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2023年11月10日 メールマガジン 所感 【第695回】一次情報から読み取る「台湾有事は起こるのか?」

先週は文化の日ということで祝日だったためコラムをお休みさせていただきました。

三連休、みなさんはどのようにお過ごしだったでしょうか?私は台湾に行きました。

私が所属している経営者団体(EOという会です)では、「フォーラム」と呼ばれる8〜10人のチームをつくり毎月活動します。

このフォーラムでは、年に2回旅行に行くことがルールとして決まっており、今年の3月にはこのコラムでも紹介したようにフィリピンに行きました(【第665回】幸せの定義、不幸の概念)。

今までほとんど海外旅行に行かなかったのに(それほど興味なかった)、今年だけで2回も海外に行きました。来年年明けには、もしかしたら長男と2人でイギリスに行くかもしれません。

さて、今週のコロコロニュースです。

テレビの嘘をまとめたショート動画

「大人の社会科」製薬会社もテレビもウラにいるのは同じヤツラ?

ドイツ人ジャーナリストの勇気ある告発

お願いですからこの投稿だけでも読んで

メディアがいかに汚れているかがわかりますね。やはり情報は一次情報が大事ですね。

私がコロコロニュースで挙げるような情報も、残念ながら一次情報ではありませんが、そういう意味ではテレビや新聞も同じです。すべての情報を気をつけて受け取るようにしましょう。

では本題です。

本日はちょっと台湾のお話をしてみたいと思います。台湾の人たちはどんな人たちかや、中国との台湾有事は本当に起こるのか、など、完璧な一次情報ではないですが、限りなくそれに近いものを聞いてきたのでお話してみます。

 

●台湾には「◯◯屋さん」がたくさんある

一次情報が大事と言いましたが、実はビジネスにおいては一次情報を必ずしも得られるわけではないという側面があります。

たとえばお客さまの要望を直接聞けるのは、営業などの窓口だけだったりします。特にサービス業はこの傾向が強く、いくつもの伝言ゲームを経て、サービスの提供がなされます。

なので、情報の精度に対して常に疑問を持つ姿勢が大切です。

たとえば、営業社員が「お客さまが〜〜と言っています」と情報を提供してきたとき、それが事実なのかそれともその担当の憶測が含まれているのかには細心の注意を払います。

よくよく掘り下げていくとお客さまは実はそんなことはひとことも言っていない、なんてことは、かなりの「あるある」です。

これらは逆説的に一次情報の大切さを物語っていると私は思います。だからこそ一次情報を取りに行く。

今回も台湾に行って、台湾に住んでいる日本人経営者の方2名、台湾人の経営者の方1名にお話をお聞きすることができましたし、実際に街を歩き、人に触れることで得られる一次情報がたくさんありました。

台湾は日本の植民地時代が50年ほどありました(1945年まで)。「植民地」と聞くとひどい扱いを受けていたように感じるかもしれません。

しかし、日本は学校や鉄道、下水道などのインフラを構築しまくって、いまだにそれが大いに活躍していることから、台湾の人は日本が大好きです。

街を歩いていても、ほとんど日本のような雰囲気に近いです。日本と中国を足して2で割った雰囲気でしょうか。

街にはトヨタ、ホンダ、日産などの日本車と一部の高級外車しか走っていません。日本と同じです。コンビニはセブンイレブンとファミリーマートだし、モスバーガーもあるし、牛角もあるし、日本海庄やもあるし、上島珈琲店もコメダ珈琲もあります。

名古屋の写真じゃないよ!

原付きとセブンイレブン/原付きが多いのは日本と少し違うところかも

もちろんこういう台湾らしい街並みもあります

若者もおしゃれで日本のZ世代と服装もあまり変わりません。

なので、話している言葉と顔の特徴くらいの違いで、ほとんど日本。治安もいいし。

日本語は大体の場所で通じます。植民地時代の50年の間で日本語教育を受けた人が多く、その人たちの子の世代、孫の世代でも日本語に多少触れてきた人が多いようです。

不思議なもので、飲食店に入ると顔を見るなり日本語と中国語を店員さんが使い分けています。

こちらが「えーっと◯名ですって英語でなんていうんだっけ?」とかモタモタ頭の中で考えていると、「何名様!?」といきなり話しかけられるのです。日本人だと一発で見抜くのも、すぐに日本語が出てくるのもすごい。

で、これはイメージがつくと思いますが、食べ物は本当においしい。日本人の舌に合う。ただ、ずっと中華だと飽きるのかなとか思っちゃいました。日本ってそういう意味では料理の選択肢が多いのは贅沢なことなんでしょうね。

