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2020年11月20日 イベント開催 メールマガジン ロゴデザイン 【第552回】今年を表すのはどんなロゴ??ロゴマークオブ・ザ・イヤー2020のお知らせ!

こんにちは。

ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz


先週のメルマガは賛否両論でした。わかってはいたのですが。。。

「主張が強すぎる、今までは仕事の役に立っていたのに残念」という方もいれば、「まったくもってそのとおり、応援します!」という方も。。。

人をコントロールしようと思ったらインプットを偏らせればカンタンです。「知られたくないことを教えない」ようにすればいい。それが今の日本の教育に如実に表れています。メディアでもそれがはびこっています。

「知らない」ということはブランディングにおいても重要です。

実は商品やサービスをいかにすばらしいものに仕立てようと、「そもそも知られていない」ということが往々にしてあります。知ってもらうだけである程度売れていく、というケースは思った以上に多い。

「これは本当なのか?」
「本当はどうなんだろう?」

というクリティカルシンキングができない人が今の日本には多すぎて。。。

これでは自分の命をなげうって家族を、仲間を、国を守ろうとした人たちに申し訳が立たないよね、というのが先週のメルマガの内容でした。

ひとつだけわかってもらいたいこと。

世界は今、大転換期にいます。今の自分の行動、人々の行動が大げさではなくこのあとの世界を方向づけます。できることだけでもいい、小さい声でもいいので挙げていきたいものですね。

さて、11月も半ばを過ぎまして。。。

相変わらず世間はコロナコロナ。みんな思考停止。日本人、大丈夫か?というまま年を越しそうですが、今年もコレの季節がやってまいりました。

「ユーキャン流行語大賞」

先日、今年のノミネート作品が発表されました。「言葉と画(え)」を扱う会社の者としてやはりこのイベントの結果は気になります。

今年のノミネート作品30語は以下のとおりです。

No.01 愛の不時着/第4次韓流ブーム
No.02 新しい生活様式/ニューノーマル
No.03 あつ森
No.04 アベノマスク
No.05 アマビエ
No.06 ウーバーイーツ
No.07 AI超え
No.08 エッセンシャルワーカー
No.09 おうち時間/ステイホーム
No.10 オンライン◯◯
No.11 顔芸/恩返し
No.12 カゴパク
No.13 鬼滅の刃
No.14 クラスター
No.15 香水
No.16 GoToキャンペーン
No.17 3密(三つの密)
No.18 自粛警察
No.19 Zoom映え
No.20 総合的、俯瞰的
No.21 ソーシャルディスタンス
No.22 ソロキャンプ
No.23 テレワーク/ワーケーション
No.24 時を戻そう(ぺこぱ)
No.25 NiziU(ニジュー)
No.26 濃厚接触者
No.27 BLM(BlackLivesMatter)運動
No.28 PCR検査
No.29 フワちゃん
No.30 まぁねぇ~(ぼる塾)
※「ユーキャン流行語大賞のページ」より引用

うーん、正直ピンとこないというか。。。ピンとこない理由はいかの2つです。

  • そもそも知らない、そんなの流行ったっけ?
  • 知っているけどそれ流行語か??

前者は多分に「歳をとったからアンテナが鈍っている」という可能性もございますが、それにしても個人的には今年は例年よりも「ピンとこない」というのが正直なところ。

本来なら東京オリンピックが開催されて、もっと楽しくてアクティブな1年だったはず。。。だけどもコロナのせいで流行語大までなんだかしょんぼりしているような。。。

ちなみに昨年の流行語大賞ノミネート作品はどうだったのか、時を戻してみましょう(笑)

