ロゴコラムLogo column
こんにちは。 ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です! https://www.biz-up.biz 今日の東京は晴れ。 とても快晴です。 朝早めに会社に行き、 所用を済ませて 「さてメルマガを」 となってから ネタが見つからず あえいでおりました。 そんな折、 ラジオから聞こえてきた言葉が 「保育士マーク」 という言葉。 私の場合、 「マーク」という言葉には 耳が勝手に反応するように セットされております。 そういうシステムです。 ラジオの話を ひと通り聞いて さっそくネットで検索。 調べてみると、これはあなたにも お役に立つ話なのではないかなと感じました。 ちょっと シェアさせていただきますね。 【保育士マークの話】 ビジネスと社会性は 今の時代はまだまだ 相反することが多いです。 つまり、 世の役に立とうと思うと 儲からないという構図が 残念ながら今の時代はあるということです。 昔であれば「モノの時代」で モノが圧倒的に不足してましたから つくることが社会貢献でした。 それでみんなの生活がよりよくなりますから。 しかし、 モノが飽和してくると そこから社会性が少しずつ失われてきます。 たとえば 利益のために体に悪い食べ物を売る、 などのことが起こるようになります。 また、 社会貢献も多様化、細分化しますから、 細かすぎることから、ビジネスとしては ますます成り立ちづらくなります。 こうして 社会性とビジネスが乖離した状態に。 それが今の時代ではないかと思います。 しかし、 それを打開するマインドとツールが 徐々に整ってきたのも事実です。 ● ビジネスと社会性をつなぐマインド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 社会・地域全体で子育てをする社会を目指し、 子育て中のママやパパと 保育士を「つなぐきっかけ」を作りたい! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これは、 今回の保育士マークの方々のビジョンです。 たとえば、 電車の中で我が子が泣いたり 「イヤイヤ」とぐずったりと、 子供も辛いし 他の乗客にも迷惑をかけてしまう、 こんな状況で 保育士の資格を持った人が あやしてくれたりとかしたら、 保育士さんは自分の技術で貢献でき、 ママやパパはとても助かり、 子供も楽しい、 こんな関係を作ることができます。 「子供は未来の宝物」だと考えれば、 自分の子も他所の子も関係なく、 社会全体が子育てをするという 意識を持つことはとてもすばらしいことです。 ※ちなみに 地域で子供を育てるという感覚は 昔はあったと思います。 「保育士マーク」は 保育士の認知度を広める目的と、 さきほどの電車の中の例のような時に すぐに保育士が誰かわかるように、 と考案されたものだそうです。 この例に限らず、 お金儲けではなく社会貢献に重きを置いて 行動を起こそうとするマインドを持った 人たちが現れはじめています。 ここから どのようにマネタイズしていくかは 未知数だとは思いますが、 こういったことが 現実に起こってきているということが 着目すべきポイントです。 【儲ける>社会貢献】の特性ではなく 【儲ける<社会貢献】の特性を持った会社が 増えてきている例は他にもあります。 たとえば 弊社のお客さまである 株式会社ルリエさまが登壇した、 社会起業大学が主催する 「ソーシャルビジネスグランプリ」などは、 まさに社会貢献に重きを置いた いわば 新しい「マインド」を奨励、賞賛する 動きの最たるものだと考えます。 ソーシャルビジネスグランプリ → http://bit.ly/1rYMtcO プレゼンター一覧 (一番下が株式会社ルリエさま) → http://bit.ly/1lYjmDI この時代の特徴は、 以前のメルマガで書いた 「謳歌的な人」「使命的な人」で考えると 圧倒的に「使命的な人」が多く、 使う言葉は 「問題」「課題」だったりします。 「夢」や「目標」よりも 「志(使命感を含んでいる)」のほうが しっくり来たりするのが社会起業大学の ホームページからもわかります。 繰り返しますが、 これはいいとか悪いとかではなく そういう潮流が来ているということです。 では、 なぜそういう潮流が来たのでしょうか。 それは 前述した「マインド」と「ツール」の 「ツール」に関係します。 ● 圧倒的に安いコストで使えるツール 社会性を持ったビジネスが成り立つ、 または成り立ちそうなのは、 そのビジネスを 運営していく上で必要なツールが 圧倒的に安く使えるからと言えそうです。 たとえば、 もっともわかりやすいところでは インターネットそのものです。 物事を調べることに かかるコスト(お金、時間)は それまでとは比較になりません。 そして、 社会性や社会貢献のマインドを 爆発的に広めたものがあります。 それが、 Facebookに代表されるような ソーシャルネットワーキングサイトです。 テレビに出ている偉い誰かが 社会性や社会貢献を訴えるより、 「たくさん」の 知ってる誰か、身近な誰かが 社会性や社会貢献を訴えたほうが はるかに影響力があり、 行動につながるようなのです。 