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2020年11月13日 メールマガジン 所感 【第551回】知覧の特攻隊員とコロナウィルスの話

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
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日本はどうなるのでしょうか?

いきなりとんでもないイシュー(≒問題提起)から切り出した今日のメルマガ。

なんでこんな大きなイシューをいきなり掲げたかというと、先日経営者の研修旅行で

  • 鹿児島 知覧

に行ったせいかもしれません。

ご存じの方も多いと思いますが、知覧は太平洋戦争のときに「特攻隊」が爆弾を積んだ飛行機で敵艦に突撃するための飛行場があった場所です。

ここの資料館にある写真や隊員たちの遺書など、涙なくしては見れません。

そこで考えさせられたのが「使命感」でした。

アメリカ大統領選挙、新型コロナウィルス問題、明らかに違和感があると感じるのは私だけではないはずです。

もしあなたが何も違和感を感じていないとしたら、国にとってはとても優秀な国民です。

GHQが提唱したと言われる「3S政策(スクリーン、スポーツ、セックス)」が見事にハマっている証拠です。特に「スクリーン(メディア)」。

ここ最近のテレビは見ていると腹が立ちます。なのでほとんど見ていませんでした。

ただ、アメリカ大統領選挙のことをメディアがどのように報道するかが気になって、昨日朝のワイドショーを見ました。

ひどい有様でした。腐っていると感じました。

 


テレビではトランプさん側の「バイデン氏の不正」について、「デマ」だとばっさり切り捨てていました。しかも「どこぞの州知事がそう言っているから」とか、どれも不正がないという根拠としてはあまりにも貧弱な情報だけで押し切っていました。

テレビしか見ていない人は本当に気づいていないと思います。トランプさんがイチャモンつけているだけだという印象操作に見事にハマっていると思われます。うちの両親なんかモロにそうだと思う(悲)。

しかし、こういった情報も出ています。

元のツイートはこちら

ただのデマで政府の報道官が正式にコメントをするでしょうか?日本だったら大臣とか官房長官とかのコメントですよね。それを無視するメディアを信用できるでしょうか?

不正があったかは確かにまだわからない。しかし状況証拠は出てきている。一般市民からしたら、トランプ派だろうとバイデン派だろうと、不正があったかどうかをきっちり検証することで損する人はいないはずです。バイデン氏が不正を働くような人物だったら、支持している人だってイヤなはずです。そしてバイデン氏は身の潔白を証明すればいいだけです。真実が明るみになって困る人は、本当なら誰もいないはずです。

そして、不正を働いたか以上に腹が立つのがメディアの姿勢です。日本はメディアを解体しないとおそらく地獄のような国になると思います。

正しいことを伝える、フェアに伝えるという「使命感」を持っている人間は、もはやメディアで働いている人の中にはいないのではないでしょうか。

トランプさんが勝つかバイデン氏が勝つかよりも(もちろんトランプさんに勝ってほしいけど)、メディアが本当のことを伝えないということのほうが日本にとっては本当に深刻な問題です。

新型コロナウィルス問題にしても同じです。「コロナが怖い」という人、「いや怖くない、経済が大事だ」という人、どちらもいます。しかしどちらのスタンスであろうと、メディアが本当のことを伝えなくていいと思っている人はひとりもいないはずです。真実をひた隠しにしようとする一味を除いては。

元TBSアナウンサーで現在はフリーランスで活動している小林麻耶さんが、TBSの朝のワイドショー番組を突然降板させられました。「今日から番組には出ないでください」というくらい急な話だったようです。

メディアでは本当の理由は語られていないと思われます。「本当の理由かはわからないがこれのせいじゃないか」と言われていることがあります。あくまでひとつの情報として受け取ってください。

元のツイートはこちら(動画もあります)

そうです。バイデン氏の批判を生放送でしてしまったせいで降板させられたのではないか、という話です。真実はわかりませんが、情報としては抑えておきたいポイント。

ちなみに小林麻耶さんはやんわりとバイデン氏を批判していますが、それよりはるかにヤバイデンなバイデン氏の動画や画像(笑)は、ネットを検索すればたくさん出てきます。

 


知覧の若者たちは、強い「使命感」を持っていました。

その命の使い方が正しかったかどうかは私にはわかりません。しかし、魂が大きく揺さぶられたことは間違いありません。本当にピュアで強い使命感は命を投げ出すことさえいとわない。それは尊敬というより畏敬の念かもしれません(太平洋戦争が正しかったか間違っていたかという議論ではありません)。

今でも資料館で見た映像の一場面を思い返すと涙ぐんでしまいます。

知覧の飛行場を飛び立った後、編隊を組んだ飛行機が開聞岳(かいもんだけ)を一周することで、知覧の人、日本、友、そして両親や兄弟、恋人に別れの挨拶をして650km先の沖縄に向かっていく。その様子を知覧の人たちは地上から見上げ、深くお辞儀をするのです。

飛び立った青年将校たち、基地に残る隊員たち、知覧の人々、残された家族、そのときのさまざまな人の感情に思いを馳せるならば、今のメディアに携わる大多数の人間は控えめに言って腐っています。

