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本の紹介

【第191回】ビジネス書を読んで実践してもうまくいかない理由

2014年02月09日掲載開始

 







こんにちは。




ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz





やってしまいました。



◯◯がひくということでもっぱら評判の
夏カゼというヤツにかかってしまいました。



昨日の夜は、
ビズアップでセミナーを東京と大阪で開催した時の講師、
リピーターコンサルタントの一圓さんと食事でした。



その前から
喉は痛いし咳は出るし熱っぽいけど、
久しぶりの一圓さんとの食事が超楽しみだったので、



「気のせい、気のせい」



と押し切りました。



夜1時くらいに帰ってきた時には寒気がしてましたね。。。
さすがに気のせいのレベルではなかったです。。。



でも、
一晩で気合で治しました。
薬が効いているだけというウワサもありますが。



え?熱ですか?
熱っていうのは測ったらダメなんですよ。
具合悪くなるので(笑)。



さていきなり話は飛びますが、
プチ重大発表をしたいと思います。



8月の1ヶ月間、
ワタクシ津久井は全国のお客さま巡りをします!



キャンセルや調整しなければいけない予定があり、
そちらの確認は全くしていませんが、
なんとか8月頭からスタートを切り、



全国の様々なお客さまとお会いし、
インタビューさせていただく、
こんな企画を考えています。



バックパック1つで向かうことになるかもしれません。
お客さまのところには汚いヒゲ面でお伺いすることに
なるかもしれません。



ことのいきさつは、
社内のミーティングでスタッフのみんなに



「社長としての器を広げるために行ってこい」



と言われ、今週のこのメルマガも
「きちんと宣言するんだろうな」
と見張られています(笑)



8月はお盆休みに妻の実家に、
8月終わりにセミナー講師として青森に行く予定が
すでにありましたので、うまいことそれらを絡めて
全国行脚したいと思います。



これはまた詳しく報告させていただきます。



突然お電話がなって



「今から行っていいですか??」



という不躾な連絡が入るかもしれませんが
ご容赦ください!



