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Logo column

2025年07月29日 お客さま事例 変化の時代を越えて。「共創しつづける全薬」の旗印となった周年ロゴ

全薬ホールディングス株式会社 広報部門 外山さま、小池さま

かぜ薬「ジキニン」で知られる全薬グループの全薬ホールディングス株式会社さまは、1950年の創業から75周年を迎え、「OTC医薬品」「医療用医薬品」「スキンケア製品」「健康食品」を柱に、独創的な製品開発と企業価値の向上に取り組まれています。

今回は、中長期経営ビジョン「共創しつづける全薬」の実現に向け、初の周年ロゴを制作された背景やプロセス、そしてその効果についてお話を伺いました。

目次
    1. “共創しつづける全薬”に向けた現場の取り組み
    2. 社員が考えたロゴという“旗印”
    3. 理念を体現し、多様な「共創」を表現するロゴへ
    4. 周年ロゴがもたらしたポジティブな変化
    5. “ものづくり”を通して生まれた一体感
    6. 周年を越えて、未来へ向けた想い
    7. ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

“共創しつづける全薬”に向けた現場の取り組み

出典:全薬グループ公式サイト

――全薬ホールディングス株式会社さまの事業内容について教えてください。

私たちの祖業である全薬工業は、かぜ薬「ジキニン」をはじめとしたOTC医薬品を中心に、医療用医薬品、スキンケア製品、健康食品の4つの事業を柱に展開しています。1950年に創業し、2025年に75周年を迎えます。

創業以来、「模倣せず、一歩前進した医薬品を創生し、効きめを創り、効きめで奉仕する」という創薬理念のもと、独創的な製品の開発に取り組み、現在は中長期経営ビジョンに「共創しつづける全薬」を掲げ、グループ全体の企業価値向上を目指しています。

――「共創しつづける全薬」を実現するため、現場ではどのような心がけや取り組みをされていますか?

部門や組織の枠を越えて、社内外の関係者が連携する横のつながりを意識した取り組みを進めています。先が見通しづらい時代だからこそ、より一層の“共創”が求められていると感じています。

社員が考えたロゴという“旗印”

――今回、周年ロゴを制作するに至った背景を教えてください。

これまで周年を特別に祝う文化はありませんでしたが、コロナ禍において社員同士の交流が減少し、中長期ビジョンの実現に向けた共通認識を持つことの難しさを感じるようになりました。

そこで今一度、社内に結束を生み出したいという想いから、社内公募したメンバーと共に75周年イベントを企画し、その検討の中でメンバーから「周年ロゴをつくりたい!」という声が上がりました。新入社員と顔を合わせる機会も減り、顔と名前が一致しないような状況が続いていたこともあり、ロゴが一体感を醸成するきっかけになると考えたのです。

参加する社員全員に楽しんでもらえるイベントにしたいというコンセプトがあり、ロゴにも“楽しい”というテーマを込めました。

――周年ロゴにどのような効果を期待されていましたか?

ロゴには、全薬グループ全社員600人が同じ方向を向くための“旗印”としての役割を果たしてほしいという期待がありました。周年イベントではロゴを大きく掲げることで、楽しいイベントであるという印象を視覚的に伝えることができればと考えていました。

また、ロゴを見るたびに「あのときは楽しかった」と思い出してもらえるような、一体感や期待感を育むきっかけになればという想いも込めていました。

――数あるデザイン会社の中から、ビズアップを選んだ理由を教えてください。

3案無料で提案してもらえる、料金が決定後に発生するなど、初めて周年ロゴを制作する私たちにとっては非常にハードルが低く、相談しやすかったです。実際に他社とも比較しましたが、ロゴ制作に特化しているという専門性も魅力でした。

理念を体現し、多様な「共創」を表現するロゴへ

――ポップでお祝い感のあるロゴですが、そのようなデザインを希望された理由を教えてください。

社内イベント自体が“楽しい”をテーマにしていたため、自然とその方向性になりました。また、創薬理念や社是を体現している弊社のシンボルマークやカラー「全薬ターコイズ」、グループ公式キャラクター「ヤクミン」との親和性も重視しました。

初回3案の中から2案を候補に選び、並行して調整していただきました。最終的に選んだ案は結果的にほとんど修正していませんが、キラキラを多色にするなど柔軟に対応していただきました


また、ヤクミンや企業のシンボルマークと一緒に使える設計になっており、活用の幅が広い点も決め手となりました。

――「共創」のイメージは、ロゴのどの部分に込められていますか?