「大きくて強い」よりも 「小さいけど圧倒的に多い」が これからの社会を動かして いくように思います。 とはいえ、 お金なしでできることには 限度があります。 しかし、 このお金すらも集める仕組み(ツール)が すでに誕生しています。 ご存知のことと思いますが、 「クラウドファンディング」と 呼ばれる仕組みです。 クラウドファンディングとは、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クラウドファンディング (英語:crowd funding)とは、 不特定多数の人が 通常インターネット経由で 他の人々や組織に財源の提供や 協力などを行うことを指す、 群衆(crowd)と 資金調達(funding)を 組み合わせた造語である 。 ソーシャルファンディング とも呼ばれる 。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 簡単にいえば、誰かが クラウドファンディングのサイト上で 「こんなことをやりたいので 出資してください!」 と呼びかけます。 それを見た人たちの中で 共感したり面白いと感じた人が 投資をします。 投資というと大掛かりのようですが、 ポイントは非常に少ない金額から 投資ができること。 ひとりひとりの金額は小さくても 集まればそれなりの金額になります。 インターネットですから、 それ(たくさん集めること)を 限りなくゼロに近いコストで やってのけることが可能です。 まさに 「小さいけど圧倒的に多い」です。 また、 投資している人たちも 「投資家」という意識ではなく 「参加者」という意識を持つようです。 社会性があり、 社会貢献的であれば なおさらそう感じるでしょう。 今回の保育士のプロジェクトも このクラウドファンディングを 利用しています。 → http://bit.ly/1uKM4aW Facebookなどの SNSと連携させると さらに相乗効果を生みます。 ● マークをつくる理由 さて、 ここからポジショントークが はじまります(照笑) 話は少し飛びますが、 「この世で一番有名なロゴマークは?」 と質問されたら 私が答えるのは 「十字架」 です。 つまりキリスト教のマークですね (僕はキリスト教徒でもなんでもないですが)。 キリスト教が普及したから 十字架が有名になったのか、 十字架がキリスト教を有名にしたのか、 因果関係はと聞かれれば、 微妙ですがどちらも相乗効果が あったのではないかと思います。 布教活動をする人の多さと、 それをわかりやすくするための シンボルがあること、 布教にはもちろん 当時の時代背景なども あったと思いますが、 この2つが必須であったことは 間違いないのではないかと思います。 これを現代に置き換えるならば、 布教活動をする人の多さは SNSがそれを代替していると言えます。 そして より記憶に残る認知活動をするために マークがあったほうがよいという考えは キリスト教布教の時も今も大きくは変わりません。 ラジオでも、 今回の「保育士マーク」をつくった 子育てプロジェクトの代表の方が より活動をしやすくするために 必要だと感じた、と言っていました。 人に何かを認知させ、 それを記憶に留めようと思った時、 超平たく言ってしまえば 「五感すべてを刺激する」 ことができればいいわけです (場合によっては第六感も?) その中で、 目の役割は非常に大きいです。 脳への情報の87%は 視覚情報だというデータもあります (数値はさまざまですがとにかく高い)。 ちなみに 耳からの情報は言葉が担います (文字情報は実は聴覚情報と言われます)。 五感の中で大きい割合を占める 視覚と聴覚は必ず抑えておくべき (この2つで大部分を占めます)。 まさに、 私がいつもこのメルマガ言っている 「言葉と画(え)」が大事なわけです。 なので、 何かを広めたい時は ロゴマークが大切です。 そして、 その「何か」とは 存在(存在感と存在価値)といえると 私は定義付けています。 つまり、 会社やお店の存在感を高め、 存在価値を広めるのが ロゴマークの重要な役割なんですね。 と、 きれいにポジショントークを まとめることができました(笑) さて、 おつくりになったロゴマーク、 どんなふうに あなたの「存在の布教活動」に 活用されてますか? 今回はここまでです! 津久井 【連絡先】 ・お電話:03-5876-8656 担当:津久井・菊池・林 受付時間:平日10:00~18:00 ・メール:support@biz-up.biz 津久井・菊池宛 24時間メール受付中
投稿者プロフィール
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ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。
かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。
2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。
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