ロゴ専門
デザイン会社biz up!ビズアップ

0120-65-37-65

Logo column

2016年10月21日 ビズアップの歴史 メールマガジン 所感 【第353回】事務所移転。所感と昔話と、ときどき連絡事項

2016年12月29日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
本日は大阪に来ております。
弊社、
大阪に支店がございます。
メンバーはまだ1名なのですが
そのスタッフの様子を見に?というか
フォローするためにほぼ毎月来ております。
大阪のスタッフ寺本は
昨年の4月に新卒で入社した期待のホープ。
しかし、
やはり1名で仕事をしていると
とてもさみしくなるそうです。
気持ちはとってもわかります。
なので、
毎月来て励ましたり
ご飯に連れて行ったりしています。
そんな大阪ですが、
今年中には事務所を移転したいな、
と考えております。
今はまだ
ワンルームのマンションの1室ですが、
やはりそんなところではお客さまを
お呼びするには少し忍びないと感じています。
そして、
早ければ来年頭に東京のスタッフ1名が
大阪に転勤になる可能性があります。
そんな理由から
もう少し広く、お客さまを
お呼びしても忍びなくない事務所を
探そうかな、と思っています。
さて、
本日はそんな事務所物件のお話に連動しまして、
「連絡事項」と「所感」と「昔話」を。
あまり中身のない
コラム的なお話になりますが、
お時間があるときにコーヒーでもすすりながら
さらっと読んでいただければ幸いです。
【ビズアップは本社を移転いたします】
創業から11年目となり、
事業を発展させたい気持ちが
より強くなっております。
そんな中、
スタッフの人数も増えました。
そして、
7年半いた事務所が手狭になり、
今回引っ越しすることとなりました。
●
私たちの会社は
世田谷の住宅街にあります。
なぜそんなところにあるのか、
理由をお話するのに少し昔話に
お付き合いください。
11年前のお話です。
私が独立に踏み切れたのは、
妻の妊娠がわかったからです。
結婚して1ヶ月で妻が妊娠し、
そこからさらに1ヶ月くらい悩みました。
「独立すべきかどうか」
その前から
自分で会社をやりたいと思っていましたが
ずっと踏ん切りがつきませんでした。
怖かったんですね。
妻の妊娠がわかったとき、
直感的に思ったのは
「子どもが生まれたら、オレは独立しなくなる」
ということでした。
守りに入ってしまうと自分で感じたのです。
1ヶ月くらい悶々と悩み。。。
で、
1ヶ月経ったときにあるイメージが頭に湧きました。
それは、
歳をとった自分が理想とは遠い環境で生活していて
夜遅くに家に帰ってきてご飯をなんとなく食べながら
ヨメに会社や上司の愚痴を言う、
家族の中にも疲弊感みたいな暗い空気が淀んでいて
自分の人生なのに人のせいにばっかりしている
自分がいる、そんなイメージでした。
ゾッとしました。
そんな人生は絶対イヤだと強く思いました。
そこで何かのスイッチが入ったのか、
思ったんですね。
「これは生まれてくる子どもが
 期限付きでチャレンジしろと
 言っているのではないか?」
ポジティブなのか自分勝手なのかわからない
謎の解釈に行き着いたわけです(笑)
でも、
そう思ったら吹っ切れました。
そしてヨメさんにお願いしました。
「独立してもメシが食えなかったら
 会社員に戻るのでチャレンジさせてください」
実は今でも
独立させてくれたのは長男だと思っています。
・・・
はじめの半年は自宅で仕事をしていました。
独立してから半年、
はじめて人を雇って事務所を出したときが、
ちょうどヨメが生まれたばかりの子どもを連れて
実家のある愛知県豊田市から帰ってきたときでした。
はじめての子どもでしたから、
とにかくもうなんか心配なこととかも多くて、
何かあったらすぐに自宅に帰れるようにしたい。
そんな理由から
住宅街でしたが自宅のある今の町に
事務所を構えたというわけです。
そして、
その後も2回ほど事務所移転しましたが
すべて同じ町の中でした。
今いる事務所は本当に恵まれた事務所でした。
●
今の事務所に入る前の事務所は
不満な点がたくさんありました。
物件的な不満、
不動産会社に対しての不満、
でもお金もあまりなかったので
その物件で我慢するしかなかった。
その後、
人も少し増えてきたので
やはりその事務所も手狭になりました。
もともと住宅街ですから
事務所物件はあまり多くありません。
そんな中、
町をフラフラ歩いているときに
見つけたのが今の物件でした。
「いいな〜、ここ」
と思いつつも
その時はまだ別の会社が入っていました。
心のなかで
「この会社さん、出てくれないかな」
と不謹慎なことも思っていました(汗)。
そのころちょうど自宅を引越したのですが、
その引越しをお願いした不動産屋さんは
とても親切でした。
最初に構えた事務所は
その親切な不動産屋さんに手配したもらったのですが、
