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Logo column

2025年10月24日 お客さま事例 60周年で生まれ、65周年で花開く。想いを乗せた「カタバミ」ロゴの成長物語

株式会社キヨシゲ 代表取締役社長 小林 光徳さま

千葉県浦安市で鋼材の販売から加工、そしてスクラップ回収まで、“鐵の入口から出口まで”をワンストップで担う株式会社キヨシゲさま。

業界では珍しい独自のビジネスモデルを確立し、日本のものづくり産業を支えています。60周年を迎える節目のタイミングで、長年使ってきたロゴを刷新されたキヨシゲさまに、その背景や想い、ビズアップとの取り組み、そして今後の展望についてお話を伺いました。

目次
    1. 鐵の入口から出口まで担う、唯一無二の存在へ
    2. 60周年を前にロゴを一新する決断を
    3. 「カタバミの葉」に想いを込めて
    4. 新しいロゴがもたらしたポジティブな変化
    5. 実用性と愛着を両立する、ロゴ活用の広がり
    6. これからの歩みとロゴの未来
    7. ロゴ制作を検討している企業へのアドバイス

鐵の入口から出口まで担う、唯一無二の存在へ

――株式会社キヨシゲさまの事業内容について教えてください。

当社は「販売業務」「加工業務」「資源循環業務」の3本柱を軸に、鋼材に関するあらゆる工程を一貫して対応しています。素材選びから加工、スクラップ回収まで、“鐵の入口から出口まで”を一社で担うことができるのが最大の特徴です。

このようなワンストップ体制は業界内でも珍しく、お客さまには高品質の追求とトータルコストの圧縮を同時にご提案できる点に大きなメリットがあると考えています。

――お取引先にはどのような企業が多いのでしょうか?

鋼材を使用したものづくりに携わる、さまざまな業種のお客さまとお付き合いさせていただいております。私たちの業務は、日本のものづくり産業を縁の下で支える仕事だという誇りを持っています。

――大切にされている価値観や信条があれば教えてください。

当社が最も大切にしているのは「共栄」という考え方です。「キヨシゲと付き合ってよかった」とお客さまから言っていただけるような存在でありたいと常に考えています。

同じように、社員やそのご家族からも「キヨシゲで働いてよかった」と感じてもらえるような会社づくりを心がけています。

60周年を前にロゴを一新する決断を

――今回、ロゴを作成しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

以前のロゴは昭和30〜40年代に流行したローマ字を組み合わせたもので、長い歴史は感じるものの、今の時代には合っていないという違和感を持ち続けていました。若い世代にも親しみを持ってもらえるよう、もっとおしゃれで、意味のあるロゴにしたいという思いがありました。

当社の社名「キヨシゲ」は何をしている会社かわかりにくいため、いっそ業界らしさにとらわれず、愛着が持てて印象に残るロゴにしたいと考えました。

創業から約50年の頃に本格的に検討し始めましたが、社内ではなかなかアイデアが出ず、数年が経過。60周年を前に「もうプロに頼もう」と決意し、ビズアップさんに依頼しました。

――数あるデザイン会社の中から、ビズアップを選んだ理由を教えてください。

ビズアップさんのことはインターネット検索で見つけ、正直最初は「なんとなくの勘」でした。詳しく話を聞くと「3案無料提案」「気に入らなければ料金不要」というシステムであることを知り、安心してお願いすることができました。

デザイン会社に依頼するのは初めてだったので不安もありましたが、初めてでも頼みやすい仕組みだったことが決め手です。

「カタバミの葉」に想いを込めて

――最初にどのようなイメージのロゴを依頼したのでしょうか?

印象に残るようなキャラクターやモチーフを使った、ポップで親しみやすいデザインを希望していましたが、自分なりに調べる中で「カタバミの葉」に着目しました。

むしってもむしっても生えてくる生命力や繁栄力がありながら、花は可憐で、蝶が寄ってくるような華やかさもあります。当社の三本柱「販売・加工・回収」と葉の数が一致する点も魅力でした。

また、カタバミは戦国武将の家紋にも使われていた歴史あるモチーフで、花言葉には「愛情」や「幸福」といったポジティブな意味もあるのでロゴにピッタリだと思ったんです。

――できあがったロゴはどうでしたか?

複数案ご提案いただいた中から、最も爽やかでポップな印象のある南国風のデザインを選びましたが、業界らしくない点がかえって印象に残りやすく「気になる」「かわいい」と興味を持っていただけるロゴになったと思います。

――ビズアップの進行や対応はいかがでしたか?

担当ディレクターの方が、私たちと同じ熱量で取り組んでくださいました。修正も細かい点まで丁寧に対応いただき、妥協のないやり取りができたと思います。

社内で投票を行いながら選定したデザインをもとに、「K」の文字とカタバミの葉のバランスや、文字位置など細部までブラッシュアップしました。「i」の点をカタバミの花にするなど、可愛らしさや遊び心も加えた仕上がりに満足しています。

新しいロゴがもたらしたポジティブな変化

――ロゴを作ったことで社内ではどのような反応や効果がありましたか?

