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2014年08月08日 メールマガジン 所感 法則・ノウハウ 【第243回】デザインの良し悪しを判断する方法

2014年10月31日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
本日は
大阪からお客さまが遊びに来てくださいます。
お昼ご飯をご一緒して
いろいろなお話をさせていただく予定、
とても楽しみです。
過去にも、
さまざまなお客さまが
事務所に遊びに来てくださいました。
私たちとしては
遊びに来てくださるのは本当にうれしいです。
いつでも大歓迎でございます。
特に用事はなくても
「近くにいく用があるから」
といった程度でも全然構いません。
そうやって
私たちとの関係を忘れないでいただけるだけでも
本当に幸せなことです。ありがとうございます。
1点業務連絡ですが、
ビズアップは明日からお盆休みに入ります。
お仕事面で
皆様が困らないように、取り計らいますので
何卒ご了承いただければ幸いです。
さて、
今週のお話です。
今週は、
よくこのメルマガで出てくる
デザインについての法則、
★メリコの法則
について
書きたいと思います。
過去にも
特集したことがありますが、
読まれていない方も
大勢いらっしゃると思いますので
書かせていただきます。
ロゴ、
パンフレット、
名刺、
封筒、
ホームページ、
デザイン制作物には
さまざまなものがあります。
これらの制作物をつくる上で
必ずと言っていいほど出てくる悩みが、
「(複数案ある中で)どのデザインを選べばよいかわからない!」
「(複数案ある中で)メンバー間で意見が割れる!」
「どのように修正を入れたらよいかイメージが湧かない」
などなどに
陥ってしまうということです。
これらの悩みをまとめて言い換えると、
★先に進めない状況
と言えそうなわけです。
では、
なぜこんな状況になってしまうのでしょうか?
答えはカンタンです。
★考える足がかりがないから
です。
人は
基準がないもの、比較対象がないものなどについて
良し悪しを判断したり考えを巡らせることが
実はとても苦手です。
デザインについても同じで、
良し悪しを判断するための基準がないと、
何をどうしたらよいかわからず、
先に進めない状況に陥ります。
たとえば、
新しい事業の戦略を考えよ、
といったバクっとした命題があった時、
人は思考したり判断することが
難しくなります。
そこで、
あらかじめ考えるためのテンプレートとして、
・3C
・SWAT分析
・マーケティング4P
などなどが生まれました。
これらを「フレームワーク」と言います。
たとえば上記の
「3C」というフレームワークは
・Customer(顧客)
・Competitor(競合)
・Company(自社)
の頭文字をとったもので、
戦略をこの3つから考えると、
誰しもがみんな急に考えやすくなる、
というシロモノです。
顧客、競合他社、自社(の強み)という
考えるための足がかりができますから、
質問が明確になって考えやすくなるんですね。
メリコの法則は
まさにこの「フレームワーク」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ひとりで考えていて
「本当にこれでいいのか」と不安になる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・数人で検討していて
 なかなか意見がまとまらない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・社長や上司の選んだデザインが
「やめたほうがいい!」というものでも
なぜやめたほうが良いのかの理由を明確に説明できない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんな状況は、
感覚だけで話し合うことをやめて
メリコの法則という「考える基準」を
使うと解決しやすくなります。
かなり
前置きが長くなりましたが、
メリコの法則について説明していきますね。
この「メリコの法則」は、
私のデザインの師匠である、
伊吹卓氏の提唱したものです。
伊吹先生は、
アサヒビールのスーパードライの
パッケージデザインをコンサルティングされた方です。
先生は、
デザインのノウハウだけでなく
商品開発や人材教育についてなど、
徹底して現場を見る、
自分で調べる、
聞いたことを試してみる、
というスタンスで
さまざまなノウハウを産み出してきました
(私もよくスーパーに2~3時間立ってました)。
もう80歳すぎたおじいちゃんで、
残念ながら引退されましたが、
それまでは、中堅企業から
名前を聞けば誰でも知っているような大手企業の
商品開発やデザインのコンサルテイングをされてました。
そんな伊吹先生が考えたのが
「メリコの法則」。
ひとつずつ説明していきます。
●
メリコの法則の「メ」は「目立つこと」
デザインは、
その存在を知らせなければ意味がありません。
例えば、
・駅の広告で
・スーパーの売り場で
・商店街の看板の中で
・ポストの中のたくさんのDMの中で
より目立つこと、
その存在を知らせることが重要になります。
目立たないデザインは、
それだけで役割を果たしていないと言えるのです。
いくつかのデザイン候補があった場合、
より目立つ案はどれなのか、
という視点を持ちましょう。
看板であれば、
・ライバルより目立っているか
・風景に馴染みすぎていないか
スーパーに並ぶ商品であれば
・競合他社の製品よりも目立つパッケージになっているか
ホームページであれば
・競合のHPよりも印象にのこるか、
 またHPに戻ってきてもらえるか