とある理由から半年で事務所を変えることになり、
次に入った物件は
よその管理物件でその親切な不動産屋さんに
お願いできませんでした。
それでも、
おばちゃん社長のKさんは
町で会うといつも元気に挨拶してくれて
うちのヨメや子どもにも声をかけてくれました。
私はその態度やふるまいに
尊敬と恩義を感じていました。
なので、
自宅を引っ越す際は絶対にK社長に
お願いしようと思っていたのです。
そこから1年半、
やっとK社長に自宅の引越しを
お願いできるタイミングが来ました。
そのときについでに
どこか良い事務所物件はないかと
K社長に聞いてみたんです。
そしたらなんと、
「この会社さん、出てくれないかな」
と思っていた会社さんが
出ていくことがわかりました(!)。
それでもその物件は
その時の自分たちには
少しハードルの高い家賃でした。
正直にその話をK社長にしたところ、
K社長はビルオーナーさんに家賃交渉まで
してくれたのです。
結果、
事務所の広さは1.5倍になったのに
家賃は前の事務所と変わりませんでした。
そこから7年半。
それが今現在です。
7年半の間に
となりにはお笑い芸人のTくんが引越してきて、
上のフロアには
再ブレークで有名な元子役の辛口タレントSさんが
キッズアクタースクールを出し、
さらに上の階には
世田谷区長の事務所?だかなんだかが
入りました。
お笑い芸人のTくんは
となりに引っ越してきてすぐに
ブレークしました。
Sさんもスクールを出したときはまだ、
事務所のあたりをよくウロウロしてましたが、
程なくして再ブレーク、
忙しいからか今は見かけません。
世田谷区長はそこに事務所を出したら
区長に当選したらしいです。
実はたいへんな出世ビル。
ちなみに
お笑い芸人Tくんは事務所を出た後、
暴行事件などでテレビにあまり
出られなくなってしまいました。。。
それにしても
人も事務所物件も家も、
本当にご縁だなと思います。
私は独立してすぐに
K社長に本当に良くしてもらったし
励ましてもらいました。
だから、
何かしらでK社長に恩返ししたかった。
そうしたら
良い事務所物件が見つかって
さらに家賃まで下げてくれて。
結局、
恩返しどころかさらに恩恵を
いただいてしまいました。
対して2件目の、
不満を持っていた物件のときの不動産屋さんには、
正直恨みつらみを感じています。
そこには2度と頼むつもりはありません。
その不動産屋さんは、
町で一番古く扱っている物件も一番多いため、
特に努力しなくても困らないのでしょう。
それが社風となって表れていました。
最後は敷金を返してもらえなくて
内容証明まで打ちました。
返さない言い訳を
物件オーナーさんのせいにしていました。
今回は
今の町を出ていかなくてはいけません。
ということは、
K社長に仲介をお願いするわけにいきません。
今の事務所の解約をお願いしに行ったとき、
まだ恩返ししきれていないのにと
なんとなく申し訳なく感じていましたが、
K社長から出てきたひと言は、
「あんたはエラい、
 本当によく頑張っているね、
 すごいよ」
でした。
気持ちよく送り出してくれたのです。
こういうステキな人のビジネスが
もっとうまくいく世の中にしたいと
切に感じたできごとでした。
今の町に引っ越してくる人や
引越したいという人には
必ずK社長の不動産屋さんを
紹介するようにしています。
●
世の中の成功者は、
どんな人たちなのでしょう。
何を持って成功とするかは
議論の余地があるとして、
今読んでいる本には
次のようなことが書いてあります。
人間には3種類いる。
「ギバー」「テイカー」「マッチャー」だと。
「ギバー」は人に惜しみなく与える人、
自分の利よりも相手の利を多くしようとする人。
「テイカー」は
自分の取り分しか考えていない人、
真っ先に自分の利益を優先させる人。
「マッチャー」は
自分と相手の利を釣り合わせようとする人。
損得のバランスを考える人。
さて、
この3種類のタイプの中で、
もっとも成功して「いない」人は
どのタイプかわかりますか?
それは「ギバー」なんです。
ギバーはテイカーに比べて
平均年収が14%低く、
犯罪にあうリスクは2倍だそうです。
ちょっと切ないデータですよね。
では、
もっとも成功しているのは
3種類のタイプのうちどれか。
実は、
これも「ギバー」なんだそうです。
販売業で調査したときのデータだと、
売上の一番悪い販売員はギバーを示す
テストの得点が25%高いそうですが、
売上トップも同様だそうで、
テイカーやマッチャーより
平均50%年収が多かったそうです。
テイカー、マッチャーでも
成功することは可能ですが、
そこそこの成功にとどまり、
大きな成功を手にするのは
ギバーである可能性が高い、
と本にはあります。
K社長はまぎれもなくギバーです。
そして、
私がキライな不動産屋さんはテイカーです。
さらに言えば、
そんな不動産屋さんに腹を立てている私は、
おそらく「マッチャー」です(汗)。
K社長を見習って
