の銘などが書かれています。もちろん私もはじめて来たときに書きました。そして来るたびに日付を追加しています。

お客さまもみなさん書かれていました!

館内には有名な「ねぶた」の作家さんがいらっしゃって、日々作品作りに向き合われています。

そしてここにも隠しコマンドのごとくビズアップのロゴ入りアイテム(トートバッグ)を飾ってくださっていた小原社長。こういうの、ほんとうれしいです(泣)。

そしてこちらは館内にある「日本語学校」の様子を映した動画。なんと、旅館内に学校までつくってしまわれたのです。すごい。まさに「通う旅館(通学)」。

館内ツアーのあとは、小原社長のセミナー。この話がまた面白い!タイトルは「2万坪のドラ息子」。これだけでも、もう話を聞いてみたいと思ってしまいませんか?

そして今回は、前回になかった企画としてもうひとつセミナーを開催!お客さまでもあるエンリベル株式会社の中尾社長による「税務調査セミナー」。中尾社長はもと国税出身のコンサルタントです。

この話も、みなさん経営者の集まりだけに大いに盛り上がりました!質問が飛び交っていました(笑)。

1日目の行程を終え、ちょっと自由時間を挟んでからの会食。食事はもちろん和多屋別荘さんの自慢の料理です。 

翌日は、香りのアクティビティ。和多屋別荘さんは日本香堂さんとタイアップされています。

香りは脳の記憶を司る部位に直接刺激を与えると言われます。記憶はだいたい感情を伴います。香りはこれからのブランディングにおいて活躍する可能性あり。

もはや嬉野のキラーコンテンツとなった、「ティーツーリズム」。極上のお茶を極上の空間で体験できます。

と、ここで私は今回の参加者のみなさまにお詫びをしなければなりません。

ワタクシ、たぶん雨男です。。。本当なら「ティーツーリズム」は嬉野を一望できるような山の上の広大な茶畑の中につくられた舞台で行うアクティビティなんですが。。。

実は前回(2月)も雨だったんですよね。。。ほんとすみませんでした。

ティーツーリズムのあとは、嬉野茶とおにぎりのコラボイベントで昼食。おにぎりとお茶のマリアージュを楽しめます。

おにぎりを握ってくれるのは、各地のイベント等で引っ張りだこの「にぎりびと」こと神谷禎恵さん。なんと、大阪万博でもおにぎりをめちゃくちゃたくさん握ったそうです。

以上をもちまして、1泊2日の「経営とブランディングが学べる研修ツアー(仮称)」の全行程が終了しました。

何回来ても楽しい。そしてお客さま同士が仲良くなっていくところに立ち会えるのもすごく楽しくてうれしい。今回もみなさんすぐに意気投合されていて会食が超盛り上がりました。

さて、今回参加いただいた方々の生の声(ただし加工あり)をご紹介したいと思います(順不同)。

「ただし加工あり」についてちょっと説明を。今回の感想は、弊社の担当者とお客さまの会話形式でいただきました。で、会話を録音したんですね。

それをチャッピー(ChatGPT)に入れて、「感想文にして」と指示してつくったものとなっています(便利な時代ですよね)。

このたび、和多屋別荘で開催された研修ツアーに参加させていただきました。

結果として満足度は10点満点。普段の経営活動では得られない刺激と学びを多く得ることができ、大変有意義な2日間となりました。

参加のきっかけは、異業種の経営者との交流でした。普段接することのない業界の方々と出会い、自分の中にはなかった考え方や価値観に触れることで、多くの刺激が得られるのではないかと期待していました。その期待は十分に満たされ、交流を通じて新たな視点を得られたことが一番の収穫でした。

また、「普段行かない土地で過ごす」という非日常の体験も大きな魅力でした。滅多に泊まることのないリノベーション旅館での滞在や、現地ならではの文化に触れることで、環境そのものが大きな学びとなりました。中でも特に印象に残ったのは、ティーツーリズムと最終日の「おにぎりとお茶」の体験です。五感を通じて“価値の伝え方”を体験でき、ビジネスへの応用のヒントを得ることができました。

一方で、改善点を挙げるとすれば、食事のタイミングです。やや間隔が短く、食後すぐに次の食事というスケジュールだったため、もう少し時間を空けることで満足度が高まると感じました。ただし、全体の時間配分や進行については、慌ただしさや間延びもなく非常に良好だったと思います。

