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2021年02月19日 メールマガジン 所感 【第564回】「ビジネスが困りごとの解決」であるのはもう限界

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz

 

最近メルマガを書くのが少し辛いです。

時間がかかるからというわけではありません(ちなみにいつも3時間くらいかけて書いてます)。

まあ私が悪いのかもしれませんが、新コ□問題や政治的な内容が少し多いため、批判めいた返信をいただく機会が増えてきたからです。

もちろんその覚悟を持ってやっています。でも、振られるとわかっている相手に告白しても、振られたらやっぱり辛いのと同じです。

ただ、メルマガ解除の割合は増えていません。

辛い返信があったりなかったり(以前はほとんどなかった)するだけで、解除率は上がっていないわけです。まるで、新コ□感染者(感染者じゃなくて正確にはPCR陽性者)が増えても、陽性率が上がっていない(むしろ今は下がっています)のと同じですかね。

反省点としては、最近ブランディングやデザインの話が減っていることでしょうか。今日も人によっては好き嫌いの分かれる話かと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。こんな考えもあるんだな程度で構いません。

先日、我が家で子どもとビジネスの話になったんです。いや、ビジネスの話というよりお小遣いの話かな。。。

そのときに「お母さんの仕事(家事)を手伝ったらお小遣いを増やそう」と伝えました。

本当はこの時点で違和感がありました。「見返りがないとお手伝いしない子」にはなってほしくないからです。ただ、そこは話をわかりやすくする上であえて触れませんでした。

私はお小遣いの話をビジネスに絡めました。

「ビジネスっていうのは、誰かの困りごとを解決することで対価をいただくことなんだよ」

と。

だからお母さんの困りごとを解決して対価(お小遣い)を得なさいと伝えました。

でもここで違和感がやはりあったのです。

「ビジネスって、本当に困りごとを解決することなのだろうか?」

 

●「ビジネス=困りごとの解決」という時代はたしかにあった

たしかに「ビジネス=困りごとの解決」という時代はありました。今だってまだそういう側面は多分にあります。

私の師匠、伊吹卓先生の理論で、「モノの時代、デザインの時代、色の時代」というものがあります。

これはどういうものかというと、時代は経済的、ビジネス的な面においては

  • モノの時代
  • デザインの時代
  • 色の時代

という3つの繰り返しで成り立っているというものです。

食べ物を腐らせずに保存することが難しかった時代、洗濯に何時間もかけないといけなかった時代に、食べ物を腐らせずに保存する箱、洗濯を楽にしてくれる機械の登場は、まさにお母さんの困りごとを大きく解決してくれるものでした。これが冷蔵庫、洗濯機ですね。

しかし、冷蔵庫、洗濯機が飽和状態になると、メーカーは各社揃って自社商品を選んでもらうために「差別化」をします。

何をもって差別化するか。差別化の主役は「デザイン」でした。より良いデザインの冷蔵庫、より良いデザインの洗濯機が売れるようになります。

もちろんより良い機能という差別化もあります。洗濯機なら脱水もできるとかがそうかもしれませんし、その後の発展で全自動洗濯機や乾燥機つき洗濯機がでましたね。

車などはわかりやすいかもしれません。早く楽に遠くに行ける機械。これだけでは物足りなくなった人たちが、一部は機能(運転性能)に行きますが、機能に興味のない人はデザインで選ぶようになりました。

その後、色の時代に入ります。色は「バリエーション」と考えるとわかりやすいです。人と同じもので安心したい気持ちと、でも人とちょっと違うというオリジナリティを出したいという気持ちを叶えるために、多色展開した商品が開発されたりしました。

「ビジネス=困りごとの解決」という側面が色濃く出るのは、この3つの時代の中でも「モノの時代」でした。

しかし人の欲求というのは低次のものが満たされると高まってしまいます。そこで、どんな冷蔵庫でも食べ物が腐らなければ困らないはずなのにデザイン性を求めだします。早く楽に遠くに行ける機能があれば済むはずなのに、より運転しやすかったり乗っていて自己満足できるデザイン性の車を求めだします。

サービス業などはその極みかもしれません。コーヒーが飲めれば必要最低限の機能を果たしているのに、居心地の良さを喫茶店に求めてしまいますよね。

わかりやすい言葉で言えば「付加価値」というやつですね。

 

●ビジネスは困りごとの解決であるべきなのか?

ちょっとへんな質問かもしれませんが、ビジネスは本当に困りごとを解決するためにあるべきなのでしょうか?

欲求に満たないことを「困りごと」と定義するならばそうかもしれません。たとえば「良いデザインの車に乗らないと毎日が辛くて苦しくて仕方ない」というなら、良いデザインの車を売ることは困りごとの解決でしょう。

しかし大半の人がそんなことはないはずです。むしろ車いらないくらいの時代になってますよね。免許の取得率はどんどん下がっています。

ビジネスがいつまでも困りごとの解決であることの問題を私は最近感じてきています。

それは、わざと困りごとを生み出す人たちがいるということです。

たとえば病気で苦しむ人がいなくなれば、多くの人が幸せになります。しかしそれではお医者さんの出番は少なくなってしまいます。そこには確実に利益相反とも言える関係があります。多分に語弊を含んでしまう言い方かもしれませんが、病気で苦しむ人が多いほうが病院は儲かります。

都市伝説レベルですが、警察署には交通違反の罰金ノルマがあると聞いたことがあります。ということは、おまわりさんにとっては違反してくれる人が必要なわけです。本当なら交通事故による死者を減らすためにルールがあり、その大義名分のもとルール違反を取り締るわけですから、交通違反が少ないことは喜ばしいはずなのに。

