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Logo column

2011年06月10日 メールマガジン 法則・ノウハウ 【第89回】:ある意味恐ろしいデザインの能力とは

2013年03月26日掲載開始

こんにちは。





ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です。
https://www.biz-up.biz






先日、
6月5日は私たちが登録した記念日、
「ロゴの日」でした。




日曜日ということもあり、
特に何かイベントをしたわけではないのですが、
今年から6月5日はロゴの日になりましたので、



何となく
気持ちがウキウキしました。




ちなみに、
6月8日は私の35回目の誕生日でした。
スタッフのみんながケーキとプレゼントを
用意してくれてとてもうれしかった反面、




「またひとつ歳をとってしまった」



という
恐怖に似た実感をする日でもあります(笑。




さて、
本日はデザインのお話です。




「デザインってそもそも重要なの?」




と聞かれると、
私はデザイン会社をやっていますので、
営業的な側面も含めて、



「重要です」



とお答えするしかありません(笑)



では、
どうして重要なのか、
ということについて、



以前も同じお話をしましたが、
再度させていただきますね。



次の3つのお話をしてみたいと思います。



●デザインとは、「可視可」すること
●デザインの能力、特徴
●コーヒーの味の実験




●デザインとは、「可視可」すること


人間は、目の動物と言われています。



脳への情報の87%は
目から入ると言われており
(数値は様々言われていますが)、



これが目の動物と言われるゆえんです。



人間の歴史をひもといてみると、
「見えないものをどうやって見えるようにするか」
が重要なテーマだったと個人的に考えます。



たとえば、
・耳で聞いた音を見えるようにする → 音符や楽譜
・地球や宇宙の法則を見えるようにする → 数学や物理
・話している言葉を見えるようにする → 文字



これらが、文明や文化を創ったといえます。
今でもこういう活動は続いていて、物質の最小単位などは
物理的にはもう目で確認することはできませんが、
存在は証明されています。可視可できたということです。



タイムリーな話では、
放射線量を計測するガイガーカウンター。



目に見えず無味無臭の
放射性物質からでる放射線量を
目に見えるようにしたい人が



ガイガーカウンターを
購入したりレンタルするわけです。



人間は目に見えないものに
不安を感じやすいんですね。




デザインも
「伝えたいこと」
「わかってほしいこと」
を見えるようにしたものです。




●デザインの能力、特徴



デザインの能力というか、
特徴は大きく分けて3つあります。




ひとつ目は、



「言語の壁を越えやすい」



ということ。




超簡単にいえば、
この絵を見たらどんな国の人でも
ほとんどが何を表しているかわかります。
http://bit.ly/mdqJG0




ふたつ目の特徴として、
ひとつ目とも近いのですが、



「言葉で説明できないことができる」



ということがあります。



たとえば、
「『らせん』を言葉で説明して」
と言われても、難しいですよね。



これがイラストだったらどうでしょうか。
簡単に説明できます。



このように、
言葉で説明することが困難でも、
ときにデザインであれば簡単に
説明できることがあります。
これがふたつ目。



みっつ目の特徴として、



「必ず何かしらのイメージを伝えている」



というものがあります。



これが実は
商業デザインでは最も重要です。



どういうことかというと、



たとえば
はじめて会った人で言葉を交わさなくても、
顔を見れば何となくその人がどんな人かわかるように、



人間は必ず、
目にしたものから何らかの情報を得ています
(その情報が正しいか間違っているかはさておき)。



もうひとつ例として
お土産のお菓子を例に考えてみましょう。



きれいな包装がされていれば
工場で大量生産されたものだとわかりますし
(だから大当たりもないがハズレもない=ある意味安心)、



特にパッケージデザインもないような
ビニール袋かなんかに入っていれば
産地の誰かが手作りしたんだろうと感じます
(すっごい当たりかもしれないし大ハズレかも)。



本当にそうか、ではなく
「感じる」というところがポイントです。
これで商品やサービスの売れ行きが変わるわけですから。



このように言葉がわからなくても、
相手に「かわいい」とか「おいしそう」
はたまた「怖い」とか「まずそう」という
イメージを与えられる(与えてしまう)のがデザインなのです。



これはコントロールが非常に難しいですが、
できたときに恐ろしいまでの力を発揮します。




●コーヒーの味の実験



目にしたものが、
人間にある特定のイメージを与えることを
証明する実験結果があります。



アメリカの大学生に、
3つの紙コップに入ったコーヒーを飲ませた実験です。



学生には、
コーヒーの味の飲み比べをしてもらうという名目で、
それぞれ、赤、黄色、緑の紙コップに入った
コーヒーを飲んでもらいます。



しかし、実は中身のコーヒーは全部同じ。。。



紙コップの色で、
味覚にどのような影響がでるかを調べたのです。



その結果、
・赤い紙コップ・・・もっともおいしいコーヒーと評価
・黄色い紙コップ・・酸味が強い、すっぱめのコーヒーと評価
・緑の紙コップ・・・苦みが強いコーヒーと評価



する学生が非常に多かったのです。



目にした紙コップの色でコーヒーの味がかわり、
しかも「苦い」「すっぱい」などの特定のイメージを
感じさせたわけです。



このことからも、
デザインはやはり人間が「感じる印象」に
影響を与えることがわかります。



まだまだ科学的に証明されきっていませんが、
デザインをないがしろにすると思わぬ機会損失を
生むことをご理解いただけたかと思います。




今回はここまででです!






津久井




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