一般的な“共創”ロゴに多い「手をつなぐ」ような表現ではなく、カラフルな色合いで多様性やSDGsを想起させる表現に仕上げていただきました。中でもキラキラとした装飾に活気が表現されていて、とても気に入っています。

――ビズアップの対応や進行はいかがでしたか?

まず、ロゴ制作は数ヶ月単位と考えていましたが、1週間ほどで初案が届いたことに驚きました。

また、事前にコンセプトやトンマナをまとめた資料を用意し、丁寧にすり合わせを行いましたが、その内容が3案すべてに反映されていたことに「ここまで伝わるのか」と感動しました。

周年ロゴがもたらしたポジティブな変化

――ロゴ発表時の社内の反応は覚えていらっしゃいますか?

社内報で発表し、アンケートや口頭で好意的な声が多く寄せられました。ロゴを見るだけでイベントの雰囲気が伝わり、「楽しそうだな」「何か始まりそうだな」といった期待感を持ってもらえたと思います。

社内公募を含め、20名以上の社内横断プロジェクトでしたが、皆が納得できる仕上がりになり良かったです。

――社外での反応はなにかありましたか?

名刺にステッカーを貼っていると「周年なんですね」と声をかけていただくことがあります。社内向けのつもりでしたが、社外の方との話題のきっかけになるのは嬉しいですね。

“ものづくり”を通して生まれた一体感

――ロゴの活用事例や印象的なエピソードがあれば教えてください。

社内告知用の動画やポスター、社員証やパソコンへのステッカー、モータースポーツの車体など、様々な形で活用しています。

75周年イベントのプロジェクトメンバーの中には「初めて“ものづくり”に関わることが出来て嬉しかった」と喜ぶ声があり、その反応を見るのも励みになりました。

――イベント企画で印象に残っていることはありますか?

前述の通り、プロジェクトメンバーを社内公募したのですが、想像以上に積極的に手を挙げてくれました。「やってみたい」という純粋な想いで参加してくれた社員が多く、企画の一つである部署ごとの集合写真では全員が笑顔で写っていて、「やってよかったな」と感じました。

周年を越えて、未来へ向けた想い

――今後の展望をお聞かせください。

周年イベントが、普段接点の少ない社員同士の交流を深める“きっかけ”になればと思っています。これを機に垣根を越えた協働が生まれ、新たなアイディアや製品に繋がっていくことを期待しています。

――次回以降の周年ロゴの作成予定はございますか?

今のところ未定ですが、今回の成功をきっかけに、次の世代のメンバーが「またやってみたい」と思えるような文化に育っていくと嬉しいですね。

ロゴ制作を考えている企業へのメッセージ

――ビズアップとはどのような会社かを、一言で表すとすれば?

「ヒアリング力」だと思います。たとえば「かわいい」といった抽象的な表現でも、どのような“かわいさ”かを丁寧に深掘ってくださり、自分たちの頭の整理にもなりました。想像以上にこちらのイメージを汲み取っていただき、安心してやり取りができました。

――最後に、ビズアップにロゴ制作を依頼して良かったことを教えてください。

ヒアリングの深さが印象的で、結果として、こちらのイメージを言語化する手助けにもなり、想像以上に満足度の高いロゴが完成したと感じています。

何よりもイベントを楽しみにしてくれる人が増えたこと、そして周年文化の第一歩を踏み出せたことが成果です。社内から自然に生まれた「やってみたい」の声を形にできて本当によかったと思っています。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

全薬ホールディングスさまの“共創”への想いが込められた75周年ロゴは、単なるデザインにとどまらず、社員一人ひとりの心をつなぐ大切なシンボルとして、多くの気づきと変化をもたらしました。

ロゴの制作を通して生まれた交流や共感が、次の新たな歩みに繋がっていくことを、私たちも心より願っております。

ビズアップでは、ロゴという視覚的なシンボルを通して、お客さまの理念や想い、そして未来の価値をかたちにすることを使命としています。今後も多くの企業さまと“共創”のストーリーを紡いでいきたいと思います。

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投稿者プロフィール

バビー
バビー
ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。

過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。

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