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2026年06月26日 お客さま事例 変革期に生まれたロゴが、会社を動かす。サクラルーフさまが手にした”きっかけ”の力

株式会社サクラルーフ / 代表取締役 / 櫻田誠一さま

東京都江戸川区を拠点に、戸建ての雨漏り修繕から大型ビル・マンション、学校・病院・倉庫まで、規模を問わず防水工事を手がける株式会社サクラルーフさま。特に塩ビシート防水を強みとし、改修工事を中心に関東一円から全国まで幅広く対応されています。

「神は細部に宿る」を信条に、表面には見えない防水層の裏側にまで気を配る丁寧な施工で、業界内でも高い評価を得ている櫻田さま。防水工事の講師としてセミナーに登壇するなど、技術の普及にも力を注いでいらっしゃいます。

今回は、株式会社サクラルーフの代表取締役である櫻田さまに、事業への想いや、ロゴ制作の裏側、今後の展望についてお話を伺いました。

目次
    1. 「神は細部に宿る」——防水のプロが貫くこだわり
    2. 事務所移転を機に、伝わるロゴを求めて
    3. シンプルで可愛らしいヤモリに一目惚れ
    4. 新しいロゴがもたらしたポジティブな変化
    5. ヘルメットからTシャツまで、ロゴが現場の"顔"に
    6. 地域密着と若手育成で描く、防水業界の未来
    7. ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

「神は細部に宿る」——防水のプロが貫くこだわり

――御社の事業内容について教えてください。

建築工事の中でも、防水工事を専門にやっています。戸建ての雨漏り修繕から、大型ビルやマンション、学校・病院・倉庫まで、大きさに制限なく対応しています。

その中でも特に強みにしているのが、塩ビシート防水という工法です。これは改修工事に最も適した防水材料で、うちのメイン事業でもあります。そのため工事の8割は改修工事ですね。

江戸川区を中心に、個人宅や個人オーナーさま向けの工事を地域密着で展開しています。また、関東一円をはじめ、福岡や大阪、仙台まで出向いて大型倉庫の工事を手がけたこともあります。

――お仕事の中で特に大切にしている想いがあれば教えてください。

防水工事というのは、雨漏りでリアルタイムに困っている方を助けるという仕事です。そこにやりがいを感じますし、施工後に美観が良くなって、綺麗になったよと喜んでいただけるのも魅力ですね。

相手が水ですから、気持ちが入っていなかったり、手を抜いたりすると必ず不具合が出ます。特にプールの工事は24時間365日水に浸かっている場所を防水するわけですから、ピンホールひとつ許されません。

うちのホームページにも掲げていますが、「神は細部に宿る」という考え方を大切にしています。表面には見えない防水層の裏側にまで気を遣って施工するということですね。

――そうした想いを持つようになった背景には、何かきっかけがあったのでしょうか?

最初はがむしゃらにやっていただけでしたが、他の方が施工した防水で保証期間内に漏水してしまっているケースを見る機会があったんです。分析してみると、やはり雑な仕事をしている人はいるんですよね。それを目の当たりにして、こういうことをやっちゃいけないという意識が強くなりました。

それに加えて、自分は防水工事の講師としてセミナーで指導する立場でもあるので、教えている側の会社がいい加減な仕事をしていたら、すぐに噂になってしまいます。そのため、人一倍気を遣って仕事するようにしていますね。

事務所移転を機に、伝わるロゴを求めて

――今回、ロゴを制作しようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?

きっかけは事務所の移転でした。7、8年前に移転して、心機一転という気持ちがあったんです。せっかくお洒落な事務所にしたのに、それまで使っていたロゴはテンプレートのようなもので、メッセージ性もなくて。顔を抽象化したような、目と鼻と髭だけのシンプルなマークだったんですよね。

業界内では、「あのマークね」という感じで一応通用していたんですが、何の会社かは正直わかりにくかった。自分が営業して事業を広げていく中で、ご近所だけの仕事ではなくなってきたので、もっと伝わりやすいものが必要だなと感じたんです。

――数あるデザイン会社の中から、ビズアップを選んだ理由を教えてください。

ネット検索でいくつかの会社を見比べましたが、最終的にビズアップさんに決めたのは、ホームページに載っている実例の豊富さですね。知っている会社のロゴもあったりして、こんな感じのロゴが出来るんだという安心感がありました。

シンプルで可愛らしいヤモリに一目惚れ

――最初にどのようなイメージのロゴを依頼したのでしょうか?

