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2011年03月25日 メールマガジン 法則・ノウハウ 【第79回】:印刷物の料金、安くなるのか?高くなるのか?

2013年03月11日掲載開始

こんにちは。




ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz





この度の東日本大震災で
被災された方、そのご関係者の方に
心よりお見舞い申し上げます。



先週のメルマガでは、
地震に関連したことについて
書かせていただきました。



先週も書かせていただいたとおり、
私などが偉そうに言える立場ではないのですが、
メルマガを発行するか悩みました。



でも、発行してよかったです。
多くの方から、



・発行してくれてありがとう
・その決断に賛同します
・被災された方のメールを読んで
 もっともっと頑張ろうという気持ちになった



というお返事をいただきました。
これには私自身が本当に励まされました。
ありがとうございました。



そして、
先週紹介させていただいたお客さまからは
こんなメールをいただきました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社ビズアップ 津久井将信様 スタッフの皆様
 
 
たった今、光回線が復旧しメルマガを二週分読ませていただきました。
 
被災者への心遣い本当にありがとうございますm(__)m
このメルマガを楽しみにしている者にとって
何よりも励まされる温かい言葉です。
 
私などは家族も無事で、帰る家も有り、
全然恵まれている方なんです。
 
人間、気持ちが弱ってるときは・・・素直に感情がでてしまうもので・・・
弱い自分を見せてしまったことを若干後悔してます・・
そんな姿を家族には見せられないし、愚痴れないし・・・アハハ(*^^)v
 
心も身体(自宅待機で太りました・・・)も復旧したら!!!みんなで呑み明かしましょう!!!
それを励みに風評被害に負けずに頑張りますヽ(^o^)丿
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



このメールをいただいて救われたのは、
私たちの方です。



被災していない私たちの役目は、
クヨクヨすることではない、
これだけは間違いありません。



このお客さまには
心から感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。



さて、
それでは今週のお話を進めさせていただきますね。



みなさまは「印刷」と聞いて
どう思われますか?



印刷物をつくる際、



・どんなことがポイントになるのか?
・どこに発注すれば間違いないのか?
・業者から見積りをもらったけど、
 高いのか安いのかよくわからない



などのお悩みを持つ方は多いようです。



印刷について語ると
メルマガの誌上だけでは足りないので、
ここでは以下についてのみお話させていただきます。



●印刷する色の数で、印刷料金はかわるの?
●印刷物のサイズで印刷料金はかわるの?
●印刷物の材質で印刷料金はかわるの?




●印刷する色の数で、印刷料金はかわるの?



お客さまの中でも
「印刷料金を下げたいから、色数を減らしたいんだよね」
という方がいらっしゃいますが、



結論から言って、
今は色数の多少による印刷料金の差は
ほとんどありません。



それどころか、
中途半端な色数の印刷物は逆に高くなります。



少しだけ専門的な話しをさせていただくと、



色というのは

・C(シアン)
・M(マゼンタ)
・Y(イエロー)

の3色があれば、
基本的にはこの3色をかけ合わせることで
すべての色が再現できます(色の三原色)。



ただ、
「黒」だけはCMYで
あまりキレイに印刷できないので
(再現できるのですが)、



・K(ブラック)



として特別に三原色に仲間入りを許さていて、
「CMYK」などと呼ばれます。



そうです。
プリンターのインクと同じです。



インクの種類は違いますが、
印刷の現場でもCMYKが用いられます。



で、
昔は色数によって値段は大きく変わりました
(今でも特殊な印刷物はかわります)。



昔は印刷機の制度が高くなかったため、
CMYKで印刷してもあまりキレイに印刷できなかった
(すごい昔の話です)。



ですので、
「CMYK」の4色ではなく
「特色」というものを使っていました。



茶色なら茶色の特色インクを、
緑なら緑の特色インクを作って
印刷機にセッティングするわけです。



これですと、印刷物のデザインに合わせて
色々なインクを手配しなければならない関係で、
色数が増えるたびに印刷工賃を上げる必要がでてきます。



この名残が、
「色数が多いと値段が高い」
という印刷の常識を産み出してしまいました。



しかし、
今は機械の精度が非常に高く、
特色を使わず、CMYKを使っても
綺麗な印刷物に仕上がります。



そうすると印刷の現場では、
いちいちインクを作ったり、作ったインクを
機械にセッティングする必要がなくなります。



ずっとCMYKの4色だけを
機械に補充し続ければいいわけなので。
だから、どんな案件でもCMYKを使う限り
工賃はかわりません。



これが、
色数によって値段が変わらない理由です。



ただし、
1色の印刷物とCMYK4色とでは差が出ます。



整理すると、

1.CMYKのどれか1色の印刷物
 (ただ、ほとんどKでしか対応してもらえない)
2.CMYK4色の印刷物
3.2色または3色の印刷物
4.5色以上の印刷物

の順番で印刷料金は高くなっていきます。
「2」ですべての色は基本的には再現できますので、
「3」「4」で発注する理由はほとんどありません。



名刺の色数をカラー4色にすることに迷っている方、
下手に2色、3色にするよりも4色のほうが安いですよ!