早くギバーになりたいと思います。
ちなみに
ビズアップの無料提案は
「先義後利」の考え方に基づいています。
お客さまに最適な提案をできれば
利益は後からついてくると考えています。
これに関してはよく思いついたと
独立当初の自分を褒めてあげたいと
思っています。
ビズアップの無料提案モデルは
さんざん競合にパクられましたが、
どこの競合も消えてしまいました。
それはおそらく根底にある
考え方やふるまい、在り方までは
ライバルは真似していなかったから
ではないかと推測します。
ディレクターが安心して
お客さまの立場に立って仕事ができる、
そんな環境を会社が社員にギブできるか、
それが大事なのではないかと考えており、
今回の事務所移転も
やはりそれなりに大金がかかりますが(汗)、
大事なことだと考えています。
ただ、
それで社員に見返りを求めてしまうと
テイカーやマッチャーになってしまいますが。。。
さて、
話が昔話や不動産屋さんの話や
本で読んだことやとフラフラしましたが、
お付き合いいただきありがとうございました。
今回の事務所移転では
いろいろなことを試したいと思います。
たとえば、
それでご依頼の数は増えるのか、
採用面で何か良いことは起こるのか、など。
7月ころに採用面接をしていたとき、
事務所の場所と見た目から、
目の前まで来たのに面接を辞退する人がいました。
事務所に
お越しいただいたことのあるお客さまにも
同じ不安を感じさせてしまったかもしれません。
大阪支店についても、
前述のように今はまだマンションの一室です。
ビズアップのホームページを見て
私やビズアップのことを好きになって
ロゴを依頼してくださったお客さまに
以前言われたことがあります。
すごい期待値が高かったのに、
大阪支店に行ったときに
ビルの雰囲気が暗くて不安に思った、
もし出迎えてくれたのが
寺本さんじゃなかったら
おそらくキャンセルしていたと思う。
私は寺本に助けられたと感じました。
スタッフにそんな思いは
もうさせたくないとも思いました。
今回の事務所移転は
そんな想いも入っています。
なので、
引越してみてどういう良い
フィードバックがあったかは、
またこのメルマガでお話させていただきます。
きっとお役に立てる内容になると思います。
それでは最後に
新事務所の住所やご連絡先をお伝えして
終わりにしたいと思います。
【株式会社ビズアップ 新事務所】
※10月31日(月)より稼働
【新オフィス住所】
〒151-0072
東京都渋谷区幡ヶ谷1-21-7 ART-1ビル2F
【電話&FAX】
新電話番号:03-5738-8265
新FAX番号:03-5738-7659
※
電話番号、FAX番号ともに変わります!
ご注意くださいませ!
あ、
それと私が今読んでいる
「ギバー」の本はこちらです。
ご興味があれば読んでみてください。
Amazonに飛びます。
→ http://amzn.to/2e5YidP
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
--------------------------------------
どんなことでもお聞きください!!
★デザイン無料相談フォームはこちら!
→ http://bit.ly/FOETmu
・お客さまの声 映像版!
→ http://bit.ly/1zoPxPe
・ビズアップFacebookページ
→ http://on.fb.me/tat0VW
・代表津久井Facebook
→ http://on.fb.me/xw0ezH
・ビズアップtwitter
→ http://bit.ly/xG4wHW
--------------------------------------
※メルマガやビズアップサービスについての
お問い合せはこちらまでお気軽にどうぞ。
雑談レベルで構いません!
【連絡先】
・お電話:03-5876-8656
   担当:津久井
   受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
   津久井宛
   24時間メール受付中

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

メールマガジン登録はこちら

メールアドレス(必須)
会社名

ご依頼・ご相談・
各種お問い合わせは
こちらです

インターネットの手軽さを最大限に活用しつつ、インターネットのデメリットである「顔が見えない・声が聞こえないやり取り」を極力排除した「出会いはデジタル、やり取りはアナログ」が私たちの目指すサービスです。ご依頼やお問い合わせは以下のフォーム、またはお電話で可能です。

お電話でのご依頼・
お問い合わせ

受付時間 10:00~18:00

0120-65-37-65

フォームからのご依頼・
お問い合わせ

24時間受付中

ご依頼・ご相談フォームはこちら

トップへ戻る