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2026年06月12日 お客さま事例 地域課題に挑む「ローカル・ゼブラ企業」へ。大橋運輸さまがキャラクターロゴと歩んだ軌跡

大橋運輸株式会社 / 代表取締役社長 / 鍋嶋洋行さま

愛知県瀬戸市に拠点を構え、自動車部品輸送を中心に、生前整理や遺品整理、引越し業務など幅広い事業を展開されている大橋運輸株式会社さま。「健康経営」や「ダイバーシティ経営」など、いち早く時代を見据えた取り組みを推進し、地域課題の解決に挑み続けています。

今回は、大橋運輸株式会社の代表取締役社長である鍋嶋さまに、事業への熱い想いや、地域に深く浸透したキャラクターロゴ制作の裏側、そして今後の展望についてお話を伺いました。

目次
    1. 多様性と健康経営で地域課題に挑む。大橋運輸が大切にする「人」という付加価値
    2. BtoC事業拡大と地域密着を目指して。中小企業でも挑戦しやすい価格設定が決め手に
    3. 枠から飛び出す立体感が魅力!ロゴ制作を通じた理念の言語化
    4. 新しいロゴがもたらしたポジティブな変化
    5. 電柱広告から商標登録まで。社内外で広がるキャラクターロゴの幅広い活用
    6. 「ローカルゼブラ企業」として全国のモデルへ。デザインの力で社会課題解決を加速
    7. ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

多様性と健康経営で地域課題に挑む。大橋運輸が大切にする「人」という付加価値

出典:大橋運輸株式会社 公式ホームページ

――御社の事業内容について教えてください。

弊社は自動車部品輸送を中心に、生前整理、遺品整理、引越し業務に取り組んでいる、社員約100名の会社です。

大きな特徴として、多様性を受け入れる「ダイバーシティ経営」、社員の健康をサポートする「健康経営」、 そして地域活動などの「人的資本経営」という3つの取り組みを15年以上続けています。規模は決して大きくありませんが、これらの経営方針に関しては、多方面で取り上げていただいている会社かと思います。

――――どういった経緯で健康経営やダイバーシティに取り組まれるようになったのですか

運輸業界において、どんな時代でも私たちのサービスで付加価値を提供するのは「人」であるという原体験が根底にあります。社員の年齢が上がっていく中で、ドライバーにとって安全は不可欠ですが、それは「健康あっての安全」だと考えています。

健康の核となる「良い習慣を身につける」という想いのもと、10年ほど前から経済産業省の「健康経営優良法人」認定制度に参加し、 昨年で10回連続の認定、さらに上位約500社に与えられる「ブライト500」にも6年連続で選ばれるまでになりました。

――お仕事の中で特に大切にしている想いがあれば教えてください。

弊社の経営理念は「仕事を通じてお客さまや地域に貢献する」です。これを実現するため、 社員を育み付加価値を提供できる人材を蓄えるという人事理念を掲げています。

さらに、現役時代に良い健康習慣を身につけ、定年後も健康に暮らすという健康経営理念を持っています。 私たちのサービスは、デザインや機能性で他社との差を明確に伝えるのが難しいため、 理念をしっかり浸透させ、地域で信頼されること自体が付加価値につながると信じています。 最近では「私たちは地域課題に挑戦する」というパーパスを掲げ、さまざまな地域活動に取り組んでいます。

BtoC事業拡大と地域密着を目指して。中小企業でも挑戦しやすい価格設定が決め手に

――今回、ロゴを制作しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

2010年当時、すでに企業ロゴはあったのですが、BtoCの引越しや生前整理、遺品整理を進めていく中で、 個人のお客さまに向けて、より地域に親しまれるキャラクターロゴが必要だと感じたのがきっかけです。

社名が「大橋」で、電話番号やドメインにも「0084」を使っていたので、 動物園などでも人気の鳥「オオハシ」をキャラクターにしたら面白いのではないかというアイデアから依頼に至りました。

――数あるデザイン会社の中から、ビズアップを選んだ理由を教えてください。

まず、さまざまなデザインを比較検討できる点が魅力的でした。 当時、中小企業からするとロゴやキャラクターのデザインは非常に高額な費用がかかるというイメージがあり、 実際に印刷会社さんに相談した際も「結構お金がかかりますよ」と言われていたんです。

企業ロゴにはすでにある程度の予算をかけていたため、さらに予算を割くのは厳しい現状でした。 その点、ビズアップさんは中小企業でも挑戦しやすい価格設定になっており、非常にありがたかったですね。

枠から飛び出す立体感が魅力!ロゴ制作を通じた理念の言語化

――最初にどのようなイメージのロゴを依頼したのでしょうか?