というわけで、
長い前置きのあとにやっと本題です。



私はどうしても
判官贔屓(ほうがんびいき)のところがあるというか、
強いものに歯向かいたくなるというか、
そういうところがあるんです。



なので、
東京生まれなのにアンチ巨人だし
(巨人ファンの方、すんません!)、



野球で言ったら
横浜に住んでいたこともあり
DeNAを応援してしまいます。



もちろん、
DeNAが球団を買う前、
大魔神佐々木のころからのファンですが、



DeNAという会社に球団が買われたことは
個人的には良いことというか、うれしいこと?というか。



それはなぜかというと、
DeNAという会社からも、



・大きいもの、強いものに打ち勝ちたい



という
マインドをなんとなく感じるからだと思います。
つまり自分が共感できる会社だということです。



楽天ひとり勝ち、殿様商売のときに
ビッダーズというショッピングモールで
奮闘していたことも知っていました。



最近、Facebookなどでも頻繁に
DeNA元社長南場智子さんの本
「不格好経営」を読んだ感想が上がっていますが、



いろいろな方の書評から
「これは一読の価値があるな!」と感じ、
私もすぐにアマゾンで購入。



その本が
ものすごく面白かったので、
今日はその紹介をさせていただきたいと思います。



【南場智子著 不格好経営がなぜ面白いか】

●南場さん自身の生い立ちや背景が面白い
●文章力があり、テンポよく読める
●困難を不恰好ながらも乗り越えるストーリーが面白い



●南場さん自身の生い立ちや背景が面白い


南場さんは超一流コンサルティング会社、
マッキンゼー出身です。あの大前研一の元部下です。



これだけ聞けば才女という印象ですが、



「不格好経営」



と名付けたように
起業後の彼女はとても泥臭いです。



少しネタバレですが、
南場さんのお父さんはものすごい厳しい(恐い)人
だったということが本の中で紹介されています。



どのくらい厳しい(というか恐い)かというと、



遅い時間の夕飯時、お父さんが
用意された食事に手をつけず
「うどんを出せ」と言いだし、



うどんを切らしていたお母さんが真っ青になって
つっかけをはいて深夜0時に近隣の家に
うどんを分けてもらいに回るくらい。。。



そして分けてもらったうどんを
テーブルに置いた瞬間に怒声とともに
うどんが宙を舞ったそうな。



身長182センチ、
体重100kg以上という体躯のお父さん。
それは迫力があったでしょう。



進路進学もすべてお父さんの
判断、決定に従うしかなかったそうです。



そんな中、
南場さんがどうやってそのような状況を切り抜けて
東京の大学に進学し、マッキンゼーに入社したかは
読み応え十分です。



また、
マッキンゼー時代の仕事ぶりについても
書かれています。



新米のころは
一日の睡眠時間は2〜3時間しか
なかったそうです。あと全部仕事。



ここでも
どれだけ「不恰好」だったかが
惜しげも無く書かれています。



マッキンゼーでコンサルタントをやっていた、
なんて言ったらものすごいエリートでスマートな
人だと感じますよね。



でも、
その「不恰好」さにどんどん引きこまれていきます。




●文章力があり、テンポよく読める



さて、
この本はぜひみなさんにも読んでいただきたい。



そこでいくと、
あまりネタバレになるようなことは書けず。。。



なので
こういった切り口からも紹介させていただきます。



とにかく文章が上手です。
読みやすくて面白い。
テンポがあるのでサクサク読める。



実際に電車での移動時やお風呂の中などだけで
2時間ちょっとで読み終わってしまいました。



まえがきの書き出しが秀逸です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつも私は去年の自分が恥ずかしい。10年前の自分など、
他人と思うようにしないとうまく生きていけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



小説のような書き出しです。
これだけでなんとなく面白いかどうかわかってしまう。



写真や絵があるわけではないのに(多少はありますが)、
登場人物が想像できて愛着が湧いてしまう、



なんとなく
本当に知り合いなんじゃないかと
感じる人物描写もすばらしいです。



もし、
ビジネス書があまり好きではない、
むしろ苦手だ、という場合でも
この本は読みやすくて本当にオススメです。



文章の読まされ感がないというか、
どんどん目が進んでいくような感覚で、
あっという間に読みきってしまうと思います。




●困難を不恰好ながらも乗り越えるストーリーが面白い



で、
当然ながら本書の本質的な部分、
DeNAの歴史もものすごく面白いです。



大企業の経営者や著名人で、
自分がうまくいったことを本にする人は大勢います。



しかし、
失敗に焦点をあて
それを不恰好ながらどう乗り越えてきたかを記した本書。



そちらのほうが
決してスマートではないからこそリアリティがあり、
私個人としてはよっぽど知りたい内容でした。



これもネタバレになってしまうので
あまり具体的には書けませんが、



南場さんはまえがきでこう書かれています。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はビジネス書をほとんど読まない。こうやって成功しました、
と秘訣を語る本や話はすべて結果論に聞こえる。まったく同じことを
して失敗する人がごまんといる現実をどう説明してくれるのか。
だから、本書の執筆にあたっては、誰か遠い他人の仕業と思いたい
ほど恥ずかしい失敗の経験こそ詳細に綴ることにした。そちらの
ほうがビジネスマンにも、経営者にも、そして何かに悩んでいる
人にも、役に立つ真実だと思ったからだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



私たちは、
ビジネス書を読むときに「答え」をほしがってしまいます。



そして、
その「答え」はうまくいったことの中にあると考えてしまいます。



まるで二次方程式の解の公式のように、
当てはめるだけで正解が導き出されるような、
そんな答えがビジネス書の中にあると思ってしまうのです。



しかし、
今更ながら前述のまえがきの文章を再度読んで感じました。



さまざまな考えや人格を持った人がやっていることこそ
仕事(ビジネス)だとすると、これを公式に
当てはめようとすることこそ馬鹿馬鹿しい行為なんだなと。



であれば、
もがき苦しみ泥臭くても不恰好でもピンチを乗り越え
成長してきた失敗のプロセスにこそ、本質がある。



答えを急がない。答えを他人からもらおうとしない。
それによりどんなにみっともない、格好わるいことになっても。



私は
不恰好で滑稽ささえ感じる失敗や
それを綴ったある種コミカルな文体も含め、



感動しました。
最後、ちょっと泣きました。
本当にオススメの一冊です。



ぜひ読んでみてください。



南場智子著 
不恰好経営 −チームDeNAの挑戦−



アマゾンはこちら
http://amzn.to/1aW6Kqu



今回はここまでです!




津久井






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