私は今回の新コ□のワ●チンは絶対に打ちません。いろいろな考えがあるので、打ちたい人は打てばいい。でもワ●チンを強制で打たせることは絶対に避けるべきで、接種証明などもってのほかです。日本国憲法違反です。生存権的基本権に反しています。

なぜワ●チンを打ちたくないかにはちょっとしたエピソードがあります。実は過去にインフルエンザワ●チンを打ったことがあります。次男が生まれたばかり、長男もまだ3歳にも満たない幼児でしたので、長男と私で近所の病院で打ったんです。その年だけ私も長男もインフルエンザにかかりました。

これは結構多くの人が同じことを言っています。ボクシングでオリンピック銅メダリストの村田諒太さんもTwitterで同じことを言っていました。

40歳以上の人はよくよく思い出してみてほしいのですが、自分が子供のころにインフルエンザで学級閉鎖とかほとんどなくなかったですか?私はサッカーのコーチをやってますので現在の小学校の実情がわかりますが、ここ数年、今シーズン以外は毎年どこかの小学校、どこかの学年、クラスでインフルエンザによる学級閉鎖が起こっていました(今年は新コ□にカウントされている説があります。なにせ今までの1000分の1ですから)。

その後、とあるお医者さんと呑む機会があったのですが、酔っ払ってそのお医者さんが言ったことが忘れられません。「おれは商売だから仕方なくインフルエンザのワ●チンを希望して来院した人に打つが、自分にも家族にも絶対に打たない」。ゾッとしました。ちなみに今回の新コ□ワ●チンについては、世界中の製薬メーカーが動物実験をすっ飛ばしてもOKということになっているそうです。

まあこれはワ●チンネタということでタイムリーだから例に挙げたわけですが、こういった事例は枚挙にいとまがないです。

食品添加物や農薬の量は日本は海外に比べてその基準がメチャメチャゆるく(つまりたくさん入っている)、それにより病気になっているなんていう話もあります。某パンメーカーの社長は絶対に自社製品を食べないなんていうウワサもまことしやかにささやかれています。ちなみにそのメーカーの人気商品は、あるネットユーザーの実験によると7ヶ月腐らなかったそうです。これも私が子供のころの話ですが、食パンなんて夏場は2日でカビが生えませんでした?

他にも非正規雇用が増えればお金に困る人が増えます。消費者金融などのノンバンクは儲かるでしょうね。岡田斗司夫さんというオタク系文化人は、テレビで「ホームレスにハゲはいない」というたびにそのシーンを何度もカットされているそうです。

 

●「ビジネス=困りごとの解決」からの脱却

私は「付加価値」こそ今後のビジネスで本質的にお金を払うべき価値だと考えています。つまり、より生活を豊かにする価値にこそお金が払われるべきです。

我々のデザインの仕事などはまさにそういう側面を含んでいます。ロゴマークがなければビジネスができないわけではありません。でもより自分の会社を愛するために、社員やお客さまに愛してもらうために、創業時の想いをいつでも思い出せるように、つまりビジネスライフをより良くするためにある仕事だと考えています。

ミュージシャンやアーティストなどはまさに生活を豊かにするために存在すると言っても過言ではないと思います。

葬儀会社さんであれば、より故人を感動的に送り出してあげることにビジネスの価値を見出すべきです。

花がなくても生活はできますが、花屋さんは生活に彩りを与え、そこで暮らす人が毎日を好きになるために存在すると思っています。

美味しいご飯を提供する飲食店は、美味しいご飯以上に何があればお客さまをハッピーにできるかを考えるべきです。

喫茶店はコーヒーを飲む以上に居心地の良さやそこでコーヒーを飲んでいる自分が好きになる空間を提供できたらどうでしょう。

お医者さんは病気を治すだけでなく、病気にならない生き方を指導するべき先生なのかもしれません。

本屋さんはネット通販では体験できない価値が何なのかに目を向けるべきだし、携帯電話屋さんはスマホがあることで家族の絆がどんなふうに強くなるかまで目を向ける必要があるかもしれません。

リフォーム業であれば。不動産業であれば。いろいろあると思います。

そしてすべてのビジネスにおいてそこで働く人たちが「サービス」という付加価値にかけがえのない価値を感じてもらえるように働くべきなのでしょう。

何よりもそういった「困りごとの解決以外の、以上の価値」に私たち消費者がきちんと対価を払い感謝をする心を持つことが大切になってきます。

逆説的に言えば、だからこそお金をきちんと稼がないといけないとも言えます。困りごとの解決ではない部分にきちんとお金を払うためには、きちんと稼がなくてはいけませんし、他の人を稼がせてあげなくてはいけません。

でないと、いつまでたっても困りごとの解決でしか自分たちがお金を稼ぐ術がないことになってしまいます。こうである限り、また新たな「困りごとらしきもの」が生み出される無限ループから抜け出せません。

お金の本質的な価値は、稼ぐことの中にあるのではなくその「使い方」にあるとも言い換えられるかもしれませんね。

日本を、世界を次のステージに引き上げるのは、ビジネスマンでもあり消費者でもある我々ひとりひとりにかかっている気がしてなりません。

「お母さんの困りごとを解決したらお小遣いをあげよう」の世界観から「お母さんを幸せな気分にできたらお小遣いをあげよう」の世界観へ。もしかしたらここに新しいビジネスの原型があるのかもしれません。

 

今回はここまでです!

津久井

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