実は、あまり具体的な指定をした記憶はなく、「オオハシという鳥はオスとメスで子育てをする」といった 生態の特徴などをお伝えした程度だったと思います。 カラーリングなどの細かい情報もあまり提供せず、かなりビズアップさんにお任せする要素が強かったですね。

――完成したロゴの仕上がりを見て、どのような印象を受けましたか?

提案されたデザインを見た瞬間、迷うことなく「あ、これすごく良い!」と感じました。 特に枠からクチバシが飛び出ているデザインは、 立体感があって素晴らしいと第一印象で惹かれましたね。

ちなみに、クチバシにダンボールをぶら下げている案もありましたが、そちらはオオハシが動きにくそうだったので、 企業カラーのブルーを活かした丸いエンブレム型のデザインをメインで使用することに決まりました。

――制作過程のビズアップの対応や進行などはいかがでしたか?

非常にスムーズで良かったです。実はポスターなどを制作するやり取りの中で、 ビズアップさんと深く打ち合わせをしたことによって、私たちの考え方がまとまった部分もありました。

既存の企業理念や人事理念に加えて、「健康経営理念」はこのCIの制作プロセスを通じて言語化され、誕生したんです。 表面的なものを作るだけでなく、自分たちの想いをまとめるための素晴らしい時間になりました。 この価格でこのクオリティは安すぎると思い、「値段を上げた方がいいのではないか」と何度もお伝えしたほどです。

企業理念やビジョンなどを図案化した「CIインフォグラフィック(ビズアップオリジナル商品)」

新しいロゴがもたらしたポジティブな変化

――ロゴを作ったことで社内ではどのような反応や効果がありましたか?

やはり、まず認知してもらいやすいデザインだという点ですね。社内の広報の宣伝にも必ずロゴを入れています。

実は、途中からは企業ロゴよりも、ほとんどこのキャラクターロゴを中心に浸透しているかなと思います。社員の中には、もともとオオハシという鳥が好きという人もいますし、このロゴのおかげで「大橋運輸という名前は知らなくても、このロゴは見たことある」と言っていただけることが増えました。

ロゴから会社を検索していただいたり、働く社員にとっても、会社のシンボルとして愛着を持てる存在になっていると思います。

――社外の方々からの反響はいかがでしたか?

これは本当にすごい反響がありました。

例えば、子どもたちの交通安全教室やいろいろなイベントをやるのですが、そこで配るステッカーを子どもたちがランドセルや自転車に貼ってくれたり、反射シールとして毎年使ってもらっています。また、地域の電柱広告も300本以上このロゴが入ったデザインで出しています。

地元の毎日新聞さんが毎年「キャラクターランキング」をやっているのですが、かなり地域で浸透してきまして、大手企業のロゴを差し置いて、弊社のこのキャラクターがベスト3に入るぐらいなんです。トラックにも貼ってありますし、地域のこのロゴの認知度はかなり高まったようで、警察の特殊詐欺の啓発チラシにもこのロゴが出ています。

あまりにも地域で浸透したものですから、後から商標登録の申請まで行いました。ロゴを作って終わりではなく、そこから年数を経て地域に浸透し、さらに商標登録をするまでになり「ロゴの成長」を感じましたね。

電柱広告から商標登録まで。社内外で広がるキャラクターロゴの幅広い活用

――新しいロゴはどのように活用されていますか?

ビズアップさんでは、タグラインやCIインフォグラフィック、ポスター4種、新聞広告、看板と、かなり幅広く作っていただきました。先ほどお話ししたステッカーや電柱広告はもちろんですが、販促物にもいろいろとロゴを入れています。

また、CIのダイバーシティデザインを使って、レインボープライドなどのイベント用に大きな旗を作って行進したり、 胸元にロゴを入れたオリジナルTシャツを作成したりと、多岐にわたって活用しています。

社内では、商談スペースにダイバーシティやSDGs、地域活動のポスターをパネルにして掲示しています。やはり「取り組みを絵で伝える」というのは非常に分かりやすいですよね。洗練されたクオリティなので、行政機関などでのセミナー発表時にも、 大企業に引けを取らないインパクトを出せており、非常に重宝しています。 モーションロゴに関しても、プレゼンの開始待ち時間などに流すと、とても反応が良いです。

「ローカルゼブラ企業」として全国のモデルへ。デザインの力で社会課題解決を加速

――今後、新たにロゴを作成する予定はありますか?

