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2017年03月17日 メールマガジン 所感 【第373回】つながりすぎた世界

2017年05月26日掲載開始

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz



福岡におります。


福岡には火曜日の夜から入りました。木曜日、金曜日と福岡でセミナーを受講するのが本来の目的なのですが、もうひとつ目的があります。


自分の時間を確保して重要だけど緊急ではない仕事をするためです。


実は、本日はまだ水曜日。このメルマガは金曜日に自動配信されています。火曜日の夜に福岡に入ったのは、重要だけど緊急ではない仕事を水曜日一日ホテルにこもってするため。


しかし、金曜日はセミナーでメルマガを書けないので時間を使って水曜日に書いているというわけです。誰かと呑みに行く約束もせず、ひたすらホテルにこもる。さすがに疲れますけど。そして、重要だけど緊急ではない仕事はまだまだてんこ盛りなので1日こもったくらいでは消化できませけど。


ずっとパソコンに向かっているのはしんどいですね。来月も最低でも1日はどこかにこもる日を確保しようと思っています。


さて、そんな仕事の合間を縫って書いているこのメルマガ。本日はデザインの話でもブランディングの話でもなく、所感です。


題して、「つながりすぎた世界」です。


つまらないかもしれないし、人によっては気持ち悪い話かもしれませんので興味がなければ読み飛ばしてくださいね。


●
私は1976年生まれです。


1976年は今からおよそ40年前、昭和51年です。子どものころと今とでは、当たり前なのですがさまざまなことが違います。


当時は携帯電話もありませんでした。パソコンはあるにはありましたが今のようなものではありませんでした。車や電車は走っていました(当たり前だろと言われそうですが)。関越自動車が全線開通したのは1985年だそうですね。私の実家は関越練馬インターのすぐ近くで、新潟には親戚もいます。子どものころ、関越が開通して便利になったと新潟に行く車中で両親が話しているのをうっすらと記憶しています。