※ネットでは「比較」が常です。
などの視点で検討してください。
ただし、注意も必要です。
「出る杭は・・・」とはよく言ったもので、
目立ちすぎると嫌われる可能性もあります。
これを「悪目立ち」といいます。
嫌われてでも目立つか、
なるべく多くの人に嫌われずに程よく目立つか、
この部分は、
大きな話をするとその企業の戦略に関わってきます。
10人中9人に嫌われても、
1人に溺愛されることを戦略として狙うのであれば、
悪目立ちでもいいのでとにかく目立つことを
意識されるといいと思います。
その場合は、
高額商品を販売することが絶対条件といえます。
●
メリコの法則の「リ」は「理解できること」
その商品がどんな商品なのか、
そのサービスがどんなサービスなのか、
そのお店が何屋さんなのか、
これらが
デザインにより理解できることが重要です。
この「リ」は、
「~~っぽい」
「~~らしい」
という言葉で置き換えられます。
例えば、
「オレンジジュースっぽいパッケージ」
「エステっぽいパンフレット」
「焼肉屋さんっぽい店構え」
などなど、
直感的に何かわかってもらえる、
ということが重要になります。
これをデザインで表すには、
主に2つ
・具体的なモチーフを使う
・それを表している色を使う
という手法があります。
オレンジをモチーフにデザインしたり、
オレンジ色を使ってデザインする、
またはその両方をするとオレンジジュースらしくなります
(話をわかりやすくするために超単純化しています)。
当たり前といえば当たり前ですが、
これも本当に重要なんです。
特に最近では、
デザイナーもデザインを依頼する人も
かわったことをやりたがり、
この王道を無視してしまう場合が多いです。
しかし、日本人は定番が大好き。
ですので、
この「理解しやすいかどうか」を
おろそかにするのは実はとても危険です。
余談ですがそういう意味では
デザインと同じかそれ以上に大事なのがネーミング。
特に導入期の製品
(まだ市場に認知されていないジャンルの製品)は
ネーミングでイッパツでどんな商品かを理解させることが
成功のポイントのひとつになります。
たとえば、小林製薬さんは
・トイレその後に
・熱さまシート
・なめらかかと
・ナイシトール
など、
一見ダジャレめいていて苦笑い、
といったものもありますが、
聞けばほぼ
どんな特徴、メリットのある商品かわかります。
この「リ」のポイントを押さえています。
●
メリコの法則の「コ」は「好感が持てること」
「メリコ」の中で一番重要なのが
この「好感が持てること」です。
これも当たり前といえば、
という話ではありますが、
問題はどうやって「好感度」をはかるか、です。
アメリカに、レイモンド・ローイという
有名なデザイナーがいました
(もう亡くなってしまいました)。
ローイは、よく知られているところだと
・シェル石油のロゴマーク(貝のロゴ)
・不二家のロゴマーク
・タバコのピースやラッキーストライクのパッケージ
・ナビスコリッツのパッケージ
※どれもいまだにマイナーチェンジのみ
などを手がけた人で、
彼がデザインをすれば売れないものはない、
と言われたくらいのものすごいデザイナーです。
当時の彼のデザイン料金は1億円以上です
(1ドル360円の時代)。
女性の方はよくわかると思いますが、
口紅やリップクリームのひねると出てくる
あの構造をつくった人でもあります。
実は、
伊吹先生は、ローイの最後の弟子でした
(伊吹先生自身はデザインはしません)。
そして伊吹先生いわく、
「ローイはこの『好感が持てるかどうか』を最重要視していた」
とのことです。
彼の使った手法は、
たくさんのデザイン案の中から
好きなものを選ぶのではなく、
嫌いなデザインを排除していく方法。
製品やサービスのターゲットに対し、
複数あるデザイン案を見せて、
「嫌いなものをすべて排除してください」
とお願いしました。
「全部嫌い」
と言われれば、すべて捨てて
新しいデザインを作ったのでした。
これを伊吹先生はローイ本人から学び
(というか目で盗み)、日本に持ち帰り、
何年か後に「不美人(ブス)コンテスト」と名付けました。
このネーミングは天から降ってきたようだったと、
伊吹先生は語っています。
奇しくも、
伊吹先生がこの手法にネーミングをつけたその日に、
ローイはこの世を去りました。
ちょうど伊吹先生がネーミングを思いつき、
ローイに日本から電話をしようとしたときに、
ローイの娘さんから伊吹先生に連絡が来たそうです。
ちょっと話が脱線しましたが、
それにしても、なんで嫌いなものを排除するのでしょうか?
過去のメルマガでも書いた、
「は虫類脳」「哺乳類脳」といった話を
覚えていらっしゃるかもしれませんが、
伊吹先生いわく
「脳の構造上、人間は嫌いなものに1万倍敏感である」
とのこと。
1万倍は大げさだとしても、
プロスペクト理論と呼ばれる理論など
これを裏付けるものはたくさんあります。
こういった考えをもとに
メリコの「コ」を考えてみましょう。
さて、
この「メリコの法則」は
どれも難しいことはありません。
ただ、漫然と
「どのデザインにしようか」
「このデザインでいいんだろうか」
と考えるよりも、
「メリコ」という考えのフレームをもって検討した方が、
スムーズにデザインを決められます。
「これは目立つだろうか?」
「これは理解しやすいだろうか?」
「これは好感が持たれるだろうか?」
「『メ・リ・コ』の中で優先順位をつけるとしたら?」
という質問を、自分や周りの人、
できればターゲットに対して行うだけで、
効果的にデザインを決定することができますので、
ぜひ試してみてくださいね。
今回はここまでです!
津久井
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