今後の研修テーマとしては、「失敗からの成功」や「ゼロから事業を築き上げた創業者の話」に興味があります。今回の講演では、既に資産や土台を持つ三代目経営者の視点が中心であったため、「無から有を生み出した実例」や「ターニングポイントにおける人との出会いや感謝の物語」といった内容があると、より深く心に響くと感じました。

今回の研修では、交流・体験・学びのすべてがそろった濃密な時間を過ごすことができました。次回はさらに多様な経営ストーリーや創業者の体験談などにも触れられることを期待しつつ、またぜひ参加させていただきたいと思います。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

株式会社粉室製作所 田ノ室さま

このたび、和多屋別荘での研修ツアーに参加させていただきました。結果として、満足度は10点満点。学び、出会い、そして具体的なビジネスチャンスまでも得られた、非常に価値ある2日間となりました。

当初は参加予定ではありませんでしたが、津久井代表と田村様からの強いお誘いを受け、「それだけの理由があるなら」と思い参加を決意しました。初めての九州訪問ということもあり、現地の空気を直接感じたいという気持ちもありました。

最も印象に残ったのは、旅館にIT企業が入居し、地域課題を共に解決していく仕組みです。地方だからこそできる新たな連携の形に大きな刺激を受け、自社のある高知でも応用できる可能性を感じました。また、ティーツーリズムの取り組みでは、「一杯のお茶に高い価値を持たせる演出」の重要性を学び、付加価値のつけ方を考える上で大きなヒントを得ることができました。

さらに、現地で出会った飲食店の方とのつながりから、馬刺しの仕入れルートの確保という具体的な成果にもつながりました。これまで実現できなかった新商品展開への道が開けたことは大きな収穫です。

運営面では全体的に非常にスムーズで、他社と比較しても質の高いプログラムだったと感じます。体感として少しタイトに感じる場面もありましたが、学びの密度が高かった証拠であり、大きな問題ではありませんでした。

今後は、食品分野で新しい取り組みを行っている企業の事例や、肉文化の進んだ地域(神戸、三重など)の現地視察にも興味があります。今回得た学びを活かし、地元の食文化の価値をさらに高めていきたいと思います。貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

また、参加頂いた社長様方に沢山のアドバイスや、刺激を頂き楽しいお時間を共有できたことを感謝しております。

すみだ精肉店 隅田さま

このたび、和多屋別荘での研修ツアーに参加させていただきました。満足度は「9〜10点」と言えるほど大変有意義な時間で、今後の事業や地域との関わり方を考える上で多くのヒントを得ることができました。

参加のきっかけは、津久井代表のコラムを通じて「街を巻き込むブランディング」に強く興味を持ったことです。私自身も地域密着型の事業を行っているため、現場の取り組みを直接見て学びたいと思いました。また、他業種の経営者の方と交流できる点も大きな魅力でした。

中でも特に印象に残ったのは、小原代表のお話とその人柄です。ご自身の過去の失敗や恥ずかしい経験まで包み隠さず語る姿勢に強く引き込まれ、共感を覚えました。また、「嬉野だけでなく静岡とも連携する」という発想には、自社利益だけでなく日本全体を見据える視点があり、非常に刺激的でした。ティーツーリズムの取り組みからも、利益だけではない価値の創り方を学ぶことができました。

一方で、2日目のスケジュールはややタイトに感じる場面もありました。ただし、新たな試みとして財務セミナーなどが加わったことで学びの幅が広がった点は大きなメリットであり、全体として非常に満足しています。

今回の経験を通じて、ブランディングとは単なるデザインではなく、地域・人・文化を巻き込む仕組みづくりであることを再確認しました。今後もこのような機会があれば、ぜひ参加したいと考えています。貴重な学びの場をいただき、ありがとうございました。

株式会社アフレックス 樋口さま

このたび、和多屋別荘で開催された研修ツアーに参加させていただきました。今回の満足度は「10点」。学び・交流・体験すべてにおいて非常に濃い時間を過ごすことができました。

参加のきっかけは、私自身が財務セミナーの講師として登壇させていただく機会をいただいたこと、そして他の参加企業の皆さまと交流ができる点に魅力を感じたからです。佐賀県にはこれまで訪れたことがなかったため、土地そのものへの興味もありました。