No.01 あな番(あなたの番です)
No.02 命を守る行動を
No.03 おむすびころりんクレーター
No.04 キャッシュレス/ポイント還元
No.05 #KuToo
No.06 計画運休
No.07 軽減税率
No.08 後悔などあろうはずがありません
No.09 サブスク(サブスクリプション)
No.10 ジャッカル
No.11 上級国民
No.12 スマイリングシンデレラ/しぶこ
No.13 タピる
No.14 ドラクエウォーク
No.15 翔んで埼玉
No.16 肉肉しい
No.17 にわかファン
No.18 パプリカ
No.19 ハンディファン(携帯扇風機)
No.20 ポエム/セクシー発言
No.21 ホワイト国
No.22 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
No.23 ○○ペイ
No.24 免許返納
No.25 闇営業
No.26 4年に一度じゃない。一生に一度だ。
No.27 令和
No.28 れいわ新選組/れいわ旋風
No.29 笑わない男
No.30 ONE TEAM(ワンチーム)

あ、昨年も何気にピンとこないですね(笑)。そんなもんだったか。これはますます「加齢によるアンテナ劣化説」が有力かもしれません(汗)。

ちなみに昨年はこんなふうにカテゴライズできたっぽいです。

  • 災害に絡むこと(関東でも多摩川が氾濫するほどでした)
  • ラグビーワールドカップに絡むこと
  • 消費増税や支払いに関すること
  • 新元号令和に関すること

で、大賞を獲ったのは「No.30 ONE TEAM(ワンチーム)」でした。ちなみに昨年のワタクシはメルマガで、

やはり大賞は「令和」なんですかね。もしくはキレイなところで「ONE TEAM(ワンチーム)」とか。個人的には「ワタクシ、ホワイト国の上級国民です」とか言ってみたい(冗談)。

と予想。ちょっとだけ当たりました(笑)

ところでこの時期の定番といえばユーキャン流行語大賞以外にも、

  • 日本レコード大賞
  • 日本有線大賞
  • 日本カーオブザイヤー
  • ロゴマークオブザイヤー

などなど、さまざまなショーレースがありますね。

え?最後の「ロゴマークオブザイヤー」は知らない?なんと!それは驚きです。

 

●ロゴマークオブザイヤーとは?概要、歴史

ロゴマークオブザイヤーはあの日本一のロゴ専門デザイン会社ビズアップがはじめたイベントです(笑)。

その歴史は「まあまあ」あり、2010年からはじまって今回でなんと11年目!!

でも、ロゴに優劣をつけるなんてそもそもできません。だって、そのお客さまごとにさまざまな想いや感情が入ってできあがった大切なものだから。

起業当初からショーレース系のイベントをロゴの業界でもやりたいと思っていましたが、この部分がボトルネックになってどうしてもできませんでした。

そんな時、ビズアップ代表の津久井氏に(私のことですけど。。。)アイデアの神が降りてきたといいます。

「その年の世相を表すロゴを決めればいいんだ!」

その年にあったできごとから、その年の風潮、世相、または来年に向けての願いなどを導き出してそれに近いロゴを決めればロゴそのものの優劣ではなく近いか近くないかという評価基準ができる、というアイデアを思いついたと(当時の)津久井氏はいいます。清水寺の「今年を表す漢字一文字」に近いですが。。。

概要はこんな感じです。

  • 2020年に作成させていただいたロゴのみが対象。
  • 5部門を設定。デザインの優劣を競うものではなく、テーマにあったロゴはどれかを選ぶ。たとえば「元気がでるロゴ部門」などを設定し、もっとも元気がでるイメージのロゴを選定。
  • 一般の方300名程度にWEBリサーチをかけて選定

発表は毎年、年内最後のメールマガジンで行っていました。しかしそれだと遅すぎることがわかりました。年末すぎてメディアに取り上げてもらう機会を逸してしまうんです。

そこで昨年から12月中旬のメルマガにて発表、しっかりとプレスリリースを打っていくようにしています。御社のロゴがメディアに取り上げられるかも!

