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2020年05月15日 メールマガジン 法則・ノウハウ 【第527回】表やグラフのデザインで印象を操作できてしまうという怖いお話

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz

少しずつコロナによる緊急事態宣言が解除されてきました。

いいぞいいぞ。

この空白の2ヶ月は日本経済のみならず世界経済に大きな影を落としてしました。

でもここから挽回してやりましょう!

東京もはやければ21日には緊急事態宣言が解除されます。25日からはテレワークを解除して通常体制で仕事ができるかも。。。やっとここまで来たという感じです。

ただし、油断は禁物です。

景気は緊急事態宣言解除後にさらに悪くなる可能性が示唆されています。Cash is King!油断せずにしっかりと財務面の守りを固くしておきましょう。

最近街を歩いていると少しずつマスクを外している人が増えてきました。「コロナは決して怖くない」と気づいたのか、「もういい加減にしてくれ」と感じてのことなのか。どちらかは定かではありませんが個人的にはいい傾向な気がしております。

それでもまだ「コロナ怖い」という方もいるでしょう。

先日も大相撲の力士の方が28歳でコロナでお亡くなりになった、というニュースが流れていましたね。その力士の方のご冥福をお祈りします。

ただ、そのニュースを見て

「怖い!やっぱり20代でもコロナで死ぬんだ!」

と考えるのはおやめください。

お相撲さんですからね、予想通りというかなんというか、糖尿病だった、つまり基礎疾患があったということです。

さて、ニュースではそんなことを報道していましたか?この力士の方が糖尿病だったという報道をしたニュースはどれくらいあったのでしょう?

私はひとつも知りません。

ここで考えなければならないのは「20代でもコロナで死ぬかも!」ではなく、なぜメディアは正しい情報を伝えようとしないのか?ということです。

5/7に安倍さんが緊急事態宣言を延長するときに、その理由として「感染者数の累計が減らない」と言ってしまったそうです。

残念ながら累計は永遠に減りません(苦笑)。お気をつけください。

しかし、意外にもこれを真に受けたり影響を受けてSNSで発信、拡散しまう人がいるんですよね。

先日紹介した 永江一石さん のツイートを非難する人が、減りはしましたがあとを絶ちません。理屈では勝てないと見るや、最近ではほぼ永江さんの悪口です(汗)。そんなツイートのアカウントをくまなく見てみるとあることがわかりました。「コロナ怖いぞ!」という人、または「コロナ怖くない」を否定する人のTwitterアカウントは、

・アカウントを開設したばかり(2020年2月とか3月とか)
・アカウントは以前からあるがフォロワー数が異様に少ない

のどちらかまたは両方という傾向が強いことがわかりました。前者はわかりやすいと思いますが、後者は予測を含めて解釈をすると、おそらく死にアカウントというか、ほぼ使っていないアカウントなのではないかと推測します。そういう人がコロナを煽ったり、コロナ怖くない派に異様にからんだりしている。

で、ここからは自分で確認できなかったので事実かどうかはわからないという前置きをさせていただきますが、あるクラウドソーシングサービスでは、Twitterをつかってコロナを煽る仕事が依頼されていたそうなんです。それを暴露している動画があって、動画の中では内容までは確認できませんでしたが証拠画像も紹介されていました。クラウドソーシングサービスの会社名が確認できたため、私自身もそのクラウドソーシングサービスのサイトで検索しましたが、当該の仕事らしき投稿はでてきませんでした。

つまり、これがもし本当ならば誰かがコロナを煽るように指示していたということです(本当ならばですよ)。でも確かに誰かの指示であればアカウントを新しくつくったり死にアカウントを使うことの辻褄が合います。

なぜメディアは本当のことを伝えようとしないのか?なぜコロナを煽る仕事がクラウドソーシングで紹介されているのか?

そう考えると、この新型コロナウィルス騒動はまだ一筋縄では終わらないかもしれないと予測しておきます。もちろん何もなく日常が戻ることを願っていますが。。。

大切なのは我々はかんたんには騙されてはいけないということですね。前置きがかなり長くなりましたが本日も少しでもそういったことにお役に立てる内容になればいいなと思っております。ざっくりいうと「表やグラフで騙されないでね」というお話です。


私たちは表現のプロとしてお仕事をしております。表現というと「デザイン」と思われるかと思いますが、表現はデザインだけではありません。音楽(聴覚)だって表現活動だと思いますし、料理(味覚)を通して表現するというのも表現活動だと思います。