知覧へはバスガイドさん付きで行ってきました。このバスガイドさんがめちゃめちゃ優秀でした。

明るい人柄、ユーモアのセンス、聞き苦しくない声と話のスピード、絡みづらいであろう経営者9人(苦笑)との会話の切り返し。鹿児島市内から知覧につくまでのバスの中は明るい雰囲気でした。

そして知覧の博物館を見学し、バスがまた鹿児島市内へ戻るときの車中、バスガイドさんがおもむろに話しはじめました。

そのバスガイドさん、小さいころに両親を亡くしてしまったそうなんです。しかもお母さん(お父さんはたしかもっと前に亡くなっていた)が亡くなった理由が、水害と避難所生活でした。

奄美大島出身のそのガイドさんは、豪雨に襲われて避難所生活を余儀なくされました。もともと体の弱かったお母さんは避難所生活で体調を崩し、そのまま戻らぬ人となってしまったそうです。

その時のガイドさんの感情は「なんで私だけこんなひどい目にあわなければいけないんだ!」だったそうです。

ところが、成人してからだったかその前後か忘れましたが、知覧に行くことになり、そこでやはり博物館で衝撃を受けたそうなんです。

そして思ったそうです。「残された人間より、残していく人間のほうがつらい」と。

そこからバスガイドになり、当時の話などを独自に取材をはじめたそうなんです。

実はこのバスガイドさん、本業はバスガイドではありませんでした。なんと司法書士事務所で事務員さんをされているそうなんです。そしてフリーランスでガイドの仕事をされているそう。

お金のためにバスガイドの仕事をしているならば、独自に取材を行ったりはしないでしょう。本業ではないのにパーフェクトなガイドをしてくれたバスガイドさん。やはりここにも強い「使命感」を持った人がいたのでした。

ガイドさんとお別れする際には「次回また来たときに指名させてくれ!」と全員が名刺交換しました。空港へ向かうバスの外で私たちを見送るガイドさんに、いい歳こいたおっさん全員が子供のようにバスの中から大きく手を振りました。

 


先日、我が家でこんなことがありました。

普段より少し冷える朝、次男(小5)がヨメに「今日何を着たらいい?」と聞いたのです。それを聞いていた私はすかさず言いました。

「自分で考えろ!」

自分で考えて、暑かった、寒かった、大丈夫だった、こういった経験をしなければ、考える力はおろか自分で自分の行動の責任を取る力すら育まれません。

日本の学校では「考える力」ではなく「覚えること」を教えられています。

これはめちゃくちゃ危険なことです。その結果が今のコロナ騒動です。マスクは「思考停止の証」です。なぜ自転車に乗っているとき、外を歩いているときにもマスクをするのでしょう?そんなんで伝染るなら、飲食店はクラスターだらけです。

テレビを見ても「あれ?おかしいな?」と考えることができず、データを読み解こうともせず、与えられた情報はまるで教科書かのように信じ込みます。

ちなみに私は基本的には人とトラブルになりそうなとき以外はマスクをしていません。もっとも髪型がモヒカンなので誰も絡んできませんが(汗)。

他人にマスクを強要する人で、「使命感」でそれを言っている人はほとんどいないと思います。「みんなしているんだからすべきだ」はただの「思考停止」であり、「使命感」とは対極のものだと思います。戦中に「非国民だ!」と他人を糾弾していた人間と何ら変わりません。知覧から飛び立った青年たちの死を「当たり前だ」と思っていたのではないでしょうか。私たちはあの戦争から何を学んだのでしょうか?

「じゃあ、そんな大層なことを言うお前の使命感とやらは何なんだ?」

と言われそうです。ビジネス上の使命(ミッション)があるのはもちろんですが、あえて言うならば「次の世代へきちんとバトンタッチする」ことでしょうか。

昨日、お客さまと食事しました。そのお客さまもまったく同じことを言っていて、「自分の使命感は子どもに帰属する」ということでした。

しかし、世界を、環境をコントロールすることは並大抵のことではできません。

私ができることは「自分で考える力」を身につけてもらうこと。子どもたちには「良い学校に行かなくてもいいから、勉強ができなくてもいいから、サバイバル能力だけは身につけておけ、勉強ができるだけのバカにはなるな」とよく話しています。その根底にあるものが「考える力」だと私は思います。

そうすればどんな時代になっても構わないというか、あとは子どもたちを信じるのみです。考える力さえあれば、彼らがどんなことに使命感を感じ、その命をどう使うかは問いません。

このコロナ騒動の本質を見抜けずメディアの言いなりになった大人ばかりの世界で、それを見た自分の子どもたちが本当に考える力を手に入れることができるのでしょうか。「世界はすばらしいぞ」と言って次の世代にバトンタッチすることが本当にできるのでしょうか。私は今、生きてきた中でもっとも危機感を感じています。

最後に、バスガイドさんが話してくれた言葉は次のようなものでした。

「知覧の青年将校たちの死は果たして犬死だったのか、それはこれからの未来で決まります」

私たち大人は今、何ができるでしょうか。今こそ使命感を持って「考える」ときではないでしょうか。

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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