ロゴマークオブ・ザ・イヤーはお客さま側にしていただくことは一切なく、費用を徴収するということもまったくないです。

ちなみに、2010年にこのアイデアを思いついた時点では、「ベストロゴ大賞」という仮称でした。

なんだかしっくり来ないなー、もっといいショーレースのネーミングがあったはずだなーと思ったとき、日本カーオブザイヤーを思い出して「これだ!」と直感しました。はい、「パクリ」と言われてしまうとそうかもしれません。

で、ちょっと不安になりましたがネットで調べると「〜〜オブザイヤー」は他にもいろいろありました。というわけで定番の言い方ということでどうぞよろしくお願いいたします(笑)。

さて、なぜこんなことをお金をかけてまでやるのか、という疑問を持たれるかもしれません。

はじめは単純に「面白そうだから」という理由でした。いまでもそこから大きくはずれていません。でも、面白そうというだけではここまでやるモチベーションにはなりません。

で、私が大事にしている考えがあります。それは、「日本一だったらどう振る舞うか?」というものです。

自分が日本一の◯◯だったらどうするか。どんなことを言うか、どんな行動を取るか。これってとっても大切な考え方だと思います。本当に日本一になる前でも全然OK!日本一として考え、振る舞うことが大切!

だからこのイベントも日本一だったらやるしかないでしょ!と思っています。

そして、もうひとつ大切なのが「つづけること」だと思っています。毎年年末は社内も忙しいですが、そこはみんながんばって準備をしてくれています。

 

●ロゴマークオブ・ザ・イヤー、2010年からの流れ

ここで、過去のロゴマークオブザイヤーを振り返ってみたいと思います。各年に何があったかも思い出してもらえてちょっと楽しいと思いますよ。

★ロゴマークオブザイヤー2010

  1. <元気が出るロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも元気で明るいと感じるロゴ

  2. <癒しややさしさ、平和を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも癒しややさしさ、平和を感じるロゴ

  3. <華やかさを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも華やかさを感じるロゴ

  4. <アツさを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、情熱的だと感じるロゴ

  5. <新世代を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、先進的、新世代的だと感じるロゴ

初のロゴマークオブザイヤーは右も左も分からない状態でしたがなんとかやりきりました。

この年はサッカーワールドカップや上海万博、バンクーバーの冬季オリンピックなどがありました。お祭りごとの華やかさから「華やかさを感じるロゴ部門」が設定されました。

一方、中国の尖閣諸島問題や北朝鮮の韓国砲撃事件など軍事的緊張の高まるできごともありました。「癒しややさしさ、平和を感じるロゴ部門」はそんな世の中に対する願いから設定されました。

ちなみにこの年は歴史的猛暑で清水寺の一年を表す漢字一文字も「暑」だったようですね。「アツさを感じるロゴ部門」が設定されたのはそのためです。

結果は旧サイトにアップされていたため、ページが削除されてしまいました。お見せできず申し訳ありません。。。

★ロゴマークオブザイヤー2011

  1. <温かみ・癒しを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも温かみ・癒しを感じるロゴ

  2. <つながりを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっともつながりを感じるロゴ

  3. <技術力を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも技術力を感じるロゴ

  4. <女子力を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも女子力を感じるロゴ

  5. <洗練・美しさを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも洗練・美しさを感じるロゴ

この年はなんといっても「東日本大震災」につきます。我々のお客さまでも被災された方々が大勢いらっしゃいました。

「温かみ・癒やしを感じる」
「つながりを感じる」

といった部門はまさに東日本大震災が起きてしまったことで逆説的に人と人との関係が見直されたという点から設定されました。

また、東日本大震災で日本全体の気持ちが沈む中、元気を与えてくれた象徴的なできごとがなでしこジャパンのサッカーワールドカップ優勝という快挙でした。「女子力を感じるロゴ部門」はまさになでしこの優勝があったからこそ設定された部門です。

