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2015年02月20日 メールマガジン 人間の能力 法則・ノウハウ 【第269回】相手に伝わりやすい「表現」4つのうちのひとつとは?

2015年05月08日掲載開始

こんにちは。
ロゴ作成専門ビズアップ 津久井です!
https://www.biz-up.biz
先週の断食明けから
少し暴食気味です。
断食明けはやさしい食生活を
送らないとまずいのですが、
欲望になかなか勝てません。
その結果、
体重は急激に戻りつつありますし、
暴食した次の日の朝は必ず
強い腹痛に見舞われます。今朝も。。。
それにしても
断食に興味を持たれる方はとても多いです。
このメルマガや
私のFacebookを見てくださった方は
会うと必ず断食の話になります。
話を聞いた人の反応は
完全に2つに分かれます。
「絶対ムリ!」
「やってみようかな」
「やってみようかな」
という場合はおっしゃってください。
インストラクターをご紹介できます。
さて、
今日のお話です。
ブランディングは
いつもお話している通り、
まず
ど真ん中の「why」が大切です。
そして、
今度はその「why」を
しっかりと「表現(肉付け)」していきます。
デザインはその「表現」のひとつであり、
ロゴマークはデザインによる表現の
「コンパス(基準)」となるものです。
で、
「デザインは表現のひとつ」
と書いたとおり、
表現はデザインだけではありません。
主に4つあります。
それをわかりやすくまとめたのが、
私が考案した「表現のマトリックス」です。
こちらです。
→ http://bit.ly/ZE1RXU
縦軸の
「イメージ」「スペック」は
少し説明が必要かと思います。
主に、
「定量的なもの」がスペックです。
つまり、数字や言葉で表しやすい、
はっきりと表せることができるものです。
また、
「定性的なもの」がイメージです。
感覚的であったり、個人によって
感じ方や印象に大なり小なりズレがあるものです。
マトリックスになっているとおり、
・イメージを画(え)で表現したものがデザイン
・イメージを言葉で表現したものがコンセプト
・スペックを画(え)で表現したものがグラフや図、表
・スペックを言葉で表現したものが文章
となります。
ここまでは
わりと今までもお話してきました。
また、
デザインやコンセプトについては
それだけで1号分のメルマガにして
解説をしてきました。
今日は、
「グラフや図、表」について
お話をしてみたいと思います。
●
グラフや図、表を使うことの効果
グラフや図、表というと
ちょっと数学チックな
イメージがあるかもしれませんが、
実はデザインと密接な関係があります。
グラフや図、表を使うことの効果は
アタリマエですが「わかりやすくなる」です。
先ほどの
「表現のマトリックス」も
表そのものですね。
たとえば、
以下の文章を読んでみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感染対策支援システムは、危険薬の
誤投与防止対策、事例要因分析からの改善、
急変時の迅速対応、医療用具の安全な操作と
管理、医療関連感染症の防止、危険手技の
安全な実施、周術期肺栓症の予防という機能を
備えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか。
なんとなく医療関係の話というのは
つかめると思いますがわかりづらいですよね。
これに、
グラフや図、表の概念が入ると、
文章でも少しわかりやすくなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感染対策支援システムは、
・危険薬の誤投与防止対策
・事例要因分析からの改善
・急変時の迅速対応
・医療用具の安全な操作と管理
・医療関連感染症の防止
・危険手技の安全な実施
・周術期肺栓症の予防
という機能を備えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
機能の話をしているということと
その機能がいくつかあるということが
わかりやすくなりました。
さらに
画(え)、つまりデザインで
表現するとこうなります。
→ http://bit.ly/1EbNtOK
さらにわかりやすくなったかと思います。
各項目に番号を振るとさらに
わかりやすくなりますし、
「7つの機能」
といった言葉も合わせて組み入れると
もっともっとわかりやすくなります。
もうひとつ例を出してみましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
弊社の求人マッチング企業見学会のご利用の
流れを説明します。まず、見学希望者の場合は
セミナーに参加していただきます。次に個別
ヒアリングを行い、会員登録をしていただきます。
その後、個別指導と対策を行い、受入企業を
ご紹介いたしますので、訪問見学を行って
いただきます。その後はアフターフォローと
なります。また、見学受け入れ企業様の場合は、
まずヒアリングを行います。次に契約を結んで
いただき、現場視察、取材、撮影を行います。
HPにて掲載登録を行い、そこからの見学希望者
をご紹介いたします。見学を受け入れていただき