研修では、創香室での香り体験やティーツーリズムなど、初めての体験が印象的でした。五感を通してブランド体験を学ぶという機会は非常に新鮮で、ビジネスの現場にも応用できると感じました。また、私が担当した財務セミナーでは、多くの方が積極的に質問をくださり、関心の高さを実感しました。税務調査など、経営者の皆さんが最も気にされるテーマについて、実務的な視点で共有できたことは大きな手応えでした。

運営面でも、時間配分は適切で、慌ただしさや間延びもなく進行していたと思います。強いて改善点を挙げるとすれば、連絡事項の共有がもう少しスムーズに行えるよう、LINEやMessengerなどでグループを作っていただけると、さらに安心感が増すと感じました。

今回の研修は、ただのセミナーではなく「旅×学び」という形で記憶に残るものでした。今後もこのような企画があれば、ぜひ参加させていただきたいと思います。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

エンリベル株式会社 中尾さま

このたび、和多屋別荘での研修ツアーに参加させていただきました。結論から申し上げると、内容の密度も学びの広がりも想像以上で、満足度は「10点満点」と評価しています。

参加のきっかけは、当社として今期から本格的に取り組んでいる「社員教育」にあります。従来の延長線ではなく、“まったく違う観点からのブランディング”を学べる機会だと感じ、声をかけていただいたご縁を大切に参加を決めました。経営者の皆さまと交流し、相互に情報交換できることも大きな期待の一つでした。

特に印象に残ったのは二点です。

一つ目は、財務セミナー(税務調査/いわゆる「マルサ」関連の話題)。経営に直結するテーマだけに、会場全体が前のめりになって学んでいる空気を強く感じました。気になるポイントが普遍的であることを再認識するとともに、実務レベルでの備え方を改めて整理する良い機会になりました。

二つ目は、創香室での香りのアクティビティです。バス事業に従事する私どもにとって、これまで光量や座席設備といった“目に見える快適性”は強化してきましたが、「香り」という体験価値は盲点でした。人によって好みが分かれる難しさはあるものの、あえて「良い香りがするバス」という差別化は十分に検討に値します。実際に名刺入れ用のフレグランスを購入し、名刺交換時の体験向上にも応用できると感じました。

また、和多屋別荘が企業誘致や学校設立まで含めて地域に価値を生み出している姿には、観光産業の一員として大いに刺激を受けました。単なる宿泊業の枠を超え、地域と共創するビジネスの在り方を具体的に学べたことは、今回の最大の成果の一つです。

移動そのものが学びになったことも、満点の理由です。遠方(九州)に自分で足を運ぶ——移動を事業とする者として、距離の手応えを改めて身体で確かめられたことは、提供価値の原点を見つめ直す契機になりました。近場の開催では得にくい“旅の厚み”が、体験全体の質を底上げしてくれたと感じています。

運営面では、時間配分は適切で、過不足なくスムーズでした。あえて改善点を挙げるなら、見学先をもう一社(もう一箇所)加える構成も検討いただけると、学びの比較軸が増えてさらに充実すると思います。

今後のテーマとしては、各地域で長く続く老舗(蔵、醤油など地域の特産を担う事業者)の現地視察に関心があります。「なぜ長く続くのか」という視点で、ブランドと事業継続の本質に迫りたい。また、参加形態については、今回幹部社員と2名での参加が非常に有意義でしたので、「経営者×幹部」「幹部数名」「経営者のみ」など、目的別の編成で学べる枠組みがあると、組織学習の効果が一段と高まると感じます。

最後に、参加者間の交流が終始和やかで、メール等でもその後のやり取りが続いていることにも大きな価値を感じています。学びは場限りではなく、人のつながりが継続学習を生む——今回、まさにそれを体感しました。貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

ベイラインエクスプレス株式会社 森川さま/松崎さま

このたび、和多屋別荘で開催された研修ツアーに参加させていただきました。初めての参加でしたが、率直に言って大変充実した時間を過ごすことができ、参加して本当によかったと感じています。