そして、「洗練・美しさを感じるロゴ部門」は我々が尊敬するアップルのスティーブ・ジョブズが亡くなった年であることから、敬意を表し設けられた部門でした。

こちらも旧サイトのため結果をお見せできません。すみません。。。

★ロゴマークオブザイヤー2012

  1. <ワイルドさを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっともワイルドさを感じるロゴ

  2. <輝きを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも輝きを感じるロゴ

  3. <再生・救済を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも再生・救済を感じるロゴ

  4. <新しい時代を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも新しい時代を感じるロゴ

  5. <底力を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、もっとも底力を感じるロゴ

この年はロンドンオリンピックがあった年です。また、日食や月食などの天体ショーが例年に比べ多い年だったんですね。「輝きを感じる部門」は金メダルや天体ショーを受けて設定されました。

また、震災から1年以上が経過し、復興の兆しも少しずつ見えた中で「再生・救済」「新しい時代」「底力」を感じることができたためそれにちなんだ部門が設定されました。

「新しい時代」はこの年有名になった「iPS細胞」なども絡めてはいるのですが、やはり震災が大きかった。2012年はまだまだ震災の影響が大きかったため5部門のうち3つが震災に関係するものとなりました。

「ワイルドさを感じるロゴ」は覚えていらっしゃるか不安ですが「スギちゃん」から来ていますね。スギちゃんにはまたがんばってもらいたものです(笑)

結果はこちら!(津久井の写真がナゾの選挙ポスターみたいです!)

★ロゴマークオブザイヤー2013

  1. <最も意外性や驚きを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最も意外性や驚き、インパクトを感じるロゴ

  2. <最もホスピタリティの印象を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最もホスピタリティの印象を感じるロゴ

  3. <最もスポーティさと国際性を併せもつと感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最もスポーティさと国際性を感じるロゴ

  4. <最も自然らしさを感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最も自然らしさを感じるロゴ

  5. <最も「チャレンジ」と「繋がる」の両方を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最も「チャレンジ」と「繋がる」の両方を感じるロゴ

2013年は東京オリンピックの開催が決定された年です(残念ながら開催されませんでしたね)。そしてワールド・ベースボール・クラシックが開催されたり、当時楽天のマー君がいよいよメジャー進出か、などなど「スポーツ」と「世界」の関係性を
感じる年だったと我々は解釈しました。「最もスポーティさと国際性を併せもつと感じるロゴ部門」というちょっと変わった部門設定はそこから来ました。

また、東京オリンピック開催決定といえば「お・も・て・な・し」は忘れられませんね。「最もホスピタリティの印象を感じる」という部門はこれが決め手となり設定されました。

さらにさらに富士山の世界遺産登録などのニュースも日本に元気を与えました。そこで「自然らしさ」の部門が設定されました。

2013年はなんといっても個人的なことで大変恐縮ですが「ビズアップ代表津久井の日本一周お客さま巡り1ヶ月の旅」があった年です。バックパックを背負ってまんが喫茶に寝泊まりし、全国のお客さまに挨拶に回るというこの企画。個人的にはがんばった、チャレンジしきった、と感じております(手前味噌で恐縮です)。

また、たくさんのお客さまにやさしくしていただきつながりをつくらせていただけまして、「チャレンジ」と「繋がり」を
ひとつとして部門設定させていただきました。

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2014

  1. <最も「ありのままで生き生き」としたロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、生き生きさを感じるロゴ

  2. <最も「レジェンド」になりそうなロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最もレジェンドを感じるロゴ

  3. <最も「個性の強いキャラ」を感じるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最も企業の個性の豊かさを感じるロゴ

  4. <最も「味」のあるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最もユニークな存在に光を当てたロゴ

  5. <最も「和」日本が感じられるロゴ部門>
    ノミネート作品の中で、最も「和」が感じられるロゴ

2014年は振り返ってみると世間的にはそれほど大きなできごとがなかった年なのかもしれません。

そういう意味では部門設定もできごと基準というよりも、もともとあって見直されてきたある種の文化的な側面を持つものが多かったように思います。

たとえば、「最も「和」日本が感じられるロゴ部門」が設定された理由は、世界無形文化遺産として和食と和紙が登録されたという点と、世界の旅行者の人気都市1位に京都が選ばれた点から来ています。世界で1位の「いきたい街」です。すごい。