お酒はビールもウイスキーも焼酎も日本酒もだいたいある感じでしょうか。日本酒は台湾の人にも大人気で、日本で買うのの3倍くらいするそうです。

台湾ビールは呑みやすくスルスルと入ります。ただ、ちょっと甘いかな。台湾ビールの生を呑んだら瓶よりも甘かったです。個人的には瓶のほうがおいしかった。

ちなみに、台湾には「シャンプー屋さん」がたくさんあります。どうやら台湾の人はお風呂であまり頭を洗わないらしく(ほんまかいな?三次情報だしな笑)、そのため街にはシャンプー屋さんがあり、そこで洗髪してもらうという文化だそうです。

私も行きましたが、とてもよきです。気持ちいいし、至るところにあるのでスキマ時間があったらマッサージを受ける感覚で頭を洗いに行くとかできそう。

自撮りするように店員さんに要求されます「カメラカメラ!」

 

●日本人みたい??台湾の人の特徴

私はコ□ナ直前の2019年に香港に行ったのが15年ぶりの海外旅行でした。そして今年の3月にフィリピンのマニラへ行き、今回台湾に行ったわけですが、現地の人々を見ていて台湾で特に思ったのは、笑顔が素敵な人が多いということです。

フィリピンの人とか香港の人ってこんなにニコニコしてなかったような。どちらかというと「ニヤニヤ」という感じで、そういう場合って金品を要求されそうなイメージが。。。

つまり「何か買ってかない〜?」「サービス受けてかない〜?」のときにしか笑顔がなかったような気がする。

それと比べると、台湾の人はいつもにこやかなイメージです。実際に優しい人が多い印象。

お話をお聞きした台湾在住の日本人経営者の方にお聞きしたところ、台湾は財布を落としたら返ってくるそうです。おお、すばらしい。この感性は日本人に近いかもしれませんね。

そういう意味では、ビジネスにおいて台湾の人は「性善説」でマネジメントが効くそうです。これも比較的日本に近いのかも。

台湾は今、日本と同じように少子高齢化で、若い人の働き手がなかなかいないようです(人口は約2300万人)。

大卒の初任給は月給でおよそ15万円程度。ただ、超売り手市場ということもあり、儲かっている半導体メーカーやトヨタ自動車などは倍の30万円くらい出すそうで、やはりそちらに流されてしまう人が多いそうです。

で、性善説でマネジメントできるのですが、会社への帰属意識みたいなものはあまり重要視していないようで、20代だとざっくり平均1.5年くらいで転職してしまうそうです。ここは日本と違いますね。

同調圧力というかある種の結束は日本よりもしかしたら強いのかも、と思ったのが、台湾のコ□ナ対策です。

台湾は水際対策や隔離政策をかなり強くやっていた関係で、コ□ナ初期の患者数はかなり少なかったです(そのあと日本がワク◯ソをプレゼントしたら感染者増えた説)。

このとき、マスクは絶対にとってはいけない、感染対策を徹底するという意識が多くの人にあったようです。そしてさらにそこに「お互い監視させ合う」「チクリを推奨する」というコンボが加わっていたようなんです。

日本人が4人で台湾のゴルフ場でゴルフをしていました。当時は台湾ではまだマスク必須。それはゴルフ中だろうとなんだろうと。そんな中、その日本人4人は苦しいのでアゴマスクにしていたようですが、あとで見つかり罰金を取られました。

罰金は4人で75万円くらい(!)。そしてチクったのはその4人のキャディでした。写真を取られていたのです。キャディにはキックバックが入る仕組みになっています(汗)

こういうところは、中国の良くないところっぽいと個人的には感じます(中国のすべてがダメというわけではないです)。日本だと、当時マスクをしていないと白い目で見られることはあったけれど、さすがにここまでではなかったですね。

もうひとつ、日本人と決定的に違うと感じたことがあります。それは政治への関心です。

台湾の人たちは政治への関心が強いそうです。話を聞いていると強烈だなと思いました。というか日本人が関心を持たなすぎなんでしょうけれど。。。

台湾の人たちは、政治に関して自分の軸や主張を必ずといって良いほど一人ひとりが持っているそうです。そのため、会社でも政治の話をするとケンカになってしまうことが多く、その意味であまり政治の話を人前ではしないそうです。

人前でしないのは日本人も同じですが、日本人と違って頭の中ではしっかり考えている。日本人も見習うべきですね。

ちなみにその軸や主張は親子でも違うそうです。だから、選挙前になると親子ですら会話がなくなるそう。。。

 

●台湾有事は起こるのか?