今回の研修ツアーに参加したきっかけは、以前から津久井代表のコラムを拝読しており、その内容に共感して「ぜひ現地で直接話を聞いてみたい」と思っていたこと、そして他の企業の方々との交流の機会を得たいと考えたことでした。普段なかなか出会うことのない業種の方々と意見交換ができ、異なる考え方やブランディングの取り組み方を知ることができたのは大きな収穫です。

満足度を点数で表すなら、迷わず「10点」をつけたいと思います。参加者の皆さんのお人柄が本当に素晴らしく、終始和やかな雰囲気の中で学びと交流が深まりました。また、旅館の方々やお茶の専門家の方々など、各分野で活躍されている方々のお話も非常に興味深く、自分たちの業種とは異なる視点から多くの刺激を受けました。

特に印象に残ったのは「ティーツーリズム」のプログラムです。残念ながら雨天で茶畑での実施は叶いませんでしたが、北野農園の北野さんのお話がとても印象的でした。自分の手で育てたお茶に対して強い信念と誇りを持ち、自信をもって紹介されている姿に深く感銘を受けました。単なる商品説明ではなく、自分たちの仕事への向き合い方そのものを見直すきっかけになったと感じています。

また、和多屋別荘の代表による講話も大変興味深く、もっと詳しくお話を伺いたいと感じるほどでした。波乱万丈な半生をたどられながらも、その中で積み重ねてきた経験と考え方には多くの学びがありました。

一方で、あえて改善点を挙げるとすれば、食事のボリュームが少し多かったことくらいでしょうか。朝食がしっかりしていた分、昼食のタイミングでお腹がいっぱいになってしまい、おにぎりを十分に味わえなかったのが少し心残りでした。

今後の研修では、DXやAIといった最新技術を活用して業務改革を進めている企業の事例などもぜひ見学してみたいと感じています。私たちの業界はどうしてもDX化が遅れがちですが、他社の取り組みから多くのヒントが得られるのではないかと思います。

今回の研修を通じて、知識や情報以上に、人と人とのつながりの大切さを改めて実感しました。今後は、社内の若手社員にもぜひ参加してもらい、この貴重な経験を共有したいと考えています。このような素晴らしい機会をいただき、本当にありがとうございました。

有限会社参輪 鶴田さま

みなさま、感想文をくださり、そして高評価をくださり、本当にありがとうございます!

読めば読むほど「やってよかった」と感じますし、次回以降の改善ポイントもどんどん明確になり、本当にありがたい限りです。

仕事の楽しさや得られる喜びが心に染み渡る感じ。ご協力いただきありがとうございました!

さて、

  • 経営とブランディングが学べる研修ツアー(仮称)

ですが、そろそろネーミングを決めて「(仮称)」を外さなければなりません。

なぜ「(仮称)」がついているかというと、たとえば、今回の和多屋別荘さんのツアーはワタシ的には超すばらしいのですが(ぜひ一度は参加ください!)、それだと一度参加された方々が「次も参加!」とはなりづらいかなと思っています。

であれば、さまざまな地域の「ブランディングが上手な企業」を訪問して学びを得るという会にするのもありなのかな、とか。

そんなことを詰めてからネーミングを決めて「(仮称)」を外そうと思っています。

そこで、今回もぜひアンケートにご回答いただきたいなと思います。

アンケートは、「第3回があったら参加してみたいか」「どんな企画だったら参加したいか」みたいなところをお聞きしたく思います。

アンケートはこちら!!

「アンケートに記入したら次回は絶対参加」みたいなことは一切ありませんので(笑)、安心して、気軽な気持ちでご入力ください。

アンケート結果をもとに、きっと面白い、そして学べる研修を企画してみます!

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

メールマガジン登録はこちら

メールアドレス(必須)
会社名

ご依頼・ご相談・
各種お問い合わせは
こちらです

インターネットの手軽さを最大限に活用しつつ、インターネットのデメリットである「顔が見えない・声が聞こえないやり取り」を極力排除した「出会いはデジタル、やり取りはアナログ」が私たちの目指すサービスです。ご依頼やお問い合わせは以下のフォーム、またはお電話で可能です。

お電話でのご依頼・
お問い合わせ

受付時間 10:00~18:00

0120-65-37-65

フォームからのご依頼・
お問い合わせ

24時間受付中

ご依頼・ご相談フォームはこちら

トップへ戻る