モチーフはヤモリでお願いしました。ヤモリは家を守る縁起物として知られていますし、防水屋としてのメッセージを伝えたかったんです。ただ、トカゲっぽくなると怖い印象になりがちなので、親しみやすいデザインにしてほしいとお願いしました。色は水や空をイメージして、青を基調にしてほしいと。

結果的に、ヤモリのモチーフで3案、社名の櫻田からサクラのモチーフで3案、合計6案を出していただきました。

――完成したロゴの仕上がりを見て、どのような印象を受けましたか?

今のデザインは初回の提案で上がってきたもので、見た瞬間にこれだなと思いました。6案の中で一番シンプルで可愛らしかったんです。他にも家を守っているヤモリのデザインがあったんですが、ちょっと家を食べているように見えてしまって。

気に入ったポイントは、鼻の穴まで描かれているような細かいディテール。こういう細かい仕事が好きなんですよね。それからサクラの花も入っていて、しっぽが櫻田のSになっている。ご縁を繋ぐというメッセージも込められていて、こちらの要望を全て反映させたようなデザインでした。

社内のみんなにも見せたんですが、満場一致でこれがいいねとなり、初回提案のまま修正なしで採用しました。

――制作過程のビズアップの対応や進行などはいかがでしたか?

ロゴを作ること自体が初めてだったので、色々と教えてもらいました。ヒアリングで自分の考えを話していく中で、頭の中が整理されていった感覚がありましたね。ノープランで臨んだんですが、こういう流れでこんな形で進めていきますよと丁寧に説明してもらえたので、安心してスタートできました。

新しいロゴがもたらしたポジティブな変化

――ロゴを作ったことで社内ではどのような反応や効果がありましたか?

社内の雰囲気を引き締める効果がありましたね。それまでは現場をこなすだけの会社でしたが、これからは社名とロゴを外に広めていくんだという意識が生まれました。ちょうど、「防水工事もサービス業として取り組んでいこう」と発信しだした頃だったので、ロゴが変わったことが会社としての転換期を後押ししてくれた感覚があります。

仕事のやり方を新しくするきっかけにもなりましたし、社員もみんな気に入っていますよ。ヘルメットが水色なので、おでこの部分にマークを入れると白い文字がよく映えるんです。現場でも「サクラルーフだね」とマークで認識してもらえるようになりました。

――お客さまからの反響はいかがでしたか?

以前名刺交換していた方にも、新しいロゴの名刺を渡すため改めて挨拶に回ったんですが、「いいじゃない、誰が考えたの?」なんて言っていただけて。色々な取り組みを頑張っているという印象を持ってもらえたようです。

施工現場でも、ロゴがお客さまとの会話のきっかけになっています。「ヤモリは家を守る縁起物なんですよ」とお話しすると、「だからヤモリなんだ」と納得していただけたり。そこから話が広がることも多いですね。

ヘルメットからTシャツまで、ロゴが現場の"顔"に

――新しいロゴはどのように活用されていますか?

名刺、封筒、ポロシャツ、ヘルメット、ホームページに使っています。ビズアップさんには看板も作っていただきました。環七通り沿いの一之江インターチェンジの近くに設置していて、よく目立つんです。

以前はよくある作業服屋さんの刺繍で会社名が入っているだけでしたが、ロゴが入ることでガラッと印象が変わりました。周りにデザインに力を入れている会社さんが少ないので、それだけで差別化になっています。

作業員のTシャツには、背中一面にヤモリの丸いマークをドカンと入れています。着て歩いているだけでサクラルーフの人間だとわかりますし、知らない方が見ても「なんでヤモリ?」と興味を持ってもらえますね。

――看板のキャッチコピーや仕上がりはいかがでしたか?