政治の話といえば、台湾は来年1月に大統領選挙があるそうで、今すごいヒートアップしているようですね。

候補者は主に4人。今の女性大統領、蔡英文さんの民進党から1人、国民党から1人、民衆党から1人、あと「鴻海(ほんはい)の社長」です。

「鴻海の社長」とは、あの日本企業シャープを買収した「鴻海」の創業社長のことです。

基本的には国民党、民衆党、鴻海の社長は親中派と言われているそうです。つまり中国と仲良くすべきだと。

現在の調査によると、民進党は24%くらいの支持率、国民党も民衆党も20%強、鴻海の社長が17%くらいのようです。このまま行くと民進党がまた勝つのではないかと言われています。親中派は票が割れてしまっていますね。

で、中国からは鴻海の中国法人に嫌がらせのような「税務調査」が入っているそうです。これは何を表しているかというと、「選挙辞退しろ」ということです。つまり票が割れるのを防ぎたい、親中派に大統領になってほしい中国がいるというわけです。

ただしこれも一次情報ではないし、これよりもずっと汚いことをアメリカとか西側諸国もやってますからね。中国だからと批判するのは頭悪い人の行為だと私は思う。

日本のニュースを私はほとんど見ていませんが、多くの日本人が「親中派の大統領が誕生したらヤバい!(なぜなら中国はヤバい国なんだから!)」と感じているのではないでしょうか。そして今の大統領や民進党を「対中国強行派(中国と対立していく)」とイメージしているのではないでしょうか。

では、実際の民進党、国民党、民衆党、鴻海の社長などの政策はどんなものかというと、中国との関係はほぼほぼ「現状維持」としているそうです。別に中国に強く出るわけでもベッタリするわけでもない。

なぜなら、台湾人の多くが中国との関係において「現状維持」を望んでいるからです。そういう調査結果が出ているため、そしてこれだけ政治に関心が強い国民性のため、選挙に当選するためには国民の言うことをしっかり政策に反映しなければならないわけですね。

なので、民進党なら台湾有事が起こるとか、その他なら起こらないということでもないようです。

そしてびっくりなことに台湾人のほとんどの人は台湾有事は起こらないだろうと思っているそうです。

これは日本の印象とはぜんぜん違いますね。日本でもネトウヨやタカ派の政治家がさんざん台湾有事を煽っていますが、彼らは台湾にいって一次情報を取ってきたのでしょうか?

こういったこと(日本のニュースの印象と事実が違う)は実はたくさんあります。

私の友人経営者は仕事柄韓国に出張が多いのですが、一時期、韓国と北朝鮮の軍事的緊張が高まっているとさんざん日本で報道されていたときに出張で韓国に行き、韓国の人たちに「大丈夫なの?」と聞いたら、「何が?」という回答が来たそうです。「北朝鮮が攻めてくる?誰がそんなこと言ってんだよ」と笑われたそう。

また、2019年に香港に行ったと前述しましたが、実はこのとき日本のニュースでは(当時はテレビのニュースをよく見ていた)香港がたいへんなことになっていると。。。民主化のデモと機動隊が衝突してもうえらいこっちゃと。中国が香港に対してやらかしよったと。連日そういう報道がされていました。

香港渡航前、我々は果たして香港に行けるのか?行くべきなのか?という議論になりました。どうしようと考えた結果、香港に住んでいる知り合いに電話して聞いてみよう(一次情報)となりました。

結果は「ぜんぜん大丈夫だよ」という回答でした。実際に行ってみると、まったくといっていいほど何もなく日常の香港がそこにはありました。若者は普通に楽しそうに出歩いていて、人も多いし、でも平和だし。

聞いたら、デモは週末だけ、しかも空港とか一部の場所だけだったそうです。おそらく中国の印象を貶めるための報道だったのだと思います。テレビは本当に信用できませんよ。

ただし、台湾有事が起こらないかというと、私は起こる可能性があると思っています。起こすのは中国ではなくアメリカです。アメリカが起こさせる。アジアが仲良くなって困る、仲悪くなって得するのはどこの国の誰なのかを考えればわかります。

台湾も日本に似て、残念ながら背後にアメリカの影がちらつく国です。私たちはいつまで利用されるのでしょうか。アメリカにはうんざりです。

私はこれからは「国」という枠組みにとらわれることは、もはやその「国」が信用できない時点で超危険だと思います。

私たちは「◯◯人」「△△人」という枠を超えて、個人個人が仲良くするべきだと思います。絶対に中国人、韓国人の人たちと対立してはいけない。もちろんアメリカ人も。

今は(今も)国対国の時代ではなく、権力対民衆の時代です。私は中国人や韓国人の印象が悪くなるようなニュースやSNSの投稿を見るたびに、そこには分断統治の思惑があると考えています。民衆が国の枠を超えて手を取り合うことを恐れているヤツラがいます。

というわけで最後は一次情報どころか個人の所感になってしまいましたが(笑)。

 

今回はここまでです!

投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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