直接ロゴに対する感想を聞く機会は多くありませんが、お客様からロゴを褒められた社員が嬉しそうに報告してくれることがあります。たとえば、「ジャンパーを着て外出したらお客様に“かっこいいですね”と声をかけられた」といった話もありました。

金属業界は「3K」と言われるようなイメージを持たれることもありますが、ロゴを通してその印象を少しでも変えていけたらと思っています。

――お客さまからの反響はいかがでしたか?

ロゴを使い始めてから、会社の看板や工場の表記は社名をあえて入れず、ロゴだけのデザインにしています。それでも「キヨシゲさんってすぐわかるよね」「おしゃれでいいね」と言っていただけることが増えました。

ロゴ入りのジャンパーを着ていると、「それ、いいね!欲しい!」とお客さまから言われることもありました。「これ着たら社員になっちゃいますよ!」なんてやり取りもあって、ロゴをきっかけに会話が生まれるのも嬉しい変化でした。

実用性と愛着を両立する、ロゴ活用の広がり

――新しいロゴはどのように活用されていますか?

ロゴが完成してすぐに、名刺やトラックの車体、伝票などの基本的なツールに展開しました。そこからさらに、65周年の節目にあわせてノベルティグッズの制作を始めました。

たとえば、日常使いしやすいマグカップやスポーツタオル、トートバッグなどを作成し、社員やお得意さまにも配布しています。「キヨシゲさんらしいデザインですね」「実用的で無駄がなくていいですね」と、嬉しいお声をたくさんいただいています。

SNSなどで社員が日常的に使ってくれたらという思いもあり、使いやすさと愛着のあるデザインの両立を意識してきました。今後も引き続きロゴを活用したグッズ展開を進めていく予定です。

これからの歩みとロゴの未来

出典:株式会社キヨシゲ 公式サイト

今回作成したロゴをとても気に入っており、まだまだ使い続けていきたいと考えています。次の大きな節目である70周年のタイミングで、周年ロゴを作るなど新たな表現にチャレンジする事も考えています。

当面は、今のロゴを活かして、さらに多くのツールやグッズ展開を進めていきたいと考えており、営業車やスマートフォン、PCに貼るステッカーなども企画中です。

これからも、社員やお客さま、また会社訪問してくださる方にもお渡しできるような、使ってもらえて喜ばれるアイテムを作成していければと思っています。

――今後の事業展開における目標やビジョンを教えてください。

私たちは、もともと別々の会社が持っているようなノウハウや機能をすべて自社で保有しています。その強みを活かして、今後も“鐵”の販売から加工、スクラップ回収までをトータルにご提案できる企画提案型の商売を続けていきたいと考えています。

単なる流通業ではなく、現場に寄り添った柔軟な提案力で、お客さまにとっての本当の価値を提供できる存在でありたいと思っています。

ロゴ制作を考えている企業へのメッセージ

――ビズアップとはどのような会社かを、一言で表すとすれば?

「企業のイメージ戦略パートナー」ですね。私たちが頭の中で思い描いていたことを、デザインという形でしっかりと表現してくれました。自社だけでは絶対にできないクオリティで、ビジュアル面から企業イメージを構築してくれる、本当に頼もしい存在です。

――最後に、ビズアップにロゴ制作を依頼して良かったことを教えてください。

ロゴ制作を通して一番良かったのは、自分自身が「どういう想いをロゴに込めたいのか」を見つめ直すきっかけになったことです。想いをきちんと整理し、それをビズアップさんに丁寧に伝えたからこそ、本当に満足のいくロゴができたのだと思います。

社名を出さなくてもロゴだけで自社を伝えられるようになり、あらゆる場面での活用も広がっています。そして、なにより「キヨシゲらしさ」をおしゃれに伝えられる、新しい武器ができたことが一番の収穫です。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

株式会社キヨシゲさまが60周年という節目に選んだロゴ刷新のプロジェクトは、単なる“デザインの刷新”にとどまらず、自社の想いを明確にし、社内外に発信していくきっかけとなる取り組みでした。

「共栄」を大切にし、社員やお客さまと共に歩むという姿勢が、ロゴにもしっかりと表現されていることを感じます。今後のさらなるご発展と、ますますのご活躍を心より応援しております。

私たちビズアップは、ロゴを通じて企業の価値を“伝える・高める”パートナーであり続けたいと考えています。

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投稿者プロフィール

バビー
バビー
ビズアップ専属ライター。仕事が早くて質が高く、ビズアップスタッフからもビビられる。主にお客さまへのインタビュー記事や「ロゴtips」の記事を担当。

過去には六本木あたりでちょっと名の知れた時期もあったとか。。。今は初台から笹塚の間を電動自転車でひた走る。

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