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経営

【第211回】あなたは使命的な人、謳歌的な人、どっち?

2014年03月14日掲載開始



こんにちは。



ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz








12月も半分終わり。



早いですね。



今年は例年に比べ
忘年会を少なめに調整できているほうなのですが、



それでも
呑みすぎたりして体調がおかしくなったりします
(まさにそれが昨日だったりします)。



でも、
昨日は質の良いお酒だったこともあり、
翌日(つまり今日)への残り具合はだいぶマシです。



これが、
チェーンの安い居酒屋などになると、
大して呑んでないのに翌日の具合が悪いという。。。



歳ですね。
アルコールの分解能力が落ちているんでしょうね。



なので、
最近は安い居酒屋ではもっぱら焼酎の水割りです。
焼酎も黒霧島とかきちんと銘柄がわかるもので。



表記が「芋」とか「麦」とかだけだと
悪いお酒だったりする可能性がありますし、
ましてやサワーなどになったら
どんなお酒が入っているかわかりません。



なんて酒談義から入ってしまいましたが
そろそろ本題に参りましょう。



今日のテーマは12月らしく
「何のためにお酒を呑むのか」です。



というのはウソでして、



・何のためにビジネスをするのか



です。



こんなことを考えて来年やその先、
ちょっとした未来のことに目を向けて
いただくきっかけになればうれしいです。



さて、
先日、とあるセミナーに出ました。



そのセミナーは、
アイエフエスネットという会社の
渡邉幸義社長という方のセミナーです。



どんな会社かというと、
もともとはITベンチャー企業です。



が、
障害者などの就労困難者の雇用を創出し、
ものすごい勢いでビジネスを拡大されている会社で、



その社会性から
すでに何度もNHKなどのメディアに
取り上げられています。



この渡邉社長のお話がとても面白い!
スピーチに迫力とロジックがきちんと
両方備わっていて引き込まれます。



で、
アイエフエスネットグループは
現在就労困難者をどんどん採用し、
雇用を創出しまくっています。



こうすることで、
給付金(=税金)を必要としていた働けなかった人たちが、
給付金をもらうどころか納税者となるので、



行政は
企業側に(つまりアイエフエスネットに)
助成金を出したり予算を割いたりしてでも
ビジネスを応援してくれるようになります。



ちなみに、
就労困難者といっても実際は働けるし
働く場所を求めているわけで、



企業側が採用をしないから
就労困難になっているというのが
正しい解釈のようです。




●使命感について



お話を聞いていて渡邉社長から感じたのは、



「使命感」



です。



これが渡邉社長を動かしている原動力のようでした。



渡邉社長は
毎日会社からご自宅まで歩いて帰られるそうです。
その間、ずっと電話でブツブツ言いながら。。。



何をやっているかというと、
電話の向こう側では秘書の方が
パソコンに向かっていて、



渡邉社長の独り言を
ずっとタイピングしているそうで、
渡邉社長の独り言の内容は「アイデア出し」です。



夜は8時半に就寝し、深夜2時半に起き、
そこからまたノートにアイデアを出しまくる。



1日2000のアイデアを出す
ということをもう何年も続けているそうです。



「この会社が成長しなければ、
 就労困難者とその家族、
 もっと言えば日本の社会福祉が困る」



こんな使命感。
これが原動力。



セミナー中、感動的だった話があります。



メンタル不全となり、
大企業を辞めさせられてしまった人たちに
農業に従事してもらう。



これでまず雇用を創出できます。



そして
そこでつくった野菜をレストランで出す。



レストランは自社で経営し、
そこで障害者の方に働いてもらう。
またここで雇用の創出。



ここまでは
アイデアとしては出せるレベルだと思います。



渡邉社長がやったのは、
そのレストランを東京表参道の一等地に出店し、
超おしゃれなレストランにしたこと。



普通、
障害者の方が働いている施設やお店というと、
予算の範囲しかお金がない(=稼げない)ため、



言葉は悪いですが
貧相な施設、お店になっていることが大半です。



そこには、
福祉に関心のある人しかお客さんとして来ません。



しかし、
表参道の一等地で美味しい料理を出すレストランなら、
一般の人達も食事をしにきます。



これをやることでどうなるか。



障害者の方の親御さんが涙を流して感動します。



「自分の子供がこんなに輝ける場所で
 働けるとは思っていなかった」と言って。



もちろん、
働いている障害者の方本人も喜び、
ものすごい高いモチベーションで仕事をするそうです。



こういうことに
喜びを感じるなら、原動力は使命感だと私は思います。
話を聞いていて私もちょっとウルっと来ましたもの。



余談ですが、
感動は口コミを呼びます(現に私はメルマガで口コミしています)。
口コミが増えれば、お客さまも増えます。商売繁盛します。



飲食の素人である同社が、
現在8店舗展開、うち7店舗黒字
(1店舗はまだ開店してまもない)とのこと。



●「謳歌する」について



一方、
「使命感、使命感」と言っても
ピンと来ない人たちもいます。



「いや、オレは好きだから今の仕事やってるだけだし」