「ありのままで生き生き」の部門はわかりやすいですね。映画「アナと雪の女王」から来ています。これも文化的なものです。

俳優の高倉健さん、菅原文太さん、淡路恵子さん、声優の永井一郎さん(サザエさんの波平さん役)など、味のある名優たちが
惜しまれながらこの世を去った2014年。「味のあるロゴ」はここから来ていますがこれも文化的です。

唯一、「レジェンド」に関してはソチオリンピックでのスキージャンプ葛西選手の金メダルから来ています。

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2015

  1. <最も「正直さ・誠実さ・信頼」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も正直さや誠実さ、信頼を感じるロゴ

  2. <最も「平和」がイメージできるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も平和を感じるような安らぎのあるロゴ

  3. <最も「未来や先進性」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も未来を感じさせる先進性を持ったロゴ

  4. <最も「熱量が高そうだな!」と感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最もお仕事に対する熱量や情熱を感じるロゴ

  5. <最も「めでたさ」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最もめでたさや縁起の良さを感じるロゴ

2015年は逆説的に設定された部門が2つあります。逆説的とは「こういうネガティブなことが多かったから、来年はその逆になってほしいね」という意味です。

「最も「正直さ・誠実さ・信頼」を感じるロゴ」部門は東京オリンピックロゴパクリ問題からはじまり、新国立競技場の白紙撤回問題やマンション基礎工事データ改ざん問題など不信感を感じさせてしまうできごとが多かったことから来ています。

「最も「平和」がイメージできるロゴ」部門はISISによる日本人ジャーナリスト後藤健二さんの殺害事件やフランスでの同時多発テロ、ロシア機爆破テロなど、平和とは逆のできごとが多かったことから設定されました。

ちなみに2015年はビズアップのロゴ受注実績が10,000社を超えた年。

なので、身勝手な部門設定ですが「最も「めでたさ」を感じるロゴ」部門があります(笑)

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2016

  1. <最も「かわいらしさ」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっともかわいらしさを感じるロゴ

  2. <最も「NO.1」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「一番らしさ」を感じるロゴ

  3. <最も「良い山」が感じられるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「良い山」を感じるロゴ

  4. <最も「変動/挑戦」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「変動/挑戦」を感じるロゴ

  5. <最も「オープン」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「オープンさ」を感じるロゴ

2016年は、「ポケモンGO」が大ヒットしました。私はやりませんでしたが、友人たちはこぞってやっていました。今も極稀に電車でやっている人を見かけますが、すっかり下火感がありますね。

そしてこの年はリオオリンピックで日本が史上最多の41個のメダルを獲得。メダルラッシュに湧いた年でもありました。「NO.1」はここから来ています。

ナゾの「良い山」は「山の日」の祝日が制定されたことから来ています。はい、苦肉の策です(笑)

変動や挑戦は日本初の女性知事が誕生したり、トランプ氏が大統領になることが決まったことから設定されました。

そしてこれも不思議な部門、「最もオープンを・・・」は当時よく報道されたゲス不倫や文春砲を元に設定した部門でした。

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2017

  1. <最も「和モダン」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も和モダンを感じるロゴ

  2. <最も「正々堂々としている」と感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も正々堂々としていると感じるロゴ

  3. <最も「プレミアム」なロゴ>
    ノミネート作品の中で、最もプレミアムなロゴ

  4. <最も「緊張感をほぐす」と感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も緊張感をほぐすと感じるロゴ

  5. <最も「上昇」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中で、最も上昇を感じるロゴ

東京オリンピック開催1,000日を切り、海外からの観光客も急増、日本が注目をより一層集めたのが2017年。そして、日本の伝統的なゲームである将棋で藤井聡太さんが快挙を成し遂げるなど、日本人でも日本を感じることが多かったのが2017年でした。「最も「和モダン」を感じるロゴ」はここから設定された部門でした。