新幹線は
東京オリンピックの前に開通しましたが、
博多駅まで延伸したのは1975年だそう。
のぞみの登場は1992年で、
東京ー大阪間を2時間半で結びました。
そうそう、
飛行機の存在も忘れてはいけません。
なにが言いたいかというと、
「つながった」ということです。
車や道路、電車、飛行機は
物理的にさまざまなものを
高速でつなげることを可能にしました。
これにより、
人の移動も物の移動(物流)も
劇的に早く低コストになりました。
今では、
24時間あれば世界の大抵の場所に
到着できます。
一昔前であれば、
人間が一生かかっても
移動できなかったかもしれない
場所に行けるわけです。
大昔であれば、
何世代もかけて命をつないで
やっと到達できた場所です。
単純にこれは
ちょっと恐ろしいことのような気も
個人的にはしています。
もちろん、
現代の恩恵にあずかっているので
私は今こうして福岡でメルマガを
書いているのですが。。。
この「つながる」という現象は
言うまでもなく世の中を便利にしました。
とてもすばらしいことです。
しかし、
いくらかの犠牲も払っていると思います。
たとえば、
物流はスピードと低コストを
実現することができました。
それにより、
資金が潤沢な運送会社が
強者の戦略を使って
シェアを獲得しました。
私の両親は
家庭配置薬業を営んでいました。
「富山の置き薬」というやつです。
これは今思うと
「つながっていないから成り立つ商売」
だと思います。
すぐに薬を手に入れることができない、
でも今すぐに熱を下げたい、怪我を癒やしたい。
こんなニーズにより成り立っていました。
人の移動、物の移動が容易になった世界では
家に薬など置いておかなくても
必要なときにすぐに買いに行けます。
置き薬業界は、
業界一位の富士薬品ですら
ドラッグストアを出店するに至っています。
たとえが貧弱で恐縮ですが、
つながりすぎた世界では
「大きいものが勝つ」という原理が
どうやら働きそうな気がしています。
小さいものを
潰したり吸収したりすることで
どんどん膨張していくイメージ。
しかし、
この世の経済活動は個人的には
生態系と同じだと思っています。
強い、大きいからといって
いつまでもそのままでいれるとは
到底思えないんですよね。
ちなみに、
「グローバル化」という言葉があります。
世界水準とか、
世界に向けて大きく広げることを
意味する言葉です。
でも、
昔ある人に聞いたことがあるのですが、
「グローバル」とは「平準」という意味があり、
グローバル化は平準化するという意味でもあると。
たとえば
アメリカや日本は一昔前は
経済大国でした(今もかもしれません)。
しかし、
日本で言えば物価は上っても
給料はなかなか上がりません。
だって、普通に考えて
バブルのころからGDPも
大して上ってませんし。
経済が成長していないなら
給料だって上がるわけがないです
(経営者として言い訳している
 わけではないですよ 笑)
代わって急成長を遂げているのが
中国や東南アジアですね。
これは、
日本やアメリカが衰退したとか
中国や東南アジアが成長した、
というよりも
世界的に
平準化してきているのでは
ないかと思います。
何が言いたいかというと、
「つながりすぎたから」です。
もうひとつのつながりすぎた代償は、
「低コスト化」でしょうか。
安く物をつくる、調達することができれば、
当然売価を下げて売れれば儲かります。
しかし、
売価を安くできるのは
強いもの、大きいものだけです。
なぜ中国や東南アジアが成長したか。
「安いから」です(ただの経済格差ですけど)。
つながりすぎた世界では
最終的には大きな1〜3つのものに
集約されてしまうと思います。
たとえば携帯電話会社は
ドコモ、ソフトバンク、auの3つに
ほぼ集約されました。
地方に行けば
イオンのような巨大モールが
近隣の小さな商店を潰していきます。
つながりすぎた世界では、
1〜3つくらいしか必要ないのではないか、
その他は不要になるのではないか。
中間業者がどんどんなくなっているのも、
つながりすぎたからなのは間違いありません。
それにより
仕事につけない人も増えていると思います。
ちなみに、
沖縄に行くとスーパーは地元の企業、
売っているものも日持ちがしないものは
地元の企業の製品です。
これは
「つながりきっていない」からです。
沖縄のことをバカにしているわけではなく、
ビジネスをしている人なら小さい会社でもそこに
商売のチャンスがあることに気づくと思います。
●
さて、車や電車、飛行機など
物理的なつながりのお話をしてきました。
そして、
最近はつながりすぎだと話しました。
しかし、
歴史を遡ってみると、
もっと昔に世界をつなげたものが
あると考えています。
しかも
それは物理的につなげるものではない。
何かというと「お金」です。
金本位制が名目化され、
実質「信用」になったときに、
世界は
つながってしまったのではないか。
つながりすぎの世界がはじまって
しまったのではないかと思います。
それにより、
大きいものが小さいものを制する
時代になってしまったのかと。
近代の戦争のきっかけや理由は
基本的には経済的なものです。
建前はさておき。
つながる世界、
表向きにはステキな響きがあります。
しかし、
なぜつながる必要があるのか。
個人の利便性を置いておいて
もう少し大きく見てみると、
・ひとり勝ちしたい
という背景が
