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2015年02月06日 メールマガジン 人間の能力 法則・ノウハウ 【第267回】デザインの重要な役割のひとつは◯◯してもらうこと

2015年04月24日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
本日は
大阪のリーガロイヤルホテルから
メルマガをお届けします。
普段の出張の時には
普通のビジネスホテルにしか泊まりません。
呑みに行って帰ってきてどうせ寝るだけだし、
と思ってしまうんですよね。
でも、
今回は数日前からどこのビジネスホテルも
空いていませんでした。
そこで、
少し奮発してリーガロイヤルの
予約を取ったのですが、
予約した部屋が空いていなかったらしく
ラッキーなことにグレードが高い部屋に
同額で宿泊することができました。
部屋からの景色もいいですし、
家具やアメニティグッズも
一味も二味も違います。
部屋はやたら広いです。
正直、
若干持て余していますが(汗)とても快適です。
やはり良いものは良いですね。
一度体験すると、そして満足すると
また体験したいと思うのが人間です。
私も
またこのホテルに泊まりたいと
すでに思っています。
そこで感じたことは、
「体験することの大切さ」です。
さて、
今日はこの新しい体験から
ブランディングについて
どんなことが言えるかお話してみます。
「体験することの大切さ」を
商売の観点から言い換えてみるとどうなるか。。。
それは
★お客さまにまずは体験してもらうことが大切
ということになります。
●
お客さまに体験してもらうために
お客さまに体験してもらうための
施策はいろいろあります。
たとえば
食品であれば「試食」だったり
洋服であれば「試着」だったり、
五感で感じられるものと言えます。
で、
大切なのがその多くが
「視覚」に訴えるものだということです。
もちろん
私が今回リーガロイヤルに泊まったように
視覚による判断ではないケースもあります。
それでも人間は目の動物ですから、
体験するかしないかの判断の第一関門は
視覚情報に頼っているケースが非常に多く、
視覚情報による第一関門を突破してはじめて
次の判断材料を求めるということです
(評判を聞いたり口コミ評価を見たりなど)。
だから、
見た目をおろそかにするのは
第一関門すらも突破できない状況を
多く生み出します。
このように考えると、
お客さまに体験してもらうための第一関門は
デザインの役割だということがわかります。
ここで勘違いしてはいけないのは、
必ずしも高級なデザインを用意しなければ
ならないということではない、ということです。
宿泊予算が1泊5,000円未満の人に
リーガロイヤルのような高級な見た目で
アピールしても逆効果なのは
想像がつくと思います。
ターゲット次第で、
どんなデザインが第一関門を突破して
もらえるデザインなのかは変わるんですね。
さまざまな花が
自分の花粉を虫に運んでもらうために
自分自身のデザインを特徴付けているのと
同じようなものなんだと思います。
●
価格とデザイン
こういうお話をすると、
「いや、
 値段が安ければデザインなんて関係ないだろ」
という人がいますが、
決してそんなことはありません。
もしそうならば、
デザインにもこだわった
高級な商品やサービスは成り立ちません。
前述の5,000円未満の宿泊予算の人の例の
逆を考えてみるとわかりやすいです。
私のように
「寝るだけならどこでもいい」
という考えではなく、
自分の意識レベルを高く保つために
上質のサービスを受ける人だっていますし、
お金をたくさん持っている人なら
「寝るだけでいい」と思ったとしても
5,000円の宿には泊まらない、
という人もいます。
つまり、
何が言いたいかというと、
価格とデザインというのは
意外と密接だということです。
安売りの殿堂ドン・キホーテは
なぜポップなデザインなのでしょう?
高級ホテルは
シンプルで洗練されたデザインが
多いのはなぜでしょう?
いろいろな細かいことは抜きにして
ざっくりいうと、
安いものが好きな人は
ポップなデザインが好きだったり
ポップなデザインに安心感を持ち、
高いものが好きな人は
洗練されたデザインが好きだったり
洗練されたデザインに安心感を持つ、
安いものが好きな人の
第一関門を突破するのは
ポップなデザインであることが多く、
高いものが好きな人の
第一関門を突破するのは
洗練されたデザインであることが多い、
ということです(超ざっくりです)。
価格設定はとても重要ですが、
それは
・いくらならお客さまは買ってくれるか
というよりも
・いくらにすると
どういう人がお客さま(ターゲット)になるのか
という意味合いのほうが強いわけですね。
●
デザインよりも重要なこと
デザインの役割のひとつは
先ほどからお話しているように、
★体験してもらうための第一関門突破
にあります。
※
もちろんそれだけではありませんが
話をわかりやすくするために
今回はそこに重点をおいて話しています。
しかし、
デザインよりも重要なことがあります。
それは
体験した後にお客さまがどう感じるか、
つまり「商品力」そのものです。
私がリーガロイヤルに
また泊まりたいと思ったのも、
体験した後に商品力を感じたからです。
商売で重要なのは
リピーターになってくださるお客さまを
いかにつくるかということなのは
言うまでもないことだと思います。
そのお客さま方(リピーターさん)は
すでに第一関門を突破して来てくれています。
つまりリピートしない理由は第一関門にはありません。
もし、
デザインによって第一関門を突破して
来てくれる人がたくさんいても
商品力に満足せずに
リピートしないお客さまばかりであれば
どうなってしまうかはわかりますよね。
なので、
デザインよりも商品力が大切です。
これは同時に
「デザインにできることと
できないことをしっかり理解する」
ということの重要さも示しています。
注意したいのは、世の中のデザイナーで
デザインにできること、できないことを
しっかり理解できて「いない」人は
かなりたくさんいる、ということです
(実はほとんどそうなのではないかと疑っています)。
そういう人が、
安い商品に無理やり高級なデザインを
提案してきたりします。
さて、
まとめに入りますと、
・デザインは体験したいとお客さまに思ってもらうために重要
・体験した後にまた体験したいと思ってもらうため、商品力はデザインより重要
・価格は誰をターゲットにするかを表すものであり、それに応じたデザインがある
こんなお話でした。
そして、
ブランディングとは当然デザインだけでなく
商品力も含めてのトータルの施策だということですね。
急がないとチェックアウトに間に合わない!
今回はここまでです!
津久井
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・メール:support@biz-up.biz
   津久井・菊池宛
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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