※注
・シール類などは印刷方式によって
 色数による金額の上下がでます。
・フィルム類への印刷(食品の包装フィルム等)も
 色数による金額の上下があります。 



●印刷物のサイズで印刷料金はかわるの?



これも結論から言いいます。



「変わります」。



ただし、
単純にサイズが大きくなれば高くなり、
小さくなれば安くなる、
ということではありません。



これも少し専門的になりますが。。。



たとえば
A4のチラシを印刷しようとしたときに、
印刷の現場では、印刷機にA4の紙を
セッティングするわけではありません。



印刷機にはもっと大きな紙をセッティングし、
その中にいくつもA4サイズの印刷物を並べ
(面付といいます)、



印刷し終わった後にA4サイズに断裁するのです。
その大きな紙の余った部分は捨ててしまいます。



印刷物の料金は、
この大きな紙に印刷物をいくつ面付けできるか、
で決まります。



サイズが大きくなったり変形になっても、
その大きな紙にキレイにたくさん
面付けできれば安くなりますし、



サイズを小さくしても、
面付けできる数が変わらなければ
料金は安くなりません
(小さくした意味が無いということです)。



このあたりのことをしっかり
教えてくれる印刷会社は少ないですね。



DMなどは、
以前のメルマガにも書きましたが、
「変形」のほうが反応率が上がる可能性が高いです。



しかし、
どんなサイズのどんな形にすれば良いかは
「面付」の知識がないとわからないため、
ものすごいコスト増になることがあるわけです。



先ほども書いたとおり、
大きな紙の余った部分は、
どんなに余っても捨ててしまいますから、



印刷料金のうちの何%かは
「捨ててしまう紙にかかっているお金」
となります。




●印刷物の材質で印刷料金はかわるの?



変わります。



素材の料金は需要と供給で決まりますから、
たとえばオーソドックスな「コート紙」と言われる紙は
大量に市場に出回っているので安くなります。



逆に変わった材質のものは、
それを使いたいと思う人が少ないため、
非常に高額になってしまいます。



次に、
紙の素材だけでなく、
印刷物に後からする「加工」も
この際、広い意味で「材質」と考えてみます。



「加工」とはたとえば、



・2つ折りにする
・変形にする
・表面にラミネートをする
・表面にニスを塗る
・製袋(せいたい)する
・その他



などがあります。



これはどうしても
別工程での作業になってしまいますから、
当然印刷料金は上がってしまいます。



少し話はそれますが、
封筒の印刷料金が「高い」と
感じている方は多いようです。



これについてもお話しましょう。



そもそも
封筒の印刷方法は2種類あります。



1.「大きな紙」に面付けし、
  印刷してから袋状にする方法

2.袋状になった(封筒の体裁をした)
  無地のものに後から印刷をかける方法



1の長所は、
多彩なデザインに対応できる、
ということです。



ただし、封筒の形にするための加工

・変形にする
・製袋する(袋状にする)


がありますから、
印刷の量が多くないと(1,000枚以上が目安)
コスト増になります。



もちろん100枚程度からでも制作可能ですが、
1枚あたりの単価が跳ね上がってしまうのです。



こういった機械は、
100枚だけでストップするということができず、
数百枚分程度は動かさないといけないためです。



2の長所は価格がとにかく安い。
小ロットでもそれなりに安く印刷できます。



しかし、
作れるデザインにはかなりの制限があります。



たとえば、
「ベロ」の部分には印刷できませんし、
封筒のウラ面への印刷もできません。



封筒の際(きわ)1cm幅くらいも
印刷できません。



クオリティをとるか、
価格をとるか、
というお話になってくるんですね。




さて、
だいぶ噛みくだいて書いたつもりですが、
何分専門的な話なので
今回は分かりづらかったかと思います。



印刷物をお作りする際にご相談いただければ、
専門知識からコストを意識したアドバイスを
させていただくことができると思います。





今回はここまでです。




津久井




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