その後アフターフォローとなります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わかりづらいですね。
図にするとこうなります。
→ http://bit.ly/1EveniD
まず、上の文章にも
「ご利用の流れ」と書いてありますが、
こちらのほうが直感的に「流れ」だと
理解できます。「↓」が効いています。
次に、
大きく分けて
・見学希望
・見学受け入れ企業
の2つに分かれることと、
それぞれで流れが違うということも
直感的に理解できるようになります。
このように、
人間は全体の大きさや形をつかめないと
理解力が一気に低下してしまいます。
昔、学校の授業で
歴史の年号とできごとがなかなか暗記できなかったのは
全体的な流れを把握できていなかったからです。
まずは全体を把握し、
そのあとで細部を見るという習性が
人間にはあるわけです。
これは「伝わる表現」の基本的な考えで、
プレゼンテーションなどすべてに共通します。
また
画(え)になっていることで
「直感的に」理解できることも重要です。
なぜなら、
理解の速度が速いからです。
これは広告や看板で置き換えると
わかりやすいです。
ひとつの広告や看板を
人が見るのにかける時間は
どのくらいでしょう?
何十分もじっくり見ることはない
というのは想像できると思います。
限られた時間で「伝える」には
見る人の理解の速度が速くなるように
助けてあげる必要があります。
こう考えると、
デザインってとても重要だということが
よくわかっていただけると思います。
●
グラフや図、表でウソをつけてしまう
気をつけなければならないのは
グラフや図、表でウソをつけてしまう、
という点です。
実は今回、
この内容でメルマガを書こうと思ったのは、
以下のニュース記事を読んだことがきっかけです。
グラフでウソをつく方法
――統計リテラシーのための基礎文献
→ http://bit.ly/17iqa90
非常に良記事です。
で、
言いたいことは
「グラフや図、表でウソをついてください」
ということではもちろんありません。
そうではなく、
記事と同じように
「ダマされないでください」ということです。
前述のとおり、
グラフや図、表は直感的に理解できる
という大きなメリットがありますが、
それを逆手に取ると
間違った印象を簡単に植え付ることが
できてしまう、という点を忘れてはいけません。
簡単につくってみた
こちらのグラフをご覧ください。
→ http://bit.ly/1z53kId
これ、
お気づきかもしれませんが、
2つのグラフともに実は中身の
データはまったく同じです。
目盛りの数や線の太さ、色、
そしてグラフ全体の横幅を変えただけです。
これだけで、
緩やかにも急にもみせることができます。
ものすごく急成長しているように見せたり、
ゆるやかに成長しているように見せたり、
はたまた、
AとBで差を大きく見せたり、
差があまりないように見せたり。
2つならべると
「同じデータなのではないか?」と
疑いを持つことができますが、
だまそうとする人は
もってほしい印象のどちらかしか見せません。
つまり、
「急」に見せたい人は左のグラフしか見せませんし、
「ゆるやか」に見せたい人は右しか見せません。
さらに、上記のようにつくった人が
だまずケースももちろんありますが、
自分でつくったものにだまされる
ケースもあるので要注意です。
それこそ、
何かをエクセルで分析している時に
グラフのつくり方によって自分で
勘違いを起こしてしまうケースです。
わかりやすい反面、
このようなデメリットがあることも
覚えておかないと危険ですよね。
ちなみに、
先ほどのニュース記事にあったような「だまし」は
残念ながらマスコミの常套手段でもあります。
グラフや図に限らずですが、
どんなふうにだまそうとしているかわかる
「社会調査」のウソ
→ http://amzn.to/1BsGdht
という本があります。
雑学としてなかなかおもしろいので
お暇な時に読んでみると楽しいかと。
さて、あなたも
グラフや図、表を「表現の手段」として
上手に使ってぜひビジネスに役立てて
いただければと思います。
今回はここまでです!
津久井
【連絡先】
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   担当:津久井・菊池・林
   受付時間:平日10:00~18:00
・メール:support@biz-up.biz
   津久井・菊池宛
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投稿者プロフィール

津久井 将信
津久井 将信
ロゴ専門デザイン会社ビズアップを2006年に創業。

かつてバンドで大手レコード会社よりCDリリースするも、大事なライブ当日にメンバー失踪、バンドは空中分解。その後「社長になりたい」と思いすぎてヨメの出産5ヶ月前という非常識なタイミングで、各方面から非難を受けながらも独立、5ヶ月でビジネスを軌道に乗せる。

2009年から毎週書きつづけているコラムでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブについてかなり独特な視点で切り込む。レインボータウンFMでパーソナリティも務めている。

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