その中で私たちが仕事を通してお手伝いしている表現活動には4つあります。それをわかりやすくまとめたのが、私が考案した「表現のマトリックス(C)」です。


縦軸の「イメージ」「スペック」は少し説明が必要かと思います。主に「定量的なもの」がスペックです。つまり、数字や言葉で表しやすい、はっきりと表せることができるものです。つづいて「定性的なもの」がイメージです。感覚的であったり、個人によって感じ方や印象に大なり小なりズレがあるものです。

マトリックスになっているとおり、

・イメージを画(え)で表現したものがデザイン
・イメージを言葉で表現したものがコンセプト
・スペックを画(え)で表現したものがグラフや図、表
・スペックを言葉で表現したものが文章

となります。ここまではわりと今までもお話してきましたし、デザインやコンセプトについてはそれだけで1号分のメルマガにして解説をしてきました。

冒頭でお話したとおり、今日はマトリックスの中の「グラフや図、表」についてお話をします。


グラフや図、表というとちょっと数学チックなイメージがあるかもしれませんが、実はデザインと密接な関係があります。

グラフや図、表を使うことの効果はアタリマエですが「わかりやすくなる」です。先ほどの「表現のマトリックス」も表そのものですね。

たとえば、以下の文章を読んでみてください。

感染対策支援システムは、危険薬の誤投与防止対策、事例要因分析からの改善、急変時の迅速対応、医療用具の安全な操作と管理、医療関連感染症の防止、危険手技の安全な実施、周術期肺栓症の予防という機能を備えています。

いかがでしょうか。なんとなく医療関係の話というのはつかめると思いますがわかりづらいですよね。

これに、グラフや図、表の概念が入ると、文章のままでも少しわかりやすくなります。

感染対策支援システムは、

・危険薬の誤投与防止対策
・事例要因分析からの改善
・急変時の迅速対応
・医療用具の安全な操作と管理
・医療関連感染症の防止
・危険手技の安全な実施
・周術期肺栓症の予防

という機能を備えています。

「感染対策支援システムは〜〜という機能を備えています」と読み解くことができ、機能の話をしているということとその機能がいくつかあるということがわかりやすくなりました。

さらに画(え)、つまりデザインで表現するとこうなります。

さらにわかりやすくなったかと思います。各項目に番号を振るとさらにわかりやすくなりますし、「7つの機能」といった言葉も合わせて組み入れるともっともっとわかりやすくなります。

もうひとつ例を出してみましょう。

弊社の求人マッチング企業見学会のご利用の流れを説明します。まず、見学希望者の場合はセミナーに参加していただきます。次に個別ヒアリングを行い、会員登録をしていただきます。その後、個別指導と対策を行い、受入企業をご紹介いたしますので、訪問見学を行っていただきます。その後はアフターフォローとなります。また、見学受け入れ企業様の場合は、まずヒアリングを行います。次に契約を結んでいただき、現場視察、取材、撮影を行います。HPにて掲載登録を行い、そこからの見学希望者をご紹介いたします。見学を受け入れていただきその後アフターフォローとなります。

わかりづらいですね。図にするとこうなります。

まず、文章のほうにも「ご利用の流れを説明します」と書いてありますが、こちらのほうが直感的に「流れ(フロー)」だと理解できます。「↓」が効いています。

次に、大きく分けて

・見学希望
・見学受け入れ企業

の2つに分かれることと、それぞれで流れが違うということも直感的に理解できるようになります。

これらの例でわかること、それは人間は全体の大きさや形をつかめないと理解力が一気に低下してしまうということです。

昔、学校の授業で歴史の年号とできごとがなかなか暗記できなかったのは全体的な流れを把握できていなかったからです。ぶつ切りで覚えないといけないので、必ず「暗記」しなければなりません。そして使えない知識が脳の中にひとつ入り、短期記憶という脳の容量を奪って勉強の生産性を下げます(泣)。

まずは全体を把握し、そのあとで細部を見るという習性が人間にはあるわけです。これは「伝わる表現」の基本的な考えで、プレゼンテーションなどすべてに共通します。聴衆にまずは全体を伝えてから細かい話を伝える。今話しているのは全体のどの部分についてなのかを伝えながら進める、こうすると聞き手の理解度があがり良いプレゼンテーションだと評価されやすいです。

また、表やグラフが相手の理解を促すうえで優れている点として、画(え)になっていることで「直感的に」理解できることも重要なポイントとして挙げられます。

画(え)は使い方によっては相手の理解の速度を格段に上げることができます。

良い広告や看板はこういったことを考えてつくられています。ひとつの広告や看板を人が見るのにかける時間はどのくらいだと思いますか?何十分もじっくり見ることはないというのは想像できると思います。限られた時間で「伝える」には見る人の理解の速度が速くなるように助けてあげる必要があるわけですね。