ありそうな気がしています。
大きいものがひとり勝ちするには、
つなげてしまったほうが
効率的なのではないかということです。
さて、
ここ数年でさらに世界を
つなげてしまったものがあります。
インターネットです。
ネットは便利です。
というかもはやインフラです。
私も当然毎日使っています。
ビズアップが商売をできるのも
ネットで多くの人とつながっているおかげです。
デジタルネイティブ世代が
それなりの年令になってきました。
今は異性と付き合いたいときも
LINEで告白したりするそうですね。
私の時代は携帯すらありませんでした。
好きな娘の家にドキドキしながら電話して
お父さんが出て超ビビる、みたいな
情緒的な(??笑)できごともないようです。
ネットなんてなくても毎日楽しかったのに。
都市伝説的な気持ち悪い話で恐縮ですが、
もし誰かがわざと「つなげてしまえ」と考えて
インターネットが登場したのだとしたら。
そら恐ろしさを感じるのは私だけでしょうか。
いずれひとつに集約されていく世界。
日本も基本的には
東京一極集中の国ですね。
もちろん大阪や福岡、
その他にも経済的に発展している
都市はあります。
でも、
そういった都市の会社が
東京進出を目指す時点で、
東京に集約される現象は
実際に起こっていると言わざるを
得ないと思います。
それにより、
地方は過疎化がさらに進んでいき、
切り捨てられたに近い地域もあります。
つながりすぎた世界は
本当に人間を幸せにするのでしょうか?
●
しかし、
どう考えてもこれからも
つながることは止まらないでしょうし、
多くの人がそうであるように
私個人もつながらないわけには
いきません。
たまにテレビで
仙人みたいな暮らしをしている人を見ると
つながらなくても生きることは
できるんだとは思いますけど。
昔、理科で習った作用反作用の法則は
物理的な法則に限らない話だと思っていて、
いくら効率化のために
ひとつに集約される世界だとしても、
必ずそうではない力も働くと思います。
それは、
「つながらない」ということではなく
「違うつながり方をする」といったほうが
正しいかもしれません。
経済のためのつながりであれば、
そこには必ず「お金」が介在します。
しかし、
お金ではないつながり方が
またなされていく時代がくるのではないか、
来てほしいと願っています。
今日、
ホテルでテレビを見ていたら
福岡の大牟田市のシャッター商店街の
話が出ていました。
そこの若手不動産会社社長は、
地元の建築士さんと組んで
シャッター商店街を昔のように
復活させたいと活動しています。
具体的には、
建築士さんの指導のもと、
DIYで店をつくるという活動です。
つまり、
自分たちで内外装の工事をするわけです。
しかも、
そこには多くの人が
ボランティアで参加。
3日で100人の人が
店舗づくりに協力したそうです。
なぜ、
ボランティアなのに多くの人が
店づくりに協力したのでしょう。
個人的には
新しいつながり方の
一形態なのではないか、
と考えています。
便利ということでいえば
チェーン店やショッピングモールにいけば
済むはずです。
そして、
よっぽど安い価格で商品やサービスを
手にすることができるはずです。
小さいもの、大きいもの、
という分け方が正確はわかりませんが、
小さいものは生存のために
進化を遂げる必要があります。
これは反作用のひとつではないか。
そして、
やはり大きいもので満たされた世界で
小さいものを求める人も出てきていて、
これも反作用のひとつだと思います。
世界がつながりすぎたから
これらの現象が起こっているとしたら
つながりすぎることも必ずしも
悪いことではないのでしょう。
前述のとおり、
つながる理由は「効率的だから」です。
しかし、
以前のメルマガでもお話しましたが、
人間関係は効率化してはいけない、
非効率であるべきだという持論があります。
だとすると、
つながりすぎた世界に違和感を
感じはじめる現象がそろそろ
起こっても良い気がします。
ちなみに、
今もテレビをつけながら
このメルマガを書いています。
福岡のローカル情報番組です。
もしこれも
東京のキー局の番組しか
放送していなかったとしたら。
つまり、
ここもつなげてしまっていたとしたら、
と思うとちょっと怖いものがあります。
それこそ
情報操作なんてカンタンに
できてしまうでしょうし。
ひとつに集約されていくというのは
多様性がなくなっていくことです。
そう考えると、
なぜ大きなひとつに集約されるのが
個人的に怖いと感じているかというと、
多様性を受け入れない世界に
なってしまうからなのかもしれません。
その世界では、
価値観もひとつしかない世界です。
誰かに選ばれようとする必要もないし
その人、その会社「らしさ」など
表現する必要がない世界です。
つまり、
ブランディングが必要のない世界。
あなたがあなたでなくても良い世界。
誰でも取り替えが利く世界。
つながりすぎの向こうには
こんな世界が待っているのかもしれません。
何が言いたいのかよくわからない
気持ち悪い話になってしまいましたが、
たまにはこんな話もよろしいかと。。。
今回はここまでです!
津久井
好評いただいてます。
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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