ちょっと変わった「最も「正々堂々としている」と感じるロゴ」という部門が設定された理由は、冒頭でもお話した昨年の流行語大賞「忖度」から来ています。人の顔色をうかがってばかりいないで正々堂々とものを言ったり伝えたりしていこうよ、という想いを込めたものでした。

この年は北朝鮮の話題が少し柔和な印象ですが、昨年のこの時期はトランプさんと金正恩さんの関係が最悪だったということで、軍事的な緊張をほぐしたいなという想いで設定された部門が「最も「緊張感をほぐす」と感じるロゴ」です。

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2018

  1. <最も「クリアさ」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「クリアさ」を感じるロゴ

  2. <最も「躍動感」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「躍動感」を感じるロゴ

  3. <最も「食べたくなる、お腹が空いてくる」ロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「食べたいなー」と感じるロゴ

  4. <最も「愛」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「愛」を感じるロゴ

  5. <最も「新時代」を感じるロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「新時代」を感じるロゴ

2018年はスポーツのニュースが多い年でした。

  • 甲子園の金足農業
  • 大谷フィーバー
  • 大迫半端ない
  • 大坂なおみ選手
  • eスポーツ

などなど、スポーツ界の躍動をうけ設定されたのが<最も「躍動感」を感じるロゴ>でした。

また、カーリングチームのもぐもぐタイムや、棋士のおやつタイムに注目が集まるなど「食べる」シーンをフィーチャーされることが多い年だったことから、<最も「食べたくなる、お腹が空いてくる」ロゴ>というちょっと変わった部門が設定されました。

そして、<最も「新時代」を感じるロゴ>は「平成最後の○○」という言葉から新時代への期待感が高まったことから設定された部門でした。

結果はこちら!

★ロゴマークオブザイヤー2019

  1. <最も「新感覚」なロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「新感覚」だと感じるロゴ

  2. <最も「音楽が聞こえそう」なロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「音楽が聞こえてきそう」なロゴ

  3. <最も「スクラムを組んでいる」ロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「がっちり感」を感じるロゴ

  4. <最も「空を感じる」ロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「空(そら)」を感じるロゴ

  5. <最も「スピード感のある」ロゴ>
    ノミネート作品の中でもっとも「スピード感」を感じるロゴ

記念すべき第10回となったロゴマークオブ・ザ・イヤー2019は上記のような部門が設定されました。

第3次タピオカブームがきた昨年、「新感覚なロゴ」はタピオカの食感から連想されて設定された部門でした。でも「第3次」で「新感覚」って(笑)。

ちょっと不思議な<最も「スクラムを組んでいる」ロゴ>はお察しのとおりラグビーワールドカップの影響を受けて設定された部門です。スクラムを彷彿とさせる安定感や力強さ、結束力を感じるロゴが選考されました。

<最も「空を感じる」ロゴ>は昨年の新海誠監督の「天気の子」の大ヒットをうけて設定された部門です。空のように爽やかで澄んだ空気や、四季の移り変わりが感じられるようなロゴを選考しました。

また、昨年は天気の災害(台風)が多い年でしたし、令和天皇の即位礼正殿の儀のときに急に雨が上がり晴れ間が出て虹が現れたことからもお天気ネタは外せないと考えました。

昨年のこともこうやって見返すと意外と忘れていますね。

結果はこちら!!

 

●ロゴマークオブザイヤー2020について

今年で11回目となるロゴマークオブザイヤー2020。さて、今年はどんな5部門が設定されたのか?

今年の部門は以下の5部門です!