こう考えると、デザインってとても重要だということがよくわかっていただけると思います。


本日の主題ですが、気をつけなければならないのはグラフや図、表でウソをつけてしまう、という点です。

以前、ネットのニュースで以下の記事があがっていました。

グラフでウソをつく方法――統計リテラシーのための基礎文献

非常に良記事です。内容としては「紙のコミック(マンガ)を電子コミックがすごい勢いで追い抜きそう」というニュースを取り上げて、「印象操作だ、気をつけなはれや!」と注意喚起した記事となります。

私が言いたいことは「グラフや図、表でウソをついてください」ということではもちろんありません。記事と同じで「ダマされないでください」ということです。特にこのコロナ禍の中でグラフのウソを見抜く知恵がないとメディアや雇われツイッターアカウントの餌食になってしまいます。

前述のとおり、グラフや図、表は直感的に理解できるという大きなメリットがありますが、それを逆手に取れば間違った印象を簡単に植え付ることができてしまう、という点を忘れてはいけません。

簡単につくってみたこちらのグラフをご覧ください。

これ、お気づきかもしれませんが、2つのグラフともに実は中身のデータはまったく同じです。目盛りの数や線の太さ、色、そしてグラフ全体の横幅を変えただけです。

これだけで、緩やかにも急にもみせることができます。ものすごく急成長しているように見せたり、ゆるやかに成長しているように見せたり、はたまた、AとBで差を大きく見せたり、差があまりないように見せたり。

2つならべると「同じデータなのではないか?」と疑いを持つことができますが、だまそうとする人は持ってほしい印象を与えるどちらかのグラフしか見せません。

つまり、「急」に見せたい人は左のグラフしか見せませんし、「ゆるやか」に見せたい人は右しか見せません。AとBに差があるように見せたい人は左しか見せませんし、差がないように見せたい人は右しか見せません。

さらにいうと、グラフや表をつくった人がだまずケースももちろんありますが「自分でつくったものに自分でだまされる」ケースもあるので要注意です。何かをエクセルで分析している時にグラフのつくり方によって自分で勘違いを起こしてしまうケースです。

グラフや表、図はわかりやすい反面、このようなデメリットがあることも覚えておかないと危険ですよね。

今回のコロナ騒動でいうと、このグラフなんか作為的で悪意を感じますね。都市伝説好きとしては資料提供がジョンズ・ホプキンス大学という時点で信用ならない(笑)。※出典はプレジデントオンライン

記事の内容も各見出しだけ読む限りはコロナの恐怖を煽る内容だと解釈でき、このグラフで操作したい印象と記事の内容は合致すると感じました。ただ記事をくまなく読んだわけではないので筆者の方の意図に反するようでしたらごめんなさい。

さてこのグラフ、何でウソをついているかわかりますか?

答えは「目盛り」です。左側の目盛りが

100 → 1000
1000 → 10000
10000 → 100000
100000 → 1000000

となっていますが、メモリの幅は等間隔です。よく考えてください。100と1000の差は900ですが、100000と1000000の差は900000です。900と900000を同じ大きさのメモリで表現する。こんな不正確なことがあるでしょうか。実際このグラフのウソを見破れない人からすると、日本のコロナ患者は中国を抜きそうに見えてしまうと思います。これは前述の記事にあるとおり「ウソグラフ」であり「クソグラフ」です(あくまで記事そのものではなくグラフをディスっています)。

私がちょーざっくりつくったグラフのほうが印象としてはまだましというか、よっぽど確度高いと思います。以下です(本当にちょーざっくりですよ!)。

見てください。左のグラフなんてアメリカ飛び出ちゃってます(笑)。百歩譲って右のような感じでしょうか。数値の差が大きすぎるので波線でグラフを縮めています。

というわけで、先ほどのニュース記事にあったような「だまし」は残念ながらマスコミの常套手段であり、このコロナ禍に置いてはものすごい勢いでその効果を発揮しています。「マスコミは権力の監視役」なんて私たちは習ったと思いますが、私たちがマスコミの言うことが本当に正しいかを見抜く力=「マスコミを監視する力」をつけないといけないという、いやはやなんともな時代になってしまいました。。。

とはいえ正しい情報をくれないマスコミのせいにするのではなく、こういったことに関する自分たちのリテラシーを自分たちで粛々と磨いていきましょ。。。どこまでいっても変えられるのは自分だけですからね。人のせいにしない。

さて、グラフや図に限らずですが、騙し方、騙され方がわかる

「社会調査」のウソ

という本があります。雑学としてなかなかおもしろいのでお暇な時に読んでみると楽しいかと。

今回はコロナに関連してグラフや図、表のお話をしましたが、ぜひこれらを「表現の手段」として上手に使ってビジネスに役立てていただければと思います。

 

今回はここまでです!


津久井

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