はい、実は新しく立ち上げる「せと84ひろば(せと はちよん ひろば)」という施設のロゴデザインをお願いしました。

ビズアップさんはロゴ制作会社ですが、いろんなものを作っていただけるので、周年事業のエコバッグや、地域の市議会議員さんの似顔絵イラストなど、サービス外のことに対しても相談できるのはありがたいですね。

――今後の事業展開における目標やビジョンについてお聞かせください。

これからは人口減少や地域の高齢化など、全国的に地域課題がどんどん増えてくると思います。 弊社は、そうした課題の解決に挑戦する「ローカル・ゼブラ企業」としての姿勢を大切にしています。 ただの活動で終わるのではなく、社会課題に対して中小企業でも力強く挑んでいく姿勢を示していきたいですね。

たとえば「生前整理」事業では、お部屋を片付けて生活動線を確保することで、 転倒や震災時の二次被害を防ぐなど、事業そのものを通じて社会課題に向き合っています。

加えて、地域の健康寿命延伸を目指し、バランスボールやヨガ、太極拳の教室、 数十名規模の健康相談や習い事講座などのセミナーをボランティアで定期開催しています。 「運送会社でありながら健康寿命の延伸に寄与する」というのは全国でも珍しい取り組みですが、 今後はスポーツ庁認定企業さまとも連携し、新たなメソッドを立ち上げる予定です。

私たちの取り組みが全国のモデルケースとなり、地域課題に挑む会社が日本中に増えてほしいと願っています。 そういった新しいことへの挑戦を後押しし、想いを広く伝えていくためにも、 今後もビズアップさんのデザインの力を借りたいと思っています。これからも「良い活動」と「良いデザイン」を力強く掛け合わせていきたいですね。

ロゴ制作を考えている企業へのメッセージ

――改めて「ロゴ制作」を行って良かったと感じる点をお聞かせください。

やはり「運輸」というと、どうしても男性中心で、きめ細やかさといったイメージとは結びつきにくい部分があると思います。
ただ、このキャラクターロゴのおかげで、企業のイメージを良い風に変えてくれたと思っています。私たちが目指す「親しみやすさ」や「信頼感」といったイメージに近づけてくれたと実感しています。

――今回のプロジェクトを「ビズアップに依頼して」良かったと感じる点があれば、ぜひ教えてください。

通常、デザインを依頼すると高額な予算が必要になることが多いですが、ビズアップさんは中小企業でも挑戦しやすい価格設定にしていただいています。そして何より、「ディスカッションの時間」がしっかりと確保されていることが大きな魅力です。

対話を重ねる中で、自分たちの考えをまとめたり、新しくヒントが出るきっかけ作りをしていただいています。ビズアップさんに依頼することで、自分たちが考えている「もう一歩先」のアイデアがいつも生まれてくる気がします。その充実した時間こそが、ビズアップさんにお願いする最大の付加価値だと感じています。

――最後に、ビズアップをひとことで表すと、どんな言葉がしっくりきますか?

「中小企業のブランディングのカンフル剤」ですね。 デザインを通じて大企業に負けないブランディング支援を行ってくれますし、 中小企業がブランディングを推進していく上での、強力な後押しになっていると感じます。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

大橋運輸株式会社の鍋嶋さまの、「運送会社」という枠を超え、健康経営やダイバーシティ、そして地域課題解決へと挑む姿は、まさにこれからの企業のあるべき姿を示唆しているように感じます。

また、ロゴやポスター制作のプロセスが、単なるデザイン制作にとどまらず、自社の理念を再確認し、深化させる機会になったというお話は、これからブランディングに取り組む多くの企業さまにとって大きな勇気となるのではないでしょうか。

私たちビズアップは、ただロゴを販売するのではなく、お客さまのご要望、理念や想いを形にし、ロゴを通してお客さまの事業の価値を高めることこそが使命だと考えています。

今回のロゴ制作を機に、大橋運輸株式会社さまがますますご発展されますことを、心より応援申し上げます。

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投稿者プロフィール

バビー
バビー
ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。

過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。

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