アピール力のある看板を作ってもらいました。キャッチコピーも、こんな感じ、あんな感じと色々な案を出していただいて。最初はなかなかピンとこなかったんですが、繰り返しやり取りする中でヒントになるフレーズが出てきて、そこからさらに調整してもらって。結果的に納得のいくものができました。

看板自体もちょっと斜めにプリントされたデザインで、自分では思いつかないような提案でしたね。

地域密着と若手育成で描く、防水業界の未来

――今後、ロゴを活かして「こんなことをしてみたい」と思っていることがあれば教えてください。

以前、江戸川区の就職フェアに出展した時は、施工事例の写真と一緒にロゴを掲げたんですが、周りの建築系の企業さんと比べてもやっぱり目立てたと思います。高校生が歩いて見て回るスタイルのイベントだったので、パッと目を引けたのは大きかったですね。

今後はこうしたイベントブースづくりやノベルティ、グッズ展開を通じて、会社の認知度をもっと上げていきたいと考えています。

――今後の事業展開における目標やビジョンについてお聞かせください。

ゼネコン関係の仕事はこれまで通り続けつつ、江戸川区を中心に、個人宅や個人オーナーさま向けの工事など、地域密着の仕事を増やしていきたいと考えています。

5年後、10年後を見据えると、まずは屋上の雨漏り修繕のようなお困り事の解決をきっかけに関係を作って、将来の建て替えや塗り替えの際に声をかけていただけるような信頼関係を築いていきたいですね。保証期間が切れる前の点検依頼なども増えてきているので、小さな仕事を足掛かりに長いお付き合いを続けていければと思っています。

――業界に対して、こうしていきたいという想いはありますか?

この業界は高齢化が進んでいて、担い手が本当にいないんです。夏は屋上で暑いし、冬は寒い。外の作業ですから、今の若者からすると敬遠されがちなのはわかります。

でも、良いところもたくさんあるんですよ。収入もいいですし、自然の中で体を動かして気持ちよく働ける。作業服も今はお洒落で格好いいものが増えていますし、安全対策も進んでいるので、昔ほど危険な現場はありません。

うちの職人も40代後半がメインになっていて、若い子が少ない。だからこそ就職フェアに力を入れて、若い世代にこの仕事の魅力をもっと伝えていきたいですね。

ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

――改めて「ロゴ制作」を行って良かったと感じる点をお聞かせください。

会社のちょうど変革期に重なったことが大きかったですね。気持ちの切り替えがしやすかったですし、ホームページも全面リニューアルしたタイミングだったので、そこにしっかりロゴを活かせました。実際の反応も上々で、お客さまや取引先に気に留めてもらえるようになった。それが一番良かったことだと思っています。

――今回のプロジェクトを「ビズアップに依頼して」良かったと感じる点があれば、ぜひ教えてください。

私はああでもない、こうでもない、やっぱりこうと、思いつくままに要望を伝えてしまうタイプなので、相当手こずらせたと思います。でも、それに柔軟に対応してもらえて、伝えた要望をしっかり形にしてくれました。話しているうちに自分の考えがまとまっていくこともあって、そういう部分も含めてビズアップさんには助けてもらいましたね。

――最後に、ビズアップをひとことで表すと、どんな言葉がしっくりきますか?

「きっかけ作りのお手伝い」ですかね。自分たちが新しい挑戦をしようとする時に、デザインの力でそのきっかけをサポートしてくれる。そういう存在だと思っています。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

株式会社サクラルーフさまの、「神は細部に宿る」という信条のもとで培われた確かな技術力と、防水業界の未来を見据えた若手育成への情熱は、私たちに多くの学びを与えてくださいました。櫻田さまが語ってくださった、ヤモリのロゴに込められた想い、そしてロゴを起点に会社が変わっていったというエピソードは、これからロゴ制作を検討する方にとって、きっと大きなヒントになることでしょう。

私たちビズアップは、ロゴを形にするだけでなく、お客さまのご要望や理念、想いを深く理解し、ロゴを通してお客さまの事業の価値を高めることこそが使命だと考えています。

今回のロゴ制作を機に、株式会社サクラルーフさまがますますご発展されますことを、心より応援申し上げます。

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投稿者プロフィール

バビー
バビー
ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。

過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。

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