【1.最も「動物愛」を感じるロゴ】

コロナ禍の外出自粛などを受け「ステイホーム」強化によりペットを飼いはじめる人が急増したことや、流行語大賞にもノミネートされている「あつまれどうぶつの森(あつ森)」のブームを受けてこの賞を設定いたしました。

人は触れ合わなければいられない生き物。人と触れ合えないなら動物と、と思うのは自然の流れなのかもしれません。「あつ森」は個人的にはちょっとわからんな。ゲームやらないんでね。「ゲームなんぞ生産性がない」というのが表向きの理由ですが、やりはじめると誰よりもハマって仕事そっちのけになりそう、というのがやらない本当の理由です(汗)。

【2.最も「デジタル」なロゴ】

リモートによる仕事や学習、呑み会、婚活などの機会が増えた2020年。社会のデジタル化が一気に進んだことや、デジタル庁の創設などを受けてこの賞を設定いたしました。

実はビズアップも緊急事態宣言中に恋人をゲットした「G」という男性スタッフがおりますが、なんと「Zoom呑み会」で知り合ったのがきっかけだそうです。「緊急事態宣言」中に彼にとっての「緊急交際宣言」が発令されたようです。もしそのスタッフが結婚したら、私は結婚式の挨拶で「おふたりの馴れ初めはZoom呑み会でして〜」って言わないといけないんでしょうか(笑)

【3.最も「Go to」したくなるロゴ】

これまでの生活に大きな変化のあった今年は、きっと誰もが「Go toしたい!」と願ったことでしょう。「あんな年もあったよね~!」と笑い飛ばせるようになるよう祈りを込めてこの賞を設定いたしました。

本当にそうですね。なんなら宇宙の果までGoToしたい(笑)。海外に行くのはまだだいぶ制限がありますが、今までどおり世界中の土地や人たちを「体感できる」世の中に戻ることを願ってやみません。

【4.最も「若さ」を感じるロゴ】

将棋の藤井総太7段が8大タイトルの1つ「棋聖位」を最年少で獲得し30年ぶりに記録を更新したことや、テニスの大坂なおみ選手が全米オープンで優勝、NiziUのブレイクなど多くの若者の活躍を受けこの賞を設定いたしました。

流行語大賞にもノミネートされた「NiziU」、ワタクシみたいなおじさんにはわからんよ(汗)。スタッフが部門を設定してくれたのですが、こういったことは若い人たちにどんどん任せていくべきなんだろうなという意味で設定された部門だと個人的に解釈いたします(笑)

【5.最も「触れてみたい」ロゴ】

コロナ禍で人や物との物理的な距離が開いてしまったことで、「触れたい!」と感じることが多かったのではないでしょうか。イメージの中だけでも触れることができそうなロゴを選んだら楽しいのではないかと思い、この賞を設定いたしました。

これいいですね!触れるにも消毒してからとかもう本当にやめてほしい(体にいる常在菌、常在ウイルスが死んでしまうので余計に免疫下がるらしいです)。トランプさんが勝ったらコロナが収束すると個人的に予想しています。早く多くの人が触れ合える元の世界に戻りますように。。。

さてさて、だいぶ長いメルマガとなってしましました(いつものことか。。。)。2020年は果たしてどんなロゴマークが選ばれるか?

最後に改めて概要を説明いたします。

  • 2020年に作成させていただいたロゴのみが対象となります。
  • 5部門を設定します。デザインの優劣を競うものではなく、テーマにあったロゴはどれかを選びます。たとえば、「元気がでるロゴ部門」などを設定し、もっとも元気がでるイメージのロゴを選定します。
  • 一般の方300名程度にWEBリサーチをかけて選定します。
  • 発表は、弊社メールマガジンおよびWEBサイトにて行います。
  • 参加に際し、費用等は一切かかりません。
  • 参加に際し、ご準備、ご手配いただくことも一切ありません。
  • 12月中旬ごろのメルマガにて発表予定です。

一般の方にアンケートを取ることで、デザイン業界の人間のある意味偏った目線ではない選定が毎年されています。

12月中旬のメルマガで結果を発表させていただきます!お楽しみに!

 

今回はここまでです!

津久井

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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