と感じる人たちです。



これが間違っているかというと、
決してそんなことはないわけです。



「誰かの役に立ってる?そりゃそうだろうけど、
 それ以前に好きだからやってるだけだよ」

「楽しくなければやりたくない!」

「自分の成長に必要だからやっている」



などなど、
パターンはいくつかあると思います。



簡単に言ってしまえば
「自分のため」に仕事をしている人たちです。



何度も言いますがそれが悪いわけではありませんし、
使命感を持っている人も突き詰めれば自分のためです。



私が言いたいのは、
この対比が実に面白いということ。



ここで、便宜上



・使命感を持っている人:使命的な人
・自分のために、という人:謳歌的な人
    (人生自分のために楽しむという意味で)



と名づけてみましょう。



こうするといろいろなことが見えてきます。



使命的な人は、自分より立場が低い人
(という言い方はあまり好きではないですが)
に焦点がいくことが多い気がします。



逆に
謳歌的な人は、自分より立場が高い人に焦点がいく。



たとえば、
先ほどの渡邉社長は当然「使命的な人」ですから、
就労においてという意味で立場が低い人に焦点が行きます。



当然、
「救う」という概念が発生してきます。



かたや、
私の友人でも何人かいますが、
謳歌的な人は、



・重鎮
・フィクサー
・キーマン



こんな人に
認められたり気に入られたりして
ぐんぐん上に上がっていく傾向にあります。



「成り上がる」ということです。



どちらも自分を認めてほしいわけですが、



使命的な人は
自分が救った人を通して認められたいと考え、



謳歌的な人は
自分のいる場所の高さ、立場などで
認められたいと考えます。



・使命的な人=下を見ている
・謳歌的な人=上を見ている



・使命的な人=底上げしようと考える
・謳歌的な人=上に入ろうと考える



・使命的な人=自分の世界をつくろうとする
・謳歌的な人=今の世界のTOPを目指す



こんなことも言えそうで、
これが本当に対比としては面白いと感じるんですね
(しつこいですがどっちがいいとか悪いとかではありません)。



●自分はどっちなのだろう



「自分はどっちだ?」



と考えてみたくなりますよね。



これって、
「目標設定」とかの話とも関係してくるわけです。



私は明らかに
「使命的な人」だと自分で感じています。
それがビジネスモデルにも現れています。



さて、
ここで話がちょっと変わります。



実は
渡邉社長のセミナーを聞いていて、
自分の目標が「小さいなー」と感じてしまいました。



自分の目標は
「今描けているところまで」とすると
おそらく本気でやったら3〜5年、
長くても10年以内に達成できること。



描いている目標の「規模」も
小さいと感じたのですが、



一番は
その3〜5年、長くても10年程度の
イメージしか描けていなかったことに
強く「小さいなー」を感じたのでした。



日本一周から帰ってきた後の
メルマガでも書いたのですが、



「死ぬまでに・・・」



というセリフは
マジカルワードだとわかりました。



----------------------------------------------------------------------------------------
そうか、
渡邉社長は一生をかけて今の使命を果たそうとしている、
使命感の強さによって、描くものの長さも大きさも全然変わるんだ
----------------------------------------------------------------------------------------



こんなことに気づいた時に、



「自分が死ぬまでに成し遂げたいことは何か?」



と自然と自問していました。



そして、その自問により、
具体的なイメージが湧いたわけではありませんが、
「目標設定の枠」みたいなものがバン!と拡がりました。
「もっと大きいこと考えていいんだよ」って。



まるで会社が大きくなったら
金融機関の融資の枠が大きくなるような感覚。
使い道は決まってないけどウン億まで借りられます、みたいな。



で、
自分の成し遂げたいことってなんだったかというと、



「死ぬまでに」というマジカルワードがついても
結局は軸として中心に居座っているものは
今のものとほとんど変わらなかったのです。



で、
「今のもの」は当然ですが
私の場合は使命感にもとづいています。



何が言いたいかというと、



「死ぬまでに成し遂げたいことは何か?」



と自問した時に
自分が使命的な人なのか謳歌的な人なのか
わかるのではないだろうか、ということ。



なので、
自分がどっちかを知りたければ
死ぬまでに成し遂げたいこととか状態を考えれば
自ずとわかるのではないかということです。



そしてこれは、
自分がどのように成長しても
その時々の環境がどうであろうとも、



「使命的か謳歌的か」ということで言えば
大きくは変わらない気がしています
(使命的な人はずっと使命的、謳歌的な人も同様)。



来年、再来年で
世界は大きな転換期に入るという人が
結構たくさんいます。



そんな年のはじまりを迎える前に、
今日のようなお話について考えてみると、



きっと
2014年は良いスタートを
切れるのではないでしょうか。




今回はここまでです!




津久井

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